7月16日 「ここら辺で一発決められるように」

どうもです

もう7月中旬ですか

にしても、この気温は・・・20190716_101608-オフ明けのきょう、室内調整などを経て、ピッチ上でのトレーニングは午前10時過ぎに始まりました

アップの後は、パス&コントロール&ゴーを実施

「斜めのランニング、スピードを上げよう。ランニング中にターゲットを見るように」(上野ヘッドコーチ)

「走りにスピードを乗せてくれ」、「タイミングとスピード」、「岩波、それで右サイドをぶっちぎっちゃいなよ」(大槻監督)

20190716_102958-

午前10時35分頃からはパスゲームへと移ります

20m×15mほどのグリッドにおける4対4+フリーマン×1で、ビブスの色によって3タッチか2タッチという制限もありました

「しっかりとファーストディフェンダーが決まっていて、ボールをはたかれたらついていく。中締めのポジションを取るように。新しいルールとはいえ、戸惑った時に止まるな」(大槻監督)20190716_103437-

攻守が目まぐるしく切り替わり、息つく間のないポゼッション&プレッシング合戦

「幅を使え!」(西川選手)

フィールドプレーヤーのみならずキーパー陣もスキルフルなタッチでパスを紡ぎます

「逆テーマとして、オフェンスが相手のプレスをずらすように」

と大槻監督

インターバルの最中も様々な声をかけていました

「1メートルまで寄せてボールをずらされた!そこでもう1個寄せよう」

「相手も苦しいんだ!出続けろ」

「極めるのは、本当に”際”まで。やってますか?アクセル踏んでますか?というところ」

「サポーターも戦ってる。膝に手をつかない。強そうに見せるじゃない、強い強い強い!」

活気横溢なムードに、空が少し明るくなったようにも感じられました

20190716_104148-午前11時前からは、11対11でのゲーム形式へ

2タッチ以下でリターンなし、エリアはフルコートの3分の2ほどでした

「出来るだけ早くパスコースを作る。攻撃の立ち位置からアクション。最終ラインの上げ下げをきっちり。小間切れにせず、攻守に連続させたい」(大槻監督)20190716_110007-関根選手と山中選手のサイドにおける激しい攻防、山田直輝選手の軽やかな身のこなしから放たれた左足でのゴール、森脇選手の気合いと正確すぎるフィードなど随所で見応えあり

「マラソンではなくスプリントの競争を!」(大槻監督)20190716_111144-高い位置で奪い返し、効果的な二次攻撃につなぐ意味でも、全体としてラインアップが特に強調されていました

「攻撃が終わって『アー・・・』とか緩いところは消してくれ!」(大槻監督)

20190716_112608-

集中の切れた様子もなく、練習は午前11時30分頃に終了

「OKお疲れ!75分ピッタリ。ありがとうございました!」(大槻監督)

モヤッとした先週末であっただけに、次に向け、引き締まったとっても良い入りをしたはず

何とも言えない天気が続きますが大原のピッチ上は、カラッと熱い!20190716_115146-

◇◆◇鈴木選手◇◆◇

――2日前の練習試合に出場していなかったので心配していて

「あーもう、張りも取れて、全然大丈夫です。もも裏にちょっと違和感がありましたけど、全然大丈夫です」

――経験豊富なので、少しでも様子がおかしいと思ったら休む勇気も備わっている

「そうですね、無理するところと休まなければいけないところというのは自分の中でボーダーラインとして分かっているつもりなので、2日間、練習と練習試合を回避させてもらって状態を作るというのは、試合に自分が一番良い状態でいることがチームのためになると思っているので、コントロールさせてもらいました」

――チームの現状、課題などをどう感じていますか

「まあ、積み上げてきたところがやっぱりあって、毎試合毎試合自分達がやろうとしている、ブロックを作るとか、そのあとにつないでカウンターを打つとかボールを握るところとかも出来てきていて、F・マリノス戦では前半に少し握られたところはありますけど、試合の中では柔軟に対応できるようになってきているとは思うので、これを継続することが大事かなと思います」

――きょうのゲーム形式ではディフェンスラインを上げる作業が監督から強調されていたように

「そうですね、そこは自分の持ち味でもあるので、練習からどんどん積極的にやっていきたいというところは思っていますし、自分達が前節の前半戦で相手に押し込まれていた時間帯に、なかなか自分達の時間に持ってこられなかったというところは、コンパクトに後ろがなりすぎたところもあると思うので、自分達がボールを奪う前のところでブロックを作るのをもう少し前のところで出来ればとか、そういうところは意識したいです」

――ゲームでもメンバー編成が頻繁に変わるので、色々な選手の特長や考えなどがより通じ合うようにも

「まあ、浦和に加入してから色んなポジションを自分自身もやりましたけど、後ろは全部。色んな選手と組みながらプレーしましたし、ずっと同じメンバーでやっているわけではないので、そこは誰と出てもっていうところと、練習で色んなメンバーで組ませてもらっているので、それぞれの特長があってというのは理解してプレーしているつもりですけど、ベースのところにチームのやり方がハッキリしているので、人が変わってどうにかなるっていうところではなくて、チームのベースをみんながそれぞれ表現するというところだと思うので、あんまり意識はしていないですね」

――ムードがさらに高まっている

「そうですね、誰が出ても同じようなベースで、最低限のベースのところは積み上げてきていると思うのでそれはこの前の天皇杯にしても、練習試合にしてもそれは自分が見ていて感じるところではあるので、このままやっていけば良いかと思います」

――次のジュビロ戦について、前回の対戦も踏まえ、勝つために大切にしたいこと

「前回ジュビロと対戦したイメージでは、監督が今は変わりましたけど、自分達がボールを握ってなかなか点を取れずに・・というような試合だったかなと。で、最後の最後にやられてしまったというような感じでしたけど、相手のやり方がどこまで変わっているのかは、また今週分析しながら準備していくと思うので、悪いイメージはないです」

――天皇杯でエヴェルトン選手のヘディングシュートを決めた場面は汰木選手がドリブルで仕掛ける前に鈴木選手がサポートにまわる走り、影のアシストが効いていて

「ランニングの部分で前の選手を追い越してスペースを空けるっていうのは自分が出たと時は凄い意識しているところなので、これからもバランス見ながらどんどんどんどん、質の高いランニングっていうのを心掛けていきたいと思います」

――ジュビロには強力なフォワードがいて、そこを抑えるのもそうですが、鈴木選手にはぜひセットプレーでの得点も期待されているところ

「そうですね、最近取れていないので、ここら辺で一発決められるようにというのと、浦和に加入して天皇杯で点を取りましたけど、Jリーグで点を取りたいなというのは思っています」

鈴木選手のインタビューは、このあと19時からの〈You’re The REDS〉でお届けします

では

7月11日 「そういうふうに思わせてくれる監督」&「良いクラブだなって思えます」

どうもです

気分はGo the Distance20190711_105919-

横浜F・マリノス戦2日前の練習は、非公開で行われました20190711_103950-

◇◆◇岩波選手◇◆◇

――非公開練習で得られた手応えとしては

「そうですね、勝った次の一週間なので、凄くみんなモチベーション高くトレーニングが出来ていますし、上に行くためには連勝が必要なので、次はアウェイですけど勝ちに行きたいし、ホームで屈辱的な負け方をしたので、やり返すという意味でもしっかり戦いたいなと思います」

――やり返すために相手の特長などを踏まえてどのようなところを大切に

「相手のスタイルというのは彼らも自信を持ってやっているし、それが嵌ると2点3点取れるチームでもあるし、逆にこっちがペースを持っていくと2点3点と失点するチームでもあるので、そういう意味では相手に気持ちよくプレーさせないことも凄く大事ですし、中途半端にプレッシャーをかけていくと相手の好き放題にやられてしまうので、全員でまとまっていきたいと思います」

――相手がここで奪いたいという時に岩波選手が良い選択をしてボールを失わずにいれば、先ほど「気持ちよくプレーさせない」と話したとおり、ストレスを与えられるのでそういう意味でも岩波選手はカギを握っているかと

「そうですね、相手の弱点を理解しているし、やられている試合を見ると大体同じような形でやられているので、そこは苦手意識があるのだなというふうには思いますけど、そこをチームとしてうまく突いていきたいと思うし、相手はボールポゼッションが高いというか、高いチームと言われていますけど、逆に失ったあと切り替えてすぐマイボールにするチームなので、その辺を外せればチャンスになるかなと思います」

――日々トレーニングを積んでいる中で大槻監督も岩波選手に期待しているのが感じ取れますが、岩波選手にとって大槻監督はどのような存在で

「正直、レッズに移籍してきて、最初に大槻さんが来るまではほとんど戦力になっていない選手だったので、暫定という形で大槻さんが監督になって救われたというか、やっと自分がこう、レッズでね、プレーする機会を与えてくれた監督でもあるので、そういう監督のためにも頑張りたいなと思うし、まあ、《監督のために頑張りたい》と思えるような監督はこれまでね、そんなに多くは出逢わなかったし、神戸の時も何人かは《この監督と勝ちたいな》という監督はいましたけど、そういうふうに思わせてくれる監督かと思います」

――恩人

「監督という立場ではありますけど、コーチの時は本当に凄い色々な話をした仲でもあったので、兄貴分的な存在でもあるかなと思います」

――移籍1年目という話では李選手からも色々と吸収して

「まあチュン君からもね、色んなことを凄く学びましたし、それは言葉からだけじゃなくて姿勢からでもあって、やっぱりあれだけ与えられた試合の中で点を取れるっていうのは、100試合与えられた選手と数十試合与えられた選手のパフォーマンスで考えても、100試合与えられてもなかなか点の取れない選手もいますけど、あの人は本当、与えられた試合与えられた試合で確実に結果を出してきたのでそこはね、代表を経験したり海外を経験したりレッズでも結果を残し続けてきた選手の実力であったと思いますし、私生活でもみんなの兄貴というか後輩を連れて行ってくれたりする選手だったので、凄い好きな選手でしたし、僕はレッズで一緒にプレーする前から素晴らしい選手だと思っていたので、一緒にやれたのは凄い良かったし、もっとやりたかったというのも正直ありましたけど、チュン君も対レッズというところで前回の試合では出られなかったので、ホームの試合は気合いが入っていると思うし、ポジション的にも出ればマッチアップする位置なので、楽しみにしたいなと思います」

――ゴール裏に屋根があってさらに響く声援でサポーターも後押しを

「そうですね、僕たちが連勝していくためにはね、数多くのサポーターの後押しが必要ですし、その後押しを凄い感じながら最近はプレーしているので、次の試合はアウェイですけど、横浜なので沢山のサポーターに来てもらって戦いたいなと思います」20190711_104320-

 ◇◆◇石井選手◇◆◇

――お誕生日おめでとうございます

「ありがとうございます」

――非公開練習のあと、追加メニューを行っているとき監督からも張りのある「ハッピーバースデー!」がありました

「ハハッ(笑)」

――きょうという日を迎えて

「そうですね、19歳の良いスタートがきれるようにきょうの練習からしっかりと良い入りが出来るようには考えながら練習を始めました」

――どうでしたか結果は

「いつも通りでしたけど、いつもより良いセーブが出来たのかなというのはあります(笑)」

――そこはポジティブに

「はい」

――レッズトップチームに昇格しての日々というのは

「まあ、思っていた以上にプロの世界は厳しいというのが現実で、そう簡単には試合に出られないですし、ベンチ入りもなかなか出来ないので自分が普段から何が出来るかというのを考えて、やっぱ人一倍練習するしかないと思っていたので、厳しいですけどいつチャンスが来るかわからないので、そのチャンスが来たときに堂々プレーできるように準備したいと思います」

――浜野GKコーチと共に3倍はトレーニングをしているかと思えるぐらいに

「フハハッ(笑)そうですね、浜野さんは僕が居残り練習を希望したら絶対に付き合ってくれるので、毎回凄く良い練習になっています」

――浜野GKコーチは良くないところを指摘するだけでなく、どうすれば良くなるかまで指導できる方

「はい!そうですね!・・・『絶対に出来ないプレーはない』と言ってくれているので、ポジティブに教えてくれるっていうか、『こうしていたら止められる』と言ってくれるので、とてもわかりやすいです」

――ハイレベルな先輩達も

「凄い練習から良い見本になるので、キックとかも自分の武器ですけど、周君とかのキックを見ていると、自分のはまだまだだなと思うので、良いところは真似して自分の武器にしていけたら良いなと思っています」

――石井選手も相当良いキックを持っていると思いますけど、状況に応じてどう判断してどこへ蹴るかなどの経験を重ねられれば

「そうですね、まずはベンチ入りすることが今の目標でひとつずつ積み上げられたら良いなと思います」

――練習や練習試合でも、入っちゃうだろうなというシュートに、凄く体が伸びた状態でセーブしている場面をよく見て、ハッとさせられます。シュートを打った選手も、今のが入らなかったか・・・というような表情を浮かべていて

「(ニコリ)まあでも昔よりかは体が伸びるようになったというか、色んな面で自分が成長しているなって感じるプレーは何回かというかけっこう増えてきたと思えます」

――トップに昇格してからの日々で、改めて感じた浦和レッズの魅力

「先日はスチュワードに参加することもありましたけど、自分達が普段わからないところで色々な方々が支えてくださっているのは凄い感じています。あとは、常にサポーターの方々が『期待しているよ』とか『次はピッチで立ってるところを見たいから頑張って』とか言ってくれるので、凄い励みになります。良いクラブだなって思えます」

――サッカーをしていたサポーターの多くはプロサッカー選手に憧れて育ったけれどもスタンドから声援を送っている・・・石井選手は浦和レッズの一員として存在していますし、同級生も大学で頑張るなどしていて、そこでも刺激を

「そうですね、何人か自分の代で試合に出ている選手もいるので、そういう面でもやっぱり自分にも刺激になりますし、自分も頑張ろうと思えるので、負けないようにいつかはまた普通にプロの世界で同じピッチに立てるように頑張りたいと思っています」

――きょうは少し贅沢をするというのも

「フハハ(笑)きょうは少し・・」

――何を考えていますか

「ちょっと高めの焼肉に行こうかなと思っていて(ニコリ)」

――部位は

「脂肪が少ないのを普段は選んでいますけど、きょうはちょっとカルビとか、上カルビとか・・食べたいなと思って(笑)」

――では特上も遠慮なく頼めるプロ選手に

「そうっすね!(ニッコリ)」

――なって欲しいと思いますが、改めて10代最後の1年への誓いというか豊富を

「そうですね、確かに今はなかなかチャンスが巡って来ない中で自分が周君や先輩方のレベルに追いついていけるように日々の練習を頑張って、まずはベンチ入りを目指してひとつずつ積み上げていきたいと思っています」

――その課程をここで見させていただくのを楽しみにしています

「ありがとうございます!(ニコリ)」

岩波選手と石井選手のインタビューは、この後19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします

では

7月10日 「今からそのアイデアを考えるだけでワクワクしてきます」&「やっぱり一番の昔からの目標だったので」

どうもです

日陰を探す感覚が、懐かしかったです20190710_101323-

20190710_101554-午前9時頃にスタートしたトレーニングは、パスゲームやカウンター合戦のような攻守練、フルコートでの11対11を中心としたメニューを実施

全体を通じて、各選手の状況に応じた適切な立ち位置、素早い切り替え、メリハリのある動きなどが求められていました  20190710_101815- 20190710_102556-午前10時45分頃、選手達へ「ありがとう」と大槻監督

きょうも充実した”積み上げ”が出来ていた印象です20190710_104604-

◇◆◇森脇選手◇◆◇

――お話し大丈夫ですか?

「いいっすよ」

――何か雰囲気が渋い

「嘘ぉ!?ホント?」

――はい

「ひぃいつもと一緒ですけど、渋いっすか!?これだけ歳を重ねたらね、渋くなるのかなって気はしますけどね」

――ピンピンしてる

「体はピンピンしてますよ!はぁ~い・・なんか、変な感じすけど、変な感じじゃないっすね(汗)変な感じじゃないけど常にね、男はギラついてないといけないというか、ピッチの上ではやる気をね、みなぎらせておかなければいけないので、ノーマルかなって感じですね!」

――そこまで大げさなことを聞くつもりは

「あっはぁーすぃゃせん!ついついね、話をしちゃうとね、だんだんだんだん話が膨らんでいくんで、申し訳ないッス!」

――いえこちらこそ・・。やっぱ男として見せないといけない

「そうっすね、そういう姿がなくなってしまえばね、やっぱりよろしくないというふうには思っているので、魅力ある人間じゃないと思っているので、しっかりギラついたところは出していきたいなというふうには思っています」

――魅力的ですよ

「いやいややゃぁ~んもおね、たまに褒めてくれると嬉しいというか、そうやって言ってもらえて光栄ですけど、もう家に帰ったらね、どちらかといえばギラつき感はトーンダウンしてしまうのかなっていうのはありますけどね!今はもうギラついてます」

――どう変わりますか

「家に帰るとね、ピッチの上では“ギラギラ”なんですけど、家に帰っちゃうと“キラキラ”しちゃう」

――・・・

「フハぁんのぉ、そういう感じですね(笑)」

――うまい!

「うまくない!ちょちょちょっとぉ!」

――優しいオーラをパパとして

「そうですね、やっぱキラキラしていないと家では!家でギラギラしてるとね、あーのー、かえってそっちの方が良くないので、ピッチの上ではギラギラ、家に帰ればキラキラ。そういうメリハリはつけたいなと思います」

――ギラギラの方で、きのうときょうのトレーニングを振り返って

「まあ休み明けのスタートで心拍数、体のコンディションを上げる意味ではこの2日間だいぶ上がったので、そういった意味では疲れました。だけどやっぱり考えて走る、そういうのはね、サッカーにとって一番重要なので、この2日間のトレーニングっていうのは僕らにとってかなり必要なトレーニングでした」

――良いスプリントでした

「いやぁ相当スプリントしちゃいましたね、はぁ~いだけどまだまだスプリントの数を増やしたいなというふうには思っているので、どんな時でも満足する時間というのはないですね」

――集中切らして、ただ走ってるだけになってしまうと

「本当そうです。だから、練習がきつくなってきて、心拍数が上がって何も考えられなくなった時に、どう過ごすのか、どうプレーするのかというのが大事なので、そういう時こそしっかり考えてアイデアを出していきたいなというのは感じています」

――関根選手も復帰してサイドもさらに活性化して

「もうレッズはね、どの選手がスタメンで出ても、良い選手が揃っているので、その中で勝ち上がっていくのは大変ですけど、だけど何かを変える必要は全くないのかなと。出来ることを僕にしか出来ないことをピッチの上で表現したいなと。それでね、例え試合に絡めなかったとしても、自分の中ではね、後悔はないというか、そういう部分は感じているので、とにかく練習から自分の持ち味を出していく。それが1ヶ月後、3ヶ月後、半年後、1年後と未来につながっていくというふうには思っています」

――イイ男のセリフじゃないですか

「いんや(汗)どっかからちょっとパクってきました!はははい(笑)」20190710_104607-

――F・マリノスというと、4月の完敗が

「もう、その悔しさはありますし、やっぱりF・マリノスの試合を見ても、非常に良いサッカーをしてるので、そういう相手と戦うのは難しいですけど、だけどやりがいはあるので、しっかり1回負けた相手に2回負けるわけにはいかないので、しっかりアウェイですけど全員で叩きにいきたいなと思います」

――前回からの教訓としては

「ボールの奪いどころというか、やっぱりボールを回されてる時こそ、ガムシャラに“ヤァーー”って行ってしまうと、やっぱ相手の思うつぼでもあるので、やっぱその辺は頭はクールにやらなくちゃいけないなと。ボールを奪えないからみんな行くんだ行くんだってなっちゃうとね、やっぱりそこにチームの規律っていうのは生まれないなと思うので、そういうメリハリというのはつけていきたいなという部分は感じます。ただ、攻撃に関してはね、大きなスペースがあるというふうには思っているので、そこをついていけば、F・マリノスにとっても浦和レッズは脅威になるのではないかと思っています」

――きょうの練習でもプレスバックについてなど良い意志の疎通が取れていたようで

「間違いないですね!」

――攻撃では森脇選手が逆サイドのスペースへ出

「うん」

――すかと思いきや、左足

「うんうん」

――に持ち替えて狙ってみるとか

「あーーいいっすねー!」

――何しちゃいますか!?

「いやぁもう色んなアイデアを出したいなと思っているので、今からそのアイデアを考えるだけでワクワクしてきますね!」

――良いギラギラ感を

「ですね!でもロッカーの前に行ったらキラキラしちゃいます!」20190710_105958-

◇◆◇汰木選手◇◆◇

――きょう、練習ではかなり軽快な動きを見せていましたが、練習後はちょっと苦戦していたようで

「そうっすね(苦笑)だいぶ、先輩達にいじられました」

――連想ゲームつきのリフティング・・出てこない

「出てこない(汗)変な難しいルール作るんすよみんなが」

――特に山田直輝選手

「直輝君・・」

――鈴木選手とも談笑していましたし、自然と輪ができているような良い雰囲気が

「そうっすね、だいぶ馴染めてきたなって感じはします。サッカー以外でも」

――とはいえ洗礼は受けつつ

「ハッハ(笑)そうっすね、みんなも受けてきたのかな」

――良い意味で

「そうっすね」20190710_110749-

――次、F・マリノスには汰木選手のプレースタイルが嵌りそうで

「そうですね、やっぱり向こうも本当に年齢的にも若い選手が多くて勢いがあって、どんどん攻撃に出てくるってイメージなので、こっちも逆にカウンターもそうですし、スペースが沢山生まれるかと思うので、そういうところは、もしチャンスがあったら狙っていきたいです」

――相手ディフェンスも汰木選手が前にいれば、そこを警戒して無理には上がってこない可能性も

「そうですね、特徴は知られているというか、やっぱり昔からやっていた選手もいますし、だいぶプレースタイルも、中に切れ込んでいくのも多分バレているでしょうし、でも自分は読まれていても取られないようにチャンスを作らないといけないし、相手が凄い勢いがある分、ひっくり返すチャンスも必ずあるでしょうし、そういうところは自分の長所を出して、常に狙っていきたいですね」

――相手が汰木選手が《こういうプレーヤーだ》と思っていれば思っているほど、レッズで積み重ねているものが出しやすくなって、一気にそこは

「そうですね、昔はサイドに開いて仕掛けるのがパターンだったので、今は間で受けたり味方との連携でっていうのも最近はトライしていますし、そういうのは、徐々に自分の武器になりつつあるので、そういうところも試合で出していけたらなと思います」20190710_110800-

――日産スタジアムへの思い入れとしては

「そうですね、小学校のプライマリーの時からユースの時までずーっとトップの試合を観に行っていましたし、自分がこういう場所で、人がいっぱい見ている中で、《あのピッチに立てたらなぁ》とずーっと間近で見てきたスタジアムだし、本当に特別な思い入れがありますね」

――対戦相手としての経験は

「ベンチには入っていましたけど、あそこでまだプロになってからプレーしたことがないので、やっぱり一番の昔からの目標だったので、日産のピッチでプレーするっていうのは変わらず今も特別な思いがあります」

――ちなみに、小机からですか?新横浜からですか?

「僕は小机でしたね!なんでだろう・・本当に変わらないですよね?距離的には。でも小机の方が人が少ないやでも変わらないか・・」

――陸上トラック付きなので外周も長く、席の場所によってはもしかしたら違いがあるかもしれませんが、経験上、ほぼほぼというか圧倒的に小机の方が近いはずです

「本当っすか!?でも寄り道したい人は新横で、練習場も一時期そこなこともあったので、みんなで『どっちから帰る?』みたいな話になって二手に分かれることもありましたね」

――土曜日は浦和レッズサポーターの後押しを受けながら

「そうですね、本当に、チームとしても仙台戦に良い内容で勝てて、やっぱり上位チームとこのタイミングで対戦出来るというのは本当に自分達にとってチャンスしかないし、自分にとっても本当に自分はガンガンチャレンジするだけですし、失うものはないので、どんどん持っているものを出せる準備をしていきたいと思いますし、やっぱり特別な思いがある日産スタジアムでプレーできて結果が出せたら浦和のために最高なので、そういう準備をしっかりしていきたいです」

――炸裂!

「はい!(ニコリ)」

森脇選手と汰木選手のインタビューはこのあと23時からの〈You’re The REDS〉でもお聴きいただけます

では

 

 

 

7月9日 「同じように次の試合でも」&「自分がこういうふうにやりたいなと思っていたことは、こういうことだったので」

どうもです

季節は夏に向かっているはずなのに、なぜだか秋のような空気感が漂っている気がします

しばらく陽を浴びてない・・・

夕方にはレッズレディースの練習を取材しましたが、そこでも蒸し暑い感じはしませんでした

20190709_101058-2連休明けのきょう、室内トレーニングを終えた選手達は午前10時頃、ピッチに姿を現します

「目的は本質的なところのレベルを上げる」(大槻監督)

まずはショートスプリントとステップワークでウォームアップ

20190709_101302-

午前10時15分頃からは4人1組でのパス&コントロールを実施

「1本のパスで優位になれよ」(大槻監督)20190709_101853-「ボールをもらう前に見ておこう。味方とつながっておく。必ず選択肢を持って」(上野ヘッドコーチ)

「パパパパーンと周りが間に合わないぐらいに、高速で。レーザービームパスコンを。足の振りじゃなく、体をムチのようにしなやかに!ドライブする、止まって受けない。そう直輝!やわらかい」(大槻監督)

午前10時30分からは2人1組×3チームでそのうち1組が守備にはいる、4対2でのパスゲームへ20190709_103643-「どんどん良くしよう!火曜日なのでフィットネスも入っていますが、その中で技術も上げてください。攻守のクオリティーを追求しよう」(大槻監督)

20190709_103804-

午前10時55分頃、息の上がっている選手達が増え始めると監督は、

「試合中、強そうにしてる方が得するぞ!俺たちは疲れていない!」

20190709_105808-

そのまま動きを止めず、2人1組でロングキックのパス交換を行う際には、

「正確に。90分+4分の精度。死力を尽くした先に技術がつく。観客を沸かせられる」(大槻監督)

午前11時になると、11対11でのハーフコートゲームがスタート2タッチ以下、ノーリターンという制限がありました20190709_110345-

オフ明けながら、選手達は限られたタッチ数の中で頭を使いながら、集中した様子で、キビキビとした動きを見せます

「切り替えとか一生懸命やってるけど、ノッキングが起こる。その原因はオフザボールの立ち位置にある。一生懸命やれてるのは、ありがとう。クオリティのところを高めたい」(大槻監督)20190709_112843-8分×3セットで行われたのですが、フォーメーションやメンバー編成はその都度、手が加えられていたので、どの選手にもチャンスが与えられている様子です

「もうひとつ速くッポジションを取れ!得しろ得しろ、もっと得しろ!もっと見せてくれ!満足するな!」(大槻監督)

強度が高くて、密度が濃く、狙いが明確なトレーニングは、午前11時35分頃に終了しました

「素晴らしい!あした、きょうより良いトレーニングをしよう!」(大槻監督)

しばらくは週1ペースでの試合が続き、練習に割ける時間が長くなるので、様々な面での精度がより向上していることに期待します20190709_110345-

◇◆◇ファブリシオ選手◇◆◇

――今のコンディション、どれくらい上がってきていますか?

「・・・ちょっとパーセンテージの計算をしますので少々お待ちください(ニヤリ)」

――ウルトラマンと一緒で3分までで

「(笑)そうですね、ほぼ状態が完璧です。かなり良い状態まで上げていたところで仙台戦前は少し体調を崩して2日間休まないといけなかったので、そこで少しコンディション落ちましたけれども戻ってきています。フィジカル的なところで良い感じで状態を取り戻してきていた中で、少しその出来事で遅れた部分はあります。だけどしっかり体を休めながら食事を摂っていけば、ちゃんと食事を摂っていけば次の試合に向けて良い状態でいけると思います」

――プレーの感覚はいかがですか?

「この前の試合では疲れを強めに感じる状況でした。体調を崩していた影響もあると思います。体調を崩していて少し力が入りにくいっていう部分はありましたけど、周りの助けもあってみんあでプレーすることはできたと思います。ただ次の試合ではさらに良いプレーをお見せできるかと思います」

――何事にも屈しないファブリシオ選手は非常に頼もしいですけど、大槻監督のもと、どんなことを意識しながらより精度を高めようとしていますか?

「今のところフィニッシュのところでミスが多いと思います。本来そこでミスない選手だと思っているのですが、その部分が少し足りないのでそこは上げていきたいなと思っています。ゴールを決めてチームに貢献しようという気持ちが強すぎて、少し焦ってシュートを打っている部分がありますので、そこでの落ち着きを取り戻して本来の状態を取り戻したいと思います。僕自身もチーム全体も監督に自信をつけてもらっていますので、みんなが目指しているレベルでプレーできるようにしたいと思っています」

――きょうは関根選手のクロス頭で合わせた場面もありましたし、あと西川選手が一瞬見せた隙を見逃さずに決めたシーンなど、”ペナルティエリア内”での仕事をもっと多くするようなイメージですか?

「その通りですね。チームとしてもしっかり枚数をかけてペナルティエリアに侵入してゴールを生み出すということを監督からも要求されていますので、そういった部分を自分にも要求されています」

――ちなみにオフ2日ありましたがどんな風に過ごしましたか?

「1日は家族で家でゆっくり休みました。家族と共に。そしてもう1日は東京タワーに家族で行きました。東京タワーですね」

――景色はどうでしたか?

「非常に美しかったですね。良い時間を過ごしました。ただ、子どもを連れて行きましたので非常に体重の重い子どもですからちょっと早めに切り上げて帰ってきました。アブナイネー!疲れないようにするためです(ニコリ)」

――テッペンでガラスの上に立ちましたか?

「東京タワーとはいっても上に登ってはいないです。東京タワー周辺に行って、近々両親は日本に遊びに来ますので、先にお土産を買っておきました。両親たちが来れば東京タワーに上に登って行きたいと思います。交代して息子を抱っこできると思いますので(笑)・・・それと、僕の記憶違いがなければ、日本ので初ゴールは横浜、日産スタジアムでのFマリノス戦だったと思います。同じように次の試合でも点を取って勝利を得ることができればと思います」

――チームも東京タワーでも一番上に。ファブリシオ選手の状態も一番上に、そしてきょうもゴール後に見せていたスペシウム光線を試合で出しまくるのを楽しみにしています

「そうですね、3分づつ力を発揮できていますので、大丈夫だと思います(笑)チーム全体が意欲的に成長しようとしています。少し疲れが溜まる中で選手が入れ替わりながら、みんなで良い形ができているかなと思います。例えば僕が点を取る、慎三さんが点を取るというふうに、その個人のところでチームに貢献できるとかありますけれど、重要なのはチームワークだと思います」

――良いお話、ありがとうございます

「オブリガード」20190709_112807-

◇◆◇橋岡選手◇◆◇

――2連休明けでしたけれども、みっちりと

「まあ2連休なんでこれくらいやるなとは思っていました。今まではもっとオリヴェイラさんのときはもっときつかったんじゃないですかね」

――通りはしませんでしたが、ファブリシオ選手に一気に出したフィード、ああいうプレーが幅というか

「ナナメの」

――あれ、蹴った感触良かったんじゃないですか?

「弱いなと思いました。2タッチだったんでちょっと足もとに入り過ぎたんでちょっとう弱いなと思いました」

――ただ球筋といい、感覚は掴めた

「普通にいつも『そこを見ろ』と言われているので、もっと質を上げればなと思います」

――その質という部分で先日の試合では積極性というものが感じられましたが

「相手が4バックで、4バックに4枚の中盤だったので僕のところが結構浮くところが多かったので、その分僕にスペースがあったからやりやすかったです」

――仕掛けという部分でも意識がまた高まっているのかと

「大槻さんにも『どんどんどんどん仕掛けろ』って言われているのでミスっても自分で取り返すくらい気持ちであればいいと思うし、前でもっと仕掛ければもっともっと仕掛けてコーナーだったりチャンスを作れればと思います」

――そこか、大槻監督の言う「連続」っていう部分でも

「まあ、そうだと思います。取られたら取り返す」

――そういうところであったり、ケガから上がって来たときに「自分のできるところをきっちり」と話していましたが、実際にプレーしてみるとその幅っていうのは広がっているのでは?

「自分がこういうふうにやりたいなと思っていたことは、こういうことだったので、もっと仕掛けるところだったりまあ、広がっているかわからないですけど広げられればいいかなと思います」

――楽しい?

「まあいつも楽しいです((笑))」

――できることとか成功体験が増していくとまたそのあたり

「自信にはなるんじゃないかなと思います」20190709_115236-

――2連休はどんなふうに過ごしましたか?

「出かけました。鎌倉に」

――鎌倉。何で行ったんですか?

「車です」

――おっ、免許取ったんですか?

「はい」

――まず鎌倉のどの辺に?

「小町通りを歩いてそこから鎌倉高校前で1回降りて江ノ電乗ってそこで砂浜行ってまた小町通りに帰って来てみたいな感じです」

――かっこいい

「イヤイヤイヤっ!」

――夕方くらいまで?

「そうですね、4時5時くらいまで4時5時くらいだとちょっと明るかったんですけど夕日はあんまり見ていないです」

――海を見つめながらいろいろ物思いにっていうか?

「いや、ちょっと写真撮っただけです」

――食事はしらすですか?

「そうですね、しらす食べました。めちゃめちゃ美味しかったっす。マジで美味しかったっす」

――もともと海のある鎌倉とか興味あったんですか?

「いや興味あったというかちょっとちょっとどっか行こうかなと思ってパッて出てきたのが鎌倉だったので行ってみようかなみたいな感じでした」

――岩舘選手も鎌倉が凄く好きで?

「らしいですね」

――なんかアドバイスは受けた?

「いやもうそんな別に良くっていう感じでその日に決めたのでとりあえずそんななかったです。聞けなかったです」

――車乗れるようになっていろいろそちらの行動範囲も広がってっていうか

「まあ、オフなんで」

――今度行ってみたいところとか今考えていることってありますか?

「いやーっ、今ちょっと探しているところです。まだ決まっていないですけど行ってみたいなっていうところを探そうかなと思っています」

――次、横浜F・マリノスというところもそうですし、この週に1回のペースでこれから試合が続く中で、これからチームとしての連携などを高められるかと

「1週間空くっていうことで凄くいろんな練習だったりコンビネーションだったりていうのは深められると思うので、そこはやりつつどんどんコンビネーションをいろんなところで生んでいければと思います」

――どんどん声出して要求しあって発信していけるように橋岡選手も遠慮なく

「そうですね」

――ケガのないように、よろしくお願いします。ありがとうございます

「はい、ありがとうございます(ニコリ)」

ファブリシオ選手と橋岡選手のインタビューは、このあと23時からの〈You’re The REDS〉再放送でもお聴きいただけます

では

RED A LIVE 2019.7.6 VS VEGALTA SENDAI

☆浦和レッズ戦を実況生中継!

埼玉スタジアム2○○2で明日19時から行われる、[2019明治安田生命J1リーグ 第18節 浦和レッズ 対 ベガルタ仙台]の模様を実況生中継します。

RED A Live 2019・・・7月6日(土)18:30~21:15IMG_4739-

◇◆◇宇賀神選手◇◆◇
――流通経済大学の応戦席からは「宇賀神先輩!」コールも受けた天皇杯初戦、清々しい気持ちにも
「まあ難しい試合になるのはわかっていましたけど、予想以上に良い選手が良いチームとして良いサッカーをしてきたなっていうふうに思いますし、勝ったから言えますけど、自分の母校を誇りに思うような試合内容だったかなとは思います」
――いつかはレッズの一員として母校と対戦したいという思いもあったのでは
「そうですね、そういった選手達と一緒にプレーできることが一番良いとは思いますし、ただ自分もああいう試合に出て、10年間プロサッカー選手としてやってきて、またそういった気持ちというか、《まだまだ頑張らなければいけないな》という思いを抱かせてもらえました」
――試合後、武藤選手と共に相手のロッカールームへ足を運んでいたようで
「凄い良い試合をしていたし、素晴らしい試合をしていたけど、どんな内容であれ、勝ってなんぼだよっていう・・自分達もプロの世界でそういう厳しさの中で生きているし、良い試合したからOKじゃなくて、やっぱりJ1の浦和レッズに対してああいう試合が出来たことを誇りに思いつつ、本気で悔しがらなかったらこれから先の成長はないぞという話をさせてもらいました」20190705_111710-――早速あす、宇賀神選手がプロとしてのそれらを体現すべくですが、仙台にはどのような印象を
「シーズン最初は非常に苦しんでいた印象がありますけど、ここ数試合で連勝していますし、非常に今、リーグで一番調子の良いチームと表しても過言でないのかなと思っています」
――ミーティングなどではどのような確認が
「相手の何が一番変わったかというと、球際のところだったり1人1人のプレーの質がどうというよりは、球際しっかり行く、ラインをしっかり上げるとか基本となるところの質が非常に今上がっているというところが、一番彼らが勝っている要因なのではないかなという話はありました」
――相手のディフェンスラインの枚数が変わっている可能性も
「そうですね、フォーメーションも開幕戦の時とは変わっているとは思いますけど、もともと3枚でも戦っているチームでもありますので、どういう布陣で来るのかはまだわからないところですね」
――4枚であればサイドチェンジを受けてフリーになりやすい状況が生まれると思いますが、宇賀神選手は体もキレていて、ボールを受けてから中の状況を把握してクロスを上げるまでのスピードも速いのでそこも有効的に
「4枚であれば特にサイドチェンジというのは有効になると思いますし、自分のところで勝負を決めるような質を見せなければいけないなと思いますし、今はワイドの選手も非常に沢山いるし、試合に出た人がしっかりと質を見せて、勝ち抜いていかなければいけないなというふうに思っています」
――ひとつひとつのプレーに気持ちを込めて
「そうですね、本当にワンプレーワンプレーのそういうところでつながってくると思うので、あしたの試合は自分が出たらそういう意味でも重要な試合になるのではと思っています」
20190705_111717-――関口選手も活躍していて
「最近、非常に調子が良さそうですし、あれだけ点の取れない男が2試合連続で決めているので、かなり調子が良いのかなと思います(ニコリ)」
――改めて関口選手の良さというのは
「スピードは間違いないですし、その中でもね、頑張れるというのが一番の良さだと思いますし、ベテランらしからぬがむしゃらさというところがね、凄くやっていて、対戦していて嫌だなっていうふうに思いますけど、一緒にやっていた分、ウィークなところも知っているし、そこを突いていければ良いかなと思っています」
――ゴールの話になるとやはり、埼スタでの仙台戦・・・昨年末の
「再現できるように、頑張ります!(ニコリ)」
――サポーターへ
「シーズンの前半戦が終わりましたけど、本当にホームでなかなか勝つことが出来なかったので、後半戦はホームでしっかりと結果を残して1試合でも多くみなさんと喜び合いたいなと思いますし、やはりホームでの勝利が自分達に勢いをもたらしてくれると思うので、あしたの試合、必ず・・勝ちます」IMG_4738-


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17:00~17:55 Cone On REDS!
→選手・監督の意気込みをたっぷりと!
18:30~21:15 RED A Live 2019
→勝利のために、渾身の力を込めて
23:00~23:55 REDS After The Match
→試合後のコメント満載!いち早くお届け!

7月2日 「僕らしくっていうのはやっぱり試合中にも笑顔がこぼれるようなそういう姿」&「挑戦者の気持ちです」

どうもです

浦和駅から浦和駒場スタジアムまで歩いていく場合、どういった経路を選びますか?

06年頃までは主に、浦和駅東口を出て左→ローストチキンコオロギちょっと手前のところを右→2つのうちどっちかのコンビニで買い物→坂を下ってバス通りに出たら一本裏の道をおとなしく抜ける→プラチナチケットを忘れてないか再度確認→新浦和橋とつながっている463に出た頃にはテンションMAX

それ以降で取り入れた別パターンは、東口を出たら東方向へひたすら直進→途中の押しボタン式信号がスムーズ!→藤右衛門川通りからスタスタ→振り返るとどれぐらい歩いたかがわかりやすい

といった感じです20190702_111046-さて、天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会 2回戦 vs 流通経済大学を翌日に控えたきょう、練習は非公開で行われました20190702_110746-

◇◆◇山田直輝選手◇◆◇

――状態はどうですか?日々、トレーニングに打ち込んできて

「そうですね、いつでも試合のために準備はしていますし、日々自分が良いプレーヤーになるようなトレーニングは心掛けて取り組んでいるので、良いと思います」

――そのために特に意識していることとしては

「さっきも言ったように、自分が良い選手になってチームの助けになれるようにということは意識しています」

――あしたは浦和駒場スタジアムでの試合で楽しみな部分も多い

「そうですね、まあ、出場するチャンスがあれば、自分の良さや自分がしっかり浦和の一員としてサッカーしているってところを見せなければいけないと思います」

――あのスタジアムで出来るというところでのモチベーションとしては

「そうですね、毎回言いますけど、僕の中ではやっぱりあそこが浦和の聖地なので、小さい頃あそこのスタジアムに浦和レッズの選手を応援しに行くのが凄い楽しみだったので、そういう気持ちで来てくれる子供たちも多分いると思うので、結果の約束は出来ないので、みんなで勝てるように全力で戦う姿を見て欲しいなと思います」

――昨年も駒場でゴール

「まぁそうですね、でも3対0の3点目だったので、良いゴールを、チームのためになるゴールを入れられればと思います」

――相手の情報などがあまりない中、気をつけなければいけないこととしては

「まあ、相手というより自分達の出来ることをしっかりやらないといけないのかなって思うところもありますし、向こうはもう絶対にレッズを倒してやろうという気持ちで来ると思うので、僕らが受けたら難しい試合になってしまうと思うので、自分達から仕掛けていけるようにしないといけないと思います」

――どのポジションでも“山田直輝”という存在感を魅せて欲しい

「そうですね、サッカーハ勝負事ですけど、楽しくやらないと見てる人達も面白くないと思うので、自分らしく楽しんで戦いたいと思います」

――誕生日前日のゲーム

「いやぁ・・若い頃は自分が誕生日の近くで試合したいなって思っていましたけどもう、この年になるとあんまり誕生日だからって意識はないですね(笑)」

――サポーターもあすを楽しみに

「そうですね、出場するチャンスがあれば僕らしく・・僕らしくっていうのはやっぱり試合中にも笑顔がこぼれるようなそういう姿を見せられれば、その中で必死に戦って走っている姿を見てもらえれば、嬉しいと思うので、全力でやります!」

――あしたもあさっても「おめでとう」と言えますように願っています

「はい、ありがとうございます(直笑)」20190702_111245-

◇◆◇汰木選手◇◆◇

――さらに蒸し暑くなってきましたが、コンディションなど状態はどうですか?

「いや~そうっすねー、急に暑くなって体力的にしんどいですけど、そうは言ってられない・・チームもそうだし自分もちょっと今そういう状況なので・・はい」

――大槻監督のもと、汰木選手はどのようなことを心掛けて日々を過ごしてますか

「そうですね、自分がちょっと苦手な、ボールがない時のポジショニングとか周りとの立ち位置の連携のような部分を凄い大事にしていて、自分にとっても成長できる良いチャンスだなとプラスに捉えてやっていますけど、やっぱり難しさは凄い感じてますね」

――3人目の動きも含めた

「そうですね、自分がボールを受けるだけじゃなくて、自分がボールを受けようとすることで隣にいる誰かがもっとフリーになるというような、自分だけの動きじゃなく、周りとの連携を凄い大事にしているので、自分はもうどっちかというと、とりあえずボールをもらってそっから何かするタイプなので、凄い難しさはありますけど、やりがいも凄いありますね」20190702_112041-

――そういったことも実戦で示したいでしょうが、天皇杯の初戦というところでのモチベーションは

「そうですね、本当に自分にとっても一番思い入れのあるというか、そういう大会なので、やっぱり特別な思いはありますし、楽しみな気持ちは凄くあります」

――「特別な思い」の背景というのは

「そうですね、やっぱり自分が今年ここにいるのも昨年の天皇杯での頑張りが凄い大きいと思いますし、レイソル、FC東京、フロンターレを倒して4強まで入ったというのもありましたし、個人としても凄い通用したというか、自分の武器を出せてJ1のディフェンス陣をこう・・・何て言うんすかね?こう・・・」

――切り裂いた!?

「そうすね!そういう凄い自信にもつながった大会なので、凄いそういう強い思いがあるし、楽しみっていう気持ちが本当に強いです」

――きのう、川崎戦の映像を見返しましたが、やっぱりスカッとするというか気持ちいいプレーを

「はい、そうっすね。昨年、一番調子が良かったというか、自分のプレーが出せた試合でしたね」

――今まではジャイアントキリングする立場で、今度はそれを受けてはいけないけれども挑まれて、いなす側に

「そうですね、本当に、みんなはどうかわからないですけど、僕的には浦和レッズの一員であしたは大学生が相手ですけど、受けて立つっていう意識は全くなくて、本当に・・もちろんチームとして優勝を目指していく中で戦っていきますけど、個人的にはやっぱりチャレンジャーっていう意識が強くて、リーグ戦でなかなかチャンスをもらえていない中で、自分を証明するというか、やっぱり周りとは違うというのを見せる良いチャンスだと思っていて、本当に昨年は自分がJ1の選手もそうですけど、J1のチーム関係者などサッカーに関わっているみんなに“こんぐらい出来るぞ”っていうのを見てもらう強い気持ちと同じぐらいに今、高ぶっているので、アピールしたいなと。挑戦者の気持ちです」20190702_112045-

――チームの勝利を大前提とした中ではありますが、ご自身としては誕生日に迎える試合というのもあって

「そうすね!」

――今までそういった経験は

「ありますけど、1回ですね。リーグ戦と誕生日が重なってて、途中から出て、チームが勝って自分がサポーターに祝ってもらったという思い出ですけど、自分が誕生日に何かサポーターの胸に結果で応えさせてもらいたいというのが叶わなかったという思いがあるので、それは凄い叶えたいというか、気持ちよくそれを達成したいと思います」

――日頃の感謝の気持ちを結果で示す。そんな試合にあすは

「そうですね、うん・・ずっと思ってるんですけど、なかなか結果が最近出せずに凄い期待の声とか、自分がボールを持っている時も凄い声援をもらっているので、本当に応えたいという気持ちが一番強いです」

――あすは誕生日と勝利、両方の「おめでとう」を言えるように願っています

「ありがとうございます(ニコリ)」20190513_164538---

山田直輝選手と汰木選手のインタビューは、このあと19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします

では

6月29日 「本当に心身共に充実した流れで大分に行ける」

どうもです

大分戦前日のトレーニングは、非公開で行われました20190629_110450-

◇◆◇西川選手◇◆◇

――先日のACLでは今季のベストゲームをさらに更新したようにも

「そうですね、まあ、自分の守備機会がないところは非常に素晴らしかったですし、これを毎試合目指すというところを大切にしながら、あしたも戦っていきたいと思います」

――良い流れを継続させる意味で次に向けて重要な部分というのは

「これまでも、ここぞという時に勝ったあとの試合というのは非常に難しさというのがやっぱりあったと思うので、相手というよりは自分達次第だなというところでそこはメンタル面で良い準備をしなければいけないですし、まだ時間はあるので、体のところはしっかりと良い準備が出来ているので、あした、僕個人としては古巣ですし、非常に思うところはやっぱりあって、どんな感情になるかも分からないですし、当日になってみないとわからないですけど、今言えるのは本当に100%なワクワク感と楽しみな気持ちというのが一杯です」

――ミーティングではどのような確認が

「3バックの相手をどう崩すか、どこを攻めるかというところの確認を、ミーティングもそうですしピッチの上でも確認が出来たと思います。大分は片野坂さんが非常に面白いサッカーをやっていて、自分達よりも順位は上ですし、そこはひとつ燃えるところですし、あした上の順位のチームに勝つことが出来れば、自分達も間違いなくタイトルというところでまだまだチャンスはあると思うので、それぐらいあしたは大事かなと思っています」20190629_110737-

――昨年、大分がJ1昇格を決めた時からずっと楽しみにしていて、33歳最初の2連戦でベスト8を勝ち取って、ケガもしてないとても良い状態で迎えられて

「そうですね、本当に心身共に充実した流れで大分に行けるというところは非常に楽しみですし、本当に久しぶりに大分に帰られるので、楽しみですね」

――西川選手にとって昭和電工ドーム大分での試合はいつ以来ですか?

「2013年に僕がサンフレッチェ広島に所属していた時に対戦した以来なので、6年ぶりですね」

――あのスタジアムは西川選手にとって

「あしたも雨予報ではあるので、屋根も当然閉まるでしょうし、閉まると熱がこもって非常に蒸し暑くなるので、イメージとしてはきのうみたいな暑さになるのではないかなというのは想定しています」

――西川選手を育ててくれた場所でもあって

「そうですね、本当に大分トリニータでの経験があったからこそ自分は今プレーが出来ていますし、でもやっぱり大分の方っていうのは自分を応援してくれている方が数多くいるので、そういった方の前でプレーできる喜びはこれ以上ないですし、“まだ西川周作、頑張ってます”っていうところを大分のサポーターの方にも見てもらいたいと思います」

――サンフレッチェに移籍し、現在はレッズの一員として、どういった成長の姿を見せたいですか?

「まずはやっぱりゴールキーパーとして守るというところを見せていきたいというとこと自分の良いところ、キックの部分で攻守において安定感を与えるようなビルドアップ、フィードっていうのをやっていけたらなと。相手ゴールキーパーの高木選手は非常に能力が高い選手ですし、面白いプレーを沢山やっていると思うので、彼のプレーにも自分達は注意しなければいけないと思います」

――33歳おめでとうございます

「ありがとうございます!」

――あしたも「おめでとう」と言えますように

「そうですね!沢山『おめでとう』を言ってもらえるように、ずっと。毎試合集中して頑張ります(スマイル)」20190629_110902-

西川選手のインタビュー全容は、あす夕方6時からの〈Come On! REDS〉にてお届けします

では

6月28日 「その中でも浦和のプライドというのをしっかり持って勝たないといけない相手」

どうもです

まだ体が慣れていない中、この蒸し暑さとどう向き合うか・・・20190628_154136- 大分戦2日前の練習は、非公開で行われました

◇◆◇岩武選手◇◆◇

――髪も切ってサッパリとして

「フハハ(笑)ちょっと時間のある時に」

――蒸し暑い!

「やばいです・・練習中、汗が止まらなかったです。もう、練習着を絞れるぐらいなので(苦笑)」

――浦和独特の暑さというものはありますか?

「まあ、けど九州も暑かったので(笑)そんなに別に、全然、慣れっすね。人工芝の方が暑いです、全然そっちの方が」

――日々の練習、手応えはいかがですか?

「そうですね、次が自分の中でも特別な思いがある試合なので、そこでしっかり結果であったり恩返しというか、大分に成長した姿を見せられればというのがあります」

――プレーに磨きはかかっていますか?

「そうですね、韓国遠征の時にこっちに残っていた分、帯同した選手達よりコンディションは良いですし、やっぱりしっかりとこっちでやってきたので、自信はあります」

――蔚山との2試合ではサポーターと一緒に成し遂げる素晴らしさを改めて感じられたかと

「そうですね、一戦目の終わった後、暖かくというか激励で迎えてくださって、その中でチーム一丸となって、浦和が一丸となっての勝利かと思います」

――大分での試合というのは、日程が出た時に一番最初にチェックを?

「そうですね(笑)まず大分のホーム戦がどこなのかなというのは確認しました。日程が出た時からはそこはやっぱり特別な思いがあるので、そこに対しては強い想いがありますね」

――昭和電工ドーム大分というのは岩武選手にとって

「そうですね、まあ、こういった天候の中で、あそこはドームなのでけっこう蒸し暑かったりっていうのは印象的ではあったので、そういった中でドーム独特の雰囲気というのは自分自身も大分の頃から慣れていましたけど、やっぱり改めてまた帰ると暑さは感じると思うので、適応したいなと思います」

――学生の頃は、まずあのピッチに立つことを目標としていたかと

「そうですね、小さい頃から周作さんなど色んな選手を見てきましたし、育った街なのであそこでピッチに立ちたいという思いは人一倍強かったですね」

――最近の大分をどう見ていますか?

「そうですね、やっぱり順位も最近はあれですけど、最初の方はずっと勝ち続けて自分達より上にいるので、侮れないというか、シンプルに順位が上なので、しっかり謙虚な気持ちであったり、その中でも浦和のプライドというのをしっかり持って勝たないといけない相手だと思うので、そこはしっかり臨みたいなと思います」

――片野坂監督のサッカー

「そうですね、今年J1でも良いサッカーをしていて、やっぱりしっかりチームとして成っているという感じがあるので、そのチームにこっちはチーム力と個で負けないようにという感じです」

――沢山の知り合いもいると思いますが、その中で特に意識する存在としては

「この前代表に入った1歳下の岩田と小島は一緒にプレーしていましたし、それこそ松本怜君、伊佐君、後藤君といった選手達と対戦できるのは楽しみですね」

――ご自身、右サイドに新たなライバルが

「そうですね、もうやるしかないので、自分の持ち味というか、自分には自分の良いところがあると思うので、そこを発揮できればと思います」

――関根選手もスタミナ豊富

「そうですね(笑)そこは関根選手と自分の良いところで、違うところもあると思うので、そういったところを伸ばしていきたいと思います」

――家族も明後日は楽しみに

「そこは多分!友人や学校の先生、お世話になった方々が来られると思うので、成長した姿を見せたいですね」20190628_153550-20190628_160123-20190628_160234-

岩武選手のインタビュー、関根選手のコメント、大槻監督の記者会見の模様は、このあと23時からの〈You’re The REDS Friday〉再放送でもお聴きいただけます

では

6月23日 「優勝するには色んな苦難というのを乗り越えていかなければいけないので、その1つが来たなというところで、浦和の強さをみんなで見せたい」

どうもです

大原では蒸し暑かったり、浦和駒場では風がやや強くて肌寒かったり・・・

体調管理、気をつけます

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アウェイでの蔚山戦3日前のきょう、選手達は午前9時30分頃、ピッチに姿を現しました

「本気で寄せろ」(大槻監督)

パスゲーム、攻守におけるカウンターを意識した5(攻撃)対4(守備+GK)、フルコートでの11対11、さらにはセットプレーの連携確認などを実施

全体練習は午前11時頃に終了しました

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◇◆◇武藤選手◇◆◇

――蔚山との第1戦を踏まえた準備の手応えとしては

「必ずゴールが必要になって勝たなければいけないので、そういったところで、攻守においてより強気に行かないといけないと思うので、そういうところの準備をしていますし、ホームで戦って、チャンスというのは作り出せたので、僕のところでも決めなければ行けないシーンというのがあったので、ホームで決められなかった悔しさというのをアウェイで晴らせればと思います」

――相手の守備にはどのような印象を

「やっぱりゴール前に人数をかけているので、最後のところでクロスに対する強さであったりとか、ペナルティエリアの前のゾーンでもシュートを打つ時に何人もいるという印象があるので、そういうところを崩していくところであったり、より危険なボールというのを選択していかなかればいけないと思うので、ただクロスでもゴールのシーンもそうですし、僕も前半に一度ありましたけど、そういったチャンスというのは作れているので、あとは質のところも出せればと思います。判断の速さや正確性も求められてくると思うので、固めてくる相手からボールを奪うのは凄く難しいですけど、そういったところで最後の質というのをチーム全体で出せれば必ず2点以上取れると思っています」

――次へ向けて、大槻監督の話などを通じてチームとして共有できていることとしては

「色んなことが共有されてきている思いますし、どんどんどんどん共通意識というのも高まって来ていると思うので、よりそういうところとあとはチーム全体で細かいところの判断であったりですとか、カウンターのケアであったりとかそういうところを、もちろんわかっている部分もありますけど、試合になるとやはり色んなシーンが出てくるので、そういったところでみんなでうまく良い状態っていうのを保てれば良いかと思います」

――第1戦を見た感じですと、ミドルシュートを打つようなスペースは生まれやすいように

「そうですね、ミドルっていうのは打てるチャンスがあると思いますし、10本打って10本入るわけではないと思いますけど、どんどん打って行くことで1つ入るかもしれないですし、それによって相手が前に出てくることもあるので、そういった色んなことが起きるので、僕自身も狙える位置ではどんどん積極的に打っていきたいと思っていますし、それがゴールにつながってくるのではと思います」20190623_111838-

――第2戦をアウェイで迎えるということについては

「うーん・・・、まあ、そういう形なのでやるだけかなと思いますし、ホームで1度対戦して蔚山の力というのはある程度、まあ相手もそうですけど把握しているので、必ず逆転できるっていうふうに思っているので、そういったところで、環境としてはもちろん難しいところはありますけど、全力を出し切りたいと思いますし、日本で応援してくれる方も、韓国まで足を運んでくれる方もいると思うので、みんなの期待に応えられるように頑張りたいと思います」

――海外遠征でアウェイのスタジアムでレッズサポーターの集団を見つけると、気持ちも燃えてくるような

「そうですね!本当にACLは浦和に来てから何年も出させてもらっていますけど、本当にどこの国に行っても沢山のサポーターの方が来てくれて、本当に大変だと思いますけど、そういう中で自分達がしっかりしたプレーを見せることで、喜んでもらえると思うので、韓国でみんなで笑って次のステージに行けるようにしたいです」

――ホームアウェイの順番はともかく、逆転の成功体験はこれまで何度もあることですし

「そうですね、特に2年前のACLはそうやって勝ち上がって来ので、優勝するには色んな苦難というのを乗り越えていかなければいけないので、その1つが来たなというところで、浦和の強さをみんなで見せたいです」

武藤選手のインタビューは、あす以降の〈You’re The REDS〉でお届けします

では

6月22日 「しっかり支えられる存在に」

どうもです

週末に公式戦ではなく練習を取材していると、何だか不思議な曜日感覚になります

20190622_102532-

蔚山現代との第2戦を4日後に控えたきょう

選手達は室内トレーニングを行うなどして午前10時頃、ピッチに姿を現します

まずはパス&コントロール&ゴーを実施

「出すのが目的じゃない!質が高いのを届けるのが目的!」(大槻監督)

午前10時30分頃になると、スモールフィールドに2人1組で計3色が入る4対2のパスゲームが始まりました20190622_102937-「ただやってるだけじゃマラソンと一緒!」(大槻監督)

動きのメリハリなど、意識高いプレーを促していました

「プレッシャーかけろ!OKOKそういうこと!!」(大槻監督)20190622_110021-午前11時頃からは11対11でのハーフコートゲームへ

ここでは、守備での中締めや攻守の切り替えなどが強調されていました

2ゴールを決めた武藤選手の決定力もそうですし、槙野選手のピリッとした表情と次の展開を予測した的確な守備が印象的です

全体練習は午前11時25分頃に終了しています

その後はポジションによって追加メニューが用意され、センターバック陣はセンタリングの跳ね返し&ラインアップ、攻撃陣はシュート練習を行うなどしていました

練習が終わるタイミングで雨足も強まっていたので、もしかしたら梅雨空も、真剣なムードでトレーニングに打ち込む選手達に配慮していたのでしょうか

・・・まぁまぁまぁ20190622_112541-

◇◆◇柴戸選手◇◆◇

――蔚山との1戦目を受けて、どのようなことを心掛けたいですか

「ホームで負けてしまったので、その借りを返すというか、アウェイで得点を取ってこなければいけないので、そういうところはしっかり前回の対戦における反省を含めてもそうですし、それよりも気持ちが大事になると思うので、そこを強く見せたいなと思います」

――反省

「やっぱり守備の部分で自分達がボールを持っているときにどう後ろでリスク管理をするかという部分で、2点目なんかは少し真ん中を空けてしまったりした部分があったので、ああいうところでもしも自分が出た時にそういうイメージを持ちながら、真ん中をしっかりと埋めながら奪って2次攻撃まで出来るっていうところまでやっていきたいと思います」

――2次攻撃の第一歩となるのが柴戸選手の役目

「そうですね、やっぱり後ろの選手だけでは、降りた選手だったり残っている選手を捕まえきれないと思いますし、やっぱり後ろと良い関係で特にトライアングルを作るところで守りやすくなると同時にやっぱり、マークの責任というのが薄れてしまうと思うので、そこの関係性をもう少しハッキリしたいと思います」

――素早く切り替えて、根気強く繰り返し繰り返し攻めていくのが次は大事に

「そうですね、やっぱり切り替えのところで点が生まれる可能性が高いので、攻めて奪い返して攻めた時やさらにもう一度繰り返した時に得点が生まれると思うし、隙も生まれると思うので、そういうところでリスク管理と言いながら次の攻撃の準備というか、そういうのをしていきたいなと思います」

――柴戸選手も攻撃の際、縦に出してもう一度受けるというイメージは

「やっぱり動きがないと真ん中で相手がゴール前を固めてきた時にミドルシュートだったり、前に入っていくことだったり、動きっていうのを見せることでマークがズレたり“間”というギャップが生まれてくるので、そこの変化を出せるような選手になっていきたいと思います」

――先日の試合を見た感じですと、相手は比較的バイタルエリアを空けていて、ミドルシュートが有効打になりそうな印象が・・。柴戸選手もよく練習試合でミドルシュートを決めているので

「そうですね!前と後ろがしっかり守っている分、ラインは下がっていくと思うので、その空いたスペースからゴール狙っていくということも得点になれば良いですし、ならなかったとしてもそういうことでラインが上がってくる可能性があるので、そういう時に裏に抜けられる選手がいると思うので、そこに入って行くことでチャンスはより広がっていくかと思います」20190622_112844-

――アジアの舞台は局面でのフィジカルが屈強な選手が多いですが、柴戸選手も負けない自信が

「そうですね、負けない自信はもちろんありますし、絶対に勝ってやるという思いでやっているので、そういう気持ちがある限り、そういうところでは負けないかなと思います」

――というので、ずっと聞きそびれていたのですが、3月にアウェイのセレッソ戦でソウザ選手をショルダートゥショルダーで吹っ飛ばしたシーンが超頼もしくて

「あーあーっ!そうですね、はい。まあ、はい(苦笑)向こうがファウルをもらいに倒れたっていう自分の中での印象だったのですけど、自分が倒れなかったっていうのが大事ですし、ファウルになっていないので、ああいうところでファウルをもらいに来る可能性もあると思うので、自分はしっかり正当に当たった中で倒れない、ブレないというところであったり、まあボールを奪えれば良いので、もし倒れてしまってもボールを味方につなげれば良いですし、そういうところは泥臭くやっていきたいかなと思います(ニコリ)」

――ひとつの局面でそこまで色々と思い描けているとは!

「いや、なんすかね~(照笑)逆になんか、何て言うんだろうなぁ、パッて思いつくっていうか、そういう時は良い時というか、何か色々考えて、ああしようこうしようというっていう時よりは先に体が動いて、こうなった時に《ああこうなったんだな》っていうことを自分の頭で思い描ける方が調子が良かったりプレーでも良い面が多かったりするので、そういうところは増やしていきたいかなと思います」20190622_112931-

――ちなみに、きのうのオフはどのように過ごしましたか

「きのうは、もう家でゆっくりと、子どもはまだ外に出られないので、はい。家でゆっくりしていました」

――おめでとうございます

「ありがとうございます(ニコリ)」

――もうお子さんもご自宅に

「はい!」

――お部屋の環境を整える準備ひとつでも忙しかったでしょうし

「そうですね、まあでも楽しかったですし、生まれるまで僕はあっという間でしたけど、妻は大変な思いをしたと思うので、少しこれから大変だと思いますけど、出来るだけ協力して一緒に頑張っていきたいなと思います」

――父親になって

「生まれるまではなかなか実感というかはなかったですけど、やっぱり出産に立ち会って生まれてきた時に、責任というのも芽生えましたし、自覚も出てきたので、子どもに大きく育ってもらえたら良いなという思いでいますし、妻にも色々出来たらなと思うので、頑張ってもらったので大切にしていきたいなと思います」

――夫婦としてもそうですし、互いの両親が喜んでいる表情を見た時により実感というか、幸せな気持ちになりませんか

「あーはい(ニッコリ)そうですね、やっぱ、僕たちが住んでいる家にも僕と妻の両親も来てくれて、色々と子どもと遊びながらというか、子どもを見ながら喜んでくれていたので、ほっこりしたというか、嬉しい気持ちになりました」

――柴戸家でもレッズでも、大黒柱に

「そうですね、中心というかしっかり支えられる存在になっていきたいなと思います」

――思い出深い6月になるように、次もよろしくお願いします。おめでとうございます

「ありがとうございます(ニコリ)」

――次の水曜日にも「おめでとう」を

「はい!(キリッ)」

柴戸選手のインタビューは、来週の〈You’re The REDS〉でお届けします

では

REDS WAVE 87.3 FM