どうもです
まるで桜の季節のような暖かい陽が差し込む大原
FUJI XEROX SUPER CUP 2017を2日後に控えたきょうの練習は、午前10時過ぎからはじまりました
冒頭は人工芝ピッチでの体幹トレーニングを実施
身体起こしを終えると天然芝ピッチへ移り、パス&コントロールを行うなどしてボールタッチの感覚を養います午前11時10分からは、ハーフコートよりやや広めのエリアを用いた3対2+両ゴールにGKでの攻守練習へ
「最初に出した選手がスペースへ出よう!」(監督)コンビネーションに磨きをかける選手達
軽快な動きを見せる柏木選手が絶妙なスルーパスを通すと、それを左で受けたズラタン選手が左足で合わせ、「カツン!」
惜しくもポストに当たったこぼれを武藤選手が詰め、ネットを揺らします
「ズラ、今のパスやろ!?」(柏木選手)
冗談の声もよく通っていましたその後は人数を4対4、最終的には12対12とより実戦に近い形での連携確認を行い、練習は午前11時55分に終了
宇賀神選手が最終ラインから持ち上がり、右足でのラストゴールを決まると、
「オーケー!ブラーヴォ!ファイトー!」
指揮官もある程度は満足した様子でしたメンバーも、仕上がり具合も、本番を迎えなければその塩梅はわかりません
ただ、選手達の雰囲気から”緩み”は感じられませんでした◇◆◇関根選手◇◆◇
――きのう、きょうとたくさんのお菓子をサポーターから・・・モテモテ
「いやーいやいやっ!(汗)ありがたいっすね、いただけるのは(ニヤリ)」
――今年が一番多い!?
「いやっわかんないっす…昨年の方が、キャンプ中だったのもあって多かったかなとも思いますし、いただけるだけでありがたいです」
――それも期待の表れ
「そうですね、今年また期待してもらえていると思いますし、それに応えたいです」
――もうすぐ公式戦がスタート
「そうっすねまあ、こっちに帰ってきてあまり良いトレーニングというか試合があまり出来ていないので、そこはちょっと雰囲気も良くないのかなと感じていましたけど、きょうの練習も本当に今までやってきたことをやりながら、出来ている部分も多いので、それをしっかり試合で出せるようにそれぞれがやっていくしかないと思います」
――出来ている部分
「うーまあ、最後の質が大事だと思いますし、そこまでの課程とというのは素晴らしい形が多いので、最後のところが決まれば…昨年もそうですしその前からもずっとそこが課題かと思います」
――ご自身、ゴールに近い位置でボールを受けたときの落ち着きが増しているように感じます
「そーおっすかね!?まだまだそこはもっと落ち着いてプレーできれば最後のパスが通ったりというのがあると思うので、そこは意識したいと思います」
――3対2の練習時、ゴール前左45度でボールを受けたとき、スイスイスイッと相手のDFとGKを抜いてシュートを決めたシーンが印象的です
「あーあーそうっすね!ああいうプレーがゴール前で出来れば良いなと思います」
――得点を意識したプレーをより見せてくれるのかと
「そうっすね、ただゴールはもちろん狙っていますけど、それが全面的に出過ぎていてはチームとしても個人としても良くないし、なかなか点が取れなくなってくると思うので、よりアシストも増やしながらそこは意識したいと思う」
――さいたまシティカップ、川崎との練習試合を通じて、この段階で修正点に気付けたのはある意味ポジティブ?
「そうですね!本当に。キャンプは本当に良いゲームが出来ていた中で帰ってきて、あのような試合をしてしまいましたけど、それが公式戦の前で良かったと思えるように、ここからの5連戦でしっかり結果を残していきたいです」
――どの辺が大切に?
「昨年からずっとですけど、走ることであったり、戦うところであったり、ベースを忘れてはいけないと思いますし、そこで上回れればこのサッカーをしている自信もあるし、クオリティというのは凄い高いと思うので、そこを上回っていければと思います」
――それだけ、このサッカーが浸透していると
「そうですね、はい(ニヤリ)」
――それを出すためのメンタル、妥協しない
「うん。そうですね、守備のところでもそうですし、前から嵌めていくのも一人ひとりがサボってはいけないと思いますし、そういうところから規律を守ってチームとして戦いと思います」
――矢島選手やオナイウ選手など年の近い選手も増えましたが?
「そうですね、田村君もそうですし、大介君もそうですけど、なんか…20代前半ぐらいの人が増えたなって印象があるので…割と結構いるかなと思います(ニヤリ)」
――歳は関根選手の方が下なのに、上のような風格が漂っていますが?
「ホントっすか!?ホントっすか!?ずっといるからじゃないすか!?みんな若いんすよねなんか!雰囲気もそうですし(ニヤリ)」
――ところで先日、浦和駒場で岩舘選手が真剣勝負の場でのデビューを飾りましたが、バックパスも多くて、見ていてどうでしたか?
「あーあー、いやほんとに~、あのー那須さんからのバックパスは一番・・《取られろっ!》ってちょっと思ったんすけど(ニヤニヤ)」
※歩み寄ってきた岩舘選手にじーっと見つめられる
「フハハハハッ!」
「ヤバッ!」(岩舘選手)
「落ち着いてさばいてましたねっ!」
――その辺で何かアドバイスをしたのですか?
「アドバイスはいつもしてます!私生活でもそうですけど(ニヤニヤ)」
――そのおかげ!?
「そうです。俺のおかげで心に余裕が出来ているんだと思います!」
――大ケガも乗り越えて…嬉しかった
「そうですね~(しみじみ)嬉しかったです本当に・・・親のような気持ちでした!ハハハハッ!(ニターッ)」
「どこから?どこ(目線)から喋ってんのお前!?(爽笑)」(岩舘選手)
――今年に入ってから淵田代表が「バージョンアップ」という言葉を使う機会が多いのですが、ご自身にとってそこで意識したいことは?
「毎年そうですけど、結果を上回っていくのがそれに直結する言葉だと思うので、ゴールもアシストもそうですし、タイトルを獲るというのはしっかりと、昨年以上に獲らないといけないと思っています」
――そうすることで、自然と自身も成長しているというのが理想として
「そうですね、それが目に見える結果で一番わかりやすいと思うので、《成長しているな》というのが。そこを出せていければ良いと思います」
――関根選手のチャントもさらに浸透するように、より歌われるように、仲間達を沸かせられるように
「フフフッ、ゴールを決めないと歌ってもらえないですし、結果を残したいと思います!(ニヤリ)」
インタビュー詳細は、このあと19時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします
では