どうもです
宮崎市での第一次キャンプを終えたレッズは、きょうから大原での練習を再開
冷たい北風はさておき、この季節らしい清々しい快晴でした
練習は午前10時からスタート
ニューモデルのウェアを身に纏った選手達は、笑顔が眩しいです
まずは人工芝ピッチでの体幹系メニュー(野崎トレーナー主導)でオフ明けの身体を起こします
髪が随分と伸びてきた永田選手がにやけっぱなしだったのは、余裕のあらわれでしょうか
午前10時30分からは天然芝ピッチへ移動
ここからは、天野コーチにバトンタッチされます
ゴムチューブを用いるなど、足腰に負荷のかかるメニューをこなしたあとは、
「身体の状態を確認しながら、正確に!」(天野コーチ)
様々な動きを入れながらのステップワークを実施
2本目、3本目と回数をこなすに連れてスピードは徐々に上がっていきます
そういった動きひとつでも、梅崎選手はキレ味抜群
「娘のモデルデビュー?稼ぎで負けないようにしたい(笑)」
また、軽快に芝を踏みしめる興梠選手を見つけた監督は嬉しそうにハグをしていました
完全復活が待ち遠しいです
午前10時47分、給水を挟むと再び野崎トレーナーが指示を出し、ドリブル&パス&ゴーからの坂道ダッシュのメニューも追加されます
人数合わせで混ざっていた天野コーチも選手に負けじと仕上がりは上々
「アッハッハッハ、仕上がりね!それ面白い」
そのように笑った選手達の良き兄貴分は、練習後も「見ていてください!仕上がり具合を!」
と梅崎選手を引き連れて居残り練習をしていました
今年は人数が増えた分、ゲーム形式メンバー外の選手達への”天野塾”がより大きな意味を持つでしょう
チームを支える大切な塾長です
ちょうどこの頃から、GK陣は土田コーチと共に専用メニューへと移ります
新ウェアのブルーは快晴の空のように、スッキリ爽やかです
大谷選手、緑以外も似合いますよ!
午前10時55分、今度は、
「タイミング合わせるよ!」
堀コーチ主導での3人一組、基礎練習が行われました
そして、午前11時11分、〆のシャトルランへ
「みっちゃん(永田選手)についていく!」
森脇選手がそう宣言すると、すかさず平川選手、
「ついていくって・・・そもそもその選択の時点で厳しくない?」
冷静に、的確なツッコミを入れていました
「競争じゃないからね!」
野崎トレーナーはスタート前、選手へそのように伝えましたが、やっぱり関根選手は早い!
ぶっちぎりの1位でした
つづいて、鈴木選手、岡本選手、小島選手、武藤選手といった順にゴール
森脇選手はなんだかんだ、永田選手を追い抜いていました
練習は午前11時20分頃に終了
さてさて、背番号が24に変わった今年も、シャトランKINGは健在です
途中までは岡本選手とのデッドヒートを繰り広げましたが、終わってみれば王者の貫禄(順位が全てではありませんが)
「負けないように頑張った。拓也君がもうちょうい早くなれば、僕のタイムも上がるのかなと思う(笑)」
――岡本選手はペースメーカー(笑)?
「はい(笑)」
――練習後も2人で走ったのは、岡本選手を鍛えるため?
「はい(笑)そうなんすよ(笑)」
――相変わらず大物感たっぷりで・・・
「ハハハハ!そうですね!」(←否定しないのがやはり大物!!)
――軽快に走れているのも良い状態の表れですか?
「まあまだ始まったばかりだし、徐々に徐々にコンディションを上げて行ければと思う」
――キャンプは誰と同じ部屋だったんですか?
「慎三君っす」
――不思議な組み合わせ…
「そうっすね、不思議でした…(苦笑)」
――普段あまりコミュニケーションを取っていない印象ですが?
「そうっすね、去年はホント、何回喋ったか数えられるぐらいだったんで(苦笑)その三倍ぐらいは喋ったんじゃないすか!もう今年、この時点で」
――お子さんの自慢とかをされたのでは?
「いやっ、意外にそういうのは俺には出さないようにしたんだと思う・・・・けど、電話はしてた(笑)口調?いやいや怒られそうなんでちょっと、まだ、もうちょいあれしてから答える(汗)」
――どんな話が多かったですか?
「宮崎はゴルフの番組が多かったので、ゴルフの話とか、サッカーの話もちょくちょく」
――関根選手も高校時代からゴルフをしていたことですし…
「そうっすね、慎三君はうまいんで、そういう面でも見習いたい」
――スコアで抜くのも時間の問題?
「ぶっふぉ(笑)多分ほんと、何年かかっても抜けないと思う」
――そっちは謙虚なんですね
「そうっすね、慎三君“には”謙虚に行こうかなと」
――岡本選手“には”?
「拓也君は鍛えてあげようかと(笑)」
――賑やかに、新しい選手も含めて良いムードで出来てますか?
「そうっすね、人も増えてコミュニケーションを取るのは大事だし、宮崎でほとんどの選手と話せたので良かった」
――ユース昇格組もいますが、昨年は関根選手が1人だっただけに、2人なのは羨ましいのでは?
「そうっすね!けど、2人ともまだ静かぶってるので、物足りない(笑)」
――関根選手も1年前の今頃、新人研修を受けるまでは今では考えられないくらい暗かったですよ!
「そうでしたね(笑)それまで待ってたいと思う。あの2人にもチャンスがあると思うので」
――原口選手のレッズフェスタの挨拶をダメだししたり、本当にあの研修以降変わりました
「あそこで学ぶんだと思う(笑)ハハハハハハ」
――公式戦のスタートまで1ヶ月を切りましたが?
「宮崎キャンプもあっという間に終わったし、次のキャンプでもしっかりと良い準備をしたい」
――練習試合が多いのは、関根選手にとって良いことですか?
「そうですね、試合勘も凄く大事だし、練習から良い関係でやるのもそうだけど、試合でどうできるかなので、コンビネーションを確認していきたい」
シャトランKINGにはいずれ、レッズのKINGになってもらいましょう
週末、自身にとって初のレッズフェスタではどのようにファン・サポーターを喜ばせるか、そのあたりも楽しみです
そんな大いなる可能性を秘めた関根選手は、ある助っ人を絶賛します
「そうっすねえ~、やばいっすね~イケメン!優しいし!!いやも~練習での4人1組とかでも一緒に組んでたけど、その時もリフティングとかでけっこう際どいボールというか、いじわるなボールを出しても笑ってくれるんで(笑)もうなんか、出てる!人柄の良さが!(まさかの新人いびり!?)ハハハッ(笑)」
宮崎キャンプにおける練習試合でも得点を重ねた、ズラタン選手です
――はじめまして、よろしくお願いします。
「Nice to meet you!(with smiling)」
――ここまで、キャンプなども行いましたけど、手応えはいかがですか?
「そうですね。非常に良い練習が出来ていたと思うし、練習に加えての練習試合も2試合やらせてもらったんですけど、そういった中でも非常に自分たちが良いコンディションであることを証明できたと思うし、そういった意味では非常に良い出来だったんじゃないかなと感じていました」
――練習試合ではゴールも決められていますし、そのあたりフィットしてきた感触というのはありますか?
「確かに、試合では個人的な得点を入れられたし、結果に左右されることなくやはり一番重要なこというのはチームがどういう風に絡むのかとか、どういう風に、どういった状況でコンディションを、自分たちのコンディションをあげていくかということが一番の目標なので、そういうターゲットに向かって自分たちかこれからもっともっとやらなきゃいけないことがもっと出ると思うし、本当に確かにポジティブな結果が生まれたけれど、もっともっとこれからももっとコンディション良くしてもっと良いチームにしていきたいなと考えております」
――ペトロビッチ監督からもいろいろと指導を受けているとは思いますけど、大宮時代もこのレッズと対戦した経験なども踏まえて、このサッカーにはどんな魅力を感じますか?
「やはりクオリティの高い選手がこれだけいると、もの凄く魅力的なチームが実際にあると思うし、それに加えてやっぱり、レッズの持っているボールのポゼッション率が非常に高い中で、今まで何回か闘わせてもらいましたけども、非常に引いてカウンターサッカーをしないとしない限り試合にならない状態だったので、そういったところで非常に苦しまされたし、非常に苦しい試合を何度か経験してきました」
――攻撃面での素晴らしいところはもちろん、ズラタン選手はチームがボールを奪われた後の守備への切り替えなど、チームプレーへの意識の高さにポジティブな印象を受けます
「そうですね。それがある意味自分の特徴でもあり、ボールを失った瞬間からすぐに切り替えに、守備に力を入れるということでありながらも、監督が常に求めているところがそれであるとも思うし、非常にそういったところが同じ目的としてマッチしているのが自分の中では良いと思うし、自分のタイプ的にはそういった守備的にも力を入れることが特徴だと思います」
――そういう意味でもチームワークが大切になると思いますけど、チームメートとは仲良くなりましたか?
「そうですね、この短期間の中で、非常に彼らに助けてもらっているところもありますし、本当に選手としてのクオリティだけでなく、人間的にも非常に素晴らしい選手がいっぱい、沢山いると思います。本当にそういう選手がいるからこそ、このチームはこのピッチの中で強くあるべきだと思うし、もっと結果の出せる、もっと非常に強いチームがこれからも出来上がるんじゃないのかなというふうに自分の中で感じています」
――もしかしたら、大宮でプレーしていた方が試合に出る回数が多かったかもしれませんが、あえてこのクオリティの高い選手が揃う浦和レッズを選んだというこのこの決意というのを、サポーターも非常に喜んでいると思いますが?
「私は2年半日本にいて、そういった中で何度かこのチームと対戦してきましたし、非常にこのチームが率いるサポーターというのがどれだけすごいものかというものも自分の中で改めて何度か感じさせてもらって認識していますし、これからも私は日本にいたいと言う気持ちが非常に強い中で浦和レッズからオファーが来たときには非常にそれが誇りでしたし、非常に嬉しかったです。そういったチームの中でプレーするというのは決して簡単なことではないと自分の中では把握していますし、やはりそのためには、自分自身の100%を尽くして、結果プラス彼らのためにも常に自分自身を追求しながらやっていかないといけないなというプレッシャーの中でも闘っていくつもりです。これからも」
――次の日曜日、レッズフェスタというサポーターとふれあうイベントがあるので、是非楽しんでください
「そうですね、今まで、そういった、サポーターとふれあうイベントを何度かやらせてもらった中で、初めて多くのレッズのサポーターと会うのをとても楽しみにしていますし、非常に楽しい、良いイベントにしていければなというふうに楽しみながらお待ちしています」
結びに「ありがとうございました」と伝えれば、
「ドウイタシマシテ!」
と日本語で返答
プレー、ルックス、受け答え、あらゆる面で正にGnetle!
これからもよろしくお願いします
関根選手、ズラタン選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします
では