どうもです
ACL決勝第2戦まであと3日
きょうの練習は非公開でした
◇◆◇田村選手◇◆◇
――お誕生日、おめでとうございます
「あ、ありがとうございます!(照)」
――いい汗かいてます!25歳になりましたが、今のお気持ちはいかがですか
「気持ちは、別に何も変わらんです」
――少年のころ、日が沈むまでボールを追いかけていたと思いますが、今このような形で続けてサッカーが出来ているというキャリアを、プロ選手としてどのように感じていますか
「まぁ、まだ大学を卒業して3年目で、キャリアとしては全然、まだまだなので、25歳をいい年にしたいと思います」
――ちょうどサッカー選手として半ばくらいという、ここまでの、これまで思い描いていたものというところで、今いかがですか
「1年目から活躍することは出来ていましたが、浦和に来て色々な刺激も受けたし、やはりそう簡単に上手くいくというチームではないので、レベルも高いし、思い描いていたようにはいかなかったですけど、こっちに来なければ経験できないこともいろいろあったので、浦和に来て良かったと思っています」
――得られたものとして感じる部分はいかがですか
「やっぱり周りの選手が上手いので、同じポジションだと槙野くんだったり、モリくんだったり、本当にお手本になるばかりなので、他のチームにはない技術などを経験できるので、本当に勉強になります」
――練習を見ていて、強さを伴う正確さのあるキックとボディコンタクトになかなか良いものを持っている印象を受けていますが、自信も付いた部分もあるのではないでしょうか
「フィジカルやボールを受けるところは、通用する部分でもあるので、そこは自信を持ってこっちでもやれ手いると思いますが、それでもなかなか試合で発揮できていない部分が多いので、そこは本番でいかに自分の力を出せるかという点も課題だし、練習試合でもロングパスなどはあまり出せていないので、そこは課題だと思います」
――チームのためにという点で、声を出す頻度も高まっているように感じます。チームプレーということについて、色んな面で意識しているのではないですか
「声については那須さんに言われたり、那須さんがわざと喋らなくて俺が全部喋るようにすることもあったので…。まぁ那須さんとそう言う話をしてというか、ゲーム中にそういう場面をわざと作って。もともと福岡にいたときもそうでしたし、試合中に喋る性格ではないので、その点はここに来てもやっぱりひとつ増えたかなと思います」
――福岡時代の井原さんもそうですし、ここでも那須選手や槙野選手など、いろんな良い先輩の良い部分を吸収してどんどん成長を重ねているんですね
「そうですね。井原さんもそうですけど、一緒にプレーして刺激をもらうのが一番良いと思うし、本当、オフのところでも槙野くんや那須さんはストイックにやっているので、そこも見習わないといけないと思います」
――そのオフについてですが、今日は練習を見られませんでしたが、拍手や皆さんからのお祝いのメールなどはありましたか
「ロッカールームでは何人かの人が祝ってくれました。それくらいですかね。メッセージはいろいろ来たんですが」
――他のチームから来た選手は、「このチームは本当にみんな仲が良い」と言いますが、そのあたりをどう感じますか
「あー、オフのときは仲良いですね!(笑)すごく仲が良いと思います!」
――そういうとき、田村選手はどんな役割なんですか
「俺はもう、ロッカールームで静かにしています(笑)」
――見た目通り過ぎます。歌が好きとか、意外な一面ないんですか
「いや、別に、ロッカールームでは普通です(照)」
――羽目を外すときなどはあるんですか
「気を許した人にしか見せられないです(ニヤニヤ)」
――…レッズにいます?
「いないです!(キッパリ&ニッコリ)」
――福岡には?
「福岡にはいましたよ(含笑)」
――また、徐々にね
「そうですね(照)」
――サポーターも温かい
「そうですね、厳しい面もありますが、温かいサポーターだと思います」
――みんなでこのあとACLという中で、今日も良いトレーニング、田村さんのいい汗を見るだけでもとお伝えしてきましたが、相手は強く、田村選手が身体をバチンと当てるのを期待しているので、意気込みや抱負をお願いします
「そうですね。チャンスがあれば、そう言った部分も出せればいいなと思いますし、本当に強い相手なので、粘り強く浦和らしいサッカーが出来ればいいと思います!」
――土曜日には、もう一度「おめでとう」を
「はい、がんばります」
※日頃、練習後に田村選手の居残り練習に付き合っていることの多いレッズのコーチングスタッフによれば、選手達にも「気を許している」そうです
◇◆◇青木選手◇◆◇
――サポーターは第1戦に《間に合うかな、間に合ってくれ!》という気持ちでいたと思いますが、間に合わせることが出来て、いま状態はいかがですか
「帰ってきて、時差があるのでしんどいですが、また合わせます(笑)」
――どうやって合わせるんですか?
「いや…(苦笑)とりあえず寝るって感じです」
――寝る時間を工夫するなど?
「いや、あんまり…(笑)寝たいときに寝るって感じで」
――もう今は、その辺はかなり?
「いや、まだ…(苦笑)」
――調整、間に合いそうですか
「まぁ、試合になれば、関係ないかなって思います。とりあえず睡眠を取ろうと思っています」
――足の状態はいかがですか
「悪くはないですね」
――第1戦では攻撃を受ける時間が長かったと思いますが、振り返って、印象はいかがですか
「攻撃は受けていましたし、ベンチの指示も多かったですけど、結果が1対1だったので、本当にポジティブな結果で帰ってこられたのではないかと、とりあえずは思っています」
――第2戦に向けて、掴んだ相手の特徴であったり、次はこうすべきといった対策など、どのように思い描いていますか
「次はホームなので、僕らが勢いを持ってやれればと思います。ただそれだけですかね・・・」
――奪ってから青木選手が持ち上がるという素早い切り替えを相手が嫌がっているように見えましたが、手応えはいかがでしたか
「…そこまで感じなかったです(笑)」
――どこか他に、こうすればいけるんじゃないかと感じる部分はいかがですか
「そうですね…。試合になってみないと分からないですけど、僕らの感覚もアウェーの時とは違うと思いますし、試合に入ってみて感じるかなと思います」
――いま、このチームで欠かせないアンカーとしてプレーしていて、そこで良い感じに手応えを感じる部分はいかがですか。最近このシステムで良くなってきているように感じますが
「まぁ、この間は、やられるシーンが多かったですけど(笑)、ある程度は守れて、失点が少なくなってきていると思いますし、中でやられることはほぼないかなと思ってやっています」
――長澤選手と柏木選手との棲み分けというか、距離感も良くなっている感じでしょうか
「そう思います」
――それはやはり、声をかけ合っているのですか?
「試合中も3人で話すことは多いので、まぁそれは相手次第で話す内容は違ってくるので、その試合その試合で違う声を掛け合いながら・・・とは思います」
――次はNo.1を決める戦いの、残り90分です。この戦いにのぞめるという点で、どんな感覚ですか
「やっぱり、ここまで来てるので、勝たないと意味がないと思います」
――ホームで、サポーターが素晴らしい雰囲気を作ってくれていると思いますが
「準決勝の時も、すごく良い雰囲気だったので、あの中では負けられない、勝たないといけないというのはありますね」
――やはり第2戦をホームで出来て、きのう柏木選手もすごくそのあたりについて話してくれていましたが、やはりサポーターの力を感じますか
「もちろん。これまでも奇跡に近い勝利をおさめることができているので、第2戦をホームで出来ることは有利だと思います」
――あまり緊張しないんですか?
「いや、そんなことはないです!」
――その辺は精神的に、どのように持っていくのでしょうか
「…そこまではしないですけど(笑)」
――次もその自然体で、良いプレーを期待しています
「頑張ります!」
――ロッカーが隣であろう田村選手が誕生日です
「…あ、そうなんですね。知らなかったです(笑)調べれば良かったですね(笑)」
◇◆◇マウリシオ選手◇◆◇
――こちらに帰ってきて、気温も下がっていると思いますが、コンディションはいかがですか
「練習をしてきたのでコンディションに関しては問題ありません。非常に気温が下がっている中ですが、良い形でみんなでやれていると思います」
――第1戦に帯同して得られたもの、次の試合に活かせそうな部分などは
「もちろん相手の特徴について知ることは出来ましたが、我々がやらなければいけないのは、自分たちのサッカー、自分たちの知っている今までやって来たことを継続することですので、良い状態で全員が自分たちのサッカーを見せるのみだと思います」
――相手の攻撃にはどんな特徴を感じましたか
「相手の特徴については掴むことが出来ています。我々も相手と同様、クオリティの高い選手がたくさんいますので、互角の戦いになる中でミスの少ない試合運びをしたいです」
――相手のストロングポイントは
「特に前線に身体が強く、個人技の優れた選手が揃っているのが一番のストロングポイントだと思います。ですが、我々も十分対応できる選手が揃っていますので、自分たちも同等であると思って戦えば何も問題はないと思います」
――自分たちのサッカーを、とのことですが、勝つためのポイントは
「気持ちです。非常にアグレッシブな守備とインテリジェンスのあるサッカーが求められると思いますが、自分たちが今までやってきたように継続するのみと先ほど言わせてもらいましたが、本当に、そのまま自分たちの持っているものを試合の中で活かしていきたいと思います」
――第1戦を観ながら、マウリシオ選手がいればきっと止めてくれるだろうという期待感も持ちました
「自分が出場するかしないかではなく、そこに関しては監督さんに任せていきたいと思います。自分が出たとしても出なかったとしてもチーム全員で一丸となってこの決勝をしっかりと良い形で、全員で結果を出していきたいと思います」
――素晴らしい雰囲気になると思います。サポーターに一言お願いします
「皆さん。私はこのファイナルが非常に楽しみです。待ちきれないですし、皆さんも同じ気持ちだと思います。皆さんに期待してもらいたいのは、自分たちの力を精一杯出すということですので、皆さんも私たちと一緒に戦ってください!私のキャリアの中で一番大事なゲームになります。そのゲームを皆さんと、しっかりと良い形で乗り越えていきたいと思いますので、サポートしてください。よろしくお願いします」
田村選手、青木選手、マウリシオ選手のインタビューは、このあと23時からの〈You’re The REDS〉再放送でもお聴きいただけます
では