どうもです
午前9時頃にスタートしたトレーニングは、パスゲームやカウンター合戦のような攻守練、フルコートでの11対11を中心としたメニューを実施
全体を通じて、各選手の状況に応じた適切な立ち位置、素早い切り替え、メリハリのある動きなどが求められていました 午前10時45分頃、選手達へ「ありがとう」と大槻監督
◇◆◇森脇選手◇◆◇
――お話し大丈夫ですか?
「いいっすよ」
――何か雰囲気が渋い
「嘘ぉ!?ホント?」
――はい
「ひぃいつもと一緒ですけど、渋いっすか!?これだけ歳を重ねたらね、渋くなるのかなって気はしますけどね」
――ピンピンしてる
「体はピンピンしてますよ!はぁ~い・・なんか、変な感じすけど、変な感じじゃないっすね(汗)変な感じじゃないけど常にね、男はギラついてないといけないというか、ピッチの上ではやる気をね、みなぎらせておかなければいけないので、ノーマルかなって感じですね!」
――そこまで大げさなことを聞くつもりは
「あっはぁーすぃゃせん!ついついね、話をしちゃうとね、だんだんだんだん話が膨らんでいくんで、申し訳ないッス!」
――いえこちらこそ・・。やっぱ男として見せないといけない
「そうっすね、そういう姿がなくなってしまえばね、やっぱりよろしくないというふうには思っているので、魅力ある人間じゃないと思っているので、しっかりギラついたところは出していきたいなというふうには思っています」
――魅力的ですよ
「いやいややゃぁ~んもおね、たまに褒めてくれると嬉しいというか、そうやって言ってもらえて光栄ですけど、もう家に帰ったらね、どちらかといえばギラつき感はトーンダウンしてしまうのかなっていうのはありますけどね!今はもうギラついてます」
――どう変わりますか
「家に帰るとね、ピッチの上では“ギラギラ”なんですけど、家に帰っちゃうと“キラキラ”しちゃう」
――・・・
「フハぁんのぉ、そういう感じですね(笑)」
――うまい!
「うまくない!ちょちょちょっとぉ!」
――優しいオーラをパパとして
「そうですね、やっぱキラキラしていないと家では!家でギラギラしてるとね、あーのー、かえってそっちの方が良くないので、ピッチの上ではギラギラ、家に帰ればキラキラ。そういうメリハリはつけたいなと思います」
――ギラギラの方で、きのうときょうのトレーニングを振り返って
「まあ休み明けのスタートで心拍数、体のコンディションを上げる意味ではこの2日間だいぶ上がったので、そういった意味では疲れました。だけどやっぱり考えて走る、そういうのはね、サッカーにとって一番重要なので、この2日間のトレーニングっていうのは僕らにとってかなり必要なトレーニングでした」
――良いスプリントでした
「いやぁ相当スプリントしちゃいましたね、はぁ~いだけどまだまだスプリントの数を増やしたいなというふうには思っているので、どんな時でも満足する時間というのはないですね」
――集中切らして、ただ走ってるだけになってしまうと
「本当そうです。だから、練習がきつくなってきて、心拍数が上がって何も考えられなくなった時に、どう過ごすのか、どうプレーするのかというのが大事なので、そういう時こそしっかり考えてアイデアを出していきたいなというのは感じています」
――関根選手も復帰してサイドもさらに活性化して
「もうレッズはね、どの選手がスタメンで出ても、良い選手が揃っているので、その中で勝ち上がっていくのは大変ですけど、だけど何かを変える必要は全くないのかなと。出来ることを僕にしか出来ないことをピッチの上で表現したいなと。それでね、例え試合に絡めなかったとしても、自分の中ではね、後悔はないというか、そういう部分は感じているので、とにかく練習から自分の持ち味を出していく。それが1ヶ月後、3ヶ月後、半年後、1年後と未来につながっていくというふうには思っています」
――イイ男のセリフじゃないですか
「いんや(汗)どっかからちょっとパクってきました!はははい(笑)」
――F・マリノスというと、4月の完敗が
「もう、その悔しさはありますし、やっぱりF・マリノスの試合を見ても、非常に良いサッカーをしてるので、そういう相手と戦うのは難しいですけど、だけどやりがいはあるので、しっかり1回負けた相手に2回負けるわけにはいかないので、しっかりアウェイですけど全員で叩きにいきたいなと思います」
――前回からの教訓としては
「ボールの奪いどころというか、やっぱりボールを回されてる時こそ、ガムシャラに“ヤァーー”って行ってしまうと、やっぱ相手の思うつぼでもあるので、やっぱその辺は頭はクールにやらなくちゃいけないなと。ボールを奪えないからみんな行くんだ行くんだってなっちゃうとね、やっぱりそこにチームの規律っていうのは生まれないなと思うので、そういうメリハリというのはつけていきたいなという部分は感じます。ただ、攻撃に関してはね、大きなスペースがあるというふうには思っているので、そこをついていけば、F・マリノスにとっても浦和レッズは脅威になるのではないかと思っています」
――きょうの練習でもプレスバックについてなど良い意志の疎通が取れていたようで
「間違いないですね!」
――攻撃では森脇選手が逆サイドのスペースへ出
「うん」
――すかと思いきや、左足
「うんうん」
――に持ち替えて狙ってみるとか
「あーーいいっすねー!」
――何しちゃいますか!?
「いやぁもう色んなアイデアを出したいなと思っているので、今からそのアイデアを考えるだけでワクワクしてきますね!」
――良いギラギラ感を
「ですね!でもロッカーの前に行ったらキラキラしちゃいます!」
◇◆◇汰木選手◇◆◇
――きょう、練習ではかなり軽快な動きを見せていましたが、練習後はちょっと苦戦していたようで
「そうっすね(苦笑)だいぶ、先輩達にいじられました」
――連想ゲームつきのリフティング・・出てこない
「出てこない(汗)変な難しいルール作るんすよみんなが」
――特に山田直輝選手
「直輝君・・」
――鈴木選手とも談笑していましたし、自然と輪ができているような良い雰囲気が
「そうっすね、だいぶ馴染めてきたなって感じはします。サッカー以外でも」
――とはいえ洗礼は受けつつ
「ハッハ(笑)そうっすね、みんなも受けてきたのかな」
――良い意味で
――次、F・マリノスには汰木選手のプレースタイルが嵌りそうで
「そうですね、やっぱり向こうも本当に年齢的にも若い選手が多くて勢いがあって、どんどん攻撃に出てくるってイメージなので、こっちも逆にカウンターもそうですし、スペースが沢山生まれるかと思うので、そういうところは、もしチャンスがあったら狙っていきたいです」
――相手ディフェンスも汰木選手が前にいれば、そこを警戒して無理には上がってこない可能性も
「そうですね、特徴は知られているというか、やっぱり昔からやっていた選手もいますし、だいぶプレースタイルも、中に切れ込んでいくのも多分バレているでしょうし、でも自分は読まれていても取られないようにチャンスを作らないといけないし、相手が凄い勢いがある分、ひっくり返すチャンスも必ずあるでしょうし、そういうところは自分の長所を出して、常に狙っていきたいですね」
――相手が汰木選手が《こういうプレーヤーだ》と思っていれば思っているほど、レッズで積み重ねているものが出しやすくなって、一気にそこは
「そうですね、昔はサイドに開いて仕掛けるのがパターンだったので、今は間で受けたり味方との連携でっていうのも最近はトライしていますし、そういうのは、徐々に自分の武器になりつつあるので、そういうところも試合で出していけたらなと思います」
――日産スタジアムへの思い入れとしては
「そうですね、小学校のプライマリーの時からユースの時までずーっとトップの試合を観に行っていましたし、自分がこういう場所で、人がいっぱい見ている中で、《あのピッチに立てたらなぁ》とずーっと間近で見てきたスタジアムだし、本当に特別な思い入れがありますね」
――対戦相手としての経験は
「ベンチには入っていましたけど、あそこでまだプロになってからプレーしたことがないので、やっぱり一番の昔からの目標だったので、日産のピッチでプレーするっていうのは変わらず今も特別な思いがあります」
――ちなみに、小机からですか?新横浜からですか?
「僕は小机でしたね!なんでだろう・・本当に変わらないですよね?距離的には。でも小机の方が人が少ないやでも変わらないか・・」
――陸上トラック付きなので外周も長く、席の場所によってはもしかしたら違いがあるかもしれませんが、経験上、ほぼほぼというか圧倒的に小机の方が近いはずです
「本当っすか!?でも寄り道したい人は新横で、練習場も一時期そこなこともあったので、みんなで『どっちから帰る?』みたいな話になって二手に分かれることもありましたね」
――土曜日は浦和レッズサポーターの後押しを受けながら
「そうですね、本当に、チームとしても仙台戦に良い内容で勝てて、やっぱり上位チームとこのタイミングで対戦出来るというのは本当に自分達にとってチャンスしかないし、自分にとっても本当に自分はガンガンチャレンジするだけですし、失うものはないので、どんどん持っているものを出せる準備をしていきたいと思いますし、やっぱり特別な思いがある日産スタジアムでプレーできて結果が出せたら浦和のために最高なので、そういう準備をしっかりしていきたいです」
――炸裂!
「はい!(ニコリ)」
森脇選手と汰木選手のインタビューはこのあと23時からの〈You’re The REDS〉でもお聴きいただけます
では