どうもです
2連休明けの午前、大原にはスッキリとした笑顔が揃います
今週末に行われる天皇杯から始まるクライマックスの戦いへ向け、練習が再開
初日のきょうは、恒例のフィジカル系メニューでの調整が行われました
◇◆◇武藤選手◇◆◇
――ファンサービスでは一番最後までじっくりと交流。大人気!
「そうっすねー!ちょっと誕生日効果がありましたねっ!ハハハハハー(笑)」
――自覚ありだったのですか?そのあたりは
「いや~みんな『おめでとう』と言ってくれるのでね、はい!プレゼントもいつもより多くもらいました(ニコリ)」
――後輩で“武藤病”にかかっているS根選手がさきほど、「誕生日ってわかってるから一番最後にファンサービスに顔を出してるんすよきっと(ニヤリ)」と言ってました
「ハーハハッーハーー!!(爆笑)やべー、作戦ばれてました!?やっぱり、みなさんとの会話を…みんなに『おめでとう』と言われたかったのでゆっくりしてました(笑)」
――こちらからも、おめでとうございます!
「ありがとうございます!」
――28歳
「そうっすねー、まあもうあんまり歳を取っても嬉しくはなくなってきましたかねー・・まあ色んな経験を重ねているのもあるんですけど、サッカー選手としては一生若い方が良いんじゃないかなとは思います!ハハハッーはい(ニコリ)」
――ここ最近は30歳を越えても若々しくプレーしている選手(用具の進化、医療面の充実)が増えていますから
「そうっすね、もちろん歳を取っても素晴らしい選手は沢山いますし、歳を取ってからの方が凄いんじゃないかという選手もいっぱいいるので、僕も色んな経験を重ねてきていると思っていますので、歳を取る毎に良いプレーヤーになっていければと、もちろん思っています」
――レッズに来てからの26歳、27歳は劇的な変化があったかと
「そうっすねー(しみじみ)まあやっぱり、レッズに来てサッカー人生は大きく変わったと思いますし、本当に感謝しかないので、貴重な経験をさせてくれているレッズにプレーでの結果で少しでも恩返しができればと思っています」
――誕生日に色々なものを受け取れる存在でもある
「そうですね、温かいファン・サポーターのみなさんが本当に多くて、このようにしてもらえるのも凄く嬉しいですし、その分も期待がかかっていると思います。沢山の方から『チャンピオンシップ、天皇杯を取ってくれ』という声をいただいたので、やっぱり結果で、ゴールで自分としては恩返しというか…魅せたいと思います」
――他に印象に残っている、言葉はありますか?
「そうっすねー、1人お子さんが『僕きょう誕生日なんで、おめでとうって言ってください』って来たんすけど…『僕も何だよ!』と。そしたら『そうだったんですかぁ!?』…一番印象に残っています(笑)フフハハハッ、お互いに『おめでとう』と言い合いました(ニコリ)」
――27歳の大きな出来事としては、レッズの9番を背負うようになったことかと
「そうっすね、やっぱり9番を背負うというのは自分の中では大きな責任を持ってのことでしたし、もちろん全てが満足行く結果ではないですけど、色んな9番と共にプレーしたというのは自分の財産なので、やっぱりチャンピオンシップや天皇杯といった大事なところで9番らしい仕事をしたいと思います」
――そういう意味では、先日の磐田戦で決めた重力に逆らうかのようなバックジャンプヘッドなど、記憶に残るゴールが増えているのでは?リーグでの得点数こそ昨シーズンより一つ少ないですが
「そうですね!大事なところでのゴールは自分でも思っていたことなので、あのようにセカンドステージの優勝が決まる試合で決勝点を獲れたというのは自信になりましたし、ただ、一番の目標は本当のチャンピオンになることなので、チャンピオンシップで狙っていきたいです」 ――まだ今シーズンは長い
「そうっすね!でもまあ、ありがたいっすよサッカー選手としては!もう先週の何日か前に全日程が終わっているクラブもあるので、《何ヶ月休むの!?》という風に思いますけどね!俺だったら体重が何キロ増えちゃうんだろうと心配になるぐらいなので(苦笑)そういう意味ではこれだけ多くの試合があるというのは、戦えるチャンスがいっぱいあるので、サッカー選手としては嬉しいことだと思っています」
――目白押し!チャンピオンシップに勝てば、そのあとは銀河系軍団と戦えるチャンス、そして元日の晴れ舞台
「そおっすね~、本当に夢は広がりますからね、つかみとりたいっすね!何とかそこまで。昨年は地元で行われたCWCの決勝をスタジアムに観に行っているのでやっぱ、本当に素晴らしいと思うし、良い雰囲気だったので、自分達がそこに立てる可能性がありますし、頑張りたいと思っています」
――直近では天皇杯での川崎戦。あのスタジアムでそれこそ“記憶に残る”鮮やかなゴールを4月に決めています
「そうっすね!まあ等々力で決勝ゴールを決めて、良いイメージもありますし、天皇杯についても今年の元日の悔しさを忘れていませんから、勝ち上がらなければいけないので、チャンピオンシップの前哨戦になる可能性もある相手なので、浦和が強いというのを…先日は埼スタで負けていますし、リベンジの意味も込めて叩きたいと思います」
――先日の新潟戦後、興梠選手の記録達成を受けて「僕もリーグ通算100ゴールを目指す」と言っていましたが…
「まあ、フフォッ…(苦笑)目指す、まあまあまあ《達成できる可能性もあるぞ》と自分に言い聞かせているので…はい(ニコリ)」
――30歳を過ぎての達成になると思うので、いかに良い20代後半を過ごせるかだと思いますが
「そうっすねー!(笑)」
――そのためにも練習後よく走って、鍛錬を重ねていますが、その時一緒にいる青木選手が先ほどかなり急いでいる様子でクラブハウスへと引き上げていったので、「武藤選手の誕生日に何か用意をしたいのですか?」と聞いたところ、「違います!」とキッパリでした
「いや~そりゃあそうでしょおぉ!!そうでしょ!あそこで今からクラッカー…いやっあんのかなーじゃあ、期待してみようかなぁ!どうしよー、青木と関根がクラッカー鳴らしたらー…そんな嬉しいことはないですけど、誰も何も言わないと思いますよ!(汗)多分ですけどね、多分誰も何も…でも練習前のミーティングで、ミシャからも『おめでとう』と言ってもらえましたし、みんなからも拍手してもらえたので、それで充分です、はい(ニコリ)」
――お祝いの、“例の”食べ物はオフだったきのうおととい辺りに?
「フフッ逆にまだっすね!きょう誕生日を迎えたんで、これからどっかのタイミングで誰かがご馳走してくれるのを期待していますし!」
――前に好きなネタとしてサーモンやいくらを挙げていたじゃないですか?
「はい!」
――活躍を重ね、選手としての格も上がったことで
「ハッハー!(笑)」
――もっと贅沢なものを欲するようなことは・・・
「今すかー!?ウニとかになった方が良いすかぁぁ!?そうだなぁ、何が良いかな」
――カウンターに着くなり、「とりあえずトロ!」みたいな順序も何もないような
「そうっすねー!トロたくにしておきます!」
――トロたく?
「トロたく!が、いい!!トロたくが今、お気に入りです」
――武藤選手らしい気がします。その組み合わせが
「ハッハッハ!そうっすか!?わかんないっすよ!めっちゃくちゃ高いお店で食べているかもしれませんですし!…サーモンを!!…もしかしたらっ銀座でサーモン!全然庶民じゃないかも!しれないですからね!そういった可能性もあるかもしれないですから!人を見た目で判断しては…。よく『回転寿司が似合う』と言われますけど、もしかしたら銀座でサーモンとイクラを食べているかもしれないですよっ!」
――サーモン、イクラのローテーション
「で最後に、『ウニいっちゃおうかな!』みたいな!?…何すかこの話は!意味あります?(笑)」
――そういった庶民的感覚もファン・サポーターの心をくすぐりますので
「そうっすね、まあ他のサッカー選手に比べたら庶民派な気もしますので(ニコリ)」
――レッズの9番としてここから始まる28歳。今、選手として一番良い時期に差し掛かっていると思いますので、抱負をお願いします
「そうですね、本当に浦和に来て大きく成長できたと思っているので、それを結果で返さなければいけないと思っているので、これからも沢山のゴールで勝利に貢献できるように本気で頑張りたいと思います!」
――おめでとうございます!いつもありがとうございます!
「フフーッありがとうございまーっす!(寿笑)」
武藤選手のインタビュー全容は、このあと23時からの「You’re The REDS」再放送でもお聴きいただけます
では