1月15日 始動

どうもです

午前9時、浦和区の調神社で必勝祈願を行い、大原へ

新しいシーズンのスタート

新鮮な空気に満ちたグラウンドが、今季始動への高揚感を助長します

練習前にはミーティングを実施

「2週間弱の休みのあと、選手はどう思っていたかわからないけど、私は彼らと会えなくて非常に寂しかったので非常に嬉しい思いを持って顔を合わせた(ニッコリ)ミーティングでは淵田社長と山道強化本部長がお話をされたので、私の方からは短い挨拶程度の話をさせてもらった。キャンプで充分に時間があるので、選手達とはそこで色々と話したい」(監督)

コーチ陣がピッチ上にボールやポール、マーカーを設置し準備は万端

午前11時、選手が姿を現します

一番乗りの高木選手と関根選手は、揃って右足で

つづいて、慣れた様子でほんのり小麦色の宇賀神選手→2年目の大原となる福島選手→朝食は好物の卵かけご飯?阿部選手→引き締まった表情で武藤選手→ヒゲが程良く伸びた 興梠 選手→好きなおかずはステーキ・メラメラと那須選手→

「大ちゃん、紐はぁーー?」と気遣うも聞かれていなかった森脇選手は今年も日焼け顔

→スラッと橋本選手→踏みしめるように慎重な足取りで駒井選手→風を切るように梅崎選手→やっぱり爽やか岩舘選手→サポーターに「おはよう!」と挨拶をして李選手→

モソーっと(※内に闘志を秘めつつ)黒髪の永田選手は美味しそうにガムを噛みながら

→加賀選手と石原選手は落ち着いた様子で横並び→右手の黒いサポーターが元日の激闘を物語る槙野選手は小走りで→スポマフと手袋を装着し、防寒対策バッチリの平川選手→膝から下が長い自然体の青木選手→ズラタン選手とイリッチ選手は仲良く談笑→緑の芝にテンションアップ!?大谷選手

といった順でした

午前11時5分、まずは人工芝ピッチでの体幹トレーニングから

自然発生的に「行きましょう!」と声が行き交うムードの中、今季初練習が始まりました

201601151107000新たに導入されたニューゴムチューブでの斜め立ち懸垂に、「これはやばい!」(梅崎選手)、「なあにコレ!?」(森脇選手)

イリッチ選手も興味津々の様子で、通訳の力を借りながら楽しそうに筋肉に負荷をかけます

午前11時12分には天然芝ピッチへ戻り、2人一組でのボールを使った基礎練習(ズラタン選手&イリッチ選手、李選手&橋本選手、阿部選手&大谷選手、高木選手&関根選手、那須選手&宇賀神選手、梅崎選手&天野コーチ、駒井選手&福島選手、石原選手&岩舘選手、興梠選手&森脇選手、槙野選手&武藤選手、加賀選手&青木選手、平川選手&永田選手)

午前11時15分、選手によっては給水を挟み、「10分走るよ!」(野崎AT)二手に分かれ、ピッチを外周します

一方のグループの先頭を走った槙野選手はとなりの梅崎選手へ、「映像で見たけどサイドバックやしめっちゃ持ち運べる」・・・あの新加入選手についてでしょう

201601151127000どの選手も段々と額に汗、今年の冬が例年より暖かいことを実感させれます

201601151129000午前11時28分、軽めのストレッチ→午前11時32分、3グループに分かれての”鳥かご”へ

このタイミングで、

「オハヨウゴザイマース!」

と、にこやかに監督が登場、つづいて柏木選手(ウォーキングやジョグで調整)

どのグループも始動日とあってか、なかなかボールはつながらず

その分、喜怒哀楽の賑やかな声が聞こえてきます

201601151147000午前11時43分、サポーターとメディアに「今年もよろしくお願いします」と満面のスマイルで西川選手が出てきました(ウォーキング調整)

午前11時47分、給水タイム

つぎは、両タッチラインのコーナーフラッグ付近へは互い違いにマーカーが設置されての素走りです

「いつもの試合後のクールダウンのイメージで」(野崎AT)

開始前、選手によってはボールと戯れていると、

「モリーーーーッ!」

なぜか森脇選手だけは監督に怒鳴られていました

走行中、沿道の指揮官はマラソン応援のごとく各選手を片手ハイタッチで激励

こういったところも人心掌握に欠かせない要素なのでしょう

高木選手とコミュニケーションを取りながら走っていた駒井選手については、「ゲマッ!」と優しく背中を押されていました

2016/ 1/15 11:58お昼の12時には逆回りをし、約10分後にはminnaで輪を作ってのストレッチ

その際に森脇選手は橋本選手へひたすら話しかけます

目を細めながらウンウンとうなずく背番号33

そこへは加賀選手と興梠選手も加わり、和気あいあいな雰囲気でした

午前12時17分、練習は終了

「私の目からは、選手達はフレッシュで良い顔をしているように見えた」

と振り返る監督は、クラブハウスへ引き上げる際に2階から様子を見守っていた”レジェンド”を見つけるやいなや、

「ヤマー!トレーニング!!」

ご機嫌よさげ、とても晴れやかに頬を赤くしていました

201601151215000

練習後、監督は高木選手を呼び止めます

少し言葉をかけ、温かなハグ

背番号13のアタッカーは、このように明かします

「『元日のガンバ戦の試合、良かったぞ』って褒めてもらった。オフに入る前、試合が終わった後もずっと言ってくれてたんですけど、あれを自分は続けなければならないかなというふうに思っています」

――よりそういったイメージを持った上で、2015プラスアルファで良い入りができそうな感じが…

「そうですね。やはり、基本、ベースはあれくらいにしてやっていければもっと結果が出せるんじゃないかなって思っています。新しい力が加わって、また競争というのが激しくなると思うので、そういう部分で自分は負けないようにしないといけないなというふうに、また気持ちが少し引き締まったかなというふうに思います」

――そして、背番号が変わりましたが、そのあたりはいかがですか?

「やっぱり改めて、ロッカールームに13って書いてある練習着だとかやっぱり置いてあると、凄くまた気が引き締まるっていうか、重みもやっぱり感じますし、その辺でやっぱり自分は《この背番号背負ってしっかり結果を改めて出していかないといけない》って思っている。まぁ、すごく気負いすぎてもいけないと思うので、まぁ、その辺は啓太さんも『自分色にしていってください』って言ってくれたので、新しい背番号13番に、高木俊幸としての13にしていけたらいいかなって風に思っています」

――自分から申し出たのですか?

「チームの方から一応、選択肢をいただいて、それですごく悩みましたけど、つけさせてもらうことにしました」

――清水時代もしている時期があったと思いますけど、この番号に対する思い入れというのは?

「そうですね、清水の時から3年間つけた番号なんで、その辺での愛着だったりとかってのがあるんで、また背番号13番になるってうれしいですね」

――啓太さんからのお話を聞きましたけど、逆に高木選手からの意気込みというか、どのように伝えましたか?

「まぁ、自分は『とにかく頑張ります』そういうようなことですかね」

――昨年以上に思い切りよくドンドン闘ってほしいと思いますので、改めて決意のほどを

「本当に今年こそはチームとしてタイトルが必要だと思うので、今年こそはしっかりとタイトルが獲れるように自分個人の結果としてもそうですけど、まず一番にチームの結果を出すために、自分はそこに全力で力を注ぎたいと思うので、一緒に戦ってもらえたら、また1年間一緒に戦ってもらいたいかなって思います」

――元日のガンバ戦の動きに加え、ゴール量産だと、どんどんみんなが幸せになると思うので楽しみにしてます、本当に。

「そうですね、そこが一番の仕事にはなってくると思うので、その辺はしっかり意識してやっていきたいなと思います」

――ありがとうございます。今年もよろしくお願いします。

「よろしくお願いします!」

ベストを尽くし、ベストを上回る

それがひとつの力となったとき・・・

いわずもがな、2016年は始まったばかり

すなわちここから先は、どうにでも出来ます

よしっ!行こう

201601151447000「光栄だし責任を感じている。9番に相応しいプレーヤーだと思われるようにそういった結果を残したい」(武藤選手)

「タイトルを獲るために変化を与えたいと思って」(柏木選手)

「5番だけど10番を背負った立ち位置で振る舞いたい(笑)」(槙野選手)

 

高木選手インタビュー、監督の抱負、柏木選手&槙野選手&武藤選手の意気込みは、このあと19時からの「You’re The REDS」でお届けします

では

 

1月13日 始動を前に ~今夜はレッズレディースの選手が生出演~

どうもです

浦和レッズを通じて、より一層の幸せを共感できますように

今シーズンもよろしくお願いします

さて、元日に味スタで悔しい思いをして、その翌日には浦和駒場で正智深谷の敗退を目の当たりにするなど、今まで味わったことのない複雑な気分のお正月でした

けれども時は、誰に対しても共通に、自然と進んでいくもの

9日の『JAライススポーツセミナー』で那須選手が子供たちを相手に何度も決めるエネルギッシュなヘディングゴールに元気づけられたり、落合ハートフルクラブキャプテンのスカッとするような声に背筋がピンと伸びたり、10日は午前に行われた鈴木啓太さんの現役引退会見で凛とした勇姿から発せられる深イイ言葉の数々を耳にし、午後の『交流サッカーフェスティバル』後にレッズレディースの池田選手から田尻選手への思いを聞き、”絆”という言葉を改めて考えてみたり・・・

11日には高校サッカー決勝を取材し、スタンドが360度サッカーファンで埋まる壮麗さを観つつそれはそれで、それでもやっぱり、赤い埼スタが恋しくなってみたり

ブログをご覧のあなたは、いかがお過ごしでしょうか

気付けばシーズン始動の足音が聞こえてきました

きょう水曜日にはトップチームの新加入会見及び2016シーズンのユニフォーム発表が埼スタにて行われ、そのボリュームはさらに強まっています

例年の流れですと当日19時からの「You’re The REDS」で新加入会見の模様をお届けしていますが、それはあすの番組でじっくりと

となると、今夜の目玉は?

レッズレディース・吉良選手がスタジオ生出演してくださることになりました

水曜日担当・レッズレディースOGの木原梢さんと、どんな言葉のパス交換が聴けるのか

ご覧のあなた、番組をお聴きのあなたにもぜひ、そのボール回しに加わっていただきたいです

エール、質問、気持ち、などなど・・・

mail@redswave.com

こちらでメッセージをお待ちしています

楽しみましょう!

※23時からは再放送もあります

では

12月31日 「これまで悔し泣きを見せてきたので、それは男として恥ずかしいこと。次は嬉し涙を流せるように」

どうもです

天皇杯決勝を翌日に控えたきょうの練習は午前10時から行われ、ボール回しやジョギング、ステップワークといったコンディション調整が念頭におかれたメニューでした

練習終了前には、minnnaが集まり輪になって、いざ元日決戦へ

きょうが選手として最後の大原だった鈴木選手がクラブハウスへ引き上げる際、その横には森脇選手が寄り添っていました

――森脇選手、よろしくお願いします!最後は全員が集まりましたが、監督からはどんなお話が?

 「いやまあ、あのー、『2015年最後のトレーニングだったけど』というところから入って、『あしたはみんなで良い結果をおさめよう』その言葉だけだった」

――やる気が俄然高まって?

 「はいもぉねぇ?モチベーションはね、常日頃から高いですけれど、もっと上がっている部分もあるのでそれを明日ピッチで表現したいというふうには思う」

 ――上がってくる時には鈴木選手ともお話をされていましたけれども?

 「あのー、全然他愛のない話だったけどね!サッカーに関係のない話でしたけど、はいまあ啓太さんとやれるのも、きょうが最後だったんですけれども、あしたしっかり勝って啓太さんをまた胴上げできたらいいな最高だなという話はチームのみんなでしている」

 ――色んなモチベーションが湧いてきて、本当にあしたが楽しみなのでは? 

「そうですねまあ、僕自身も1月1日にサッカーをしたことがないし、え~・・・プレーできる喜びというのを感じながらやっていきたいなと。負けられない闘いにはなるけど、しっかり楽しんでやりたいなという風には思っている」

 ――前回のガンバ戦からの教訓として活かしたいところは?

 「まあ、やっている内容は非常に良いので、決めきるところを決めきる。あとは守るところをしっかり守る。その2点。サッカーにおいて一番重要なところだと思うけど、そこの2点だという風には思っているので、しっかりチャンスをものにする、というところはこだわってやらなくちゃいけない。それが出来れば必ずチャンスはもぎ取れるという風には思っているので、いつも通りやりたいなという風には思っている」

 ――この2試合、守備の踏ん張りが素晴らしい

 「まあねぇ?これまで沢山の失点を重ねてきたけど、やっぱり僕らディフェンダー陣としては無失点で終えることが非常に嬉しいことなので、3試合連続で達成してカップを掲げたいという気持ちがあるので、ガンバ大阪の前線の選手にはかなり強力な攻撃陣がいるけど、《何もやらせない》そういう気持ちで臨みたいという風には思っている。もう、味スタのピッチで何も仕事をさせない、そこに集中してプレーしたい」

 ――この2試合で一番危なかったのは、神戸戦で森脇選手のヘディングクリアがレッズの守るゴールバーに当たったシーン?

 「ね!?あれも周ちゃんのファインセーブで事なきを得たけど、みんなにもそれを言われたので、まあそういうピンチを作らないようにしたいなと。僕自身ヘディングして、ボールの行方を追っていなかったけど、色んな人の歓声でボールがゴールへ飛んでいったのがわかった(苦笑)ああいうことがないようにしたい」

 ――あのジャンプ力など、ここぞで体が動けていた証しでは?

 「そうですね、まあ、あれも触るのでいっぱいいっぱいだったけど、ああいうところでどこにボールがこぼれるかわからないけど、しっかりボールにアプローチする。相手に体を寄せるというのは、やらなければいけないという風には思っているので、ひとつ良い部分が出たのかなという風には思っている」

 ――元日にプレーする喜びを先ほどおっしゃってましたが、ぜひ“夢は叶う”というのを示してもらいたいです

 「それをしっかり証明したいなと!これまで沢山悔しい思いをしてきたので、それをあした勝って晴らしたい。全力で、体がどうなってもタフに闘っていきたいという思いがある」

――泣いても笑ってもあしたが今シーズン最後なら、森脇選手が嬉し泣きしているところを

 「それはもちろん!もうほんとね、これまで悔し泣きを見せてきたので、それは男として恥ずかしいこと。次は嬉し涙を流せるように、笑って2016年のスタートを切れるように頑張っていきたい。また応援してもらいたいなと思う!ガンバリマス!!(シャキッ)」

運がなければ、調を手繰り寄せれば良い

それが出来てこそ、Pride Of  浦和 REDS

このあと19時からの「You’re The REDS」では森脇選手のインタビュー、ペトロビッチ監督の記者会見の模様を中心に

そして21時からは約2時間は 「You’re The REDS 大晦日」と題して、浦和レッズをとことん語り尽くします

生放送です!

吉沢康一さん、椛沢佑一さん、塚越始さん(サッカーダイジェスト・浦和レッズ担当)が出演します※順不同

質問などメッセージは、

mail@redswave.com

でお待ちしています

では、よいお年をお迎えください

12月30日 「カウントダウンは夢の中で」

どうもです

天皇杯準決勝・柏戦から一夜明けたきょう、練習は午前10時からはじまりました

昨日の試合に出場しなかった選手達は、5対5のゲーム形式を中心に調整

出場した選手達はリカバリー系のメニューで回復に努め、その後は監督との青空ミーティングへ

約25分間に渡ったお話の中では主に、「規律をもって闘おう。今までの大一番ではちょっとしたところで負けている。しっかりやれば勝てる」といったニュアンスのお話があったようです

練習後、2試合連続無失点中の守護神・西川選手にお話を聞きました

「無失点で勝てたことが非常に良かったですし、我慢強くやれた結果。延長後半の得点につながったと思うので、我慢強くやれたことが無失点につながったと思いますし、決勝でも我慢強くやりたいなと思います」

 ――本当に、李選手の好調もそうですけど、守備陣の踏ん張りがチームの助けになっているように見えます

 「やっぱり、全体的に守備の意識というのが強いですし、ファーストステージで出来ていたことがまた出来だしたなっていう…。できだしたところでシーズンが終わるのは寂しいですけど、最後、最高の舞台が待っているので、いつも通りできれば良い結果が出るんじゃないかなって思います」

 ――いつも通りのために、西川選手の元日の最高の舞台を経験していることが絶対にこのチームにも活きるはずです

 「はい、そうですね。年越しだからといって浮かれないようにっていうことが一番大事かなと思います」

 ――自然体で…

 「はい、(年越しの)カウントダウンは夢の中でっていうくらいいつも通りやりたいなと思います。大丈夫ですよ(スマイル)」

その笑顔、とても心強いです

お正月にはー味スタでーガンバ大阪・・・・・♪

西川選手のインタビューは今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

また、スタジオにはレッズレディースOGで現在はオルカ鴨川・GM兼監督兼選手の北本綾子さんをお迎えしますよ!

※REDS WAVEでは年末年始の番組編成について、以下の通りお送りします。

 ☆大晦日特別番組

年末は、12月31日木曜日の21時までは通常通り放送し、21時からは、特別番組「レッズウェーブウィンタースペシャル・大晦日2015」をお送りします。

21:00~22:55 「You’re The REDS 大晦日」

→浦和レッズをとことん語り尽くします。生放送です!吉沢康一、椛沢佑一、塚越始(サッカーダイジェスト・浦和レッズ担当)出演予定

23:00~23:55 「Remenber Hit 2015」

→1年の締めくくりは、2015年のヒットソング、そしてあの曲と共に…

24:00~24:55 「New Year Message From RED DIAMONDS」→レッズ&レッズレディースの選手による新年メッセージをお届けします。

☆天皇杯決勝特別番組

1月1日金曜日、味の素スタジアムで第95回天皇杯決勝・浦和レッズ対ガンバ大阪が開催されることに伴い、REDS WAVEでは試合後の18時から「REDS After The Match」をお送りします。

18:00-19:55 REDS After The Match
20:00-20:55 新年特別編成

(21:00以降は通常通り)
実況中継はありません

☆年末年始の放送

1月1日金曜日から5日火曜日までは生放送番組を短縮してお送りし、その他の番組はいつも通りお送りします。

※「You’re The REDS」は8日金曜日スタートです。

 年末年始も、レッズウェーブを是非

では

12月28日 前日

どうもです

天皇杯準決勝を翌日に控えたきょう、練習は午前10時から始まりました

中2日の日程に配慮し、約40分間、ジョギングやボール回しといった軽めの調整で終了しています

あすの対戦相手は柏

であればやはり、高木選手を連想します

「自分は割と公式戦という部分では間隔が空いているので、まだ出るかどうかわからないけど、コンディションはもちろんフレッシュで良い方で問題ない。あとは気持ちを持っていくだけ」

 ――まずは目の前の試合。そして決勝までを考えれば6日間で3試合を闘う過密な日程です。であれば総合力が大切。高木選手のように2つのポジションをこなせる選手の存在はチームにとってありがたいし、相手にとっては疲れた中でそのスピードに応対しなければならないのは脅威なはず

「まあ、僕だけというか、チーム全体としてそれは言えること。サブとしてもそうだし、サブに入っていない選手もケガや出場停止に備えて全員が良い準備をしていくことが必要。その辺でひとつになれるチームが元日に勝利を手にすることが出来ると思う」

――同じくサブの立場にいた李選手の活躍は刺激になってますか?

「そうですね、自分がやっぱり出たときに結果を出せるように良い準備をしたい」

――李選手もそうですが、高木選手だって練習のゲームでゴールを量産しています。特にラストゴールを決める率が高い印象です

「そうですね、まあ特にそういった勝負所にはこだわって練習をしている。やっぱラストゴールを決めて練習を終えられるというのは凄く気分が良いので、意識して狙っているので、それが元日のラストゴールにもつながればと思う(ニヤリ)」

――柏戦といえば、ぜひ再現を

 「まあ、あのゴールはラッキーな要素もあったので(苦笑)またスッキリしたゴールを決めたいというのもあるし、良いイメージを抱ける相手に対して、しっかりと継続して良いイメージを持てるように。勝利が一番だけど、フォワードとして大事なことなので点を狙っていきたい。チャンスがどんな形で来るかわからないので、特にフォワードとしてその辺はアラートにして常にやっていきたい」

 ――味スタで2試合というのも、高木選手にとっては良い巡り合わせでは?

 「まあ、ホームみたいなもの。というか慣れてはいるので、割とやりやすいんじゃないかな(笑)」

浦和の大洋・高木選手のインタビュー及び試合前日監督会見の模様は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

そして、第95回天皇杯準決勝・浦和レッズ対柏レイソルが開催されることに伴い、REDS WAVEではあす火曜日の番組編成を以下のように変更します。

試合直前情報をお伝えする「Come On! REDS」、試合後には監督及び選手のコメントを中心にお届けする「REDS After The Match」でお楽しみください。

11:00-11:55 くらしプラザ(短縮)
12:00-12:55 Come On! REDS
15:00-15:55 アフターヌーンパラダイス(短縮)
16:00-17:55 REDS After The Match
18:00-18:55 Evening Pass(短縮)
※実況中継はありません

では

RED A Live 2015 12.26  VS 神戸

ヤンマースタジアム長居で行われる、「第95回天皇杯準々決勝・ヴィッセル神戸対浦和レッズ」の模様を実況生中継します。

201512251933000

RED A Live 2015
「ヴィッセル神戸 対 浦和レッズ」
…12月26日(土)12:30-15:15(延長の場合あり)
提供/ポラスグループ

Come On! REDS…12:00-12:30
REDS After The Match…16:00-17:55

・放送エリア以外でもサイマルラジオ(PC・スマートフォンなど)でお楽しみいただけます!!

・これに伴い、当日は番組編成を以下のように変更します。
12:00-12:30 Come On! REDS
12:30-15:15 RED A Live 2015(延長の場合あり)
16:00-17:55 REDS After The Match
18:00-19:55 RED A Live 2015(再放送)

・以下の番組は休止します。

12:00-12:55 REDS Supporter’s EYE
13:00-14:55 AKANEのCatch The Music

201512251136000

12月24日 「集中力の問題なので、そこは」

どうもです

きのうの寒さから一転、目にも体にも温かい晴天に恵まれた大原

天皇杯準々決勝・神戸戦(※REDS WAVEでは実況生中継します!)2日前の練習は、午前10時から始まりました

ウォームアップを経て、午前10時45分からは、ゲーム形式へ

ハーフコートでの12対12でした

人数が多い分、さらに狭くなったプレーエリア

そういった中で細かなタッチ制限なども設けられ、選手達はより難易度が上がる状況で精度を高め合います

気温の高さも相まって、どの選手も汗、汗、汗

監督の指導にも熱が籠もっていました

「ナガーターーー!!!」

といった感じに

迎えたゲームの終盤の午前11時15分、ラストゴールは何とも感慨深いものでした

きょうは阿部選手、鈴木選手、那須選手がビブスなし組で共にプレー

那須→阿部→啓太→那須→阿部とワンタッチでつなぎ、縦パス→「啓太、行こう!」と那須選手がプッシュアップを促します

その後、前線で混戦状態となり最終的には李選手が左足で強烈に突き刺してゴール

3人が間接的に絡んだフィニッシュまでの流れは、ビルドアップにおけるトライアングルの何気ない間合いが秀逸でした

言葉なんて入らない

声を通り越した次元での以心伝心フラッシュパスからは、苦楽を共に味わい、共に成長を続けた81年組の確かな絆、歴史が醸す深みが滲み出ていました

もうすぐ見納め・・・だったら1日でも長く

練習後は、16日の練習からビブス組でのプレーが続く、永田選手にお話を聞いています

――良い汗

「はい」

――きのうあんなに寒かったのに

「そうっす、きょうあったかいっすね」

――どっちが良いですか?

「いやっ、どっちでも良いっす」

――体調管理が難しいのでは?

「そうすねでも、あーのー、変なことしなかったらフフッ風邪引かないと思うので」

――規則正しく?

「はい(ニヤリ)体調面だけはしっかりしてる」

――1ヶ月空いたというのは?

「難しかったすけど、FC東京戦とかはチームとしてやろうとしていることが出せたと思うし、次が本番だけどそこで良いプレーできるようにしたい。いつもやっているメンバーだし、僕は久々だけど、やることは変わらないので問題ない」

――切り替え早くするところ、前から嵌め込むとか・・・

「その辺の行くところと行かないところを後からハッキリさせようかと思う。行きすぎても、けっこうカウンターとかを食らってるイメージがいつもあるので、そこは注意したい」

――ゲームを見ていて気になるのが、両サイドのCBと永田選手との内側の隙間を突かれているような感じのところです

「うん、それはまあ修正できると思うので、別に何ともない」

――頼もしいすね!

「いやいやいやいや(ニヤニヤ)」

――この期間の取材を通じて印象に残っていることのひとつが、かつての永田選手と同じく、膝の大ケガをした石原選手とのお話。永田選手のアドバイスが「助けになった」と言っていたことです

「ないっすよフフフッそんなこと(ニヤリ)まーまーまー、リハビリの時は言っていたけど・・・僕・・2.5回ぐらい膝をケガしているので、前十字。『その恐怖感だけ払拭できれば絶対できる』それだけは言った」

――「永田さんは凄い頭の良い選手だ」とも

「フフッフ良くないっしょ(ニヤニヤ)絶対嘘でしょそれ!フフッ」

――本当に言っていました(※隣りにいたオフィシャルメディアさんも承認となる)

「マジっすか!?(ニンマリ)」

――やはり、経験豊富な分どんどん頼られる選手に・・・

「いやいや、まあそうなっていけるように・・フッフッフッ(笑)」

――このブレイク期間はビブス組に入る日々が続いていて、それは監督の期待のあらわれとも取れます。きのうも杉浦コーチとコミュニケーションを取っていましたが、どう感じながらプレーしていますか?

「そうすねまあ、コンディションも別に悪くないし、試合で使ってくれればやれる自信がある(キリッ)」

――今年はあまり試合に出られなかった分、来季を考えても非常に重要な大会に

「そうすね、ACLをとりあえず獲得できるので、そこをチームとして目指さないといけない。負けてしまうとプレーオフからになってしまう。やっぱりこの大会で獲得したい」

――じっくり調整してリーグ開幕を迎えた方が?

「そこもあるし、やっぱり早めに決めたい」

――永田選手自身にしても、来シーズンはさらにライバルも増えるので、この大会で良い印象を与えておくことが本当に大事

「そうすね(キリッ)」

――凄く期待しているのですよ!

「フフフッそうすね(ニヤリ)最後、今まであまり試合に出られていないので、ここで少しでもアピールできればと思う(キリッ)」

――ちなみにこないだのクラブワールドカップを観ていて思ったのですが、ピケ選手と永田選手が重なって見えて・・・

「ほんとっすか!?ほんとっすか!?髭具合?(ニヤリ)まあ・・ピケ選手みたいなプレーしたいすね・・フフッ(笑)」

――どんなプレーヤーかわかります?

「あんまわかんないっす(笑)フォフォッ」

――次の対戦相手である神戸とは、前回の対戦で失点につながるプレーもあって、非常に悔やんでいたのが印象的です

「そうすね、同じ相手だし、イメージはあるので、闘いやすい」

――とあるチームメイトが、「1試合に1回ぐらいは永田選手にそういったプレーがあるので支えたい」と言っていたので

「フハハッ」

――FC東京との練習試合の終盤にもあったのようで?

「そうっすね」

――そういったイメージを払拭する機会に

「そうそう、まあそうっすね、集中力の問題なので、そこは。しっかり最後まで集中してゼロで抑えたい(キリッ)」

――これからは、頭の良い頼りになるプレーヤー像をより一層強めていければ

「はい!そうします!フフッ(ニヤニヤ)」

――サポーターも年末の闘いを楽しみにしています。改めて、意気込みを

「今年はタイトルを取れていないし、手の届くところまで来ているのでしっかりものにしたい」

――ちなみに今宵はクリスマスイヴなので、娘さんとかに・・・永田選手がサンタクロー・・・

「きょう子どもは風邪引いているのでなしっす(苦笑)」

――うつらないように、寂しいですけど

「そうっすね、まあしょうがないっす」

――その分も良いゲームをして、気持ちよく年越しを

「はい!頑張ります(ニヤリ)」

”浦和のゆるキャラ”なだけじゃない!

永田選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

先日行われたレッズランドでのクリスマス会の模様もあわせて、ぜひ!

では

12月23日 「ここまで来たからには」

どうもです

今にも雪の降りそうな?いやまさか!それは大げさにしても、冷蔵庫の中に閉じこめられたかのようなヒンヤリとした曇り空の大原

天皇杯準々決勝・神戸戦(※REDS WAVEでは実況生中継します!)を3日後に控えた(もうそんな時期になった!)練習は、午前10時から始まりました

入念なウォームアップを経て、午前10時45分頃からは、フルコートの4分の3ほどのエリアを用いた通称”ペナペナ”での11対12(ビブなし組が数的優位)、ゲーム形式へ

「展開を予測して!早く!!」

この期間、もしかしたら最も多く聞かれた監督の言葉かもしれません

”早く”

トレーニングマッチはともかく、互いに1か月以上も本番から遠ざかっていることを考えれば、勝敗を左右しそうな大きな要素が、試合勘です

練習の中でもそのあたりを錆び付かせず、研ぎ澄ますにはやはり常に緊張感を緩めず、スピード感を持ったプレーを徹底するのが一手でしょう

消極的な横パスやバックパスが数度回れば監督はすかさず注意

3日後、どんな試合への入りを見せるか、興味深いです

午前11時40分、柏木選手によるキーパーとディフェンスラインの裏への縦パスを起点に、飛び出したキーパーのこぼれ球をひろった李選手が左足での華麗なチップキックでネットを揺らし、ラストゴール

きょうは得点こそあまり生まれませんでしたが、味方同士で”同じ次の展開”を予測したプレーが数多く見られました

そういった中、フィニッシュまで完璧に決めたシーンも当然あります

柏木選手が右のスペースへ早いタイミングでパスを送り出すと、そこにはボールが来ることを信じてスプリントしていた関根選手

グラウンダーでの折り返しをペナアーク付近で武藤選手が右足一閃、得意インフロントキックによる鋭い弾道が、ゴール右上へと突きささりました

関根選手はこのように手応えを口にします

「本当に、自分たちのサッカーができればどこにも負けないと思いますし、そこは自信を持って1人ひとりがやっているんじゃないかなと思っています」

頼もしい限りです

――この寒さの中でのプレーはどうでしたか?

「まぁ、止まるとやっぱり寒いなって感じはしますけど、動いているとだいぶ暑いですけど」

――練習後も武藤選手とずっと走り込んでいましたが、きっちりとうまく調整を重ねている印象を受けます

「まぁ、ほんと、この1週間、まぁ、いつも通りやって試合に臨みたいですし、ここまで来たからには最後まで行けないのは凄い悔しいので、しっかりそこも調整してきたいなとは思います」

――この期間を振り返って

「モチベーション保つの難しいですし、この1週間からまた1個ギアを上げてやっていければいいかなと思います」

――工夫したことは何かありますか?

「まぁ、オフの時はなるべくサッカーのことは考えないようにしているというか、まぁ、体も心もリラックスするようにはしていますし、サッカーが始まった時にはまたスイッチが入れられるように、そういうオンとオフの切り替えというのは意識してやっていかないといけないなとは思っています」

――経験積んで、その辺もプロ選手らしくというか…

「そうですね、この1年すごいそういったところを経験できましたし、そのメリハリというところが凄い大事だなというのは感じているので、そういうところが見習う選手がこのチームにいっぱいいるので、そういう選手の行動だったりを見ながら学ばせてもらってはいます。それぞれ役割はあるので、そこの責任というか、自分が任された分はしっかりやりたいですし、なおかつチームのためになるようなプレーができればいいかなと思います」

――神戸と対戦するにあたって、以前よりももう少しバージョンアップしていそうな部分、感触とかはどうでしょうか?

「まぁ、本当にこのサッカーをやり続けてそれを本当にこの1年間、まぁ、1年以上になりますけど、本当精度が高くなっていますし、そこの守備でも浦和らしい攻撃的なサッカーがみせられればいいかなと思います」

――今、こうやって話しをしながら、今年の始め頃を思い出しましたが、“2年目のジンクス”とかっていう言葉もあったりかなんかで…

「そうですね(笑)」

――結果的には…

「まぁ、3年目のジンクスにならないように頑張ります、はい(ニヤリ)」

――元日に大勢の前でサッカーをすることへのイメージは?

「1月1日にそういった試合をしたことはないんで、すごいそこでまたサポーターと皆さんと喜びたいですし、そういったところ…何か、景色が違うのかなと。1月1日サッカーをして、気持ちよく年を迎えたいなと思います」

――そういえば、景色という話で、「武藤病」って明かしていましたけど…

「そうですね。いまだに病気は治らないです(苦笑)はい(ニヤリ)」

――武藤選手は先日、「他の選手も見えるようになってるんじゃないか」って言っていましたけど、その辺で、パスの判断とかが本当に今年は早くなったし、良くなったと思えます

「まぁ、そこがやっぱり課題ではありましたし、1つのパスコースが見えてないシーンが数多くあったんで、そこら辺の判断というのがもっともっと高くなっていけば、もっとうまい選手になれますし、もっともっと成長できるんじゃないかなって思います」

――パスもそうですけど、関根選手はシュートもうまいですからね、ゴールも…

「そうですね、アシストの方が今年は多かったんですけど、もっとゴールも取れればよかったかなと思います」

――1年目の頃、「俺はパスで生きていく」なんて言っていましたけど、覚えてます?

「もう、ポジション的に、そう、必然的になっちゃいますけど(苦笑)ゴールの方が気持ち良いんで、まぁ、絡めることが1番すけどね(ニコリ)」

――最近は、関根選手のチャントがあまり…今年のうちにまた沢山聴きたいし、サポーターも歌いたいでしょう

「はい、そうですね(ニコリ)まぁ、ちょっと、チャント、難しいのかなって思いますけど(苦笑)まぁ、自分が良いプレーして歌ってもらえるようになれば、もっとうまくなっていくのかなって、だから自分も頑張ってそういうプレーをしたいなと思います」

――なるほど、歌う機会がないと…

「そうですね、はい、うまくならないんで…はい(ニヤリ)」

――レッズのサポーター含めて、みんな関根選手が良い選手ってことよく知っていますので、この意気で突っ走って…ってもらえばと思います。本当に期待しています

「はい、そうですね、また天皇杯、まだあるんで、頑張っていきたいなと思います(ニコリ)」

この時期を過ごすにあたって、多くの選手から共通して聞かれる、「”ここまで”来たからには」という言葉

目標は一緒です

また、関根選手個人について評せば、《”ここまで”活躍しているのであれば》という思いが拭えません

サバイバルレースを確かな脚力と突破力、そして今年さらに磨きをかけた展開力で生き残り、その先の舞台へ突き進むべし

大丈夫、味方はたくさんついていますから

インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

REDS WAVE 87.3 FM