どうもです
さいたまダービー3日前のきょう、暑さ控え目の大原で、練習は午前9時頃はじまりました
ピッチにポールを立て、「外す動き、タイミング」と堀監督から声がかかる中でのパス&コントロール、約15メートル四方のグリッド内で、7対4のパスゲーム2人一組でのロングパス交換、といったウォームアップで進行していきます
午前9時45分頃からは、フルコートの約5分の4ほどのエリアを用いた、ゲーム形式へ
監督からは、「お互いにきちっとやろう」と声がかかります
レッズの3-6-1システム対大宮を想定したようにも見受けられる、4-1-4-1でディフェンス時にはシックスバックにもなる布陣
監督は、主に守備に関する指導を加えます
「マーク、カバーをはっきり。2人が同じ動きにならないように」相手に食いついた際にできるスペースのケアを近くにいる選手がするよう、チャレンジ&カバーがうながされました
また、奪ってからの素早い押し上げも徹底されます
午前10時前には給水が入り、再開時に監督は、
「自分より前のポジションの選手に対する声をしっかりと出すように」
午前10時10分頃、2度目の給水タイム後は”ペナペナ”に
「声かけて、声かけ合って!」(堀監督)
阿部選手が「どこから行くか、ハッキリ!」、「ラインライン!」と頻繁に声を張り上げれば、宇賀神選手も「メリハリ!」
長澤選手が効果的な飛び出しから2ゴールを挙げるなど、選手達もキビキビとした動きを見せ、練習は午前10時30分頃に終了
練習後、堀監督は選手達の姿勢にも満足しつつ、
「みんなをうまくコントロールして良い方向に導けるかだと思う」
と表情を引き締めました
◇◆◇李選手◇◆◇
――ケガから復帰
「あ、まぁっ、ケガから戻ってきたのでね、動けるんで、とてもサッカーが楽しいですけどね」
――今、監督が替わってどのようなことを感じてますか?
「やっぱしね、チームのためにね、自分が何が出来るかというところだと思うので、やっぱ選手のつとめはね、自分のパフォーマンスを100%、舞台が来たときに発揮できるかが一番大事だと思うし、その中で監督が選手を選ぶと思うのでね、まあまずは、監督が替わりましたけど、浦和レッズのために選手が何を出来るか、自分が何が出来るかというのが本質だと思うんで、そこに限ると思いますけど」
――簡単には気持ちの整理がつかないでしょうが・・・
「いやもうね、ミシャが残した功績というのはね、誰が見ても素晴らしいサッカーが日本にもたらされたと思うのでね、彼は本当に素晴らしい人格者であって、指導者であったのでね、本当に出会えたことはとても嬉しく思いますけどね、まぁ、本当、さっきも言ったけど、浦和レッズが勝つために何が出来るかなんでね、そのために、日々練習から精一杯頑張っていきたいです」
――堀監督
「いやもう、凄くね、細かく守備の部分とかね、練習やミーティングで言ってるんでね、選手の意識も高まっていると思うし、これをね、ピッチでしっかりと見せることが出来れば、また新しい浦和レッズが見せられるんじゃないかと思います」
――一番の変化は?
「守備の細かさじゃないですかね。簡単にできることをね、また再構築している感じなので、とても再確認させられる部分があります」
――ダービー
「色んな人が注目してると思うし、さいたまダービーなので。前回は負けているし、埼玉スタジアムでは絶対に勝って、堀さんのね、1勝目をね、一歩目を踏み出したいと思います」
――先日、神戸対大宮の試合を観ていて、ポドルスキー選手の来日初ゴールがありましたが、李選手も得意そうな形だと思いました
「え?・・はい(苦笑)何でもやりますからね・・僕は、ハハッ(笑)」
――できますよね?
「できます!・・」
――サポーターへ一言
「本当に新たな第一歩目が、さいたまダービーという素晴らしい舞台なのでね、ぜひ、スタジアムに足を運んで、共に戦って第一歩目を踏み出したいと思います。本当に、共に戦って、また新しい浦和レッズの歴史を作っていきましょう」◇◆◇矢島選手◇◆◇
――今の状態
「まあ・・試合にあんま出てないんで、ちょっとコンディション的には練習で上げてってって感じの部分があります」
――練習の中でも出来る限りのことをしている印象
「まあそうっすね、それをやって、みたいな感じのところがあります」
――チャンスがあればという思いを常に抱いて
「そうっすね、はい」
――監督が替わりました
「いやー初めてなので、監督が替わるのが。でも、『スタイルは継続していく』って言ってるし、あとは守備のとことか、もう少し攻撃のとこで新しいことをちょっとやろうとしているとことかを、早く読み取ってというか、出したいと思います」
――監督としての指導をされた経験は一番長い。6年ぶり
「そうっすね、めっちゃ懐かしい(ニヤリ)、懐かしいっていうか、なんつうすかね、しかもレッズではミシャの練習しかほぼやってなかったので、違う練習は新鮮みたいな感じはありますけど」
――堀監督の特徴
「まあ気付いたことはすぐ言ってくれますし、それは良くないとこでも良いとこでも、両方言ってくれるので、あとはよく見てる監督だと思うので」
――最近言われたことで印象に残っていること
「まぁきょうで言ったら、練習の意図とか、試合でどういうシチュエーションでああいうのが起こるとか、そういうとこを話して、まあ・・」
――意図
「いや~何て言うんすかね、まあ、あんま、こういう場では話すことじゃないんじゃないんすかね、って思いますけど」
――声の部分、チャレンジ&カバー、コンパクト
「まぁ多分、浦和の今までの守備は・・個人はやっぱ凄いっすけど、当たり前のところが出来ていないがために、相手に隙を見せちゃうみたいな、だと思うので、そういうところ、出来て当たり前のところをいかに90分間正確に出来るかみたいなところだと思うので、何か特別新しいことをするというよりかは・・・多分、堀さんの中でも新しいところに取り組んでいる部分もあると思いますけど、選手としては当たり前のところをしっかりやるというところは・・出来てないんで。出来てないから失点すると思うので、そういうところをやっぱ・・今チームとしてそういうところをやっているみたいな。それが失点減少につながるんじゃないかなと思いますけど」
――きちっとこなした上での、パッと動き出した時のポジショニングとか、良いときの矢島選手を思い出しました
「まあ、守備のポジショニングにしても、攻撃のポジショニングにしても、前よりはちょっとやりやすい部分があるので」
――矢島選手は高校1年春の時から堀監督に起用されているので、こういうときに助けになってくれると
「いやーでも、プロ・・なんで、そこはあんま関係ないかと思いますけど」
――浦和出身としてのさいたまダービー
「まあ、どうっすかね、チャンスをやっぱ、準備して待つしかないと思います」
――めっちゃ期待してます
「はい、ありがとうございます」
李選手と矢島選手のインタビューは、このあと23時からの〈You’re The REDS〉再放送でもお聴きいただけます
では