どうもです
大原でのトレーニングマッチから一夜明けたきょう、午前10時から始まった練習は軽めの調整で終了しました
あすのオフを挟み、桜が満開になるであろう頃、松本山雅とのホームゲームに臨みます
さて、きょうの練習後には高校生以下を対象としたファンサービスが行われました
「自分のユニフォームを買ってくれてる人もいるので、そういう人のためにも早く試合に出て、アピールしたいですし、また頑張りたいなと思います。自分のユニホームを見たときは、嬉しかったですね(笑)」
そう語るのは、トップ昇格1年目の茂木選手
――サインはいつごろ決めましたか?
「プロに入った時にはちょっと変わったんですけど、今のサインはキャンプ中に関根君と考えました(笑)」
――また、良いお手本になる方を!関根選手もけっこう優しくしてくれる感じですか?
「はい、優しいです(苦笑)」
――そう言っておかないとね…
「はい(笑)」
――高校も卒業して、憧れられる立場であると思うんですけど、そのあたりの意識ってどうですか?
「そうですね、高校卒業したんで、プロサッカー選手としてやっていく中で目標とされる選手として、憧れの選手としてやっていくために、やっぱりもっと練習しなくてはいけないなと改めて思いました」
――やっぱり、卒業するときは「サイン責め」でしたか?
「大変でした(笑)サイン責めでした」
――そのサインに価値をもたらさないと…
「そうですね!」
――茂木選手自身もそういう意識のもとですけど、現状、プロの世界というのはどうですか?
「まぁ、スピード感とかやっぱり思っていた以上でしたし、試合とかやってみると味方の選手は心強く思いますし、そういう中で試合に出ていかなきゃいけないんで、やっぱり競争という部分では勝たないといけないかなと改めて、まぁ、強い気持ちを持たないといけないなと思いました」
※背後から高木選手の軽い体当たりを受ける
――イケメンにねぇ、高木先輩もけっこう…
「はい、優しいです、はい(苦笑)」
――何か、普段物静かな感じですけど、見えないところでは…
「そうです(笑)」
――ユースの時代というのは、超中心的な存在だったので、頼られる立場だったと思うんですけど、今、逆に頼ることもうまくなっていくといいのかなと…
「そうですね。ユースの頃は自分がどうにかしなきゃみたいな感じがありましたけど、今は、でも、そういう部分も出していかないといけないと思うんですけど、やっぱりユースの時に得たリーダーシップとかそういう部分をここでも出したらやっぱりもっと良いのかなと。まぁ、頼ることも大事ですけど、もう少し自分から発信していけたらなと」
――実際プレーしていて、「うわぁ、この選手すげーな」って特に感じる存在とかいますか?
「そうですね、慎三君とか。代表に選ばれていますし、練習とかでもマッチアップしてて嫌なフォワードだなと思います」
――番組とかでは「浦和のうなぎ」って言っているんですけど、捕まえづらくないですか?
「捕まえづらいですね(笑)マークつけないですね(笑)」
――ヌルヌルっと。あと、身近なポジションでは阿部さんとか?
「そうですね、阿部さんも球際とか強いですし、ミスが少ないですし、やっぱりこのチームの中心としてやっていますし、そういう部分では目標としていますし、自分はもっと近づいていかないといけないなと思います」
――練習では、次の対戦相手のコピーをしたりとかという難しさもあると思いますが、それプラス…僕が高校時代の茂木選手を見て思ったのが3列目からでも4列目からでもどんどん縦に進んでいくあのスタイルがすごい好きで、その辺出し過ぎちゃうと…という難しさもあると思いますけど、どう捉えていますか?
「そういう部分では自分の攻撃参加の部分では勢いもってやるのも自分の持ち味ですし、そういう部分では守備をしながら、そういう部分で攻撃参加して得点に絡むプレーが出来たらいいかなと思います。それと上がったときに必ずチャンスになるように自分でもよく周りを見てプレーしてみたいです」
――けっこう冷静ですね。そのあたりは…
「まぁ、最近やっぱり、この世界に入って、考えることとかよく判断してプレーしないといけないなと改めて思いますし、自分はパワーとかスピードとかそこまであるわけじゃないんで、もっと予測したプレーとかそういうのが大事になってくるのかなと」
――その予測とかがうまくいくと、ペトロビッチ監督は凄く喜ぶタイプだと
「自分もそういうところを大事にしてやっているんで、まぁ、そうやって監督に認められるようなそういうプレーが出来ればいいかなと」
――さきほど、「パワーとかスピードがそこまで…」と言ってましたが、以前はラグビーをしていた分、パワーという部部は活かせるのでは?
「まぁ、そういう部分ではこれからもっと出していけたらいいなと」
――ユース時代の茂木選手を何試合か見て、一番好きなのが、2013年の12月に行われた「Go For 2018 Cup」・サンフレッチェ戦です。レッズユースが同じシステムを試した時期があったじゃないですか?あの時、ボランチか最終ラインかにいてどんどん前上がっていって、あのプレースタイル見たら、「あっ、いずれレッズで…」って思いました。ご自身は覚えてますか?
「はい、覚えています、あの試合」
――楽しかったですよね。
「楽しかったですね、あの試合は(笑)」
――あのイメージを出せれば茂木選手もけっこういけると思ったんで
「そうですね!」
――デビューはいつ頃からくらいまでにと思ってますか?桜はもう咲き始めてきましたけど…
「そうですね、まぁ…ファーストステージまでには必ず出たいなと思いますね!」
――セミが鳴く前には…
「はい、そうですね(笑)。セミが鳴く前には…」
ひとつひとつの確かな技術に加え、時に見せる大胆且つ迫力ある攻撃参加は一見の価値有り
そして、屈託のない笑顔もまた、人を惹きつけます
セレクション、レギュラー争い、トップ昇格への切符・・・
これまでいくつもの、とてつもない倍率の競争を勝ち抜き、今があります
レッズアカデミーが育て上げた”希望”の明るい未来を願うのは、自然なことです
何が起こるかわからないのがプロの世界
だからこそ、何かを起こしてもらいましょう
もちろん、ポジティブな
茂木選手のインタビュー詳細は、あすの「You’re The REDS」でお届けします
では