どうもです
きょうの大原も気持ちの良い晴天
笑顔揃っての集合写真撮影、室内調整を経て、午前10時45分、選手達はピッチに姿を現します
きのうと同じく、まずは野崎AT主導で人工芝ピッチでの体幹トレーニングがスタート
新型ゴムチューブはこの日も場を盛り上げます
フットサルサイズのゴールに吊されたゴムをつかんでの斜め立ち懸垂
「直、すげぇ揺らすじゃん!やばいねえ!」
うまくいかないのを対面の岩舘選手のせいにする森脇選手は挙げ句、
「アーーーウチ!!」
と絶叫
宇賀神選手に至っては、「誰だよこんなの買ったの!(笑)」
このチームの”身体作り”に新たな戦力が加わったと言えましょう
午前10時55分、天然芝ピッチへ移り、2人一組での基礎練習で2016年度公式球の感触を確かめます
体幹トレで使われていたバランスボールに見慣れたあとにサッカーボールを見ると、ピンポン球のように見えるのは”大原あるある”です
午前10時58分、天野コーチ主導でのステップワーク
永田選手の足取りが軽快でした
午前11時6分、今度は5人一組のパス&コントロールを実施
「ヘッドアップ!」(メインで指揮を取った堀コーチ)
開始から3分ほど経過したタイミングで「オハヨーゴザイマース!」の挨拶と共に監督がピッチに歩み寄ります
「テンポー、テンポー」と選手達へはハッパがけ
サイドやバック、様々なステップを加えつつ、「リラーックス!」(堀コーチ)
午前11時15分、小休止の際には強いパスと的確なタイミングでの動き出しをするよう、指導が入ります
それを横目にジョグで外周していた柏木選手は室内調整中の西川選手を見つけると、「Hurry!」
その数分後、西川選手も「おはようございます」と、にこやかにフィールドインしました
午前11時21分、給水タイムの際にはその後の素走りに備え、那須選手、加賀選手、橋本選手、梅崎選手、槙野選手がスパイクからランニングシュートへと履き替えます
その際には乳酸値の話で持ちきり
午前11時24分、西川選手が走った!(別メニュー)
走り込みは、3グループに分かれて行われることに(乳酸値なども配慮?)
野崎ATはグループ分けの際、選手を「さん」づけします
駒井選手は「君」でした
A→平川選手、阿部選手、イリッチ選手、永田選手、興梠選手、宇賀神選手、福島選手、岩舘選手
B→那須選手、加賀選手、森脇選手、橋本選手、武藤選手、青木選手
C→ズラタン選手、李選手、石原選手、槙野選手、高木選手、駒井選手、関根選手、大谷選手※アルファベットに意味はありません
午前11時28分、スタート
ピッチにはカラーコーンが置かれ、陸上トラックのような楕円形のコース
約30秒ごとに走行速度を切り替えながら外周するインターバル走でした
4周目あたりからは汗&息づかいが激しくなります
「春樹(福島選手)に乱されたよ~」(ニコリと平川選手)
高木選手、駒井選手、関根選手はフラットスリーのごとく併走
ドリブラー同士、何を話したか・・・
約15分後の午前11時43分、クールダウンへ
ストレッチの際に監督は身振り手振りでイリッチ選手へ語りかけていました
午前11時48分、マネージャーからの業務連絡なども伝えられ、練習は終了
ここ数年に比べれば、”じわりじわり”な始動日からの調整を行っている印象です
練習後もボールと戯れる選手がチラホラ
新加入の駒井選手は山道強化本部長、関根選手と共にリフティングゲーム→関根選手とロングパス交換→サポーターとのコミュニケーションタイム・・・
といった感じで一番最後までグラウンドにいました
「すごく、皆さんが温かい雰囲気で迎えてくださいましたし、声もかけてくださるので、すごく馴染みやすい環境作ってくれてるので、すごく感謝しています。京都でもサポーターの皆さんが来てくれてたんですけど、そこでレッズのサポーターさんも同様に、やっぱり見られてるっていう緊張感の中でできているので、そこはすごく、あの…、なんて言うんですかね…、良い自分に刺激が与えられてとてもいいことだと思います」
ひとつひとつ丁寧に言葉を選んだ上での応対が、新加入選手らしくもあり、凛々しくも感じられました
――やり甲斐?
「そうですね、やり甲斐もありますし、早く皆さんに認めてもらえるように練習からも見られていると思うので、しっかりとプレーしたいなと思っています」
――チームメイトで、早くも仲良く選手とかは?
「いやぁあーの、まぁ、年も近いですし、関根選手とか、あとハルキ…福島春樹とか、あと、高木俊幸君とか、まぁ、上の槙野君とかもすごく良くしてくださいますし、そういった選手達とは仲良くはさせてもらいました」
――特に関根選手というのは、先輩に対して人懐っこい独特の“弟キャラ”というか…
「僕が関根の弟ですか?」
――いや…
「僕が?」
――関根選手が年上の人にちょっと弟っぽく…
「あぁ、凄く可愛いですからね(笑)すごく…そうですね、本当にかわいらしい感じですし、すごくこう、なんて言うんですかね、接しやすいというか、親しみやすいキャラなんで。すごくタカには助けてもらえるんじゃないかなって、これからも」
――練習後のロングパス交換、キックひとつにしても同じポジションで感じたところなどいかがですか?
「いやぁ、でも、やっぱり…、ずっと試合とか見ていたんですけど、すごく、キックのカットボールというか、そういうのがすごくうまい選手だなって思ってて、実際蹴ってもうまかったので、技術ある選手なんだなと思いました。自分はまだまだですし、そういうキックの質というのはもっと練習しないといけないと思っている部分なので、きょうはあんまりボールを蹴る機会もなかったので、練習で、だからこうやってね、タカとかが一緒に蹴ってくれてるので、助かりました(笑)」
――このあときっと、「なんかおごってよ」とかってなってくるのかなって…
「いや~もう早速、車の送り迎えのアッシーにさせられそうなんで(苦笑)アハッハ!」
――もう?
「もう、『お願いします』って言われてるんで…。でも、全然近いですし、全然行きます」
――去年、武藤選手がいろいろと…
「あっ、そうなんですね…」
――で、ブレイクしたんですけど、送り迎えしたかはわからないんですけど、映画一緒に観に行ってポップコーンねだられたりして、それでブレイクしたんで…
「僕も頑張って、続けるようにというか、しっかり、チームのためになれるように頑張っていきたいなと思います」
――いろんな特徴がサイドの選手にはそれぞれあると思いますけど、駒井選手が出たことによって自分らしい色というところ、どんなところを出せるイメージがありますか?
「うーん、やっぱり、まぁ、試合に出られたら…なんですけど、出たときは積極的にやっぱり仕掛けて状況を打開するというか、そういうのが自分の持ち味だと思っているので、そういうところを見てもらえたらなっていうふうに思いますけど」
――まさしく、レッズは伝統的にドリブラーに凄く思い入れが強いです。なので、みんなワクワクしてると思います
「まぁ、そうやって期待してもらっているのは凄く嬉しいことですし、それに見合ったプレーができるように練習から頑張って、試合に出せたらなと思います」
――先ほども「出られたら…」というお話をされていますけど、場合によっては京都や別のチームの方が出場機会は多かったかもしれないという…、一番競争が激しいかもしれないチームを、敢えて浦和レッズを選んだというところに、どういった決意がありますか?
「やっぱり、先ほど言われましたように、京都の方がこう、試合に絡めるチャンスってのがひょっとしたら多くは…、まぁ、わかんないんですけど、あったかもしれないですけど、やっぱり、こういった…この環境、厳しい中に自分の身を置いた方がレベルアップというか、一選手としてどんどん壁を乗り越えて成長できるんじゃないかなと思いましたし、そういうところでやっぱり移籍を決断しましたね」
――武藤選手と重ねるつもりはないんですけど、武藤選手も昨年そういった立場でここに来て…で、本当に自分次第なんだなって。今のお話を聞いてるとその志しがかなりひしひしと伝わってくるのかなと、楽しみです
「ありがとうございます(ニコリ)」
――あしたは「レッズフェスタ」という触れ合えるイベントがあるんですけど、何か楽しみにしている部分とか、どうですか?
「全然あの…、なんて言うんですかね…、想像が付かないんですけど、初めてなので。まぁ、でも、沢山のお客さんが多分来てくれると思いますし、サポーターの皆さんが。やっぱり少しでも、一人でも多く楽しんで帰ってもらえるようにやれることがあれば、全力で取り組みたいなと思います」
――関西ならではのお笑いセンスなどは?
「ハハハッ!いや関西人やからって一発芸持ってるって、そんなではないんですけど(汗)でもまぁ、そうですね…、何か用意してもらえれば、頑張ってやろうかなって思いますけど(苦笑)」
――槙野選手あたりが無茶振りするでしょうから、何か考えておいたほうがいいのかなって…
「やばいですね!(冷汗)何も考えていなかったんで、無茶ぶりきたときのために何か…、そうですね、何か一つ考えた方がいいかなと思いますけど…」
――アドリブに強い男ということで…
「めっちゃ弱いんで(笑)台本がないと…(汗)」
――ピッチ上ではクリエイトして、どんどん…
「まぁ、ピッチ上はそうかも知れないですけど。まぁ、私生活の部分は大切になってくると思うので、そういうところもしっかり乗り越えていけたらなって思います(笑)」
――浦和って非常にサッカーの熱い街だとご存知だと思うので、是非、幸せなレッズライフというか、ここから過ごしていただければと願っていますので、今後ともよろしくお願いします
「ありがとうございます!(ニッコリ)」
あすはどんな交流になるのか
そして今シーズンが終わった頃は・・・・
2014年の原口選手は活躍が認められヨーロッパの舞台へ、2015年の武藤選手はチーム最多得点を記録し今年から背番号が9に
関根選手に懐かれた先輩選手はいずれも更なる飛躍、ブレイクを果たしています
2度あることは3度?
もちろん、自分次第ではありますが
駒井選手のインタビュー詳細は、来週の「You’re The REDS」でお届けします
では