どうもです
気温17℃、雲に覆われた大原サッカー場
冬に逆戻りしたような感じもありますが、昨年の今頃は雪が降っていましたね、そういえば・・・
さて、トレーニングは午前10時30分過ぎからスタート
・ハーフコート半分ほどのエリア、縦のエンドにフリーマンがいる、方向付けをした6対6のボール回し
・ハーフコートよりやや狭め、中に8人、外には4人(こちらはフリーマン)でのパスゲーム
といったメニューが中心でした
練習は、午前11時40分頃に終了
監督が特に細かく指示を出していたのが、上記のうち2つ目のパスゲームでした
「自分のエリアを創るように、視野を広く!(ポジショニングを)開いて、広いところを見られるられるように。展開することを要求する!」
監督の声がピッチにこだまします
「集中力高めて!パスの質、コントロールの質!」
「トラップする時、動きながら運ぶように。足元で止めたら次のパスが出来ないよ」
「フリーな時には奪われるな!!」
といった指導に耳を傾け、意欲的にボール回しに打ち込む選手達
「今は順応するために取り組んでいるけれど、それがクセとして染みこめば、自然と出せるプレーは広がる」(青山選手)
パスの強さ、ボール回しのテンポは向上している印象を受けます
今季の始動から一貫した取り組みが近いうち、チームに良い結果をもたらすことでしょう
また、毎回同じように行われているかに見えるパスゲームですが、今日はちょっとした変化がありました
・10回つなげば1点→15回つなげば1点
・外のフリーマンはダイレクトプレー→2タッチまで可
その意図について監督に聞くと、
「それはちょっと、教えられない(笑)」
と冗談を言いつつも、
「フリーマンは2タッチの方が難易度が低くなり、中のボールキープの確立が増える。難しい状況に入っている時は、ルールを和らげて、ボールキープを出来るようにして、また難しくする。そういった指導者のテクニックが入っている」
と明かしてくれました
回数が15に増えたのも、納得
狙いはそれだけでありません
「もし、フリーマンが何回もボールを奪われれば、ネガティブな部分でトレーニングが進んで、終わってしまう。良い雰囲気を出すためには、成功をさせて、成功体験から次の試合に準備できるようにするテクニックもある。そのために、指導者がいる。監督の見る目が必要」
と胸を張りました
監督の細かな気配りは、選手のみならず、サポーターへも
クラブハウス向こう側で行われたこの日のトレーニング
いつもであれば、見学に来たサポーターは柵越しにその様子を見守ることとなります
ところが今日は、ピッチのすぐ傍、タッチライン際まで足を運ぶことが可能でした
「これを、ペトロサービスという(キッパリ)」(監督)
監督の発案だそうです
「まずは最初に、人間として皆さんと接することが大事」
という思いから生まれたもの
「日本人は規則を守って、マナーも正しいのでこういうことが出来る」
信頼関係あってこそ成り立つことで、ヨーロッパではなかなか出来ないそうです
「毎日毎日忙しい中、練習に来てくださる方への御礼」
となるとやはり、最大の”ペトロサービス”は、レッズの勝利
今週末、いよいよ迎えるリーグ再開初戦
名古屋を相手に、どのようにすれば勝てるのか
このあと夜7時(再放送は夜11時と翌朝6時)からの「You’re The REDS」では、今季新潟から加入した2人のキーマンのお話をもとにお届けしたいと思います
・「特に良くなったのは、コンビネーション」
→マルシオ リシャルデス選手インタビュー
・「瞬間の勝負」
→永田選手インタビュー
お楽しみに
では