どうもです
セミの鳴き声もハッキリと聞こえてくるようになりました
ようやく梅雨明け、いよいよ盛夏到来でしょうか鹿島戦3日前の練習は、午後4時過ぎに始まりました
ウォームアップ後は、いつものようにパス&コントロール&ゴーを実施「タイミング、場所を意識して相手を食いつかせる」(上野ヘッドコーチ)
「ゲームで使えるように」(石栗フィジカルコーチ)
「モリ、もう一回受ける準備!そうそうそう!!」(平川コーチ)
「間間間で受ける。悪くないけどエクセレントのところまで行こう。凄いの入れちゃって凄いパス!相手がどうしようもないってやつ!持ち出しで要求の声も大事!」(大槻監督)
森脇選手の褒められる回数が、他の選手より少し多い気がします
実際、素晴らしいです午後4時40分からは2タッチ以下でのミニパスゲームが始まりました
その前のメニューで斜めへの強いパスも反復したことを応用する意味でも、「中締めされたら、外剥がし」(大槻監督)
白、ピンク、青の3色が同グリッドに入り、うち1色が守備役となります
「強度を上げよう、ユニットで攻めて壊すイメージ」(大槻監督)
5対4でポゼッションし、アタックゾーンで待ちかまえる前方の選手に縦パスを通せたらゴール前へ押し上げ、リターンを受けてシュートという流れ
守備も急いで下がります
「守る時は必ず半身の体勢で」(大槻監督)
時間の経過と共にコツを掴んで精度が向上すると、
ロングパス&ヘッド、給水を挟み、午後5時からはハーフコートよりやや広めのエリアにおける、可変式カウンター合戦へと移ります
まずは両サイドにフリーマンがいる5対3の状態から6秒以内にシュート、奪われたら2対4でプレスバック、そこからさらに3対3で再攻撃
一直線に走りまくるのでなく、プルアウェイを含めたランニングの連続性、頭を使ったハードワークが求められます「さっきモリが表現してくれたボックスアウトは必ずやってくれ」(大槻監督)
午後5時25分頃からは、同じくハーフコートよりやや広めのエリアでの10対10のゲーム形式へ
「幅を取りたい。相手センターバックのチャンネルを外して逆サイドから攻めて距離を作る。相手の間に持ち出して、相手が締めてきたら広いところを使おう」(大槻監督)メリハリのある動きで、コンビネーション向上に汗を流す選手達
「アプローチしてるけど、本気で行け!そういう戦いをするんだ!」(大槻監督)
激しさに、さらなる火が灯っていました
2本目前、「1本目、悪くなかった。ロックオンした時の強さ。それは続かないだろうからニュートラルの時に守備での滑らかさを。攻撃では持ち出してスペースを作るところで、もっと意図的にその回数を増やすように」(大槻監督)
次の鹿島は4バックでしょう
3本目の前には、相手守備の的を外す意識や前にボールが入った時のアクション、スイッチの瞬間を意識するようなニュアンスの声が監督からかけられていました
マルティノス選手、武藤選手がキレのある動きでゴールを決めるなど、フィニッシュの形も精度が上がってきているようです
午後5時42分、「ピピッ、ピピッ、ピピッ」の笛で練習は終了
「OKナイス!お疲れ様でしたー!」(大槻監督)
◇◆◇武藤選手◇◆◇
――磐田戦はその前の公開練習だと別メニューで、その後非公開の際に合流していたのでしょうが、振り返って
「そうですね、まあ、非公開になってからフルメニューに参加して、ピッチに立てるっていう僕の自信もありましたし、スタッフというか監督が決断してくれたので、ピッチに立つことが出来て、試合の入りから相手も緩かったかなとも思いますけど、ボールを受ける回数というのも多かったですし、前半は特にチャンスも作れていたので、すんなり試合に入れていたかと思います」
――そこから間隔が空いていますが、きょうのように夕方の練習というのは
「うーーん・・まあ、若干涼しくもなると思いますし・・まあ、どうですかね!?(笑)どっちでも良いですけど(苦笑)まあ、午前中にちょっと子どもとゆっくり過ごしながら練習に来るというのも良いのかなぁって。いつも娘が起きる前に練習場に着いているので、そういう意味では、『行ってきま~す』って言って出られるのも何となく新鮮な気持ちでしたけど(笑)まあ正直どっちでも良いです」
――暑さを考慮すると良い面もあるかと思いまして
「暑さもまあ、涼しいような気もしますけどね。まあでもけっこうやっぱりジメジメというか、汗はかくので、まあどっちでもハハハッ(笑)まあ、逆に暑い時に練習しておけば、試合の時により涼しく感じられるかもしれないので、まあ、何でも良いです!(笑)」
――すみません!ただ良いエピソードも聞けたので
「はい(笑)無理矢理絞り出した感もあるので、ハハハッ(笑)はい」
――チームとして高め合えていること、特に鹿島戦にフォーカスした部分では
「大槻さんからは『鹿島は人が変わってもどの年代というかいつでもインテンシティが高い激しく来るチームだ』とは言われているので、そういうところできょうの練習でも『もっともっと行け、強く行け』というところは言われましたし、今週はミーティングでもそういう部分のシーンを見せられていることが多いので、やはり鹿島相手に選手も燃えますし、やはりサポーターも燃えるような雰囲気というのを僕も感じているので、そういう球際の部分や戦うという部分というのが大事になってくるかと思います」
――なるべく効率良くフィニッシュへ至るには前で奪うことでしょうが、きょうは「ロックオン」が強調されていて
「まあやはり前から行く方が、前の選手としては気持ち良くディフェンスに行けますし、取れた後のチャンスというところがあって、チャンスが多くなるとは思うので、もちろんそのデメリットもありますけど、こないだのジュビロ戦もそうですけど、前から行って多くのチャンスを作れたと思うので、そういったところは継続出来れば良いかと僕は思っています」
――後ろから攻撃が始まった時に、そこからきちっとつなぐことの良さを西川選手や柏木選手が話していましたが、くさびを受けるイメージなどは
「うー・・、まあ大槻さんになってからは特に後ろからでもみんなが良い準備をして、みんなが良いポジショニングを取ってボールをつないでいこうというところがあるので、もちろん出来ている試合と出来ていない試合がありますけど、出来ている試合はよりチャンスというのを作れるので、今後もそういう試合を増やしていくために、どのような相手でも前から来る相手でもビビらずにみんなでつないでいく意識が重要になるかなとは思うので、そういうところを大槻さんも特に言っていますし、良いポジショニングを全員で取る、みんなでつながっていくというところが凄く大事かなと思います」
――そして、サイドからというところでは、「武藤病」と話していた後輩が復帰して
「懐かしいですけどね~(ニヤリ)そんな話も。でも本当に関根がいた時は関根のクロスから合わせるというパターンも凄く多かったと思いますし、やっているサッカーが当時と多少違うのであれですけど、関根が帰ってきたことで、こないだも見られましたけど、よりサイドから進んでいってくれるので、ゴール前で待つシーンというのは増えればより僕もチャンスというのは増えてくるかと思いますし、ゴール前に飛び込んでいって合わせるっていう自分の形というのを出せれば、またそういうところを思い出せれば思います」
――思い出すといえば、昨年のホームでの鹿島戦、背番号9が輝いていて
「まあ、僕としても凄く印象に残る気持ちの良いゴールでしたし、サポーターのみなさんからも最近、『やはり昨年のようなゴールを』と言ってもらえるので、それだけ覚えてもらえるようなゴールを決められたことは嬉しいですし、ただ問題は次で決められるかどうかだと思うので、なかなか勝利にゴールで貢献できていない中で、早くゴールを決めて、チームのためにと思っているので、またそういう良いイメージを持って鹿島戦に入りたいと思いますし、あの試合も思い切ったというか、ミドルもドリブルも自分の中で前向きに決断できた結果だと思うので、そういったところを出せればと思います」
――暑さに負けない熱いムードを埼スタで
「本当にサポーターのみなさんがいつもそういった雰囲気を作ってくれるので、あとは選手がどういうプレーを見せるかだと思うので、サポーターのみなさんが熱くなれるようなそういったゲームを魅せられればと思っています」
――ぜひ、期待しています
「はい、頑張りまーす!(シャキッ)」
武藤選手のインタビューは、あす以降の〈You’re The REDS〉でお届けします
では