どうもです
王国対決から一夜明けたきょう、大原での練習は午前10時から行われました
スタメン組はリカバリー、それ以外のメンバーは攻撃のパターン練習を中心に調整
ポカポカ陽気の大原には、春休みということもあり多くの子供たちがいました
未來を担う存在のためにも、浦和レッズは今、大切な時を迎えています
「やっぱり、うん・・・いつもあるものがないというのは、非常に不自然でやりづらさというのは正直あった」
無観客試合について、平川選手の第一声です
「いつものリーグ同様の気持ちで闘うという部分を心がけたし、スタンドにはサポーターがいなかったけど、『テレビの前で必ず見てくれている人がいる。そういった人達の期待に応えなきゃいけないし、プレーで示さないといけない』と思ってた」
レッズの精神的支柱にとっても、「もう充分」な経験だったのです
「1つ1つのプレーで反応が無いというのは・・・。良いときにプレーをした時に盛り上がると、『もっともっと』と気持ちも高まるし、アドレナリンも出てくるという部分で、やっぱ、良いプレーをしてもシーンとしているので、うん・・・」
言葉を紡ぎます
「寂しさというか、普段の有り難みも感じられた」
しみじみとそう語りました
そして、
「きのうは、阿部の宣誓から始まったけど、2度とあってはいけないし、選手としてそういった部分を伝えていく。サッカーを通じて人種差別を世の中からなくしていくと言うことを1つの行動で示せた。そういうところで、また新たなスタートになったと思うので、浦和レッズがまた良いチームになっていくために、あの宣誓からスタートを切れたと思う」
自身にとっては、リーグ戦300試合出場という節目
ところが、
「正直、去年ぐらいに『あと何試合で300だなあ』と思ってたけど、今年に入って忘れてて、きのうもあのような試合だったし」
気付いたのは、試合後の夜でした
「日頃から応援してくれている方が花束をくれて、『ああ、そういえば300試合か』という感じだった。けど、僕みたいな選手がこういったトップチームで、J1で300試合出られるのは、みんなの支えがあったからだと思うし、ただ、これからまた1つ1つ続けていきたいなという思いでいる」
僕みたいな選手・・・
20代の頃は、ケガの多い選手でした
なおかつ、大卒
それでも積み上げた300という数字は、素晴らしいの一言です
「やっぱ、1日でも早く治してくださったドクターも含め、メディカルのチームもそうだし、色んな人の支えでここまで来れた。本当に感謝しかない」
–山田暢久さんの500試合も視野に!?
「それは無理!(笑)500試合行ったらオレは多分し・・・、もう無理です、それは(苦笑)宣言できる、『無理だな』って(笑)」
どうなるかは、わかりません
ただし、本人は「2~3年ぐらいかと思ってた」はずが、13年目の今でもバリバリの第一線で活躍しています
「300試合を目標にやってたわけじゃないので、1つ1つの積み重ねてきたものが、気付けば300という数字になった。なので、またここから1つ1つ、1回の練習から積み上げていって、また1つ1つ試合を重ねて、どこまで行けるかわからないけど、目標を持たずに300まできたので、この先も目標を持たずに行ければと思う」
現役である限り、可能性は無限大です
またすぐ次の試合が待っています
「清水戦、どうしても勝ちたい試合ではあったけど、負けなかったということを踏まえても、また新しいレッズが強くなっていくために、次の試合もまた大事になってくる。今週一週間良い準備をして、次はアウェイだけどまたサポーターも来てくれると思うし、ひとつになって、また強いレッズを作っていければと思う」
新しいレッズには、平川選手の存在が必要です
これから先も、ずっとずっと
インタビューの詳細は、あすの「You’re The REDS」でお届けします
では