どうもです
オフ明けのきょう、小雨ぱらつく大原での練習は午前10時20分頃に始まり、約50分間、体起こし系のメニューが行われました
◇◆◇西川選手◇◆◇
「ハァッ、ハァ~・・・(という息づかい)」
――(練習後しばらくは取材対応ギリギリまでキーパー陣とリフティングゲームで楽しむ)サッカーが好き
「好きっすね~(笑)みんな好きっすねー。雨の中が一番楽しいっすね(スマイル)」
――なぜですか
「なんだろう!?なんか、そこが変わっているのかもしれないですね、キーパーは。雨とか雪とか、そういう状況でやるのが好きです」
――技術的には難しくなる
「まぁ難しいんですけどね、そこを練習するのもまた楽しいです」
――ここまでの戦い
「そうですね、試合毎に良いところもあれば課題も出て、非常にチームとしては向上できるそういう要因が詰まった試合になっているかなと思っているので、最後にシーズンが終わった時、自分達が目指すところに立てればっていうところで、今その課程を楽しみながら、より改善しながら良くなっていきたいなって思っています」
――良い部分
「流れの中からの得点っていうのは湘南戦でも見られましたし、そこは昨年からの課題というところでもあったので、今年に入って監督が代わりましたけど、凄く攻撃的に行くというところは監督から僕達に注入してもらっているものがあるので、流れ中から点を取れたというところは非常にポジティブです」
――その攻撃の第一歩は西川選手
「そうですね!ゴールキーパーに求められることというのは非常に攻撃の部分においても非常に沢山あるというかそういったところは非常に楽しいですし、自分がどこに配球するかで攻撃がどう戦っていくのかというのが決まるので、そこは自分の駆け引きをやっていきたいなと思います」――湘南戦では4失点を喫した守備
「そうですね!無失点で終わるっていうことが一番気持ちが良いですけど、その無失点に至るまでにやっぱり悔しい思いであったりミスであったりそういうのを踏まえて成長してきた部分があるので、(湘南戦での)4失点を無駄にしないように次の試合に活かしていきたいなというふうに思っています」
――改善点
「やはり個の1対1の部分で負けないというところ。本当に戦術云々よりは、やはり目の前の相手に負けないとか球際で勝つとか、そういった基本的なところをやっぱり大事にしなければいけないなっていうのは思うので、それはもう毎年そうですし、どんな試合でも球際で負けていればやはりピンチの回数も増えるし、相手に走り負けることがあれば、当然しわ寄せは後ろの方にズルズル来ると思うので、湘南戦で出たチーム全体の反省をみんなの共通意識で良い方向に持っていきたいなと思っています」
――共通意識という意味では、ミーティングの機会も多いそうで
「はい、そうですね!練習のフィードバックであったりもするので、毎日自分達の映像を見ながら『こうしていこう』という話は監督からもありますし、コーチ陣からもあるので、非常にわかりやすく整理されてきているんじゃないかと思います」
――福岡、昨シーズンについては苦い思い出が多く
「ま、そうですね、自分の中では“昨年は昨年”という区切りをつけているので、周りの方はやっぱりそう思うと思いますし、それは普通だと思うので、だからこそ勝ってイメージを払拭したいというか、みなさんのそういうイメージは無くしていきたいなと思っているので、勝つことが全てかなと思っています」
――勝つために
「やはり相手のウィークな部分というのを上手く突けるかというところ。そこは自分達でやってきたいですし、湘南戦で本当に入りは良かったんですけど、20分過ぎから少しズルズルと下がってしまった部分が反省点だったので、いかに前半45分間、前から行くかっていうところ、そこはチャレンジしていきたいなって思っています」
――春休み、ホーム埼スタ、みんな笑顔に
「そうですね!本当に春休みの・・・まあこれ本当毎年、色んな休みで言っていますけど、本当に子供たちにとって、春休み1番の思い出は?って『浦和レッズの試合だった!』って、そういう本当にみなさんの生活の一部に浦和レッズがあったら僕達も幸せですし、僕達もそう言ってもらえるようにピッチの上で頑張りたいなと思います(キリッ)」
――期待しています
「ありがとうございます。頑張ります!」
◇◆◇宇賀神選手◇◆◇
――めっちゃ良い腕の仕上がりで
「フハッ(笑)筋トレきついです(汗)でも一昨年から岐阜にいた時から年齢のことも考えてそこら辺もちょっと意識的に取り組んでいるので、はい、良いトレーニングができています」
――岡野さんが走りながらの腕の使い方を話していたことを思い出しますが、その辺の意識は
「いんやっ(苦笑)そこら辺はあんま意識したり変わったりとかはないですけど、それこそ、そういった今までの長くプロとしてプレーした先輩達から年齢と共にそこは『今まで以上にトレーニングで補わないといけないよ』っていうアドバイスをいただいているので、実践しているって感じですね」
――そういった積み重ねもあり、お誕生日おめでとうございます
「ありがとうございます。僕もそういう年齢になってきたので、色んな人に伝えられればと思っています」
――30代も後半(36歳)、あまり変わらないような
「いやっ、変わんないっすまだ、全然!動けなくなってきたなとかっていうのも全然まだ感じないし、《まだまだやれるな》っていう印象です。自分でも」
――年を追う毎に色々吸収しているからこそ、それが現れている
「あのー、監督もね、就任した時に僕達に言っていたのは『常に学びである』と。『自分もこの年齢になって日本に来たっていうチャレンジは学びでもある』っていう話をしてたのが凄く自分にも響いて、僕もね、この年齢でまたJ1の世界に帰ってきて、そういう意味でもこのレベルに慣れてしっかりと学んでっていうところと、また若い選手が増えてきた中でそういう選手からも沢山学ばなければいけないなっていうふうに思っているので、自分もそういう立場として、教える立場としてもそうだし、教わる立場としてこのピッチに立ちたいなというふうに思っています」
――この約3ヶ月間で新たに学んだこと
「まぁやっぱりこう、スピード感っていう部分でいうとJ3から2つディビジョンが上がっているので、凄くそこの違いは感じたりだとか、個々の選手のクオリティ、そして個人戦術の部分でもレベルが高いなっていうのは改めて学ばさせてもらっているなと思います」
――宇賀神選手は監督ごとに様々なこと身に付けてきたので、どう進化するか楽しみ
「僕自身も!はい、あのーそこはどうやって進化していけるかっていうところは凄く楽しみですし、それを自分達が表現する場っていうのはピッチ上でしかないと思うので、まぁ1日でも早くそのピッチに立つ権利を得るために日々、努力したいなと思います」
――以前から「35歳までJ1で」と目標を掲げていましたが、岐阜で2年プレーして、今年は学年的に37歳の年なので、ある意味では
「はっはっは(笑)まぁでも『35までJ1で』とは言っていたので、もう2年はやらなければいけないなと思っているので、また目標は常に高くというのは自分の中でもあるので、そこを目標にしていきたいなと思います」
――槙野さんや柏木さんなどの親友も引退して、宇賀神選手は現役で続けていて、みんなの期待を背負っている面も
「そうですね!やっぱり同い年の存在っていうのは凄く大切で、今も名前に上がった槙野柏木という存在がいたから今の自分があると本当、自信を持って言えるので、その2人が引退してしまったということは自分に対するプレッシャーもそうですし、期待も背負ってプレーしなければいけないと思っています。きのうもね、槙野監督の練習試合をちょっと観に行って(笑)あのー、本当に、『もっと頑張ってよ!』って、『試合に出るのを楽しみにしているよ』って言ってもらえたので、またきょうから気持ちを入れてやりたいなと思っています」
――平川さんや阿部さんといった存在も
「そこはねっ!だいぶ目標が高いですけど(汗)一歩でも近づけるように頑張りたいなと思います」
――この年になってみると、いかに先輩方が凄いのかというのが、またわかる
「そうですね!なんか、一緒にプレーしていた時は、口で『凄い凄い』って言ってる感じでしたけど、本当に正しく、より偉大さを感じています(笑)」
――埼スタでの宇賀神選手を楽しみに
「はい、やっぱりピッチに立って、みんなに元気な姿を観ていただきたいので、それ自分も楽しみにしています」
――今までも想像以上のことを成し遂げてきた宇賀神選手なので、ここからまたどんなことがあるのか
「チームのために、チームの勝利のためにそこを全力で追求したいなと思います」
――ワクワクしてます
宇賀神選手のインタビュー全容はきょう月曜日19時(再放送は23時)、西川選手のインタビュー全容はあさって水曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けする予定です
では