どうもです
ここからは、ファーストステージで勝利できなかった相手との試合が続きます
5つのリベンジへ
まずは2日後、広島戦です
練習前にはミーティングが行われ、午前11時過ぎ、選手達はピッチに姿を現します
ウォームアップを終えたお昼の12時頃からは、ゲーム形式がスタート
開始から数秒、興梠選手のパスを受けた高木選手が、ペナ内左45度の位置から右足でゴール右隅へ蹴りこむ得意の形でゲット
「慎三、俊、ナイス!」(監督)
その直後には右から武藤選手が流したパスを中央で受けた興梠選手が左足で決めて追加点
ビブス組の勢いは止まりません
・武藤選手のスルーパスに抜け出した興梠選手が右足でループ
・興梠選手のポストプレーから阿部選手が右足でのミドルシュートをゴール左に突き刺す
・武藤選手が裏へ抜け出し、冷静な右足
・くさびのパスを受けた興梠選手が那須選手を背負いながら反転、そのまま振り切り、ストライカーらしい右足シュート
「出して動く、出して動く!止まらない!!」(監督)
給水明けのお昼12時10分頃からは、いくつかのメンバー入れ替えがありましたが、それでも、
・武藤選手が右足コントロールシュート
・右から駒井選手の上げたセンタリングがディセンスに当たってそのままゴールマウスに吸い込まれる
・大谷選手へのバックパスを掻っさらったズラタン選手が右足で押し込む
前線の組み合わせ如何に関わらず、ビブス組の優位は変わらず
テンポの良いパス回しが冴え渡ります
ただ、終盤に入るとビブスなし組に替わっていた高木選手、興梠選手が反撃に打って出ることに
かと思いきや、ラストゴールはイリッチ選手と天野コーチが”お見合い”したボールをビブス組のズラタン選手が迷わず右足でズドン
トータル8対2
レビュラーが多数を占めるグループが、圧倒的な強さを見せつけました
ここまで差がつくのは非常に珍しいケースです
また、興梠選手はシャープな動きと球際の”ヌルッとさ”でコンディション向上を示すと共に、シュートがきちっと枠におさまるゴールハンターぶりに光るものを顕示
FC東京戦で点を決めたからそのようにお伝えしているのではなく、先週木曜日に書いた日記の通り、兆しはありました
◇◆◇森脇選手◇◆◇
――白組が凄い強さを発揮していましたが、手応えはいかがですか?
「手応えは良いですが…でも、どちらかがサブ組というか、ビブスを着ていない方が良い時もありますし、それは日々変わってくるので、きょうは良かったですが、これを継続していくことに意味があると思うので、続けていきたいと思います」
――むしろその後の2失点が次への糧というか…
「そうですね。これだけ狭いコートでやっているので、得点が入りやすいというのもありますが、その中でもしっかり色々なところを細部にこだわってやらなければいけないという風に思っているので、きょうは失点しましたが、そういうところで日々修正というのをしていきたいなと思います」
――全体的にテンポの良さがポジティブな要素として感じられましたが、プレーしていてどうですか?
「テンポ良くやるのが浦和のサッカーだという風に思っているので、それは継続してやっていきたいです。全ては継続性によって色々なものを得られるという風に思っているので、練習からテンポの早い、そういうサッカーというのは目指したいなという風には思います」
――ミーティングを踏まえて意識した部分はどうですか?
「結構、広島とやる時はマンツーマン気味になりますし、相手も動きが少ないチームではないので…動きが多いチームではある風に思っているので、食い付きすぎると裏をやられたり、そういう部分が守備のところに関しては出てくるので、そういう守備のオーガナイズというのか、みんなで連携して守っていくのはやっていかなければいけないかなと。ただ、攻撃に関しては色々なバリエーションで崩していけているので、広島戦もそういうところを出していきたいなという風に思います」
――ミラーゲームを打ち破るには局面における瞬時の駆け引きというか、そういう部分がかなり…
「まさしく、もう間違いないです。それプラス運動量。やっぱりどちらが走れるかというのが、一つ鍵になるかなと。もし、片方のレッズが走れてなくて広島の方が走れているようでは、勝利をつかみとるのは難しくなってくると思っているので、その運動量の部分はより今までの試合よりかは重要になってくるかなという風には思っています」
――気温が下がってきたのも味方になりそうですか?
「いや、でも、僕の個人的な考えでは、もうちょっとナイターの時間にやりたいなというのがありましたけどね。まぁ、日程はどうしようもないので、秋っぽくはなってきましたが、日が当たれば陽射しも残暑ではありませんが、強くなる可能性もあるので、どうなるか気候はわかりませんが、しっかり気候に関係なく動いていきたいなという風には思います」
――さっき、身体から湯気が出ていましたよ、森脇選手の
「本当ですかぁぁぁ!?湯気、出ていました?全然知らなかったです(笑)それくらい日々頑張っていきたいという風には思っています」
――興梠選手が調子を上げてきているように見えますが、後ろから見てそのあたりはどう感じますか?
「今までも本人は色々フラストレーション溜めている部分があったと思いますが、そこまで調子を崩していると僕は思ってはいなかったので、今まで以上の高いモチベーションでどの試合もやってもらいたいなと。それは慎三だけに限らず、僕らも、他の選手もそういう気持ちでやらなければいけないと思っているので、みんなで、チームでまとまって戦っていきたいなという風には思います」
――何か手助けした部分とかありましたか?森脇選手が
「いや、特にはないですね。もう、常にポジティブな声をかける。そういうところは意識して慎三には接しましたが、慎三は自分が思っているプラス周りからもそういう声というのが多少入っているという風には思っているので、その中で悩んでいたという風に思いますよ。でも、その中でも僕が言うとかえって悪い方向にいってしまってはいけないので、良いこと、良いこと、ポジティブにできるだけ言うようには心掛けてはいました」
――古巣からまだ点を獲っていませんが?
「いや…、そうですね。点獲りたいですが、点を獲ることが僕の仕事ではないので、チームが勝って自分が点を獲れれば、これ以上言うことはない結果ですが、チームが勝つためにやりたいなと。ここ2試合くらい良い結果が出ていないのでしっかり勝って終わりたいなと思います」
――森脇選手が決めたらダメージが大きいと思います、相手は
「多分、ダメージ大ですね~!選手含めサポーターも、もしかしたら皆さんもサポーターの皆さんも、ダメージ食らってくれるのではないか思いますが、もしかしたら僕の存在を忘れているかもしれませんが。まぁ、どちらかです」
――広島、野球は優勝しましたが、同じ赤でもサッカーは浦和が
「んもぉ、カープの赤が優勝したので、今年は、サッカーは浦和の赤がしっかりモノにしたいなと。赤いチームは何チームかいますが(苦笑)その中で浦和がきっちり勝って優勝したいなという風には思います」
――その辺り、古巣相手に期待しています。
「がんばります!」
森脇選手のインタビューは、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS Friday」でお届けします
では