どうもです
きょうもまた、梅雨明け後のような晴天の大原
ただ、きのうに比べれば風がある分、いくらか過ごしやすく感じられました
筑波大学とのトレーニングマッチを翌日に控えた練習は、午前10時にスタート
午前10時45分頃からは11対11、ハーフコートでのゲーム形式へきのうとはまた違う組み合わせのメンバー編成で行われ、そういった中でも同じ考えのもと、チームとしての連携が養われていきます「3人目を意識して!」
「パススピード!テンポを上げよう!」
「先の展開を予測して!」
”先の展開”という意味では、平川選手と梅崎選手の守備におけるそれが光っていました
あしたが楽しみです
午前11時23分、ラストゴールの宣告
しかし、しばらく決まらず
約7分後、監督はプレーを止めます
そこから約5分間、なぜ「ダイレリターンなし」の制限があるのか、指導が入りました
浮き球以外はワンタッチで捌き、パスを出してきた選手には戻さず、必ず3人目につながなければいけないというものです「何が大事か。自分が出した選手が嗣ぎどこに出すかを考えて、早く動き出す」
「何手か先まで予測しながら判断、前向きのサポートをしよう」
「ダイレでやるときの判断を早く。動かしながら、テンポ良く」
より難易度の高い状況で、それらをこなすからこそ、縛りから解放された本番では、見ていて爽快なパスワークが繰り出されていくのでしょう
再開から約2分後、ディフェンスラインの背後を突いた武藤選手が、柏木選手の浮き球スピンパスを頭で合わせ、ラストゴール
クールダウンのジョギング時、監督は付け加えます
「走らないと成り立たない」
練習後にはファンサービスタイムが設けられました
◇◆◇武藤選手◇◆◇
――きょうは何人くらいサイン書きましたか?
「何人いたかちょっとわかりませんが、呼んでもらえる人にはサインしました」
――100人くらい軽く…
「そうですかね?どれくらいいますかね?」
――来ているのは約550名らしいですが…
「えっ、まじですか?」
――そのうち何枚くらい書いたのかなという…
「どうですかね?ほとんど順番に書いていった気がしますが。みんなそうじゃないですか?」
――出てから戻ってくる武藤選手の所要時間が長いので、やっぱり丁寧にその辺は対応しているのかなと思って…
「そうですかね?まぁ、でもサイン欲しいって言ってくれるのは選手としては凄く嬉しいことだと思いますよ。出来る限りのことはしたいと思いますが」
――お子さんを見る目が少し変わったのではないですか?ご自身で…
「そうですね!まぁ、こういう風に大きくなるのかなと見ますね。ウチの子もこのくらいになるのかなって、何か想像してしまいますね、そういうことを(ニコリ)」
――笑ったりとか、というところはまだ早い?
「ウチの子ですか? 笑っている顔をする時はありますが、僕達の何かに反応して笑っているわけではないですね。勝手に顔が笑っているだけで、別に反応して笑っている感じではないですね。勝手に顔がにやけたと思ったら泣いたりとか、色々な顔をするので、楽しいですね、全部」
――それを見るだけでも…
「そうですね、癒されますね」
――きょうも帰るのが楽しみで…
「そうですね、早く帰って抱っこしてあげたいです、っていう感じですね、毎日(ニンマリ)」
――似てます?
「…って言われますね。目とかが似ているって言われますが。娘なのであまり僕に似なくても良いかなと思いますが」
――まぁ、語呂合わせではないですが、きょう6月10日で…
「そうですね。何人かの人が『きょうは武藤の日だね』って言ってくれたので。全く実感なくて、最初はあぁ…みたいな感じで、『何が俺の日なんだ?』って思って。まぁ、そんなに意識はしていないですね」
――もうちょっと、「はあッ!?」てなるかと思ったら、同じことをみんなに…
「結構色々な人が言ってくれたので、『日付書いてくれ。武藤の日だから日付を書いてくれ』って。『はぁ、わかりました』って」――練習でいうと、2日連続でラストゴールを決めて…というところもあってで、今一度コンビネーションなどを高め合っていると思いますが、この機会にどんなことを意識していますか?
「レッズのサッカーはやることは変わらないので、その精度を上げることだけだと思いますし、こういう試合がない時はやっぱり、調整というよりは、ドンドンドンドン色々なことにトライしていった方が良いと思うので、個人的にも色々なテーマをもちながらやれれば良いと思いますし、チームとしてもこういう期間を大事にして、次の試合に向かっていきたいなと思います」
――きょうですと、ダイレクトリターンなしの制限がどうして設けられているかという・・・ラストゴールの宣告のあともう1回指導が入って、あれはまた考え直す良い機会になったのではないですか?
「そうですね。ミシャの求めるものは高いので、そのために自分達がもっともっと、動くことだったり、ポジショニングをしっかりとることだったり、特にポジションを取らないとダイレクトでパスが回らないので、試合はもっと難しいですし、練習から難しい制限をつけてやるというのがミシャのやることなので、頭をドンドン回転させながらやっていければ、個人としてもっと成長できると思います」
――代表組不在の中でも、この雰囲気は良いと思いますが、「やってやる!」という他の選手の意欲とか、レギュラー争いでなどで感じる部分は?
「やっぱり、球際も激しくやりたいと思いますし、試合がない週だからこそみんながギラギラして次の試合に向けてやっていると思うので、全員がもちろんピッチに立ちたいですし、そういう競争があるのがチーム力のアップに繋がるのではないかと思うので、代表組がいなくても質の高いトレーニングが積めていると思います」
――暑くなってきて…ですが、辛いなと思う時に娘さんの顔が浮かんだりとかは…
「そうですね。まぁ、今まで普通に『行ってきます』って言っていたのが最近は娘を見ながら『パパ頑張ってくるね!』とか言いながら出るので、頑張れている一つの要因なのかもしれないですね(ニンマリ)」
――本当に申し訳ないですが、コーヒーは…
「はい…それどういうこと!? 『コーヒーは…』って何ですか?」
――どうやって飲みますか?
「どうやって、ですか!? 凄い誘いますね!(苦笑)微糖くらいにした方が…。微糖くらいが一番好きですが…」
――実際、別に…合わせなくても、実際どうですか?
「コーヒーですか? 微糖です」
――わかりました。
「何ですか?もう…、急に…(汗)」
――いやいや、一番その言葉が浮かんだので…「ムトウ」というと…
「…って言ったら、コーヒーかなと? そんなに簡単に答えないですよー!!(笑)」
――青木選手もちょっと砂糖を入れるみたいですよ
「どういうことですか!?入れるって言っていました!?そうですかね」
――やっぱり気が合うようで
「青木とは仲良くやっているので、これからも良い関係を続けていきたいと思います!(ニコリ)」
――「武藤の日」に良いラストゴールをありがとうございます
「はい、良かったです、決められて。お疲れ様です!(ニッコリ)」
武藤選手のインタビュー全容は、あさって月曜日の〈You’re The REDS〉でお届けします
では