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6月2日 「やっぱり今この環境だからこそ、もっともっと強くしないといけない」

どうもです

2連休を挟み、トレーニングは再開

ここからしばらくは、後に控える過密日程に向けた大事な準備期間です

妙に風の強いきょうは、フィジカル系の”体起こし”を中心としたメニューが約1時間20分に渡って行われました

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きょうの練習後は、伊藤選手にお話を聞かせてもらっています

毅然としているように見えれば、真逆に飄々とも受け取れるルーキー

一年目の選手にありがちな遠慮感はなく、ゲームで臆せず堂々とプレーする姿は頼もしくあり、練習後に先輩とじゃれ合う振る舞いはサッカー少年のようでもあります

また、今週月曜日に行われた浦和レッズ後援会主催の激励会では監督や阿部選手の無茶ぶりによって、壇上でのスピーチ“未遂”もあり、その時はさすがに顔を真っ赤にしていました

そのパーソナリティーを一言で表すのは難しいものの、「我らがレッズの将来を期待できる素晴らしい選手」(監督)であるのは確かなこと

インタビューの受け答えでの印象について言えば、ハッキリと断言できます

志しの高いしっかり者

あっ!でもやっぱり‥最後の方で・・・

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――きょうも練習後、長いことずっとボールに触れて(岩舘選手、福島選手、関根選手とリフティングゲーム)いました。本当にサッカーが好きなんだなあと

「そうすね、まあ、ああいうなんか、遊びみたいのが楽しいので。まあダテさん(岩舘選手)とかと毎日しているので、練習終わったてからもけっこう楽しみはあります」

――そういった中でもプロ選手のレベルを感じることができる

「まあ、古今東西とか連想ゲームとかをしながらのリフティングをしていて、完全に俺より頭が良いので(苦笑)そういうところで、《なんでそういう言葉が出てくるんだ!》というような凄さもあるので、はい。色々学べています」

――きのうまでの2連休はどのように過ごしましたか?

「大阪に帰っていました。大阪に帰って、作陽高校時代の仲間とご飯を食べに行ったり、
テーマパークに行ったりとかで…普通のオフというか、友達と遊んでいました」

――周りの反応が変わってきたのでは?

「そうですね、けっこう『ユニフォームちょうだい!』とか『スパイクちょうだい!』とか言われますし、ユニフォームはさすがに上げられないけど(苦笑)練習着とかスパイクを上げたりして、そういうのでも自分は改めて《期待されてるんだな》とか《プロになったんだな》とかいう風に思うし、やっぱりそういう人達の期待に応えたいと思いましたし、『次のガンバ戦、試合出るように』とか言われるので、やっぱりそういうのでも改めて、期待されていると感じます」

――古里へ帰る前に試合デビューを出来ていたのは大きいですか?

「そうすねやっぱり、デビューしたときのこととかも言われましたし、聞かれましたし、やっぱりそういう話題で会話は弾みますし、やっぱりプロ選手は試合に出てなんぼなので。僕はまだ試合に出ただけで結果をまだ何も残していないので、やっぱり試合に出るという目標を達成したわけですから、次は点を取るであったり、アシストするであったり、前よりももっともっと試合に出て活躍をするだったり、そういった目標を立てて、それに向かってしっかりと努力をして、色んな人達の期待に応えるために頑張りたいです」

――茶髪の評判はどうでしたか?

「いやでも案外、お父さんとか友達は『似合ってる』と言ってくれますけど、お母さんは『黒の方が良い。これ以上染めたら韓国のアイドルみたいになるからやめて欲しい』みたいに言われて(苦笑)だからこれ以上は染めないですけど、まあ、ずっとこういう感じの色にはしようとは思っています」

――プロの選手は目立ってなんぼなので

「そうすね!はい(ニコリ)」 

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――入団からここまでの手応え、日々感じていることなどはいかがですか?

「そうすねもう僕は浦和レッズに加入してから数ヶ月が経って、もう大分慣れてきていますし、僕は“ルーキー”という捉え方よりも一人の“浦和レッズの一員”として周りから見てもらいたいし、“まだ新人だから出るのは早い”といった考え方ではなくて、全然僕ももう“プロサッカー選手”ですし・・・まあでも練習とかで厳しい環境で出来ていますし、そういう日本代表クラスの選手達と色々刺激をもらっていますし、やっぱり槙野さんであったり陽介さんであったり、日本代表の方にいるので、やっぱりそういう人達とチームメイトというだけでも凄い幸せなことなので、やっぱりそういった人達の色々なものを吸収して、吸収するだけじゃなく《ポジションを奪う》というぐらいの勢いじゃないとこのチームでは試合に出られないと思うので…やっぱり試合に出るにはそれぐらいの覚悟が大事ですし、プロの世界では必要なことなので、責任感というか、お金をもらっている以上、サッカーをしてお金をもらっている以上、やっぱり責任感というのは絶対に欠かしてはいけないと思います」

――小野伸二選手は一年目の今頃、ワールドカップに出ていますから

「はい、そういう選手はやっぱり凄いと思いますし、凄く刺激は感じるし、やっぱり同年代の奴らが試合に出ているっていう風に聞くと、凄い刺激を感じますし、《僕はもっともっと頑張らなければいけないな》って思います」

――ボールを受けたときの閃きなどはすでに充分なものを備えている印象です

「そうすね、やっぱ高校時代からやっぱりそこを武器にしていましたし、やっぱりプロに行ってもそこは全然通用するし、そこがストロングポイントであることは昔と変わらないので。でもやっぱり高校の時に出来なかったことは課題として残り続けているし、高校の時にこれぐらいは出来ていたことがプロになって全然出来ないということも多々ありますので。まあ体の強さだとかはチームで一番弱いぐらいなので。やっぱりピッチだけじゃなくてピッチ外の私生活でも一流の選手にならないといけないですし、練習場以外のところでも食生活なども凄く大事だと思っているので。やっぱりそういうところから先輩を見習わないといけないと思うし、でもまあ、自分の今の生活やプレースタイルをそんなに僕は変えようと思っていないですし、《このプレースタイルでずっと行こう》と思っているので、そういうところは変えないで行こうとは思っています」

――対人プレーあってのスポーツ。きょうのようなフィジカル系トレーニングに取り組んでいることで、先日韓国で試合をした際に効果を感じたのでは?

「そうすね、今まで作陽高校時代とかでも海外遠征があって、絶対に体でちょっとでも当てられると倒れていたので、このチームに来て海外のチームと試合をするようになって、凄く倒れないようにはなっています」

――この短期間でそれは素晴らしい!効果を実感できればトレーニングがより楽しくなっているのでは?

「そうですね!まあ今まで自分はこんなに筋トレとかもしていなかったですし、ボールだけを蹴っていたので。やっぱりボールだけでなく体幹系も大事だなとこのチームに来て改めて思ったし、やっぱり海外のネイマール選手とかイニエスタ選手とかシャビ選手とかも、体があまり大きくなくて…ポジショニングとかもうまくてあまり相手とぶつかっているイメージはないですけど、体はしっかりいていると思いますし、やっぱり噂とかでも『実は体が強い』とかも聞いたことがあるので。やっぱり海外で活躍している選手はどの選手も体が強いと思うし、体幹がしっかりしているので。たいかんがしっかりしていないプロサッカー選手なんていないと思うので、活躍している選手は体が絶対に強いので、僕も海外で活躍したいと思っているので、今のうちに筋力をつけておかないといけないですし、やっぱり今この環境だからこそ、もっともっと強くしないといけないと思います」

――参考になっている身近な先輩はいますか?

「そうっすね、やっぱりヒラさん(平川選手)です。僕は練習が終わってから絶対にトレーニングルームで筋トレとかをしているんですけど、ヒラさんはずっといますし、練習終わってからもジョギングで走ったりしていますし、今、37歳…凄いと思いますし、やっぱり僕よりも半分以上年上ですし、そういう選手からどんどん学んでいかないといけないですし、やっぱりサッカー選手として、一人の人間として凄い人だと思うし、まあ『もう歳だから~』と言いつつも筋トレとかもバンバンしていますし、そういう存在から刺激を受けています」
20160602_111351-1――中断明けには過密日程が待っています。そこで活躍して、ステージ優勝の救世主になる自分自身は思い描けていると

「そうすね、これから5連戦がありますし、やっぱり鹿島、ガンバ、広島とか凄い強いチームが残っているので、レッズはまだ首位じゃないわけですし、《自分が出て優勝した》と思われるぐらいの仕事をしたいですし、普段の練習から100%で取り組むということと、しっかりと良い準備をして監督にもしっかりアピールしたいです。まだプロとして何も残せていないですし、やっぱり点を取りたいので、ガンバとの試合は地元大阪なので、その時はみんなも観に来てくれると言われるので、そこは絶対に出たいです」

――先ほど年齢の話になりましたが、38歳まで活躍してリーグ通算500試合に出場したフィールドプレーヤーというお手本も身近にいますし

「いやぁ~・・???・・わかんないっす・・・・」

――山田暢久さん!

「そうなんすか!?そっか・・あそっか!!全然わかんなかったっす!(笑)でもやっぱり僕もそのぐらいまでプレーしたいと思います(汗)」

――最近はお話ししましたか?

「いや、そんなに・・・話・・練習場とか時々来てくれるのでその時に挨拶したり、デビューした時は『おめでとう』と電話してくれたりとか、やっぱり凄い気に懸けてくれているし、僕がこのチームに入れたのはヤマさんのおかげだと思っているので、やっぱりヤマさんに《このチームに入って良かったな》と思ってもらえるようになりたいし、プレーで、結果で恩返ししたいです」

――ゴルフの誘いは?

「まだないです(笑)その辺でも距離を縮められればとは思います」
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最後にリクエスト曲をお願いしたところ、平川選手も好きなことで有名なアーティストを挙げました

「ヒラさんも好きなんですか!?行きたいですね、ライヴ!連れていって欲しいです!(涼笑)」

鈴木啓太さんの引退会見でも名前が出てきた、伊藤涼太郎選手

偉大なレジェント達からも多くのことを吸収し、大いに羽ばたき輝くことを願います

インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

「必ず未来を切り拓いていける」

どうもです

一昨日の練習後、梅崎選手にインタビューしました

全体練習のメニューをこなしたあとも約1時間、スプリントやシュート練習を反復

その迫力、発せられるオーラからは、今後への確かな覚悟が受け取れました

そして、自身が力強い口調で紡いだ言葉からも

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――スコアレスドローに終わった鳥栖戦。ベンチにいて、どのような感想をお持ちですか?

「いやぁ、もう、悔しいの一言です」

――勝てる要素も充分にあったでしょうから

「まぁ、そうですね。なかなか相手のブロックも守備の意識が凄く高かったですし、崩すのも難しかったですけどね。何とか、打開したかったです」

――どの試合でも強い思いというのは常に持ちあわせてはいるでしょうけど、この試合では特に強かったのでは?

「そうですね。地元から近いですし、何より被災地の子達を招待したので…何としても出たかったですし、自分がヒーローになって格好いいところを見せる…というイメージを作っていましたし、そのつもりで準備していたのでね、ピッチに立つことすら出来なかったというのは非常に悔しいですし、無念さはありますし・・・・けどね、名前は覚えてもらえたと思うので、これから自分が活躍して、《あぁ、あの時の梅崎選手だ。凄いな》と思ってもらえるようなプレーをすることが僕の今回したことに対しての意味がより深まると思うので、それはモチベーションに変わっていますね」

※【梅崎司・林彰洋 熊本地震による被災者のサッカー観戦招待】として、熊本地震による被災者00名を当日の試合会場に招待しました

――交流などを通じて、印象に残っていることはありますか?

「まぁ、横断幕も出してもらって、最後、凄く嬉しかったですし、笑顔が見られて凄く嬉しかったですし、相手のサガン鳥栖さんのサポーターから声をかけてもらいましたし、なかなかない光景だったのでね、凄く嬉しかったです。純粋に」

――2011年の時も、梅崎選手は「いろいろ物事の考え方が変わった」と仰っていて、これに次ぐような出来事が今回あって、早速動いて…という、今回の一連のことだと思うのですが、改めて、“思い”というものを聞かせていただけますか?

「何かしたいというのは起きた瞬間から思っていましたし・・・自分ができることは何だろうと考えた時、今回のことが思い浮かびました。それを賛同してくれる人がいて、相手チーム・鳥栖の林選手が賛同してくれて、それに対して動いてくれた、間に入ってくれた人、レッズもそうですしサガン鳥栖さんもそうですし、本当にみんなの協力があって成し得たことなので、非常にそれは感謝していますし、僕がやりたいと思っていたことにみんなが力を貸してくれて本当に人の力、ありがたみを感じて、凄く嬉しかったです」

――Charity.orgの特設サイト「繋ぐ」。この言葉に込めた思い

「やっぱり人は一人で生きてはいけないと思いますし、みんなと助け合っていかなきゃいけないと思いますし、実際、今回、僕自身もそれを感じましたし、またこのように、クラブの垣根を越えてこういう活動ができるということも一つ、違うチームだけど“繋いでいる”。同じJリーグのチームだ、日本人だという、繋いでいることも一つ象徴できるのかな、という思いもあって、それを実現できて嬉しかったですね。けどやっぱり、自分のプレーを見せたかったですし、勇気を与えたかったですし・・・まあ本当に悔しかったですね。でも、本当にこれからの自分のプレーヤーとしての意味というか、目的というか、そういうものを逆に出られないことによって見出してくれたというか、“選手はこうあるべきだ”という、プレーヤーとしてやっぱり僕もいろいろこのことをやらしてもらって考えていく中で、自分が《子どもの時にどうだったかな?》っていろいろ考える時に《ああいう選手が好きだったな》、《ああいうプレーを見てまねしたな》って、いろいろ考えて、今の《自分じゃだめかな》って思いましたし、もっともっとアグレッシブに、自分らしさ、前に行く姿勢をどんどんピッチで見せていかないとなというのは凄く感じた部分でありますし、それはやっぱり毎日毎日まず練習の中で、そして、それがあって試合の中で出せるのかなと凄く感じたので、やっぱり、それを出していけるように日々本気で努力をしていく。そういう風に意識していくように変わったのは感謝ですね」
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――最後、交代枠が余っていて、ここで梅崎選手が出て…と、ストーリーが僕の頭の中に、子どもたちにもあったと思うのですが、「悔しい」という言葉も出ましたけど、それ以上につらい思いをしている人達に勇気を与えるために、練習後のハードな調整でもそうですけれど、今度は是が非でも使いたいと思わせる存在にまたなる“チャンス”だと…

「そうですね。プロの世界なのでね、やっぱり出られる出られないというのは当然ありますし、ましてや首斬られるか斬られないかの世界ですから、そういうのは重々理解していますし、そんなに易しい世界ではないですし、けどね・・・1個1個積み上げていけば、努力していけば、必ず未来を切り拓いていけると思いますし、今までもそうだった。そうだったし、それをまた証明する機会、チャンスができたのかなと今回思ったので、仰ったとおりね、もう力を見せていくしかないので、それは、さっき言った意識、前の意識をどんな状況でも貫くことだと思いますし、もう自分自身が日々の練習の中から本気で見せていくしかないので、もう、毎日毎日無駄にできないですし、もうやっていくしかないので…、もうそれだけです」

――次、福岡で7月の最初の方にありますし、そこまでに明るいニュースというところで、ファーストステージ優勝であったり、この期間にもできること沢山あって、そのためにも今回の中断期間が大切になってくるのかなと思ってくるのですけど…

「もう、毎日が勝負だと思いますし、もちろんファースト獲るつもりでみんなで一つになっていますし、その報告もできるように…ですし、その先の将来、未来のために日々積み重ねていくことだと思うので、もう全力で毎日取り組んで、毎日を駆けていく思いでやっていくだけです」

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――この言葉聴いただけで勇気づけられる人たくさんいるのではないかと。こちらも感化された部分が梅崎さんの一言からありますので…

「ハハッはい(ニコリ)まぁ、結果として初めて『あ~だからこういうことを言っていたんだ』っていう説得力が生まれるので、僕らの世界は結果なので、でも、プロセスが大事なので、そのために、結果のために、しっかりプロセスを踏んでその結果で勇気づけられるように、もう頑張っていくだけです」

――こういうコメントを聴いているからこそ、またゴール決まった瞬間にその背景も鑑みて梅崎コールの「アレアレー…」が爆発するような瞬間、楽しみに思い描いている日々…

「そうですね。近い将来それをそういう瞬間をみんなで共有できるように日々努力していきます」

――先ほど、子ども目線というところで、小刻みなタッチで突破する前園さんに見えることもありますし、力強く縦へ持ち運んでいく中田さんに見えることもありますし、7番の梅崎選手の共通点というのを感じます

「いや~まぁ、どちらにも全然及んでいないですけど、でも、そういう2人の選手を僕は夢みて、目標にして少年時代頑張ってきましたし、これからの子達に『梅崎みたいになりたい』って思ってもらえるようにプレーをみしていくことがプロとしての使命だと思うので、そう考えたときに、やっぱり自分らしく、まだまだ出し切れていないし、やりきれていないし…というところなので、まずは表現できるように、全力で表現していくことと、表現できるように過ごしていく、その積み重ねです」

――前園さんも中田さんも今の梅崎選手くらいの歳には引退していたわけですから

「アッハッハッハッハ!(ニコリ)」

――”その先”というのをぜひ表現してもらえると

「そうですね。“ここから伸びるんだ”というのを見せていけたら格好いいのではないかなって自分の中では思っているので、それができると自分で信じています」

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何もかもを己の糧に、赤き求道者の全力疾走は続きます

インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

5月27日 「“サッカーで元気を与えられる”という部分は《確実にある》と仙台で思って」

どうもです

鳥栖戦2日前のきょう、気にならない程度の小雨ぱらつく大原で練習は午前10時から始まりました

ソウル戦出場組はジョギングなど軽めのメニューで回復に努め、それ以外のメンバーは5対5のゲーム形式を行い練習は約1時間で終了

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今年のACLは勝ち取れませんでしたが、リーグ王者になればクラブワールドカップに出ることができます

そのためにも、鳥栖で手にせよ勝ち点3

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◇◆◇武藤選手◇◆◇

――すぐ2日後には鳥栖戦

「まあ本当にACLは悔しい結果に終わったけど、やっぱり切り替えるしかないので、なかなか簡単にはいかないけど、次の試合に向けてしっかり良い準備をしたい。引きずってしまってリーグに響くのが一番良くないので、また…こないだも悪い試合をしたわけではないので、また良いプレーをしてリーグ優勝というもうひとつの目標に向かって頑張っていきたい」

――練習後、選手同士で話し合いをしているように見えましたが?

「そうすね、やっぱり鳥栖戦はアウェイだけど絶対にしっかり勝ち点3を取って帰ってこようと話したし、『引きずらないことが大事』とみんなで言っていたので、それが一番かと思うので…まあ、気持ちの面が一番次の試合が大事」

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――ACLでは凄い喜び、凄い悔しさを短期間でいっぺんに味わう経験が出来たのでは?

「そうすね、まあやっぱりACLは予選から通して相手は強いし充実した試合というのを何度も繰り広げてきて、広州に勝って自信をつけたり、こないだの試合でも延長で2点を取って逆転したりだとか、そういう自分達の力強さを見せられた中で、やっぱり最後に甘い部分が出たからこその敗戦だと思うので…それはここ何年か続いていることなので、何とか修正して、今年も優勝に向かって今も良い位置につけているので、そういう甘さが次こそは出ないように出来ればと思う」

――リーグに活かすべきところは、精神面のキリッとしたところ

「そうすね、やっぱり大事なところで勝ちきる力であったり、試合をしっかり終わらせることであったり…こないだの試合は終わらせることが出来たと思う。そういったシチュエーションの試合がこれからもあると思うので、次はロスタイムに追いつかれたり、逆転されたりすることのないように、みんなでこないだ出た反省を活かせれば良いと思う」

――以前インタビューした際にも伝えましたが、今の武藤選手は、ちょっとでも点を取れない時期があると違和感があるぐらいの選手になっているので…期待の表れとして。鳥栖では昨年もゴール決めていますので、ぜひきっかけづくりの場にして欲しいと

「そうっすね!昨年アウェイで決めたので、そういったイメージを持っていきたいし、ゴールをなかなか取れていないし、プレーの内容も良くないので、そういう中でみなさんが『早く決めてくれ』という声をもらうので、そんだけ期待がかかっていると自分の中では嬉しく思っている。僕は結果で応えるしかないので、またアウェイにサポーターが沢山来てくれると思うので、なんとかゴールする姿、チームが勝つ姿っていうのを見せられるように頑張りたい」

――5年前、仙台での経験もありますが、次は九州でのゲームという意味合いも

「そうですね!“サッカーで元気を与えられる”という部分は《確実にある》と仙台で思って来ているので、九州で大変な思いをしている方がまだ沢山いる。それでも浦和レッズの試合を楽しみにしてくれている人もいると思うので、そういった方々のためにも自分達の最高のプレーを出来ればと思う」

――先日、スタジオにとあるお寿司屋さんが訪ねてきて、武藤選手が点を取った日のサービスについて相談を受けました(笑)

「まあ、浸透してきているのは嬉しいすけど(苦笑)なんなんすかね!?(笑)僕のところには何にも来ていないので(笑)でもそうやって…うーまあ(苦笑)僕がゴールを決めて寿司を食べてくれるサポーターの方が沢山いるのは聞いているし、僕もこないだお寿司屋に行ったら、『凄いね』と言われたので(笑)『武藤君のおかげでサポーターが来てくれているよ』と言われたので…カウンターのけっこうしっかりしたお店の人も言ってくれたので…《浸透しているのかなぁ》なんて嬉しく思いながらも…なんとか決めて、みなさんが食べられるように出来たら良いと思う(ニコリ)」

――“温かい目”でみなさん見守っていると思うので

「いやっ!みんなの“早くしろ感”が強いので(苦笑)ハハハッ『寿司食べてぇよ!』ってみんな言うので、まあ…はい、頑張ります…フハハハハッ!ありがとうございます(ニッコリ)」

 

 

武藤選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS Friday」でお届けします

では

5月26日 「責任を持ってまたゴールをしっかり守りたい」

どうもです

ソウルの激闘から一夜明け、帰国したチームは午後、大原でリカバリー系メニューを中心とした軽めの調整を行いました

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◇◆◇西川選手◇◆◇

――今年のACLを闘い終えて

「非常に充実した大会になったし、今までで一番の手応えを感じられたし、チームとしても強い相手と対戦してアウェイで勝ち点を持ち帰る我慢強さとか、そういうところを今シーズンは積み重ねて来れた部分があった。PKで負けてしまったけど、それまでの闘いぶりというのは自信を持って良いと思うし、自分たちがやろうとしているサッカーは間違っていないと再認識できたと思う」

――スリリングな闘いはご自身にとっても良いものとして残る

「そいうですね、特にきのうの闘いというのはJリーグでなかなか出来ないようなものだったし、『ああいう試合というのをまたやりたいね』とみんなと話したので、また来年、ACLの舞台に立ちたいという思いと、負けはしたけど、非常にポジティブにきのうの試合を捉えていたし、この悔しさというのをJリーグにぶつけてまた来年戻ってきたい。悔しい思いをした分、強くなれる」

――サポーターも、ああいった中で応援したいと改めて思ったでしょうから

「そうですね、Jリーグ勢がACLで勝ち上がっていくと盛り上がっていくし、特に浦和のサポーターは韓国でも沢山の方が来てくれたので、非常に心強かったし、この悔しい思いをみんなで共有しながらリーグ戦にぶつけていきたい」

――その最初の試合が、九州での試合

「そうですね、震災もあって自分たちとしては初めての試合で、沢山の方が観に来てくれると思うし、沢山の子供たちも来てくれると思うので、相手のサポーター、自分たちのサポーター関係無しに沢山の方が来てくれて、その中で自分たちがやっぱりピッチの上で素晴らしいプレーを魅せることで、沢山の笑顔を与えられると思うし、強い浦和レッズを見せ続けないといけないと思っている。責任を持ってまたゴールをしっかり守りたいと思っている」

――熊本で交流した子供たちも、もしかしたら

「来てくれるかもしれないですね、はい。常に浦和レッズのことは応援してくれていると思うので、勝利という形でプレゼント出来たらと思う。僕らは沢山の方に応援してもらっているし、負けても応援し続けてくれるサポーターが自分の背中にはいるので、そういった方々と一緒に、みんなひとつになって、また熱い声援を受けながらしっかりと守っていきたい」

――代表が発表されました。今回はヨーロッパの実力国との対戦も

「はい。やっぱり普段の予選ではアジアの国と戦っていたけど、今回はヨーロッパ勢と久しぶりに対戦できるというところで、自分たちの力をぶつけていきたいし、ハリル監督が目指すサッカーというのを自分たちがピッチの上で出していきたい。自分の良さを代表で還元できれば代表の武器になると思うし、武器にしたい」

――ACLの経験も還元されるでしょうから

「そうですね、非常に状態も良く試合をすることが出来ているし、精神的にも非常に充実してこれまで落ち着いて試合をすることができているのと、とにかく代表でも良い準備を心がけながらしっかりと試合に出られるようにアピールしていきたい」

――色々な面で西川選手がよく使う《楽しみ》という言葉と気持ちを大切に

「そうですね!頑張ります!ありがとうございます!(スマイル)」

西川選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

さらには、レッズレディースの「とにかく後がないつもりで、勝って次につなげたい」&「シンプルだけど、心に響いた山郷さんからの言葉」(池田選手)インタビューも用意していますので、ぜひ

では

5月22日 「”闘うんだぞ”というところを見せなきゃいけないし、見せられるという状況が楽しみだし、好き」&「自分は若い方なので、しっかりやっている姿を見せればチームの士気も上がる」&「次は総力戦だと思う」&「僕らがプレーで恩返ししてね、一緒にね、熱く喜べるように、興奮できるように、感動できるように」

どうもです

ジリジリと強い西日が照りつける大原

FCソウルとのセカンドレグに臨むべく、韓国への移動を翌日に控えた練習は、午後2時頃から始まりました

ウォームアップ後は、「奪われたあと、失ったあとの切り替えね!」(監督)

11対11でのハーフコートゲームへと移ります

「GO!GO!強く!!」

そう声を張り上げた阿部キャプテンは言葉のみならず、プレーでもチームを牽引

中盤で危険な箇所の芽を摘み、すぐさま二次攻撃へとつなげます

「スーパーーアベ!」(森脇選手)

引き締まったムードで試合形式の練習は進行

「サポートサポート!永田サポート!!」(監督)

岩舘選手が柏木選手によるDFライン裏へのノールックパスを完全に読み、抜群の飛び出しで火消しに成功すれば、

「ナイス!!」(土田GKコーチ)

「その前にも一度同じパスがあったので、2度目は予測できていた(爽笑)」(岩舘選手)

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午後3時、給水タイムへ

監督は、

「うまく3人目を活かすように!奪ったら黄色か青(両チームの前3人)に必ず出すように。あるいはスペース。奪ったら縦への意識を持とう」

そして、

「パススピード!シュートみたいに強いボールを!」

しかし、ビブス組の連携がどうもしっくりきません

午後3時7分、フリーズがかけられます

ゆっくりとピッチ中央へと歩み寄る指揮官

身振り手振りステッキ振りでボール供給や動き出しのタイミング、3人目を絡めた連動について指導を加えました

「動き出しを早くしよう。瞬間的に相手より早く動くことで置き去りに出来る。次の展開を予測しよう!」

今まで何度となく言われてきた約束事が改めて監督の口から発せられたことも相まって、選手達はコンビネーションの必要性をより意識したプレーを披露します

ビブス組が右サイド攻撃を繰り出すと、関根選手の折り返しにニアで武藤選手がつぶれ、ファーで待ちかまえた宇賀神選手が右足でフィニッシュ(2014年のホーム川崎戦のゴールにそっくり)

「ブラーヴォ」(監督)の声も徐々に増え始めます

ただし、やはり暑さは難敵

時間の経過と共に運動量は低下していくことに

すると、それに連れて遠藤選手の活動量が高まり、インターセプトからの持ち上がりによる積極的な攻撃参加でアクセントになるなど、最終ラインからチームをプッシュアップします

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ラストゴール宣告後も互いに譲らず

長丁場の様相となると、「跳ね返すメンタルだっ!頑張れっ!」(槙野選手)

快足スプリントで右サイドを何度もアップダウンする平川選手を軸に、ビブなし組は決定的チャンスを迎えます

しかし、ボールは二度もゴールバーを叩き、西川選手がキャッチするとビブス組はすぐさま”素早い切り替え”からカウンターアタックを敢行

右サイドの関根選手が上げたライナー性アーリークロスをファーサイド、宇賀神選手がジャンプヘッド

ボールは確実にゴール右隅へ吸い込まれました(昨シーズンのアウェイ柏戦で武藤選手が挙げた同点ゴールにそっくり)

「ウガ、クロスでしょ!?」(監督)

「ガンバ戦みたい!(ビッグスマイル)」(西川選手)

そう、チャンピオンシップではチャンスからのピンチで決勝点を許しましたが、この日は”跳ね返すメンタル”で逆パターンを体現しました

ビブなし組の奮闘も目立ったので、次のスタメン、読みづらいです

心・技・体を駆使した充実のトレーニングは午後3時30分頃に終了しています

「使っちゃったかもしれない(苦笑)」

とラストゴールを振り返るのは宇賀神選手

「決めてくれるでしょ!決めてくれるでしょまた!」(武藤選手)

後輩の声に肯きつつ、

「もう、ストライカーのゴールだった、あれは(ニヤリ)まあでも、僕は今までだとああいうゴールが練習であると《うわぁ使っちゃったな》と思うタイプだけど、さっき忠君と話してて『違えぞ!乗ってきてるんだぞ!』と言われたので、そっちの考えでいきたい(笑)忠君のメンタルも借りたいと思う」

次は、アウェイの雰囲気の中で闘える楽しみもあるはず

「そうっすね、相手は選手サポーター共に絶対に勝つしかない状況だし、やっぱ自分のホーム、自分の国で負けるわけにはいかないっていう気持ちで強く持つと思う。それに対して、それ以上の気持ちを持って”闘うんだぞ”というところを見せなきゃいけないし、見せられるという状況が楽しみだし、好き。そういうのが」

と日焼けした頬を緩めたものの、

「日本のチームは韓国でなかなか勝てていないし、今年は広島も大差で負けているので、本当に日本のプライドを持って気持ちで闘いたい」

そのようにグッと表情を引き締めました

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上記の通り、遠藤選手はきょうもまた、クレバーなプレーで存在感を示しました

――浦和ならではの暑さを体感したかと思いますが、良いトレーニングが出来たのでは?

「そうっすね(ニコリ)これからは暑くなってくるのは仕方がないし、これを言い訳には出来ないので、しっかり、うぉっ!(※後から柏木選手に突っつかれる)暑い中でもやることはやらないといけない」

――みんなが疲れてきた頃、遠藤選手がさらに運動量を上げて活性化させていたように見えました

「まあこういう時にやっぱ、自分は若い方なので、しっかりやっている姿を見せればチームの士気も上がると思うし、俺とか関根とか若い選手が何人かいるのでそういう選手がこういう時に“雰囲気を良くする”じゃないすけど、運動量を多くしていければ良いかと思う」

――本当に頼もしかったです

「ハハハッ(笑)こういうきつい時にどうするかが凄い難しい。メンタル的にはもちろん難しいけど、もうひと頑張りするのは意識していきたい」

――きょうはマークしていたズラタン選手にほとんど仕事をさせていませんでしたが、次へ向けても良いシミュレーションになったのでは?

「まあいつもズラタン選手とはやっていて、フィジカルも強いし、凄く良い相手と対戦させてもらっているなと普段の練習から感じている。ズラタン選手も良いプレーヤーなので、その辺は良いイメージで臨めると思う」

――前回の対戦で感じたこと、次に活かしたいこととしては?

「前半みたいな戦い方をしっかりと出来れば良いと思うし、あんまイチゼロのリードは考えずにしっかり次も勝つことだけを考えてやっていけばいいと思う。ただ一点取られたとしても、焦らず自分達のリズムでやれるという落ち着きも必要になるのかと思うし、あとはリスクマネージメントのところで、何回か裏を取られてキーパーとの1対1になりそうなシーンとかシュートを打たれたシーンとかがこの前の試合でもあったので、それは無くさないといけない。もちろん、頭の片隅にはリードしていることを置いておいても良いと思うけど、変に《1点ある》と考えない方が良いかと思う」

――きのうのオリンピック代表の試合は観ましたか?

「はいまあ一応観ました。内容的には凄く悪くなかったとは思うし、ボールを動かす位置をもう少し全体的に高くできれば良いのかなとは感じた部分があったし、悪い流れの時に失点してしまったりとか、2点目を取りに行けそうな時、逆にフリーキックから失点したりとか、やっぱりそういう際のところでやられちゃうと、ああいう風に負けてしまうというのはみんな肌で感じたと思うし、観ててもわかった。次はやっぱそういうところで失点しないとか、逆に自分達の良いリズムの時にしっかり点を取り切っちゃうとか、そういう勝負どころをしっかり見極めてやっていければ良いかと思う」

――彼らも短いスパンでドンドンゲームをする分、遠藤選手も韓国で刺激的な良い経験を、良い結果と共に得てもらえればと

「はい(ニコリ)チームは別でやっているけど、各々しっかりとみんなが良い経験をしてリオに臨めるようにやっていければ良いと思う」

――番組へも遠藤選手を称賛するメッセージが沢山寄せられています

「ハハハッほんとっすか!?(ニッコリ)まあでもこういう自分の良さをこれからもしっかりと、安定感を出してやって行けるようにしたいです。ありがとうございます」

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押し込まれる時間も想定すれば、那須選手の出場停止明けポジティブな要素

練習後はダッシュを反復するなど、滝のような汗を流していました

「良いトレーニングができた、はぁっはあ・・・次は総力戦だと思うので、残りの90分間をね、みんなで一丸となって闘うしかないと思うので、自分もどのタイミングで出るとしても、いろんな想定をしながら準備していきたい。色んな状況が考えられるので、色んな準備をしないといけない。頭からでも行けるようにしたい。もう上がって良いすかっ!?(汗だく)」

セットプレーからのゴールにも期待です

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結びは、赤き求道者・梅崎選手

――きょうは今年一番の暑さだったように感じますが、練習後も走り込んでいた姿に頭の下がる思いです

「いやいやっ(苦笑)コンディショニングのひとつをやっているだけなので…はい」

――お顔がかなりシャープになったように見えますが?

「どうなんすかね!?きのうも言われたので、自分ではわからないすけど、あんまり体重とかは変わっていないので」

――逆に懸垂マシーンの効果なのか、肩周りが凄くガッチリしたようにも

「あーあるのかもしれないすね(ニコリ)野崎さんも言ってたので」

――よりバランスの良い上半身になったのでしょう

「あーホントすか!?(ニコリ)」

――きょうのトレーニングでは動き出しの部分などの確認が行われていて、梅崎選手の良い反応が見て取れましたが、フィーリングはどうでしたか?

「フィーリングは悪くないすね、はい。動き出しのタイミングだとかポジショニングの取り方も悪くなかったと思う」

――最初は左サイドで、そのあとはシャドーへ。それぞれの頭の切り替えなどはどう意識していますか?

「まあシャドーの方がよりアンテナを立てて、もっと周りを把握しながら敏感には捉えていこうとイメージしている」

――シャドーの際、監督が「もう少し絞るように」と言ったニュアンスのアドバイスを送っていたようですが?

「はい」

――その辺をすぐに実戦できていたところに梅崎選手らしさを感じました

「はい、言われて意識はした(ニコリ)」

――ファーストレグの対戦を踏まえ、次の試合に活かしたいことは?

「1戦目のリードは有利に使っていきたいけど、1戦目と全く違うチームだと思うし、相手はホームというアドバンテージを活かしてよりアグレッシブに、より激しく闘ってくると思うし、本当に1戦目の印象で闘うというよりは、“新しいソウル”という気持ちで闘うことが大事」

――同じ韓国勢でいえば、2013年の全北アウェイ戦では立ち上がりに2点を奪いその後追いつかれたことがありました。そういった経験も活かせれば

「そうですね、先制点を取られないことが重要だと思うし、うまくバランスを見ながら…けどやっぱり守りに入るのではなくて、しっかり自分らの戦いをしながら、バランスを取りながら先制点を狙いたい」

――色々な状況が想定されますが、シャドー、両サイド、どんな流れでもあらゆるポジションで対応している梅崎選手はとても大きな役割を果たせているはずです

「まあね、今の立場はベンチスタートが多いけど、どこでどのポジション、どのタイミングで出てもね、必ずチームのために貢献することは常に意識している。だからといってそれに満足しているわけではないし、もっともっと自分自身を魅せる自信もあるし、その準備も両方していきたい。最低限というか、最高の準備をしていくことが未来につながっていくと思うし、そこをイメージして準備していくだけ」

――前線の選手達のプレーを見ていると、次は梅崎選手がスタメンの可能性もあるかと踏んでいます

「まあ、ハハッなんともわかんないすけど僕も(苦笑)まあでも常にその準備はしているし、どのポジションであろうとチームのために闘い、自分自身を表現して、さらに自分の価値を高めていきたい」

――グループリーグが免除された2008年に準決勝までを経験していますがそれはそれとして、もっともっと上のところでの闘いを味わいたい思いが強いのでは?

「そうですね!間違いなく大きな経験として1試合1試合が自分の中に刻まれてきているし、それをリーグ戦でも行かせていると思う。さらに高いステージに行けばレベルアップ出来ると思うので、そのイメージを持って行きたいと思う」

――サポーターもまだまだ先を信じて、貯金や節約をしているでしょうから

「はい!(ニコリ)まあ、ね?出費は大変かと思うけど、その分僕らがプレーで恩返ししてね、一緒にね、熱く喜べるように、興奮できるように、感動できるように、そういうシーンを沢山創っていきたい」

――どんな展開になるかはわからないので、本当に頼りにしています

「はい!頑張ります!ありがとうございます(ニコリ)」

一歩一歩着実に、さらなる高みへ

最高の歓喜を味わうのは、まだ先

だからこそ今、立ち止まってはいられません

各選手の声は、あすとあさっての「You’re The REDS」で紹介します

では

5月21日 「そこがまだ自分に足りないところ」

どうもです

5月特有、”過ごしやすい暑さ”の中、オフ明けの練習は午前10時頃から始まり、恒例のフィジカル系メニューでの調整が約1時間15分ほど行われました

おとといの練習試合後は一人黙々と30分近く走り込んでいた平川選手

きょうについては元気いっぱいなお子さんとサッカーを楽しんでいました

引き上げてきた際の汗の量は、きょうの方が多かったかも?

それと、2人に交じって一緒に遊んでいた柏木選手の何とも優しい表情が印象的です

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練習後は、駒井選手にお話を聞いています

――試合のない土曜日ですが、非常に心地よく過ごせているチームの雰囲気を感じましたが?

「まあ凄く・・・この前の試合も白熱した中で勝つこともできたし、やっぱ勝ったあとの週末というのは、凄く気持ちの良いもんだなあと思う」

――ソウル戦、見せ場を作ってました

「そうっすね本当に、何回か…チャンスのところまで行っているので、あとは決めるところだとか、そういうところだと思う。明確に見えてきた」

――左から持ち上がってシュートまで行ったシーンは何度も思い返したのでは?

「そうっすね、映像でも見たし、《もう一個運べたかな》とか、そういうのを色々と自分の中で整理しながら見ていた」

――決めていればベストでしたが、それ以前に“らしさ”を発揮する機会が増えているのはポジティブかと

「そうっすね本当に、J1の舞台というか、そういう選手とも…もちろんJ1の舞台でプレーしたことのない中で、自分がどこまで活きるかとか、そういうのをうまく図れてるじゃないすけど、そういうのは多少あるので。でもそろそろ、もっと活躍しなければと思っているので、次出たら頑張って自分らしいプレーをしながら、勝利のためにやっていきたい。今は途中からが多いので、しっかりとコンディションを作って、どの試合でも100%出せるような気持ちの整理と、体の整理をしていきたい」

――サポーターも駒井選手の特徴を理解できていて、ボールを持ったときの期待感がスタジアムを包んでいる印象です。それを受けながらのプレーというのは?

「本当に、大きな声援が聞こえてくるし、そういうところで期待感を抱いてもらっていれば嬉しいし、僕もやっぱりドリブルとかで突破したときに、みんなを少しでも楽しませられればと思っている。そこは本当にこれからも期待してもらえたら良いところかと思う」

――まだ“本当の駒井選手”に比べたら40%ぐらいでは?

「ハハッ(笑)いやーでもね、J2で出来てたプレーがJ1で全部出来るかといえば、それはまた話は別になるけど、J1でも出来るように、ね?3人ぐらいぶち抜いて、っていうプレーを本当に近いうちに魅せられたら良いと思う(ニコリ)クスッ・・・はい」

――仮に40%だとしても、それでも使われているというところに、監督の期待の高さを感じます

「まあ最近本当に、良い声も掛けてくれるし、凄く監督も期待してくれているので、それに応えるためにもなんとか勝利に結びつくプレーをしないと、本当に期待を裏切ることになるので、早く結果を出したいと思う」

――良い声というのは?

「プレーの面でも凄く声を掛けてくれるし、自分がまだ足りないところとかも伝えてくれたりとか、そういったコミュニケーションを凄く図ってくれるので、そこは凄くありがたく思っている」

――練習で色々なポジションで使われるのも、他の選手との住み分け事情だけでなく、あらゆる面を吸収して欲しい、足りない部分を補って欲しい、といった意図も含まれているかと

「そうっすねやっぱり僕もそういうのを意識しながらプレーしているし、ボランチに入ったら見えるところをもっと広くしていかないといけないし、そこがまだ自分に足りないところだと思っている。そういうメッセージを感じながらこれからもやっていけたらと思う」

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――移籍してしばらくが経ちましたが、オフの過ごし方など、さいたまでの生活というのは?

「そんなめちゃめちゃ何処かに行ってるわけではないすけど、でもまあ、さいたまは凄く住みやすいし、そういう中で子どもも小っさいので、子どもの成長をしっかり見ながらというか、そういうのがあるので(笑)もうちょっと大きくなったら色々と行きたいかと思う。本当に凄く良い街だと思うし、どこへ行ってもレッズの旗が立っていたりだとか、本当に地域がレッズに根付いてくれているというのを凄く感じるし、栄えているところとそうでないところのメリハリもあって凄く住みやすい。公園もいっぱいあるし」

――京都に比べればお寺とかが少ないけどそこは?

「いやいや(笑)京都にいるからお寺・・ハハッ(笑)毎日行くわけではじゃないんすけど、京都は京都で良いところを沢山知っているので、もっとさいたまの良いところも知って行けたらと思う」

――次は韓国での試合、多くのサポーターが足を運ぶことはもちろん、浦和からも気持ちは送られます。きょう掲げられていた【WE ARE THE REDS】というメッセージにも通ずるかと

「本当に、アジアの広州恒大とかFCソウルとか、ナンバーワン候補のチームと今対戦できていることは凄く幸せなことだし、それをやっぱり噛みしめながらプレーしたいというのがひとつあるし、そういう相手とやりながらでも負けたくないという気持ちをみんな持っているので、その思いをサポーターの気持ちに乗せて闘いたい」

――次の試合での希望ですが、守備陣が粘り、スコアレスの状態が続いて相手が焦り始めたとき、駒井選手が投入されてカウンターからのドリブルシュートでソウルの息の根を止める

「そうっすね本当に、もしかしたらゼロ対ゼロのまま行ったら相手が焦る展開になると思うので、そん時に出られたら凄いチャンスだと思う。それはいつも狙っているし、その望み通りになるように(笑)頑張りたいと思う(ニコリ)」

駒井選手のインタビュー詳細は、来週の「You’re  The REDS」でお届けします

では

RED A LIVE 2016.5.14 VS 新潟

☆浦和レッズ戦を実況生中継!

埼玉スタジアム2○○2で行われる、「2016明治安田生命Jリーグ
ファーストステージ第12節・浦和レッズ対アルビレックス新潟」の模様を実況生中継します。

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◇◆◇李選手◇◆◇

「(4月の明治安田生命Jリーグ 月間MVPを受賞)いやぁ、本当ありがたいですよ、選んでくれることは。チームも調子良いからね、前の3人の誰かが選ばれるのではないかなって思っていましたけど。自分が選ばれてやっぱり嬉しいですけど。何でも一番で嬉しいですよね、何千人いる中での“一”ですから。月間なんでね。やっぱり年間獲りたいですね。けれど、結果的には先月2ゴールしか獲っていないから、なのでやっぱり結果というところが、自分の中では今年は結果にこだわる年という風に位置付けているので、目に見える結果を、あすの試合も獲りにいきたいと思います。それが評価にもなっているし、ゴールの起点にもなっているし、アシスト以上のところにも顔を出しているというところが、ゴールに自分が意識向いているところと、コンディションが良いというところがすべてだと思います。5月はやっぱり点獲りたいですね、得点を。残りJリーグ7試合かな…。7試合で、前半戦だけで10点は絶対にいきたいなって思っているので、そのためにもあしたの試合ね、あと数えるだけしかないのでJリーグは。24試合か、もうそんなに多くないから、1試合1試合大切にしたいです。(ホームでKLMそろい踏みが2試合連続で、次の…)すごいですね。野球でいうアベック以上にすごいですからね。3人だからね。それぐらい攻撃力があるし、クオリティある選手がいるので、結果が出ている証拠だと思いますけどね。まぁ、やっぱり立ち止まるのではなくてね、月間MVPもそうだし、目指しているところがタイトルなのでね、川崎に勝ったからとか、広州に勝ったから、それでうれしいはうれしいけど、最終的な目標はACLアジアチャンピオンとJリーグチャンピオンというところなので、そこしか向いていないですよね。だから、うれしいけれど過去の話なので、あすの試合から自分のできる限りのパフォーマンス出していきたいですね。コンディションが良いし、コンビネーションも良いし、前の、必ず点獲れると思いますし、守備も守ってくれると思うので、勝てると思いますね」

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RED A Live 2016
「浦和レッズ対アルビレックス新潟」
…5月14日(土)13:30~16:15(延長の場合あり)
提供/ポラスグループ

Come On! REDS…12:00~12:55
REDS After The Match…17:00~18:55

・放送エリア以外でもサイマルラジオ(PC・スマートフォンなど)でお楽しみいただけます!!

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・これに伴い、当日は番組編成を以下のように変更します。

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12:00~12:55 Come On! REDS
13:30~16:15 RED A Live 2016(延長の場合あり)
17:00~18:55 REDS After The Match
19:00~20:55 RED A Live 2016(再放送)

実況M

・以下の番組は休止します。
12:00~12:55 REDS Supporter’s Eye
13:00~14:55 AKANEのCatch The Music

5月12日 「たくさんの方があれを楽しみにしている」

どうもです

カラッとした晴天の大原

新潟戦を2日後に控えたきょう、練習は午前11時過ぎから始まりました

ウォームアップを終えたお昼の12時前からは、11対11でのハーフコートゲームへと移ります

「カウンターを早く。テンポを上げて、次の展開を意識しよう!」(監督)

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スピード感たっぷりに選手達はゴールを目指し、コンビネーションを駆使

最初の給水後、監督は縦パスが入った際の「前向きサポート」を強調し、全体のプッシュアップを促しました20160512_121512

「周ちゃんっ声出そう!堪えろ堪えろ堪えろ、今!!」(槙野選手)

ひとつひとつのプレーに”本気度”の高さがうかがえる、白熱の様相は続きます

そして、うまくいかなかった自身のプレーに対し、声を荒げ苛立ちを露わにするほどの、”こだわり”を見せた選手も一人や二人だけではありませんでした20160512_122953

お昼の12時25分頃、ラストゴールが宣告されるも互いに譲らず、気温と同調したような熱い攻防は終わりを迎えず

お昼の12時40分過ぎ、関根選手のゴールでようやくフィニッシュ

好プレー、好連携は決して多くなかったのですが、トレーニングでも強い勝利への執着心を見せ合ったゲームからは、それぞれ気迫が滲み出ていました

汗を拭う選手達からは、「練習はこうでなくちゃ」という前向きな声

新潟戦、FCソウル戦、その先へとチームの一体感、向上心、ボルテージはよりいっそう高まっています
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◇◆◇西川選手◇◆◇

――暑い中でもチーム全体として集中したトレーニングが出来ていたように見えましたが?

「ですねー(スマイル)その通りです!非常に気持ちの良い天気の中で、きょうはそういうことがしっかり出来て、自分のコンディションも凄く良いし、毎日に充実感がありますね(スマイル)」

――ゲーム中、槙野選手が何度も「周ちゃん」と呼び掛けていたのは、奮起を促すと共に、後ろにいる西川選手の存在を確認することで安心感を得たいようにも見えました

「そうすね(ニコリ)彼との信頼関係というのは非常に厚いものがあるし、僕も彼がいることで非常にポジティブになれている部分もあるので、彼がチームにもたらす力というのはサッカーではもちろん、そういったピッチ上での苦しい時間における声というのも彼の良さかと思う」

――チームの失点の少なさは西川選手の貢献度が大のわけですが、今年はそれ以前のところで守備陣が体を張ってシュートを防いでいるシーンも多いです。後からみていかがですか?

「まあ僕からしたら、今年は自分の活躍というよりは、ディフェンス陣。それより前のポジションを含めて、みんなの頑張り、仕事、働きというのが非常に優れていると思うし、あまり僕がテレビに出てくるということがなかなかないと思うので(苦笑)それはチームとして非常に良いこと(ニコリ)これを継続できるかできないか。やっぱ夏場は自分達のサッカーが出来なくなる時期になってしまうかもしれないけど、そこは想定内として、自分として仕事がくればしっかり全うしたいし、今年の浦和レッズはそこをうまく使い分けが出来るので、前線から行ける時、行けない時、しっかりみんなで意識をひとつにしながら夏場も闘っていきたい」

――コーチングもそうだし、全体の意思統一も含め、うまくオーガナイズ出来ているのが強みであると

「そうですね!(スマイル)やっぱ、やろうとしていることをひとつになってピッチの上で出来ていると思うし、大宮戦も試合への入りがあまり良くない中で、自分達のサッカーが出来ない中で、ああやってしっかり守るところは守る、ボールを動かすところは動かす。という使い分けが出来ていたと思うので、悪い時にどうするかという対処が今年は非常に出来ているかと思う」

――いざという時は西川選手が止めてくれると信じています。それが次になるかもしれませんが、新潟への印象はどうですか?

「う~・・・前にも高い選手がいたり速い選手がいたり、色んな選手がいる中で、うまくフォーメーションも嵌れば、《やってやろう》という気にもなるし、うまく駆け引きをしながら自分としてもプレーして、理想は打たせる前に止めることなので、守備範囲を広く、確実なことは確実にやっていきたいと思う」

――的を絞りづらい分、自分達の守りやすいように相手の攻め方を誘導するように駆け引きで

「持って行ければ一番良いし、うまく嵌らない時はしっかりとオーガナイズして、後ろでしっかり守って、攻撃のための良い守備をみんなでしたい」

――田中選手については?

「シュートが非常にうまいっていう印象だしミドルシュートも持ってる。左も右も蹴れるというところでは、彼に前を向かせることなく、しっかりと“シャットアウト”していきたいと思う」

――今の「シャットアウト」という言葉通り、火曜日には文化シヤッターさんの方々も激励に訪れていましたし

「そうですね!今週激励にきていただいたので、しっかりとホームでね、無失点試合が少ないということは僕自身も気にかかっていることなので(苦笑)次の新潟戦はしっかり“シャットアウト”できるように、結果で示したいと思う」

――勝利はもちろん、試合後のオーロラビジョンでもうひと喜び味わえますから

「そうですね!そうですね、たくさんの方があれを楽しみにしているし、試合中の“ナイスセーブ”も楽しみにしてくれたり、最後のやっぱりあれがね、一番だと思うので、無失点勝利を目指して頑張ります(スマイル)」

大原の空と同様、守護神の笑顔に雲ひとつなし

2日後、埼スタのオーロラビジョンには澄んだ空を背景に、こう映し出されるでしょう

Well Done! Reds Eleven! Nice Shut Out!!

西川選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

5月11日 「会いにいけるJリーガー」

どうもです

程よい風が、きのうよりも幾分か過ごしやすい印象を与えた、きょうの大原

新潟戦3日前の練習は午前10時から始まりました

ウォームアップ後は、ペナペナでのゲーム形式へ

たまーにありますが、きょうは選手がメンバー編成を組みました

黄ビブチームの代表は平川選手、白ビブチームは那須選手がドラフト指名

平川軍→西川選手、イリッチ選手、森脇選手、大谷選手(岩舘選手)、遠藤選手、柏木選手、梅崎選手、平川選手、橋本選手、関根選手、石原選手、伊藤選手、李選手

那須軍→福島選手(大谷選手)、加賀選手、那須選手、永田選手、槙野選手、阿部選手、青木選手、駒井選手、高木選手(福島選手)、宇賀神選手、興梠選手、武藤選手、ズラタン選手

そう、人数が多いのは13対13だからです

けが人ゼロのレッズだからこそできるゲーム、黄白戦でしょう

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4分、平川軍は西川選手の右サイドへの正確なフィードを平川選手が絶妙なクロス、ゴール前で石原選手が豪快に右足を振り抜いたボレーシュートがゴールマウスに突き刺さります

15分には森脇選手のフィードを李選手が頭ですらし、追加点

18分30秒、平川軍が2点のリードで1本目を終えます

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2本目スタート前、

「聞いて!」

と監督

ピリッとしない那須軍へのハッパかけを含め、このように指示を送ります

「ボールのないところでの動きが少ない!押し上げる、運ぶ、切り替える!!」

さらにはフリーワンリターンなしのルール設定がされたのを踏まえ、

「次の人がダイレでさばくことを計算したプレーをしよう!」

徐々にゲームはヒートアップします

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7分、平川軍が高い位置からチェイシングをかけると関根選手がボール奪取に成功し、ラストパスを石原選手が右足で押し込み、3対0

再開のキックオフ前、那須軍は慌ててポジション確認の修正に入ります

すると、「相手混乱しとるでえ!」と森脇選手は勝ち誇った様子でした

14分からはダイレリターンなしにルール変更

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「テンポテンポテンポ!」(監督)

それだけじゃなく、「サポート、タイミング!」、「出てくるタイミングで瞬間的に相手から離れよう!」、「次の展開意識して!」と実戦さながら、声を絶やしません

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ラストゴール宣告から10分ほど経過した27分、那須軍が興梠選手のゴールで一矢報い、ゲームは終了

「ッシャー勝ったぞー!3対1!!」(李選手)

楽しさの中にもきちっとした規律徹底が促された、実に効率的なトレーニングでした

練習後は、きょう29歳の誕生日を迎えた槙野選手にインタビューしています

――おめでとうございます

「ありがとうございます」

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――読んでもらえますか?

「進化です・・・ちょっと、これがちゃんと映るようにしないといけませんね。これの方がいいのかな…、こっちですか?槙野のマッキーを…、はい…」

――きょう、記者によっては休日返上で、みなさん「おめでとう」伝えに…

「嬉しいですね、ありがとうございます。雨じゃけん、少ないかなって思っていましたけど、ありがとうございます」

――まず、先ほどの「進化」の、そのこころというか、教えていただきますか?

「はい!ここにいる方は何年も浦和の練習もそうですし、試合にも来ている方なので、その言葉の意味は分かると思いますけど、やっぱり、昨年以上にもっと良い成績ともっと良いプレーと良い1年にしたいというのもあるし、また、その前の年よりももっと変わった浦和レッズを魅せられればいいかなと思うし、変わった槙野を魅せればいいかなという思いで『進化』と書かせていただきました」

――そういう意味ですと、28歳は代表の定着などあって、また、言葉通りのステップが今できているという印象もありますけど…

「はい!非常に実り多い1年になったと思うし、本当に振り返ったら本当にサッカーしかしていなかったな(苦笑)っていう印象ですけど、最後のところで、やっぱり、いい1年だったかというと最後のところでタイトル獲れなかったという1年でありましたし、個人的にはやっぱり代表に入ったりとか、ベストイレブン獲ったりだとか、いろいろな意味で個人的な素晴らしい賞というのは手にすることはできましたけど、チームとして、このクラブで…ってことを考えるとまだ物足りないし、このチームの今年の目標は『昨年以上の結果を上回ること』と監督も言っていますので、それに伴って、自分の結果もそうですし、チームの結果も出していければ良いかなと思っています」

――プレーについて言いますと、ディフェンスに徹した時の“凄味”というのがさらに増していて、「そこに大きな魅力を感じている」というサポーターからのメッセージも頂戴しています

「あーはい!(ニコリ)ありがとうございます。高木選手だったり、駒井選手とかね、関根選手だったり、彼らがボールを持って仕掛ける時にスタジアムが沸くと同時にですね、僕が1対1の守備のところでスタジアムが良い緊張感というか、こういう1対1のバトルを見に来たっていうくらいの、そういう雰囲気を僕は感じていますし・・・なかなか攻撃の部分に歓声が沸いたりとかすることあると思いますけど、守備のところでそう期待の意味を込めた雰囲気を作れるというのがなかなかないですし、自分の良さというのもますます見出せるように徹していければいいと思うし、もっと磨きのかかったプレーと安心感あるプレーをチームにもたらせれば良いかなと思っていますけど」

――プレーももちろんですけど、ピッチ外でも様々な方にJリーグの魅力、サッカーの楽しさ伝わるってところでの貢献度も非常に高いと思いますけど…

「はい!まあ自分にしか伝えられる方法はないと思うやり方でしっかりと伝えていければ良いなと思っているし、もっとたくさんにこのクラブの良さとこのクラブの選手の良さだったり、Jリーグの素晴らしさを伝えていければいいかなと思うし、もちろん、優勝争いとか代表とか、大きな行事ごとの時だけ見に来てもらうことじゃなくて、毎試合毎試合、やっぱり、興味を持ってもらって、見に来てもらえるようなサッカーを発信していければ良いかなと思っています」

――ちょっと話変わりますけど、この間、パーティー何か、森脇選手は「サプライズじゃなかった」って、2日前に「あるけぇのぉ」って…

「ハッハッハッハッハ!(照笑)ある程度固まったスケジュール投げましたけどね。良いんですよ、サプライズで。ヨーロッパ式で(汗)」

――そういうところでも、人柄というか、これだけ多くのが集まって、そういう風な意味でも一体感を写真からだけでも…

「そうですよね~(ニンマリ)僕が楽しむのもそうだけど、やっぱりウチの選手が『楽しみにしていた』とか、1年の中のビッグイベントの3つのうちの1つなので、このチームのね…(笑)それだけ選手も楽しみにしていたし、バスの誕生日会のあとにもみんなが『本当に楽しかった』っていう言葉をもらったし、僕はもちろん、やっぱり知り合いばかりなので楽しいのは当たり前ですけど、“はじめまして”の選手とか色々な人たちの絡みを見て、『あっ、またこれで興味持ってもらえるな』とか、『レッズの選手、面白いね』って言ってもらえるようになったので、すごく良い会だったかなと思います」

――本当に森脇選手とか、笑いの絶えないこのチームがさらに、そういう進化も…

「ほんとねぇ、芸人さんに食ってかかってましたよ、ウチの若い選手たちが(笑)ハッハッハッハ!」

――強心臓で…

「良かったと思いますよ」

――進化ということで、20代のうちにタイトル味わっておくというのも一つ、目標としては良いのではないかと思いますが

「個人のタイトルよりもチームのタイトルが欲しいですし、やっぱり去年よりもパワーアップした浦和レッズというクラブでしかも自分の名前が刻めるように素晴らしい結果を出していければいいかなって思ってます」

――その一歩が田中達也さんもいる新潟戦ですけれども、どんなゲームを?

「非常にACLでもそうでしたけど、Jリーグも安定した戦いができていると思っています。攻撃面ではもちろんですけど、守備の部分も非常に失点も少ないし、被シュート数も少ないですし、それだけ一人ひとりが自分の仕事を全うできている意味でも、そこにもやっぱり進化があるし、やるべきことは変わらないと思っていますので、勝ち点3のために身を削って走って戦って、29歳一発目の良い試合になればいいかなと思っています(シャキッ)」

――きょう、ポストかすめたシーンがありましたけど、それは本番のゴールはお楽しみということで…

「遠いね!まだね!まだ遠いね(苦笑)」

――改めまして、おめでとうございます

「ありがとうございます!」

今週土曜日の新潟戦当日には『マッキーのマッキー2016』と『色紙~頑張る時は、いつも今』が発売します

「会いにいけるJリーガー」(本人談)の進化は続きます

槙野選手のインタビュー詳細(その後の商品説明含む)は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では