12月11日 「甘んじて埋もれるのでなく、脅かす存在にならないと」

どうもです

スッキリとした青空が広がる大原

けれども空気はヒンヤリでした

オフ明けの今日、練習は午前10時からスタート

フィジカル系メニューを中心に約1時間の調整でした

今シーズン、オフを挟んでのトレーニングは、ボールを使わないメニューが行われるのが恒例でしたが、それはフィールドプレーヤーに当てはまるもの

キーパー陣は、土田コーチ指導のもと、季節を問わずみっちりと汗をかく専用メニューをこなしています

シュートストップ、足腰に負荷のかかるステップワーク、ジャンプの反復、等々

「行こう行こう!」、「ナーイス!」

といった声を掛け合うムードは、部活の様相

夏場には、

「良い意味でバカにならないとやってけないね」

GK陣やコーチからはそんな答えが返ってきたほどでした

「フィジカルは前から取り組んでたけど、今年は特にやったかな」

そう振り返るのは、大谷選手

「実になってる実感があるからこそ、きつくても全然出来る」

と充実した様子

地道な努力の甲斐あってか、ここ数ヶ月、練習でのシュートストップ力は、他のGK陣に引けを取らなくなったと言っても良いレベルにまでなりました

「土田コーチとの練習が良かったからかな。前よりできるようになったけど、まだまだ良くなる」

向上心を口にしつつ、右手で頬やアゴをさする仕草がつづきます

以前は、「威圧感を出すために」という目的もあり、ヒゲを生やしていました

今も程良く蓄えているのかと思えば、

「剃ってないだけ(笑)もうちょいしっかり生えれば良いけど、まだらなので・・・」

と照れ笑い

大好きなアイドルグループが紅白出場を決めた話題になると、「うれしいっすねえ」と頬とアゴをなでながらニンマリ

まだまだ若々しさが感じられます

とはいえここから実戦経験を重ね、貫禄がついた頃には、

「厳つくなる」

はずです

それに向け、しっかりと助走したシーズンだったのでしょう

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現時点で、今季公式戦で出場機会がなかった選手がもう1人います

ルーキーの野崎選手です

学校もなく、プロとしてサッカーに専念した初年度は、

「濃いものだった」

と振り返ります

先日の日体大との練習試合では、見事なパス&ゴーからゴールを決める活躍

「止めて、蹴って、動くを繰り返したら自然と取れた。今まで積み重ねたものが形になった」

今年最後になる可能性もある練習試合で、成長の証しを見せました

「不思議な感覚。『取れちゃった』という感じで、恥ずかしくて早く自陣に戻ったら、阿部さんに『もっと喜んだりしろ』と言われた(笑)」

今年はプレーよりもどちらかというと、先輩にいたずらされたヘアスタイルで注目を集めることの方が多かったのかもしれません

もちろん、そんな現状には満足せず、抱負を語りました

「浦和レッズの宿命で、代表経験者が凄く多い中、そこに甘んじて埋もれるのでなく、メンバー争いに少しでも食い込んで、脅かす存在にならないと厳しい。そこを目指していきたい」

どこまでも謙虚で、時にはいじられ役にもなる野崎選手ですが、プロ選手としての強い意志を感じ取ることが出来ました

今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」では、大谷選手と野崎選手のインタビューをお届けします

今のところ公式戦の出場機会に恵まれていない2選手が、大原でどんな努力を重ねているのか

今日のインタビューを聴いていただければ嬉しいです

2人の姿勢もそうですし、今年のチームの充実度がうかがえるはず

そして2人がスポットライトを浴びた頃、サポーターの方が今夜お届けするお話を思い出していただければ、より一層の喜びです

お楽しみに

では

12月10日 オフ

どうもです

今日の練習はお休みでした

そこで、今夜7時からの「You’re The REDS」では、

●昨日の練習試合を振り返って
・「1試合でも多くレッズでプレーするために全力を尽くす」
→1ゴール 田中達也選手インタビュー

・「チームとしてやろうとしていることが継続して出来ている(2ゴールについては!?)あんまり取りすぎるのも僕としては良くないので、不安です。逆に(笑)」
→宇賀神選手インタビュー

・「(大原は)僕にとって家と一緒。監督に会えなかったのが心残りだけど、それ以外の人にはみんな会えたし、凄い、凄い幸せ」
→昨日、練習試合を観にきたエスクデロ選手のインタビュー
→韓国でのお話しなど、色々と語ってもらいました

●「これでレッズのユースが終わるわけではない」
→リーグ戦全日程を終えて、大橋監督インタビュー

●レッズの4選手が上木崎小学校を訪問した話題
→今日は、「言葉の言霊」槙野選手の教室を覗いてみましょう・・・

を中心にお届けします

お楽しみに

12月7日 「静かに怒ってるんじゃないかな(苦笑)」

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どうもです

練習再開2日目の今日からは、ボールを使ったトレーニングがスタート

白地に桜マークが入った、天皇杯仕様球でした

午前10時から約90分間、10対10でのハーフコートゲーム(横はペナ幅)を中心にメニューは進行

今日は「ブラーヴォ」ではなく、

「ナイス!」

の声がピッチにこだまします

メインで指揮を取った堀コーチの声です

「ユースの時はもっと怖かった」

と岡本選手

「今日みたいな感じだと、ユース時代はもっと怒ってたと思う。(自分のプレーも)ピリッとしなかったので、静かに怒ってるんじゃないかな(苦笑)」

と頭をかきます

確かに、ここ数週間の岡本選手は、タッチ数のルールを間違えてしまったり、キックのあとに「やべぇっ」とつぶやいたりしていることも

とはいえ、ハツラツと動いている姿については堀コーチも悪く思ってないはず

「今年はケガを何回かしたので、サッカーができるというのは楽しくて、幸せを感じる」

岡本選手は、しみじみとそう語りました

”サッカーが出来る喜び”を噛みしめつつ、徐々にパワフルなプレースタイルを取り戻している印象を受けます

「天皇杯に向けたアピールもそうですし、来年につなげられるプレーも意識したい」

アジアの舞台で見たい存在の1人です

インタビューの詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

お楽しみに

では

12月6日 再開

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クラブハウス手前側のピッチは養生中

どうもです

リーグ最終節を終えたチームは4日間のオフを過ごし、今日からトレーニングを再開

オフ明け恒例、体幹トレーニングや坂道ダッシュなど、フィジカル系メニューで約1時間の調整でした

練習後にはファンサービスを実施

「『これからも頑張って』と声をかけられた。まだまだ期待に応えられていない。天皇杯のチャンスもあるので、そこへ100%注ぎたい」

と決意を新たにしたのは小島選手

ちなみに、オフの期間、

「天候が悪かったので、釣りには行っていない(笑)」

とのこと

大事な大会を控えていることもあり、4連休は「リラックスし過ぎず」に体を休め、チャンスをつかむべくアピールに励む構えです

今季のリーグ戦、多くの出場機会には恵まれませんでした

そこで味わった経験をどのように活かしていくのか

レッズのこれからを担う才能豊かな司令塔に、引き続き注目していきたいと思います

小島選手のインタビューの詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

・「守備の危機察知能力」
→試合に出るために、磨きをかけなければいけないことについて、そう話していました
→「味方が奪われたあとのボランチの守備が素晴らしい。そこで奪い返せているから勝ててる」
→最終節、上を向いて挨拶できたことについて
→田中達也選手、ポポ選手の存在について
→「また同じ舞台に立てるように、自分も試合に出られるようにしたい。2人の背中を見て大きくなりたい」

にしても、今日は好天も手伝ってか、選手それぞれ晴れやかな表情でした

聞こえてきた声が、

「タイトルを手にしたい」

「元日、国立に達也さんとポポ兄を連れて行く」

「監督が戻ってきて、指揮を執れるように勝ち残りたい」

それらが合言葉になりそうです

最終節、埼スタはとても温かい空気に包まれました

けれども今季の、本当の意味での大団円は、元日に国立で迎えましょう!

では

RED A Live 2012

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明日の試合、どうしてもスタジアムへ足を運べないという方へお知らせです!!

浦和レッズ戦を実況生中継!

★埼玉スタジアム2○○2で行われる、「Jリーグ最終節・浦和レッズ対名古屋グランパス戦」の模様を実況生中継します。
浦和レッズの闘いを熱く応援しましょう!!

RED A Live 2012「浦和レッズ対名古屋グランパス」
…12月1日(土)15:15~17:45(延長の場合あり)

Come On!REDS…13:00~13:55
REDS After The Match…19:00~20:55

・レッズへの応援メールはこちらへ!
・放送エリア以外でもサイマルラジオ・iPhone・スマートフォンでお楽しみいただけます!!(再放送を除く)

★当日は番組編成を以下のように変更します。
13:00~13:55 Come on! REDS
14:00~14:55 Catch The Music(短縮)
15:15~17:45 RED A LIVE2012(延長の場合あり)
19:00~20:55 REDS After The Match
21:00~22:55 RED A LIVE2012(再放送)

11月29日 「みんなを巻き込む力かな」

どうもです

昨日の寒さは何だったのか!?と思えるほどに、温かい陽射しが差し込んだ大原

最終節を2日後に控えた今日、練習はミーティングを経て午前11時15分過ぎからスタート

とりかご、パス&コントロールなどでのウォーミングアップのあとは、11対11でのハーフコートゲームへ

「奪ったら早く」

「相手が下がったらゆっくり」

きのうと同様、監督はこの2つをかなり強調していました※決定的チャンスを逃さないこともそう

「この2週間はチームの結果もそうだし、やっているサッカーも変わっている感じがした。広島戦をベースに考えれば、やっているサッカーだったり、やっているプレーには手応えを感じていたので、もう1回、自分たちの良さでもある守備から攻撃のところを考え直す必要がある。名古屋の映像を見ても自分たちのサッカーがハマるという印象がある」

槙野選手がそう話すことからも、”素早い攻撃”は大切なポイントになりそうです

そんな槙野選手、前節を休んだこともあってかエネルギー満タン、絶好調でした

攻撃では、

・2シャドーの一角、梅崎選手が右からアーリークロス→マルシオ選手、原口選手はニアを目指す→ところが、やわらかい弾道はファーサイドへ→2人の動きはおとり!→大外にフリーで飛び込んだのは槙野選手→落ち着いたボールコントロールから左足でのシュートを流し込む

本職の守備では、Bチームに入った柏木選手の縦パスをことごとくカット

「最終節はただの一戦ではない。いろんな思いを抱いてプレーする選手もいるし、いろんなものを抱きながら見ているサポーターもいる。この時期は移籍や契約のこともあるけど、まずはしっかりと勝利でそういう方たちを送り出したい」

気合い充分です

また、監督は練習中、選手のプレーを止めて、攻撃の連携を細かく説明

”3人目の動き出し”を改めて促すとともに、それが「自動的になるように!」とも話していました

練習はお昼の12時30分頃に終了

練習後、監督がマルシオ選手、柏木選手、梅崎選手を呼び止めれば、山田暢久選手は堀コーチと、それぞれが何やら青空会談

集大成に向けて、余念のない様子でした

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さて、次の対戦相手、名古屋といえば!?

「リネカー」(槙野選手)

すみません、出来れば現役の選手でお願いできますか!?

「あ、現役ね。自分でもリネカーが出てくるとは思わなかった(笑)。現役だと闘莉王さん。やりがいある相手。できれば守備と守備で対決したかったけど、前線に上がってくると思うのでマッチアップすることになる。僕自身、18、19歳の頃から目指してきたプレースタイルの選手だし、リスペクトする選手の1人。そういう方とピッチで対戦できるのは楽しみ。比べられてしまう部分もあるので、しっかりとした結果、そしてプレーができればなと思う」

1人にばかり集中すれば良いわけではありませんが、やはりここは抑えどころ

山田暢久選手は、

「闘莉王は警戒しなきゃいけない選手だし、その後のセカンドボールも大事になってくる。そこはみんなで意識しながらやっていきたい。闘莉王が意識してるかも? それはないでしょう。あいつの方が気が楽だと思うよ(笑)。あいつはDFだけじゃなくFWとしての能力もあるので、注意しないといけない」

と、”らしい”返答

槙野選手には、このようなことも聞いてみました

闘莉王に勝っていると思うことは!?

「パフォーマンスじゃないかな(笑)。みんなを巻き込む力かな」

冗談めかしていましたが、そこは今シーズン、しっかりと実感させてもらった部分であります

「僕は浦和に来て1年だけど、去年もおととしも最終戦の映像も知っているので、ああいう光景は見たくない。ブーイングじゃなくて、5万人で気持ち良く「We are Diamonds」を歌いたい。去年やおととしのような雰囲気はなかなかない。あれを力に変えたい。逆にすることもできるし」

槙野選手と共に、ここ数年続いた数々のジンクスを打ち破ってきました

であれば、最後もそうなることを願います

そして、アジアへの扉を開ければ、何よりです

今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」では、

・「勝って最後、サポーターのみんなに挨拶するのが一番良いと思うので、そこだけだと思う。組織的なサッカーはうちの方が上だと思うので、そういうところを気にしながらやっていきたい。今年は1年を通して良いサッカーをやってこれているので、最後の試合でもそれをみんなに見せられればいい」
→山田暢久選手インタビュー

・「今までは敵として来てたスタジアム、そしてチームだっただけに、たくさんのサポーターの方たちの声援は今季、苦しい時に背中を押してくれるということは非常に感じた。素晴らしいスタジアムでたくさんの人の前でプレーするのはなかなかないこと。広島戦で下がる時にコールされた? 最近はよくされるようになったと感じている」
→槙野選手インタビュー
→バスローブは着てる!?

もちろん、ここでは紹介しきれていません

放送をお楽しみに

では

11月28日 「勝たなきゃ何も始まらない」

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どうもです

曇り空、ヒンヤリ冷たい空気の大原

「雪でもふるのか!?」と錯覚するような寒さでした

午前10時からスタートした練習は、11対11(時には11対12)でのハーフコートゲームを中心に進行

監督は、

「フリーだったら前に運ぶ」

「無理に行って取られるぐらいなら、やり直す」

と言った指示を出していました

そのあたりについて、開幕前に比べると格段の進歩を感じます

例えば、今日の練習でも後方の選手やボランチの選手が迷わずダイレクトプレーを選択肢し、テンポ良くボールをつないでいることなどがそうです

いま目指しているスタイルのサッカーと相性抜群のマルシオリシャルデス選手は、

「1人ひとりの成長に関しても、チーム全体の戦術面に関しても、今年は大きな成長を遂げた1年になったんじゃないかと思っている。可能性を持っているチームだと思うので、これからも、もっと成長できる」

そのように手応えを口にします

ただし、マルシオリシャルデス選手が話す通り、まだまだ発展途上

良い部分だけに満足していては前に進めません

練習終盤のこと

レギュラー組の1トップが、いわゆる”決めるだけ”のシュートを枠外に蹴ってしまった時でした

「こういうのが結果につながるんだぞ!!」

監督の怒号がピッチにこだまします

タッチライン際からチーム全体を見渡す平川選手は、

「シーズン当初に比べれば良くなった部分はいっぱいあると思うけど、練習中にもシュートが入らない、決定的なチャンスを外すというシーンがここ最近は多い。そういう部分で勝つか負けるかが変わってくると思うので、監督も大声を出していたけど、練習から厳しくやっていかないといけない」

とキッパリ

チームがさらに成長するためには、より高いレベルの舞台を経験するのも、1つの手段と言えるでしょう

マルシオリシャルデス選手が、

「最終節ということでものすごく高いモチベーションで準備しているし、ACLにもまだ行ける可能性はあるので、僕らとしては一生懸命戦うことしか考えていない。サポーターの方々には僕らのことを最初から最後まで応援してくれて感謝しているし、ACLの切符を手にしたら彼らにとってもうれしいことなんじゃないかなと思うし、彼らのためにも頑張りたい」

と意気込みを語れば、平川選手は、

「自力で3位は難しくなったけど、自分たちがやることははっきりしているので、モチベーション高く、今年の良い集大成を見せられるようにしたい」

だからこそ、

「勝たなきゃ何も始まらない」

と言い切りました

最終節は、レッズのこれからに関わる一戦になるのかもしれません

2人のインタビューの詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

・「ここ数年(2007年以降)、ホーム最終戦はずっと負けていて、悔しい思いをしながら最後にサポーターに挨拶しているので、もうそろそろきっちり勝って、笑顔で終えられればと思う。今年の成長した部分、集大成を見せられれば。来年も大勢のサポーターに足を運んでもらえるようなサッカーを見せられればいいなと思う」
→平川選手
→田中達也選手に対する思いも聞きました

・「自分のバースデーゴールもそうだけど、最高のプレゼントはACLの切符を得ること。それは自分にもみなさんにも良いプレゼントになると思う」
→マルシオ リシャルデス選手
→名古屋戦、勝つためのキーポイントは!?

さらには、新人賞を記念して、レッズレディース・高畑選手のロングインタビューをお届けします

お話を終えて、高畑選手がこのチームを引っ張っていく大切な存在であることを確信しました

チームの現状など、ラジオを通じて是非、生の声を聴いていただきたいと思います

お楽しみに

そして最後に、今週日曜日の練習後にポポ選手が話していたことを紹介します

「やっぱりACLの可能性がある限り、絶対に諦めず、最後まで、最後まで戦う義務がある。サポーターに1つプレゼントをしたいと思うし、一生懸命闘い続ける」

では

11月27日 「ここまでサッカーをさせてもらったことに感謝している。けど、僕のサッカー人生はまだ続く」

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どうもです

冷たい北風が吹き込む中、オフ明けのトレーニングは午前10時からスタート

フィジカル系メニューを中心に約1時間15分間の調整でした

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1つは13年前、J2降格という忘れがたい出来事

そして1年後からそこには、新たな記念日が加わりました

レッズが誇る生粋の”ワンダーボーイ”が生まれた日です

田中達也選手は、

「30歳になったけど、特に何もない。とにかく最後の名古屋戦に勝って、ACL出場の可能性が少しでもあるなら、そこに向けて頑張りたい。やはり点を取りたいけど、それよりも次の試合で勝ち点3を取れるようにしたい。天皇杯もあるけど、ホーム最終戦だし、大事な試合なので頑張りたい」

と次の試合へ集中した様子

田中達也選手にとって、埼スタとは!?

「僕のサッカー人生でやっぱり、最も良い思い出が残る場所なので、最後に1点取って終えれればなと思う。サポーターのお陰で今までプレーできたと思う」

30代に突入ということもありますし、その後の仕掛けに向けた時間稼ぎも考慮し、少し質問の仕方を変えてみました

三十路ですが!?

すると、

「実感は特にないけど(笑)、ここまでサッカーをやらせてもらったことに感謝している。けど、僕のサッカー人生はまだ続くと思っているので、まずは次の試合で勝つことが一番の恩返しかと思っている」

こちらの気持ちも高まるコメント、ありがとうございます

さあ、準備が出来たようです!

「グシャッ、バシャッ、ドッシャーン!!」

「おめでとう!!」、「オメデトウ!!」

選手、スタッフが一丸となってのクリーム祭りへ

おめでとうございます!

頭から首まで真っ白になったワンダーボーイは、

「口が、口がヤバイ」

と言いつつも、満面の笑みでした

笑顔の絶えない、和やかな時間は続きます

どさくさに紛れて、したたかな行動を見せた山田暢久選手らは、別の選手にも白いぬくもり攻めを敢行

何故!?というか、必然!?でしょうか、田中達也選手と同じぐらい真っ白になっていたのはもちろん、発案者の1人である槙野選手です

「(誕生日なんですか!?)いやいや、俺は5月なんだけど!、おかしいでしょぉ!」

クリームまみれになって”美味しい思い”

「でもいいんじゃないですか? みんな良い顔してたでしょ。どっちかって言うと(達也選手を押さえる役だった)ギシさんにやろうと言う話だったし、まさか俺に来るとは思わなかった。達也さんの笑顔を見られて良かったけど、本当に喜んでもらえる姿は、最終節に勝って送り出すこと。天皇杯もあるけど、良い形で締めくくれればと思う」

祝福ムードを助長していました

「達也の状況もそうだし、同期としてお祝いできて良かった。達也を祝う意味でも、名古屋戦で勝つことが一番」(山岸選手)

「ワンダーボーイが、またワンダーオジサンに近づいたと思う(笑)」(加藤選手)

また、いつも慎重な動きを見せる坪井選手は、

「僕は身の安全を確保してから行ったら、阿部が濡らしてきた(笑)」

と、仲良しコンビらしい不意打ちを受ける一幕も

一方の阿部選手は、槙野選手の”顔面ふわふわ”を見て、

「ヤバイ!筋斗雲ついてる!」

と大受け

「筋斗雲よぼうかな(笑)」(槙野選手)

レッズへの純粋な思いがあれば、筋斗雲にも乗れるはず

「We Are REDS!!」(加藤選手)

その心を埼スタに結集し、みんなでアジアへ行きましょう!

今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」では、
誕生日を迎えた田中達也選手のインタビューはもちろんのこと、

・「最終戦はしばらく勝てていないので、しっかりと勝つことは僕たちの義務だと思うし、今シーズンもこれだけ熱く応援してくれた人たちのためにも、感謝の気持ちを込めて、勝利で終わって、みんなで歌って今シーズンの集大成にしたい」
→加藤選手インタビュー

を中心にお届けします

お楽しみに

では

11月22日 「常に、こういう時のために準備をしてきた」

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どうもです

きのうに比べて風がない分、寒さはやわらぎました

鳥栖戦2日前の今日は、恒例のミーティングからスタート

”攻撃でのボールの受け方と動き出し”

なども話の中ではあったようです

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そして午前11時頃、選手がピッチに姿を現します

ウォームアップを終えた午前11時35分頃からは、11対11でのハーフコートゲームへ

同じチームであっても、攻撃と守備とでビブスの色分けとプレーエリアの分割がされていました

攻守両面において、5対5のマッチアップのシチュエーション

監督はミーティングでの流れを踏まえ、

「自分が動き出して要求して、先に動き出して!止まってないないように!」

「ゆっくりから早く、テンポだよ!」

「パスを入れているところで、3人目の選手も動いているように」

といった指示を出していました

お昼の12時、給水タイムに入ると山田暢選手と坪井選手が上着を一枚脱いだように、熱の入ったトレーニングが続きます

その後は、プレーエリアの限定を解除

「奪ったらどこにいるのか、守備をしながら味方がどこにいるのか見ておくように!」(監督)

といった声に加え、

「必ず、次の局面を頭で描いて動き出すように!」(監督)

”アイデア”が強調されていました

最後には相手のロングスローに対する守備の連携確認も行う入念っぷり

「キムクナンと豊田役をした(キッパリ)」(槙野選手)

練習はお昼の12時25分頃に終了

「鳥栖は一人ひとりが最後まで戦ってアグレッシブに来るので、受け身にならずに自分たちのサッカーをしっかりしたい」

と宇賀神選手が話していた通り、”運動量”はもちろん、”動きの質”で勝負したいころ

そこに磨きをかけていた印象です

さらには、

「セットプレーでは相手にアドバンテージがある」(昨日の練習後、宇賀神選手)

であればやはり、高さも求められます

今日の練習後、天野コーチと共に居残りでヘディング練習に励む選手がいました

「感触は大丈夫(笑)。最初は飛べてなかったので、明日もやって完璧に近づけて試合に臨みたい。(最後が一番飛んだ?) 良いイメージで終わろうと思ってたので(笑)」

とストロングポイントの頭をかいた、浜田選手です

今日のゲーム形式では、レギュラー組の左CBでプレー

「今回の相手は高さがあって放り込んでくることが多いので、そういう意味でも僕が使われていると思うので、しっかり弾いて相手に起点を作らせないようにしたい。ナビスコ杯ではロングスローから僕のマークミスでやれているので、今回はやられないようにしっかりリベンジしたい」

怪我人や出場停止の選手がいることもあり、

「常に、こういう時のために常に準備をしてきた。こういう時こそサブメンバーの力の見せどころ、チーム力の見せどころだと思うので、しっかりしたプレーをしたい。攻撃ではセットプレーでも点を取れたらいい」

と意気込みを語ります

シーズン前は、本人も見る側も、もう少し出場機会があると想像していたかもしれません

「今年はあまり試合に出られなかったけど、プロの世界だし、競争があるので、こういう時もあると思う。一年間、悔しい思いもしたので、それもあさっての試合でぶつけられるようにしたい。でも空回りしないように、冷静に落ち着いてやりたい」

前回のナビスコ鳥栖戦前、浜田選手は監督に呼び止められ、

「自分の出来ないことをしないで良いから、いつものことをしっかりしよう」

と声をかけられていました

奇しくも今日、槙野選手は浜田選手について、その頃の監督と同じことを期待していました

浜田選手は、

「僕は槙野くんみたいに個人で突破できる選手ではないので、うまくタイミングと距離感でサポートしながら効果的な攻撃参加をしたい。ウガくん(宇賀神選手)とはウガくんが欲しいタイミングとかをゲーム中に話していたので、しっかりできると思う」

様々な思いを味わった今シーズン

成長の証しを見せる時が来ました

「鳥栖、名古屋と順位が近い相手との試合が続くし、絶対に負けられないので、勝って帰りたい」

インタビューの詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

11月21日 「次は3色でやる」

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どうもです

北風が、陽射しの温もりと肌の水分を吹き飛ばしました

なかなかの寒さの大原で、練習は午前10時頃からスタート

ウォームアップの後は、11対9(キーパー含む)での変則的ハーフコートゲームへ

ハーフラインを挟み、プレーエリアを攻守で分割

さらにはポジション毎に、緑(サイド)、白(守A)、赤(攻A)、青(守B)、黄(攻B)と色分けされた形式です

先週水曜日のトレーニングと同様、守備で5対5のマッチアップ

攻撃ではカウンターを連想させる5対3のシチュエーションが生まれます

ここからは、宇賀神選手の解説を交えつつ

「今日のトレーニングでも守備でマンツーマンでハメていこうということだったので、まず守備のところでしっかりまとまって、奪ったところから前線の選手に早く当てることをイメージした」

守から攻への切り替えについて、監督からは、

「常に縦を見て、縦を意識して!」

「必ず前を見て、どの選手がいるか把握した上で判断しよう」

「前の選手は受ける準備が出来ているように」

といったニュアンスの声がかかっていました

3人目の動きを活かしつつ、素早い攻撃を展開

数的優位な状況で、相手陣形が整う前にフィニッシュへ持ち込む流れは、広島戦の先制シーンと重なります

また、別メニュー調整の選手も数名いたため、いつもと違う組み合わせでした

「次は槙野が(出場停止で)出られないけど、他の選手とも広島戦ぐらいパーフェクトな守備ができれば失点することはないと思う」(宇賀神選手)

話題に出た槙野選手は、Bチームでプレーし、原口選手をスッポンマーク

タイトなチェックでほとんど仕事をさせず

良い練習相手となっていました

午前11時40分頃、給水が入ると少しの説明時間

10対10、今度は緑ビブスがなくなりました

同じチームでありながら、渡されたビブスは2色

すなわち、違う色で交互にボールをつなぎ、ゴールを目指すルールでした

監督は、

「バラバラにならないと受けられないよ!」

と声をかけます

例えば、槙野選手が最前線に張ることも・・・

少し複雑になったので、わかりやすく宇賀神選手の解説を

「常に3人目の動きや次のパスの進路を探しておかないとできない練習」

というのが根本にあります

始まってから少し経ってのこと、監督は若手選手がうまくサポートに回れなかったことを確認

すると杖を叩きつけ、顔を真っ赤にして怒鳴り散らしていました※風が強くて何を言っているかは分かりませんでしたが

時間の経過と共に、パス交換もスムーズに

白→赤→白→赤→白

リズミカルにゴールへ迫り、あとは詰めるだけの絶好機!

しかし、ゴールネットを揺らしたのは青ビブスのスライディングキック!!

!?!?!?!?

坪井選手のオウンゴールでした

「すごく良い展開だったと思うし、なかなか前線が点を取れないからツボさんが詰めてくれたんだと思う(笑)」(宇賀神選手)

なるほど

その後、平川選手が綺麗に”ラストゴール”を決め、練習は午前11時50分頃に終了

「(最後のゲーム形式は)すごく難しいけど、監督が『次は3色でやる』と言っていたので、まだ2色のうちはいいかなと(笑)。今はまだ楽しめているけど、3色になったら混乱すると思う」

宇賀神選手、ありがとうございました!

「天皇杯では僕のアシストから達也さんがゴールを決めてくれたので、リーグ戦残り2試合でそういうプレーができればいいかなと思う」

”鳥栖戦のポイント”、”田中達也選手から感じ取ったもの”など、宇賀神選手のインタビューの詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

広島戦の勝利はあくまで通過点

工夫をこらした練習メニューもそうです

目指す道へ、チームは着実に前進しています

では

REDS WAVE 87.3 FM