11月9日 「期待が失望に変わらないうちに」

どうもです

強く激しく冷たい風が吹き荒れる大原

天皇杯初戦3日前の練習は、午前10時頃に始まりました

選手達はまず、いつものようにボール回しを中心としたウォームアップを行います

その後は、各自がジョギングやパス&コントロールなど、コンディションに見合ったメニューを選択

きのう行われた約1時間に及ぶゲーム形式のリカバリー的な調整をし、約1時間で練習は終了しました20161109_105621-1◇◆◇高木選手◇◆◇

――きのうはハードに。きょうは軽めの調整でしたが、リズム的にコンディションはどうですか?

「まぁ、いつもよりは多く試合まで日程があるので、その分、コンディションというのは整えやすくなってはくると思いますが、年間でやってきている蓄積もあるので、このくらいでちょうど良いのかなって風には感じはします」

――今は早く1点獲ってスッキリしたい、すぐ試合したいという気持ちもあるのではないかなと…

「まぁ、そういう部分もありますが(苦笑)落ち着いて、そこは順番に、いきなり点が入るものではないと思うので、また、積み重ねてやっていけば、結果的についてくるのかなと思うので、その辺も辛抱強く、これだけ時間があるので、しっかり、そういう部分も追求をしてやっていきたいなと思います」

――そういう意味でも、監督が磐田戦の前に掛けてくれた声、大きかったですね、やっぱり…。

「そうですね、それにやっぱり選手として救われる部分は大きいかなと思いますね(ニコリ)」

――ただ、それに甘えるのではないところというのは高木選手良くわかっている上で、一生懸命プレーしているところもまた、見ていて気持ち良いです

「はい(ニコリ)そうですね。そういう献身的な部分もしっかり忘れないでやることが大切だと思いますし、期待してくれている監督のためにもまた、ピッチでしっかりとハードワークして、その上でまた結果が出せたら一番良いかなというふうに思っています」

――期待しているのは監督だけではなくて、ここにも、ここにも、色々なところにたくさんいますから…

「そうですね。期待が失望に変わらないうちにまた良いところを見せたいなと思います(ニコリ)」

――天皇杯仕様のボールはいかがですか?蹴っていて…

「何か、いつものボールよりやっぱり丸く感じますね」

――丸く感じる?

「はい。まぁ、蹴った感じとかも、そんなに自分は違和感がないというか、何か、割と好きな方かなという風には蹴っていて思うので、扱いにくさとかは全然ないので良いかなと思っています」

――丸く感じるというのは、要は、縫い目とかあまり溝が少ない感じというか…

「そうですね、何か、ツルツルな感じですね(ニコリ)」

――無回転系とか、フリーキックにはどうですか、相性は?

「どうなんですかね? まだセットプレーの練習とかって、あまり自分、個人的にしていないので、どういう感触かちょっとまだ掴んでいませんが、そこら辺も概ねあまり変わりないのかなという風には思うので、どちらかというと無回転は蹴りやすいのかなという風には思いますが」

――良い振りのシュートなら、どんなボールでもズサッとネットに突き刺さるでしょうし

「そうですね、蹴り方に間違いがなければ、ある程度良い球は飛ばせると思うので、あまりボールは関係ないのかなと思いますが」

――最近の練習を見てみると、クロスにヒュッと飛び出して、“合わせる形”のゴールが決まりそうな感触がありますが…

「そうですね、これだけまたしっかり日にちが空くので、その辺のコンディション的な部分と合わせて、オフも貰えましたし、体のキレといういのはまた、今は前よりはもう少し上がってくるので、そういうところでの反応だったりとかというのを、一瞬のキレというのを出しやすくなるので、またそういうところも狙っていけたらなという風に思っています」

――きょう、マイク向けさせていただいている大きな理由が、昨日宇賀神選手に話を聞いたところ“カップ戦男”と…

「そうですね(笑)何て言いますか、リーグ戦とは違う緊張感はありますが、ある意味思い切ってやれる部分がカップ戦にはあるので、そういった部分でまたリーグ戦と違った雰囲気で、何となく良いものが出せそうな気はしているので。本当はカップ戦だけというイメージはつけたくないですが、また一つタイトルとして獲るにあたって良い仕事ができたらいいなという風に思っています(ニコリ)」

――チャンピオンシップもホーム&アウェイというところで、それに近いのもあって、その先もあって、楽しみな日々が続いていきますが

「そうですね、もう選手としてはこれ以上にない良い舞台が揃った試合ばかりだと思うので、1試合1試合、そういう部分を緊張というのもあると思いますが、楽しめるようになれたら良いなという風に思います」

――その1歩目、実家の近所、等々力、思い入れは?

「そこまでは近くないですが(苦笑)アウェイにはなりますが、しっかりアウェイだからこその雰囲気もあると思うので、そういうものも逆に楽しめたら良いかなという風には思っています」

――天皇杯、元日の悔しさはまだ残っているでしょうし、ご自身はその試合で凄く良いプレーをして監督からもその時に褒めてくれてというのもありましたが…

「そうですね。逃したタイトルの一つでもあると思うし、今年は全てのカップ戦、リーグで去年以上の成績をという風にチームとしての目標もあると思うので、そうなるやっぱりと天皇杯は優勝ということだけだと思うので、また、それに向かって1試合1試合しっかり戦っていきたいなと思います」

――ありがとうございます

「ありがとうございます!(ニコリ)」

高木選手のインタビュー全容はこのあと23時からの「You’re The REDS」再放送でお聴きいただけます

では

11月8日 「レアルを見据えて」

どうもです

川崎フロンターレとの天皇杯初戦を4日後に控えたきょう、練習は午前10時に始まりました

きのうから使われている天皇杯公式球でのウォームアップ後、午前10時55分からは、11対11でのゲーム形式へと移ります20161108_105637-1プレーエリアは、フルコートよりやや狭めで4分の3ほど

ペナルティエリアからペナルティエリアまでの通称“ペナペナ”です

メンバー編成はここ最近定期的に行われている、選手によるドラフト指名制度で今回は、ズラタン選手と、李選手が順にチームメイトを選んでいきました

白ビブスのズラタン組

→岩舘選手、加賀選手、イリッチ選手、森脇選手、関根選手、なぜか最初はボランチでその後シャドーへ移った興梠選手、阿部選手、宇賀神選手、伊藤選手、武藤選手、ズラタン選手

黄色ビブスの李組

→大谷選手、永田選手、那須選手、遠藤選手、駒井選手、柏木選手、青木選手、平川選手、石原選手、高木選手、李選手

開始早々、ズラタン選手がペナルティエリア内左よりの位置から左足でのシュートを決め、ズラタン組が先制します

負けじと「り ただなり組」は、平川選手が左のスペースへ飛び出し、岩舘選手の股間を抜く華麗な右足シュート

その後は右から石原選手が折り返したボールをファーサイド、高木選手が左足で押し込めば、再び石原選手が右からふわりと上げたセンタリングを、李選手がヘディングで追加点

さらには中盤から柏木選手が自ら持ち上がり、左足でネットを揺らし、李組がリードを広げることに

このままでは終われないズラタン組は左から武藤選手がまたいでまたいで、またいでまたいでのシュート性クロスを中央でズラタン選手が右足でつめて、追い上げにかかります

ゲームの終盤、監督は点が決まればそこでゲーム終了を意味する、「ラストゴール」を伝達

互いにチャンスこそ量産するものの、ギリギリのところで守備陣が踏ん張り、なかなか得点は決まりません20161108_113426-1宣告から約20分後、李組の遠藤選手が放ったループシュートがゴールバーを叩き、こぼれた球を石原選手が右足でズドン!

5対2で李組が勝利

長丁場のトレーニングは午前11時55分頃に終了しました

充実した表情を浮かべる選手達

中でも、きょうから全体練習に合流したケガ明けの宇賀神選手は、清々しい様子でした

◇◆◇宇賀神選手◇◆◇

――久々に目一杯ピッチを走ったと思いますが、感触などいかがでしたか?

「しんどいです、やっぱり(苦笑)3週間も離れてしまうとやっぱり体力的にちょっと落ちたなというのを感じますが(ニコリ)」

――あれだけ長いと、途中から別メニューというのもあるかなと思っていましたが、その辺、どんなことを考えていましたか?

「いやぁ、でも、良いトレーニングしたなと(笑)フィジカル的にも、ここでああやって長い距離を走ることで、リハビリの一環ではありませんが、最後の仕上げとして凄く良い練習だったと思いますし、善成がマッチアップしてお互いに走り合ったので、お互いに良いフィジカルが出来たかなと思います」

――結構、対面した駒井選手の左足のシュート精度に救われる場面もありましたが…

「まぁ、作戦通りです、打たせるのは。『打てっ』ってわざとスペースを空けて打たせました(笑)」

――やっぱり、今日はサッカーの楽しさというか、ずっと走ったりとか…というのが続いたので…

「まぁ、そうですね。本当にリハビリで少し離れると、自分が仲間はずれにされているような感覚になるので、こうやってみんなと一緒に出来るだけでも凄く嬉しかったですし、ボールを蹴らないでずっと我慢してやっていた分、ボールを蹴るのは楽しいし、ああやって終わってリフティングするのも楽しいです(ニコリ)」

――その混じった雰囲気というか、チームは今良い状態ですが、改めて、一緒にやって感じることなどいかがですか?

「やっぱり、リーグ戦で年間1位を獲るということを目標にやってきた中でリーグが終わって、次は天皇杯という違う大会なので、少し連休もありましたし、みんな若干スイッチ1回切ったなというような感じは一緒にプレーしてあったので、またここから自分も含めて本当に獲れるタイトルを全て獲りにいくという気持ちを練習の中から見せていかないといけないかなというのを、練習をして感じました」

――チームですが、宇賀神選手がケガをしてしまい…という後で、その宇賀神選手の分もチームは負けずに突き進んでくれていたというのを、見ていてどう感じましたか?

「僕の中ではルヴァンカップ決勝で優勝した後のリーグ残り3試合というのは、やっぱり選手として一番成長できる場だなと思っていた中で自分がケガをしてしまって、そこで試合をしている人達より成長できる機会を失ってしまったなって思いますし、その中でしっかりと結果を出し続けた選手達との成長度合いというのは、大分自分は遅れをとってしまったなという風に凄く感じていて、どうしてもあそこの、優勝した後の試合に出たかったなというのが一番の思いというか、成長して強さというのを見せた3試合だったと思うし、そこに自分が立てない悔しさというのは凄く感じました」

――ただ、その間も野崎さんのもとで色々見つめ直して鍛えられた部分とかあると思いますが…

「そうですね。外から見てそうだし、野崎さんと話をしながらリハビリしている中で、自分が自分のことを言うこととか分析することとかがないタイプですが、今の浦和に自分が必要だなと改めて確認できたというか、ちゃんと自分も力になれるなというのを外から観ても改めて感じたので、そういう意味でもケガをしてしまったというネガティブな部分ではなくて、きっとそういうのを気付かせて、もう一度成長するためのケガだったと思ってポジティブなリハビリが出来たと思います」

――1個、細かいところですが、宇賀神選手がいなくて思うのが、この間、関根選手と話をしたのですが…関根選手は左サイドのライン際で受けるとき、ボールに近い右足でトラップすることが多くて、本人曰く「左足でミスして、そのままボールがラインを割ると気まずいから、会場のため息が嫌だから(ニヤリ)」加えて、「宇賀神さんのその辺の技術が凄く高い」と言っていました

「あまり意識したことはありませんが(笑)ワイドというのはラインを背負っているので、その分気が楽というか、ボランチよりかは気が楽かと思うので、そういうところは無意識にできているかなと思います」

――その他、槙野選手の攻撃参加のタイミングとか、色々なところで何か、「やっぱり宇賀神ここにあり」というところを魅せたいと思うのですが

「そういうのも上から見ていて感じましたし、関根が出たり駒井が出たりして、もちろんあいつらの良さもあるし、自分の良さもあると思うので、お互いがそのいいとこ取り出来るような戦いをしていきたいですし、していかないとまた残りのCSを獲るのを難しいと思うので、本来、切磋琢磨し合ってというのが一番かなと思います」

――本当に凄いチーム

「まぁ、今は非常に強いチーム状況、良いと思いますが、また次の天皇杯で…というところが自分達の進化が問われる試合だと思っているので、ここでしっかりとしたサッカーをして、CSに繋げなければいけないなと思います」20161108_105644-11 ――週末の天皇杯には“川崎男”がやっぱり必要だと思いますが、次は視野に…どうですか?

「もう…、もうそろそろ(その呼び方)辞めて欲しいですね(苦笑)全然獲れていないので。でも、どちらかというと高木が“カップ男”というか、カップ戦男と。リーグ戦ダメなので…」

――次、どうですか?今週はまだですか?

「いやぁ、もう、全然。やるからには監督に選んでいただけるように準備しますし、自分も出るつもりで調整しています」

――まだ1ヶ月以上、クラブワールドカップもありますし、天皇杯も、楽しみが尽きない

「色々な人と話をすると『強いチームは大変だね』という風に言われますが(ニコリ)強いチームだからこそ、こうやって最後まで試合できるという有り難みを感じながら、有り難み、楽しみを感じながらプレーしたいなと思いますし、やっぱりこの今のチームではクラブワールドカップに出て世界と戦いたいという思いは、凄く、自分達にもあるしサポーターの人達にもそうだし、監督にももちろんそうだと思いますし、もう、レアルを見据えてサッカー、練習、普段やっていると、自分達もそれくらいの気持ちでやりたいなと思います」

――幸せ。本当にレアルを見据えられるのは

「そうですね(ニコリ)『何言っているんだ!』って思う人もいるかもしれませんが、本当にそれくらい自分達は強いと思うし、次の試合とCSでそれをしっかりと証明して、次の舞台にまたいきたいなと思います」

――ひとまず、復帰おめでとうございます。

「ありがとうございます!」

宇賀神選手のインタビュー全容は、このあと23時からの「You’re The REDS」再放送でもお聴きいただけます

では

11月7日 「レッズに来てサッカー人生は大きく変わった」

どうもです

2連休明けの午前、大原にはスッキリとした笑顔が揃います

20161107_110139-1

今週末に行われる天皇杯から始まるクライマックスの戦いへ向け、練習が再開

初日のきょうは、恒例のフィジカル系メニューでの調整が行われました

20161107_120757-1

◇◆◇武藤選手◇◆◇

――ファンサービスでは一番最後までじっくりと交流。大人気!

「そうっすねー!ちょっと誕生日効果がありましたねっ!ハハハハハー(笑)」

――自覚ありだったのですか?そのあたりは

「いや~みんな『おめでとう』と言ってくれるのでね、はい!プレゼントもいつもより多くもらいました(ニコリ)」

――後輩で“武藤病”にかかっているS根選手がさきほど、「誕生日ってわかってるから一番最後にファンサービスに顔を出してるんすよきっと(ニヤリ)」と言ってました

「ハーハハッーハーー!!(爆笑)やべー、作戦ばれてました!?やっぱり、みなさんとの会話を…みんなに『おめでとう』と言われたかったのでゆっくりしてました(笑)」

――こちらからも、おめでとうございます!

「ありがとうございます!」

――28歳

「そうっすねー、まあもうあんまり歳を取っても嬉しくはなくなってきましたかねー・・まあ色んな経験を重ねているのもあるんですけど、サッカー選手としては一生若い方が良いんじゃないかなとは思います!ハハハッーはい(ニコリ)」

――ここ最近は30歳を越えても若々しくプレーしている選手(用具の進化、医療面の充実)が増えていますから

「そうっすね、もちろん歳を取っても素晴らしい選手は沢山いますし、歳を取ってからの方が凄いんじゃないかという選手もいっぱいいるので、僕も色んな経験を重ねてきていると思っていますので、歳を取る毎に良いプレーヤーになっていければと、もちろん思っています」

――レッズに来てからの26歳、27歳は劇的な変化があったかと

「そうっすねー(しみじみ)まあやっぱり、レッズに来てサッカー人生は大きく変わったと思いますし、本当に感謝しかないので、貴重な経験をさせてくれているレッズにプレーでの結果で少しでも恩返しができればと思っています」

――誕生日に色々なものを受け取れる存在でもある

「そうですね、温かいファン・サポーターのみなさんが本当に多くて、このようにしてもらえるのも凄く嬉しいですし、その分も期待がかかっていると思います。沢山の方から『チャンピオンシップ、天皇杯を取ってくれ』という声をいただいたので、やっぱり結果で、ゴールで自分としては恩返しというか…魅せたいと思います」

――他に印象に残っている、言葉はありますか?

「そうっすねー、1人お子さんが『僕きょう誕生日なんで、おめでとうって言ってください』って来たんすけど…『僕も何だよ!』と。そしたら『そうだったんですかぁ!?』…一番印象に残っています(笑)フフハハハッ、お互いに『おめでとう』と言い合いました(ニコリ)」

――27歳の大きな出来事としては、レッズの9番を背負うようになったことかと

「そうっすね、やっぱり9番を背負うというのは自分の中では大きな責任を持ってのことでしたし、もちろん全てが満足行く結果ではないですけど、色んな9番と共にプレーしたというのは自分の財産なので、やっぱりチャンピオンシップや天皇杯といった大事なところで9番らしい仕事をしたいと思います」

――そういう意味では、先日の磐田戦で決めた重力に逆らうかのようなバックジャンプヘッドなど、記憶に残るゴールが増えているのでは?リーグでの得点数こそ昨シーズンより一つ少ないですが

「そうですね!大事なところでのゴールは自分でも思っていたことなので、あのようにセカンドステージの優勝が決まる試合で決勝点を獲れたというのは自信になりましたし、ただ、一番の目標は本当のチャンピオンになることなので、チャンピオンシップで狙っていきたいです」20161107_110836-1 ――まだ今シーズンは長い

「そうっすね!でもまあ、ありがたいっすよサッカー選手としては!もう先週の何日か前に全日程が終わっているクラブもあるので、《何ヶ月休むの!?》という風に思いますけどね!俺だったら体重が何キロ増えちゃうんだろうと心配になるぐらいなので(苦笑)そういう意味ではこれだけ多くの試合があるというのは、戦えるチャンスがいっぱいあるので、サッカー選手としては嬉しいことだと思っています」

――目白押し!チャンピオンシップに勝てば、そのあとは銀河系軍団と戦えるチャンス、そして元日の晴れ舞台

「そおっすね~、本当に夢は広がりますからね、つかみとりたいっすね!何とかそこまで。昨年は地元で行われたCWCの決勝をスタジアムに観に行っているのでやっぱ、本当に素晴らしいと思うし、良い雰囲気だったので、自分達がそこに立てる可能性がありますし、頑張りたいと思っています」

――直近では天皇杯での川崎戦。あのスタジアムでそれこそ“記憶に残る”鮮やかなゴールを4月に決めています

「そうっすね!まあ等々力で決勝ゴールを決めて、良いイメージもありますし、天皇杯についても今年の元日の悔しさを忘れていませんから、勝ち上がらなければいけないので、チャンピオンシップの前哨戦になる可能性もある相手なので、浦和が強いというのを…先日は埼スタで負けていますし、リベンジの意味も込めて叩きたいと思います」

――先日の新潟戦後、興梠選手の記録達成を受けて「僕もリーグ通算100ゴールを目指す」と言っていましたが…

「まあ、フフォッ…(苦笑)目指す、まあまあまあ《達成できる可能性もあるぞ》と自分に言い聞かせているので…はい(ニコリ)」

――30歳を過ぎての達成になると思うので、いかに良い20代後半を過ごせるかだと思いますが

「そうっすねー!(笑)」

――そのためにも練習後よく走って、鍛錬を重ねていますが、その時一緒にいる青木選手が先ほどかなり急いでいる様子でクラブハウスへと引き上げていったので、「武藤選手の誕生日に何か用意をしたいのですか?」と聞いたところ、「違います!」とキッパリでした

「いや~そりゃあそうでしょおぉ!!そうでしょ!あそこで今からクラッカー…いやっあんのかなーじゃあ、期待してみようかなぁ!どうしよー、青木と関根がクラッカー鳴らしたらー…そんな嬉しいことはないですけど、誰も何も言わないと思いますよ!(汗)多分ですけどね、多分誰も何も…でも練習前のミーティングで、ミシャからも『おめでとう』と言ってもらえましたし、みんなからも拍手してもらえたので、それで充分です、はい(ニコリ)」20161107_1108590-1

――お祝いの、“例の”食べ物はオフだったきのうおととい辺りに?

「フフッ逆にまだっすね!きょう誕生日を迎えたんで、これからどっかのタイミングで誰かがご馳走してくれるのを期待していますし!」

――前に好きなネタとしてサーモンやいくらを挙げていたじゃないですか?

「はい!」

――活躍を重ね、選手としての格も上がったことで

「ハッハー!(笑)」

――もっと贅沢なものを欲するようなことは・・・

「今すかー!?ウニとかになった方が良いすかぁぁ!?そうだなぁ、何が良いかな」

――カウンターに着くなり、「とりあえずトロ!」みたいな順序も何もないような

「そうっすねー!トロたくにしておきます!」

――トロたく?

「トロたく!が、いい!!トロたくが今、お気に入りです」

――武藤選手らしい気がします。その組み合わせが

「ハッハッハ!そうっすか!?わかんないっすよ!めっちゃくちゃ高いお店で食べているかもしれませんですし!…サーモンを!!…もしかしたらっ銀座でサーモン!全然庶民じゃないかも!しれないですからね!そういった可能性もあるかもしれないですから!人を見た目で判断しては…。よく『回転寿司が似合う』と言われますけど、もしかしたら銀座でサーモンとイクラを食べているかもしれないですよっ!」

――サーモン、イクラのローテーション

「で最後に、『ウニいっちゃおうかな!』みたいな!?…何すかこの話は!意味あります?(笑)」

――そういった庶民的感覚もファン・サポーターの心をくすぐりますので

「そうっすね、まあ他のサッカー選手に比べたら庶民派な気もしますので(ニコリ)」

――レッズの9番としてここから始まる28歳。今、選手として一番良い時期に差し掛かっていると思いますので、抱負をお願いします

「そうですね、本当に浦和に来て大きく成長できたと思っているので、それを結果で返さなければいけないと思っているので、これからも沢山のゴールで勝利に貢献できるように本気で頑張りたいと思います!」

――おめでとうございます!いつもありがとうございます!

「フフーッありがとうございまーっす!(寿笑)」

武藤選手のインタビュー全容は、このあと23時からの「You’re The REDS」再放送でもお聴きいただけます

では

 

 

RED A LIVE 2016.11.3 VS 横浜Fマリノス

☆浦和レッズ戦を実況生中継

埼玉スタジアム2○○2で行われる、「明治安田生命J1リーグセカンドステージ第17節・浦和レッズ対横浜F・マリノス」の模様を実況生中継します。

RED A Live 2016
「 浦和レッズ 対横浜F・マリノス」
…11月3日(祝・木)13:00~15:45(延長の場合あり)
提供/ポラスグループ(http://www.polus.co.jp/20161102_142341◇◆◇平川選手◇◆◇
「練習後の監督の話?いや、もう、いつもと変わらないです。もう、同じことをやるだけだし、まぁ、明日が最後だからって特別なことではなくて、いつも通り、今まで通りのことを明日もやらなければいけないということですね。大事な試合になりますが、今までも全て大事だったし、そして今までやってきたことを明日も出す。相手どうこうでなくて自分達がやってきたことを続けていく。かなりハードワークしなければならないし、まず、そこで自分達に妥協なく、今まで続けたことをやることが出来れば必ずチャンスはあると思うし、勝利できると思うので、まずは自分達の積み上げてきたものをきっちり出せるようにしたいです。
まぁ、2006年の勝ち点を上回りましたが、そこと比べる必要はないと思います。年々、ミシャのサッカーの中で足りなかった分もう1歩先に行くために今年、本当に最初から細かい部分、色々と積み重ねてきましたが、特にそのハードワークして、球際、攻守の切り替えだったり、攻撃陣のディフェンス、切り替えという部分で、非常に良い形でここまでこれているので、本当にそこを最後までどれだけやれるかというのを楽しみにしたいと思います。明日、自分達がどれくらい出来るかだと思います。
考えて、楽しみながら、そして、敵もそうですが、見ているサポーター、観客も含めて、驚かせるような攻撃を見せながら、ただ、ハードワークもして、きっちり、そういった両面を見せられるように出来れば良いと思います。スピードの部分もようやく戻ってきたし、こういった感覚の中できっちり準備をして、チームの勝利に貢献できるようにしていきたいと思います。
Fマリノスとの最終戦は嫌な思い出ばかり!?もう、全然忘れていましたね。その頃のことは忘れていましたし、今、また新しい目標に向かってやっている中で非常に良いチームだと思うし、上手く若返りを図りながら攻撃的に非常に能力の高い、怖い選手が揃っている非常に良いチームだと思うので、それに負けないように、相手の良いところを出させないで自分達の良いところを出すという部分で、きっちり、そういったマリノスというチームに勝利出来るようにしていきたいと思います。あぁ、あれか…、ん? ドゥトラ選手に削られたやつか、駒場で…。それは覚えていますね。ケガ、あれ、痛かったなぁ。あれ、次の年も1年間引きずったから、あのケガで。左サイドやっているのにね。右足で上げていたけど…。まぁ、でも、そういった思いも全て乗せて、明日の試合、勝利できるように、良い準備をしたいと思います。もうだいぶ前ですが。内容よりケガしたシーンとかはよく憶えていますね。
あすは良いサッカーをして、勝利して、みんなで、今年は違うという部分しっかり見せて、最後にチャンピオンシップに向けて良い試合できるように頑張りたいと思います」20161102_144859-1◇◆◇李選手◇◆◇
「埼スタのチケット完売は、選手冥利に尽きるし、凄く大舞台なので楽しみですけど、やっぱりこういう試合に勝って、浦和レッズの歴史に1ページ新しいストーリーが築ければなって思いますね。その一員であることの幸せを噛みしめながらやりたいですね。前も言いましたが、ルヴァンカップでタイトル一つ獲って1歩目やっと踏み出したので、長い間レッズは獲れなかったですが、2歩目踏み出すことによって、3歩、4歩、5歩というのが加速すると思うので、やはり1歩目踏み出した大きな力を2歩目でステップアップしてから、本当に素晴らしい浦和レッズの歴史を作りたいですね。そうでありたいし、それしか見ていないし、自分達にはチャンピオンシップと今年、クラブワールドカップとあるので、そこでレッズがどこまで出来るのかというのが凄く楽しみだと思うので、見ている人達は、僕達も楽しみなんでね。
まぁ、途中から出る…、まぁ、スタメンで出たいですが、今は途中から出ることの方がチームにとって効果的なので、自分が途中から出ることが。なので、やはり出た時にコンディションをそこに持っていけるかとか、ゴールにほとんど絡めているので、なので、やはり自分が出た時に0―0とか1―0とかで負けている時に出て同点なり逆転なりするというのが今の自分の仕事だと思うので、チームの勝利のために戦っているので、良い感じではきているとは思っていますよ、チーム全体としては。
負けている状況であれば、出場時間は伸びると思いますよ、必ず。前半で最近は試合が決まっていないので、前半で試合が決まるように、まずはチームの勝利第一なので、この悔しい思いを途中から出た時にパフォーマンスを発揮するというのがやはりプロとしての自分の役割だと思うので。前半戦は、それこそトシとか自分達、僕が出て悔しい思いをした分、今も頑張って走っていると思うし、武藤もそうだし慎三もそうだし、誰1人として絶対に出られるという保証のないチームなので、日本一になると思いますよ。
スタメンじゃないからといって僕が不機嫌な態度を取ってしまってはね、チームはガタッときてしまうと思いますね。本当、自分で言うのもナンですが、一番自分がピースとしては大きいかなと思います。
自分達のサッカーができれば勝てるのではないですか。勝つことで自力で優勝もできるし、チャンピオンシップも優位に進められるのでね、ホームだししっかり勝って次につなげたいと思います。(ルヴァン決勝の前日もマイクを向けさせてもらい、ヒーローに)ありがたいですね。良い流れは良い流れのままいって欲しいし、僕も強い気持ちがあるので、自分を信じているし、浦和レッズが勝つことを信じているので、必ず良い方向にはいくと思います」
Come On! REDS…11:00~11:55
REDS After The Match…17:00~18:55201603051909000・放送エリア以外でもサイマルラジオ(PC・スマートフォンなど)でお楽しみいただけます!!

20160428_181912
・これに伴い、当日は番組編成を以下のように変更します。
11:00~11:55 Come On! REDS
12:00~12:55 つながるさいたま(短縮)
13:00~15:45 RED A Live 2016(延長の場合あり)
17:00~18:55 REDS After The Match
19:00~19:55 You’re The REDS(通常通り)%e5%ae%9f%e6%b3%81m・以下の番組は休止します。
11:00~11:55 リメンバーミュージック
14:00~14:55 リメンバーミュージック
15:00~16:55 アフタヌーンパラダイス
17:00~18:55 イブニングパス

11月1日 「彼の裏をかくようなプレーが出来るように」

どうもです

リーグ最終節3日前のきのうはオフ

そして2日前のきょうは、室内ミーティングを経て午前11時30分頃からトレーニングが始まりました

朝から降り続けていた雨はやみ、時折晴れ間ものぞく中、ウォームアップ後のお昼の12時10分過ぎからは11対11でのハーフコートゲームへ

ビブス組はいつも通りのフォーメーション

それに対し、ビブスなし組はFマリノスを想定したであろう4バックでした

「前3人は必ずバランスを崩さないように。選択肢が複数あるのであれば、早く中を使ってあげるように」

失速ではない、これからへすべきは、加速

オフ明けながら、選手達は実戦さながらのプレーを見せます20161101_123834-1給水タイムからゲームが再開する際に監督は、

「持ち出すかダイレクトかの判断をしっかりとするように。パスを出したら動き直すこと」

と的確かつ規律を守ったプレーを促しました

お昼の12時40分頃、左サイドから天野コーチが上げた優しいクロスを中央、ズラタン選手が右足で合わせ、ラストゴール

選手達に交じり、精力的に動き回った天野コーチはアシストについて、

「狙い通り。まあまあ良かったかな」

そのように、にこやかな表情で振り返りました20161101_123126-1

◇◆◇森脇選手◇◆◇

――このあいだ、エコパで大人気だったので、声掛けられなかったですが…

「全然人気ではないですよ(汗)!もっと人気あったら良いですけどねっ!もっと活躍しなければダメですねっ!」

――このあいだの試合、その前の新潟戦から取り返したではないですが、キチッとできた手応えがあるのではないですか?

「いつもやるべきことはそんなに変わらないので~大きなミスをしましたが、ビッグチャンスをモノに出来るという風には思っていないので、やっぱりコツコツコツコツ積み重ねたその結果が良い方向に向かっていくという風に思っているので、新潟戦で大きなミスをしましたが、それを1回で取り返そうなんていうことは全く思っていないので、とにかく1試合、1試合やっていこうというその結果だけでしたね、磐田戦は」

――あそこが一番下で…という話ですが、ちょっと上がって、また更に上がって…

「間違いないです!だから、監督はよく『上がるのは速いが、落ちるのはもっと速い』と言いますが、本当にその通りではないかと。とにかく、一つ一つ積み重ねていかなければいけないなという風に思っているので、どん底まで落ちましたが、またそこから1個、1個積み上げていきたいなと。それが信頼回復にもつながると思っているので、とにかく自分を自信を失わずにやっていきたいなという風に思っています」

――どん底に落ちた雰囲気を出していないところも良さですが…

「本当ですかぁぁあ!?感じないですかぁぁあ!?でも、それを周りに見せていると色々な人に付け入る隙を与えてしまうと思っているので、とにかくそういうところのメンタル部分というのは大事にしたいなというのはあります」

――大人!

「いやぁ、もう30なので。大人だったら審判に刃向っていかないですけどね。まず…まずね…」

――ちょっとヨイショしてみました…

「まぁ、たまには必要ですか?フハハハハハッみんな落としてばかりなので、たまには持ち上げてもらうのも嫌いではないので。たまには欲しいですね~(ニンマリ)」

――セカンド優勝という、一つ賞金も出ますが、表彰とかはいかがでしたか、その時の心境は?

「まぁ、嬉しかったですが、もちろん、そういうセカンド、ファーストという区切りがある中でしっかりセカンドチャンピオンになれたというのは嬉しかったですが、その先に見据えている部分が僕達にはありますし、やっぱりそこで満足するようなチームでもないので、嬉しさ半分、次に向かっていくその切り替えの部分の半々だったかなという風には思います。だからみんな派手に喜ぶわけでもなく、かと言って表彰式で『次だ次だ』って暗い雰囲気で表彰式を迎えるのは良くないので、半分喜びながらというのはありましたが、本当に半々の気持ちでした」

――5000万円ですよ

「そんなに入るんですかぁぁぁぁぁぁぁ!?知らなかったですね!それはしっかり獲って良かったなと。やっぱりチームとしての強化ではないですが、そういう部分で5000万というのは大金なので、しっかり得られるものは得て、得たいなというのがあるので、良かったです」

――ちょっともらいたいのではないですか? そこから

「ちょっと欲しいねぇ。フハハハハハハッ!ちょっと貰えたら良いですが、それがどういう仕組みかちょっと把握していないのでわかりませんが、チャンピオンシップでテッペン獲った方がもっと金額的には大きいだろうなと。具体的な数字はわかりませんが、大きいだろうなというのはあって、今度はそれを目指してやりたいなと思います」

――なので、今回は、森脇劇場は…その気にならなかった?

「うーん…。まぁ、もう、何回もやり過ぎてもちょっと良くないので、今回は1個飛ばしましたが、次、チャンピオンシップ獲ったら盛大に、派手にやりたいなと思います」20161101_120547-1

――そういう楽しみな意味でも…。昨日オフでしたが、疲れも溜まっている中、有意義に過ごせましたか?

「有意義と言うよりも、家でゆっくり、まったり疲労回復というところに努めました。もう何処か行ったり、あっち行ったりという身体ではなかったので、とにかく次の試合に向かっていくためにしっかり準備するために休養の時間を自分のためにあてました」

――家にずっといると奥さんに怒られませんでしたか?

「家だと僕は無になっているので、よく嫁さんに『あんたいたの?家にいたんだね』と、存在がわからなかったという風に言われますが、それくらいいつも以上に家で静かでしたね。もう本当に全てを休めたのではないですが、口も身体も全部休めました」

――そんな中、美味しい料理とか作ってもらえたのではないですか?

「嫁さんの料理には助けられている部分があるので、それを本当に今、こういう苦しい、きつい時にはやっぱり奥さんの手料理というのは僕にとって良い刺激ではないですが、良い栄養分になって、本当にそこは助かっていますがね。まぁ、変なことばかりしていたら、変なスパイスを料理の中に入れられているかも知れませんが、まだそこまでではないので、夫婦関係は良好かなと思います」

――昨日は何でしたか、ちなみに

「昨日は外に出ました!」

――出たのですかいっ!

「ちょっと昨日は出かけたので。今日の朝は、体調が、結構身体は、ずうたいはデカイですが、すぐに体調をこじらせやすいので、ちょっと風邪をひく一歩二歩手前くらいだったので、今日の朝は雑炊を作ってもらって、それを食べてきました。昨日の夜は色々、日本料理、創作料理だったので、色々なものを食べましたね。やはり、今日の夜はしっかり嫁さんに作っていただこうかなと思っています。本当に大事なので、しっかり栄養を摂って次の試合にも向かっていけるようにやりたいなと思っています」

――で、早速、今日ゲームとかありましたが、本当にその辺、チーム全体で集中できていますし…

「いんやぁ、でも、しんどかったですね~!今日はさすがに。きつかったですが、1回はあげることは良いなという風に思っているので。きつかったですが、今日ゲームが出来て良かったなというのはあります」

――そういった中、森脇選手、昨シーズンリーグ最終戦、出られなかったではないですか? 今年また…

「なななな何で出られないでしたっけ? 累積で? あぁ…。それも忘れていましたが。今年は出られるのでしっかりプレーしたいなという風には思います」

――レッズでまだホームの最終戦で勝った経験ないですからご自身は

「そうですね。だから良い結果をおさめるためにしっかりやっていきたいなと。これだけ多くのお客さんが入るので、しっかり勝って、レッズの強さというのを証明したいなという風には思っています」

――完売ですよ、完売。

「ももももう、凄いですねっ!今から僕らがチケットを頼むのも多分無理なので、今から来たいと言う人にはどう断ろうか、そっちの方が心配ですよね」

――斉藤学選手のキレに対してどう対応していきますか?

「いやぁ、キレッキレだからね。どう対応したら良いか、ちょっと、これから作戦を練らなければいけないですが、僕のトークもちょっと、しっかり磨いておきながら、試合中に学にも声を掛けながら、学のキレキレのドリブルはやっぱり止めなければならないと思っているので、まぁ、これからちょっと作戦を練りたいなという風には思っています」

――繊細さなら負けていないですよね

「繊細さなら多分負けていないと思っていますけどね。ただ、彼ももしかしたら繊細かも知れないので、彼の裏をかくようなプレーが出来るようにやりたいなと。裏の裏をかかれてしまったらどうしようもないですが(汗)」

――絶対その話になると思った…

「ななな、なると思ったぁ!?そこで読まれている時点でダメだね。まぁ、しっかり頑張ります」

――期待しています

「ありがとうございます」

森脇選手のインタビュー全容は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」 でお届けします

では

10月27日 「あの時とはやっぱり違う」

どうもです

磐田戦2日前のきょう、爽やかな秋晴れの大原で、練習は午前11時から始まりました20161027_120812-1

ウォームアップ後は11対11でのハーフコートゲームを実施

「慌てないで!動かして、動かして」(監督)

4バックの相手を揺さぶり、スペースを突くイメージを共有していました20161027_115931-1

冴え渡るコンビネーション、リズミカルにつながるダイレクトパス

最近はそういったプレーを見ても驚かなくなってきました

それらが”当たり前”なぐらいの次元にチームは進歩しています

お昼の12時15分、ビブス組が流れるようなパスワークを繰り出し、右サイドから駒井選手の折り返し、最後はゴール前で興梠選手が右足ラストゴールを決めました20161027_115556-1どの選手も良い状態を保てている印象

ただ、高木選手はいささか力任せのプレーをしていたように見受けられました

パワフルなシュートこそ決めますが、周りとうまく連動できていたかといえば、そうでもなく・・・

練習後、その辺りを聞いてみようとしたところ、先に監督が声を掛けました

◇◆◇高木選手◇◆◇

――ここに来る前、監督に呼び止められ、数分間お話しをしていましたが、何かありましたか?

「まあ、ちょっと…きょうの練習とかでうまくいかない部分で、その後に苛ついたプレーが続いてしまっているから、『まあ落ち着けよ』というような感じでなだめてもらって(苦笑)けっこうそういうような、何て言うんだろう…メンタルのコントロールっていうのがまだまだ下手くそな部分がまだまだあるので、そういった部分で、監督にそのように声を掛けてもらえるというのはかなり救われるというか、また切り替えて、あしたの練習ができるという気持ちになるので、凄いありがたい一言だなと思います」

――見ていてもほんの少し違和感はありました

「そうですね、まあ自分は試合に出られている立場ですけど、自分のポジションというのはなかなか落ち着くところがないというか、やっぱり他に沢山の良い選手がいて、常にトレーニングではベストな部分を見せていけないと、そのポジションを確立することが難しいと思うので、そういうところでの選手としての“ムラ”というのを無くしていきたい中で、ちょっと自分のフィーリングと合っていない時に自分は苛ついてしまうんですけど、そういうところをもう少し無くしていければというか、《カッ》ってなることも悪い事じゃないですけど、でもやっぱり冷静な判断が出来るぐらいの状態でトレーニングを出来なければなとは思います」

――言い換えれば個性ですから

「はい(ニコリ)」

――新潟戦も相手の中盤にレオシルバ選手がいたことも影響してか、思うように縦パスが入ってきませんでしたが、ボールを受けられなくても、動くことで周りが活かされるという考え方もあるかと思いますので

「そうですね(肯く)ああいう、新潟戦みたいな試合も課題の一つだと思うので、ああいう時にこそ、そういう風に考えて、如何に上手くボールを引き出して、ワンチャンス決められるかっていうようなところがもうちょっと見せられたら良いかと思います」

――今、“焦り”を抱いていると

「まぁもちろんやっぱり、結果はついてきていますけど、そこからまた間が空いてしまうと、あんまりイメージとしても良くなくなってきてしまうので、もちろんベースとなっているハードワークの部分とかを怠らずにしっかりやっていれば、いずれ得点の機会も来ると思うし、自分がそうやってカ頑張って、やりきったところで交代した選手が点を決めれば、それはそれでチームの勝利なので良いのかなとは思いますけど、でもやっぱりフォワードなので、結果を求められるポジションである以上、数字にもこだわっていきたいので、他にも点を獲れる選手が沢山いる中で、厳しい争いですけど、しっかりとしたハードワークにプラスして毎試合1点ぐらいに絡めるような選手であれば、間違いなくポジションを獲れるのかなと思っています」

――そういうこだわりと、プレーでの爆発的突進力が大好きなので

「はい(ニコリ)」20161027_123517-1――再びきっかけをつかむ意味で、次は慣れ親しんだ?エコパでの試合を控えます

「はい、そうですね。慣れ親しんだと言っても、だいたい浦和レッズ戦だったりとか静岡ダービーだったりでたまに試合するとかで、あまりホームらしいホームではなかったんですけど(苦笑)でも静岡という地なので、色々と何となく雰囲気的には…ちょっと地元っぽさはあるかなって感じるので(笑)まあ頑張りたいなと思います」

――緑に囲まれた雰囲気が、のどかで

「そうっすね、ちょっとあの辺は田舎ですけど、良いところだと思うので、まあまた静岡のファンの方も観に来てくれるかどうかわからないですけど、浦和で頑張っている姿を見せられればと思います」

――同じ遠征でも、東海道には海や富士山、大きな川…エコパ付近ではどこまでも続く茶畑など、景色も楽しめるのでは?

「ハハハハッ(笑)そうっすね、あっちの方への電車に乗るというのはかなり気分的にも癒される気がしますけどね(ニコリ)」

――芝生との相性は?

「芝生は年々良くなってきているなっていう印象で、昨年はその前自分が清水にいた頃から比べるとかなり状態が良くなっているので、レッズ向きの芝生だと思います」

――味スタであれば無回転が蹴りやすいと話していました。ゴールはゴールでもそろそろ直接フリーキックからの得点も見たいです

「そうすね、これだけチャンスがあって蹴らしてもらっているので(苦笑)そろそろ入れていかないと、可能性がなくなってしまうので、まあ、フリーキックからも流れからも点を獲れればまた自分の価値を上げていけると思うので、そろそろ一本決めたいですね(笑)」

――縦回転のキックも魅力的

「そうっすね、まあ試合前の感触でどっちが良さそうか判断していて…まだまだ蹴り分けるというほどそんなにどっちも技術があるわけじゃないけど、どっちで行くかその時決めて…どっちでも良いから決めたいですね!フハハッ(笑)」

――3月のホーム開幕戦ではジュビロに敗れましたが、その時のレッズと比較したとき、今のレッズには進化した高木選手がいますので、ぜひ相手に脅威を

「そうですね、あの時とはやっぱり違うと思いますし、自分がどうのこうのというだけではないですけど、充分にこれまでの結果として相手には脅威を試合前から与えられるような成績を試合で残して来れていると思うので、そういう部分でもそうですし、相手には残留のプレッシャーがあると思うので、自分達も思い切って、前回負けたとかは関係ないと思うので、しっかりやっていきたいと思います」

行け!浦和の大洋!

高木選手のインタビュー全容は、このあと23時からの「You’re The REDS」再放送でもお聴きいただけます

では

10月26日 「監督は『モリ大丈夫だ。あれ以下はない。あれが最低だ。底だ』と言っていた」

どうもです

磐田戦3日前のきょう、温かい陽射しに包まれた大原で、練習は午前10時頃に始まりました

ウォームアップ後の午前10時45分頃からは、11対11でのハーフコートへ

先週水曜日と同様、メンバー編成はドラフト形式でした

指名したのは、遠藤選手と関根選手

☆チーム遠藤(一番お世話になっていることを理由に柏木選手を一位指名、前線の選手を優先にチョイス)

→西川選手、イリッチ選手、那須選手、加賀選手、駒井選手、平川選手、柏木選手、遠藤選手、石原選手、高木選手、興梠選手

☆チーム関根(最初に選んだのが槙野選手であった通り、守備陣優先で選択)

→大谷選手&岩舘選手、森脇選手、永田選手、槙野選手、天野コーチ、阿部選手、青木選手、関根選手、李選手、武藤選手、ズラタン選手20161026_111821-1

各選手が軽快な動きを見せます

中でも石原選手と那須選手が抜群の決定力で存在感を顕示

すなわち7対3、チーム遠藤の圧勝でした20161026_111819-1

◇◆◇森脇選手◇◆◇

――「モリワキっ!」って子どもたちの声援が…

「良い声援をもらっているので、頑張らなくてはいけないですね!」

――昨日の寒さが嘘のようにきょうは…

「本当ですよねっ!気温の変化で体調を崩しやすい時期ですが、体調管理はしっかりやりたいなと思っています」

――気持ちは晴れやかですか?

「だいぶ晴れやかですね!秋晴れで最高に気持ち良いので自分のテンションもマックスにもっていきたいなという風には思います!」

――カラ元気ではないと

「そんなことないですよ!んもお、この間ミスしましたが、ピッチの上でしかまた取り返すことはできないので、落ち込むのは3時間と決めているので、常に切り替えてやっていきたいなという風には思っています」

――では、新幹線で大宮駅に戻ってきたころには…

「もう切り替えて(笑)チームが勝ったこともありますが、ビデオを見て反省するところは反省しなければいけないですが、いつまでも落ち込んでいても、すぐ1週間後には試合やって来るので、サッカーも人生と一緒でメンタルなスポーツだと思っているので、常に切り替えながらやらなくてはいけないのではないかなと思います」

――反省点はどの辺でしたか?

「まぁ、色々ですよね。体自体、コンディション自体は非常に良かったので、そういう中のあのミスで、一つのミスで大きく崩れたというか、ディフェンダーが一番やってはいけないミスを犯したので、そういうところでチームに迷惑をかけてしまいましたが、やっぱりああいうシーンはなくさなくてはいけないかなと。それ以外の部分では気持ちはコントロールしていたという風には思っていますが、ただ、ファウルの部分で審判に自分も許せない部分があって、その幼さが出たのではないかなと。1枚イエローカードもらったので、2枚目はもらわないようにって、そういうコントロールの部分はやっていこうと思いましたが、周りにはそれがそういう風に見られなかったというところで、自分のすべてを自分の幼い部分があの試合で出たのではないかと、そういう部分が反省のところではないかなという風には思います」

――プレーが繊細な分、あとは感情のコントロールをきちっと…30過ぎているわけですし

「まぁ、そこは直さないといけない部分かなという風に思いますが、自分でも譲れない部分は譲れない部分とそこはありますが、それを試合で出してはいけないという風には思っています。それを直していこうと思っていますが、もう30まできているので、なかなか根本的なところは直っていませんが、そういうのは自分にとって良いことではないので、しっかり修正したいという風には思いますが。まぁ、こう言ってもまた数試合経って、来年になったらまた同じようなことが出ているかもしれませんが、それが出来るだけないようにしていきたいなと思います。でも、本当に自分だけがサッカーに取り組んでいるわけではないので、チームとして1試合勝つためにプレーしているので、そういうところでチームに迷惑かからないということはやらなくてはいけないのではないかという風に思っているので、そういう部分でチームにできるだけ良い意味で貢献できるようにやっていきたいなと思います」

――監督やチームメイトからのアドバイスはありましたか?

「いや、特にはないです。『きょうもまた引きずっているのか』と練習前に言われましたが、チームメイトにそういう風に言われましたが、監督は『モリ大丈夫だ。あれ以下はない。あれが最低だ。底だ』と言っていたので、1回監督がよく『上がるのが早いけど落ちるのが早いよ』と言いますが、本当にサッカーはそうだという風に思っていますし、良い感じでプレーできて上がってきても一つのミスで一気に落ちてしまう。それはサッカーをやっていて痛感していましたが、さらに感じる部分があったので、しっかり1個1個もう1回積み上げていきたいなと思います。あれがフォワードだったらまだ後ろに何人もいて、そういう風に大きなミス、致命的なミスになりませんが、ディフェンダーで一番最後尾でプレーしている人間としてはやっぱりああいうプレーはなくさないといけないかなと思います」

――きょう、ゲームの時、遠藤選手と関根選手のドラフト指名で影響ありませんでしたか?

「いやぁ、もっとあるかなと思って、それを楽しみにしてましたが、タカが結構2番手くらいに僕を選んでくれたので、『ちょっと早いよ。もうちょっと焦らしてくれよ』という風には思いましたが、最初に選ばれるのがうれしいかどうかわかりませんが、選ばれて良かったなと。最後まで残って、両チームのキャプテンが、航とタカが『いらないよ』と言わなくて良かったという風には思います」

――ちょっと期待した?

「それもちょっと期待しました!おいしいな~と(笑)」

――最近見ていて思いますが、トラップの技術が高く、最終ラインで足元に納めるのはうまいですが、ペナルティエリアの前でもかなり近くで納めて詰まってしまっている…シュートを打つことも視野に入れたときもう少し前に、そうしたらすぐにミドルシュートに持ち込めるのかなという風に思うことがありましたが…

「それもありますが、チームメイトから『シュート打つな』という声もたまに聞こえるので(苦笑)どうしてもああいうペナ付近でボールを受けるとその残像が残っているというか、言葉がちょっと残っているときがありますが、でもファーストタッチが良いと、そのあとのプレーにも、シュート打てなくても、そのあとのプレーにも影響するので、そこは一つ心掛けたいなと。この間もシュート1回打ちましたが、逆にあれば詰まったのが良かったのかなという風には思いますが、でもしっかりファーストタッチでコントロールしっかり決められるようにやっていきたいなと思います。あのシュートも『来た!』という風には思いましたが、ちょっと威力がなかったですね」

――そういうシュートをエコパでは以前決めていますから

「もう1回見せれたら最高かなという風に思っているので、良いゲームができるように頑張りたいなと思います」

――ジュビロこの間負けました。その辺で、次、どうすれば勝てるかという…

「どうすれば勝てるかという方法はないです。とにかく自分たちがいつものファイト、練習やっていることをそのまま出せば、必ず良い結果は得られるという風には思っているので、それを出せるか出せないかというのは一つのカギになるのではないのかなと。ゲームがうまくいっていないと思ったときは、やっぱり自分たちがうまくできていないと自分たちが運動量を多く動けていないと、それをまずゲーム中でも考えないといけないという風には思っているので、相手が良いということは特にないのではないかなと。自分が悪くても相手が良いという部分でなくて、自分たちがどうなのかなというところはしっかり考えていきたいなと。それがしっかり出せれば、磐田も強いですが、必ず上回って勝利してこちらに戻ってことはできると思っているので、その辺はこだわってやっていきたいなという風には思います」

――次、またワーッとなるのを期待しているので

「そうですね。喜びたいですが、難しいですが、一つのタイトルとしてやっぱり喜ばしいことではあるのかなと。もし獲れたならその瞬間を喜びたいなという風には思いますが、もっと大事なことがその数週間後には待っているので、しっかりリーグ残り2試合を勝って、年間1位で次のステージに進めるようにやっていきたいと思います」

――では、3時間だけ喜べるように伝統芸、期待しているので

「そうですね!落ち込むときも3時間だし、前向きにワチャワチャするのも3時間だという風に思っているので、次は前みたいに落ち込むのではなくて、ワチャワチャ3時間できるように頑張りたいと思います!(キリッ)」

次の舞台で答えを見せてもらいましょう

森脇選手のインタビュー全容は、このあと19時からの「You’re The REDS」(再放送は23時)でお届けします

では

10月25日 「世界への切符を獲ってくれたのは、僕も素直に嬉しいですし、喜べないところもありますが、本当に嬉しくて」

どうもです

オフ明けのきょう午前、選手達は恒例のフィジカル系メニューで調整しました

オフ前のおととい夕方、チームは恒例のミハイロ ペトロビッチ監督誕生日会を開催

その際、監督からは「もう1回しっかり戦って、チャンピオンになろう!」という言葉があったそうです

また、コーチ陣のうち1人がみんなに向けて挨拶(ネタ披露!?)するのも名物のひとつで、一昨年は「1・2・3、レッズーー!」、昨年は「安心してください、履いてますよ!」、そして今年はというと・・・

「ピコ太郎さんに扮してもらいました」

と槙野選手

周囲の反応はというと、

「那須さんと僕だけは大爆笑!…監督?知らなかったみたいで(苦笑)」

その空気について武藤選手は、

「昨年は誰も笑ってなかった。今年は2人いたので良かった(ニヤリ)」

とポジティブに捉え、チームとしての進歩を実感

加えて槙野選手は、

「ああやって”ワンクッション”入れてくれる存在はありがたい」

とコーチへの感謝を口にしました

終盤戦へ、結束はさらに強まったことでしょう20161025_111707-1

◇◆◇伊藤選手◇◆◇

――まず、足の状態(左足首を捻挫)ですが、今いかがですか?

「そうですね。大分順調に来ていて走り出している感じなので、復帰までもう少しかかるかもしれませんが、まぁ、順調に来てはいます」

――ちょっと、あまりにももったいない形(居残り練習でチームメイトとリフティングを行っていた際に)でのケガだったので…

「確かに、間違いないです(苦笑)なってしまったことは仕方ないので、それでも、ルヴァンカップのFC東京戦の第2戦を埼スタでやった時、結構大差がついたので僕的にはそこが本当にチャンスだなと思っていましたが、1試合損してしまったらその後の人生全て損してしまうので、その人生でその1試合で人生が変わったかもしれないので、大げさな話ですが、その試合で仮に僕が点を取ったりとかしたら、その次の試合からもしかしたらコンスタントにベンチに入れていたかもしれないですし…そう考えたら本当に人生1試合で本当に人生が変わると思うので、これから本当に良い準備をして本当にケガだけは無いようにしていきたいなと思います」

――やってしまった後は何ともやるせない感じが、しばらくその悔しさが…

「もう、切り替えるしかないですよ(ニコリ)」

――ルヴァンカップ決勝の雰囲気、今チームが良い状態であるところとか見て、いかがですか?

「本当に今の浦和レッズは強いと思います。僕は来て1年も経っていませんが、ルヴァンカップで優勝して、どれだけみんなが辛かったのかが本当にわかりましたし、逆に僕は来たばかりなので、僕からしたら『なんでこんなに素晴らしい選手達がいるのに、こんなに優勝まで時間がかかってしまったのだろう』と思いましたし、本当に日本一を獲るというのはそれくらい難しいことだと思うし、だから本当に選手達の、本当に普段毎日練習している人達が本当に試合になったら目の色変えて死ぬ気でゴールを守ったり点を獲りにいく姿は本当に僕も感動しましたし、本当にあの決勝というのは試合内容というよりも選手達の闘っている姿に僕は感動しました」

――そこの一員であるわけですから

「そうですね。そういう選手達と毎日練習が出来るということを幸せに感じていますし、逆にそういう選手達より良いプレーをしないと試合には出られないと思うので、まずはケガを治して、今年はもう少しですが、早くそれまでに復帰して今年1試合でも多く試合に出て点を取れるように…というところを目指しています」

――他の選手もそうですが、こういったリハビリ期間に他のところを鍛え直したりとか、またそういう時間の使い方をもできたと思いますが

「改めて…というのもアレですが、改めてケガをして本当に自分の悪さに気がつけたのも凄い良いことだなと思うし、やっぱりこういうケガをして本当に、次はこういう風に足をやったらケガをしないと学べましたし、あとは体の色々なところで、こういう時に食事に気を遣ったりとか、自己管理の面でも少しはケガする前よりかは良くなったのかなと。痛い目にあって学ぶタイプなので、そういう意味では良かったのかなと思います」

――確かに、若さに任せていた感じが…

「そうですね。だからそういう面ではケガしたら本当にダメだとおもいますが、そういうポジティブに捉えるしかないので、それは良かったと思います。やっぱり練習前の準備というのは大事だと思いますし、ケガしてから僕も後悔したので、準備しておけば良かったなという風に後悔したので、練習前の準備は大事だと思います」20161025_112928-1――ちょっと、「かたや…」な言い方になってしまい失礼ですが、同世代の仲間達が一つ扉を…

「そうですね。僕は実際選ばれなかった側ですが、正直出て欲しかったのはありますが、やっぱり…、何て言えばいいのか…、多分、俺の性格が変わっているとおもいますが、何て言いますか…、苦戦しながら勝って欲しかったというか…勝って欲しかったのは勝って欲しかったのですが、『あいつがいないと苦戦してしまうのか』と思われたいですよね。批判されながら勝って欲しいというか、『やっぱりアイツを選べば良かった』と思われるような選手になりたいですし、実際に本当に勝ってくれたら僕も嬉しかったですが…やっぱりどこか悔しさも、悔しさの方が大きかったですが、本当に世界に行けるチャンスが来年あるということで、僕もそこに選ばれるチャンスがあると思いますし、本当に代表遠征の1回1回はアピールの場だと思っていますので、やっぱり一番のアピールはチームで試合に出る事だと思っているので、まずはチームで、代表になれなくて、チームですら試合に出られない状態なので、ベンチにも入れていない状態なので、そこからスタートだと思います」

――10年ぶり。槙野さんの世代まで遡らないといけない、そういう世代の中で自分もいる凄さというのもまたあると思いますが

「5大会ぶりなんですよね?だから10年ぶり、5大会ぶりということで、何て言うのか、結果だけ見れば本当にいとも簡単に行ったと思いますが、本当に、アンダー19の選手は今まで大変だと思うし、凄く苦労した上での世界への切符なので、アジアはそんなに甘くないと思うし、やっぱりどんどんアジアのレベルも高くなってきているので、今のA代表見てもらえればわかると思いますが、簡単な試合は一つもないので、やっぱり僕たちの年代もそうですが、最近のアジアというのは本当にレベルが高くなっていますし、その中でアンダー19の選手達が世界への切符を獲ってくれたのは、僕も素直に嬉しいですし、喜べないところもありますが、本当に嬉しくて、世界に行くチャンスが僕にもあるので、もし僕が選ばれた時には『おめでとう』と声を掛けようかなと思います」

――どんな伊藤涼太郎さんを世界では…

「本当に自分の持ち味である、ボールを持った時のドリブルとかパスだったりとか、本当にいずれ僕は本当に世界に行きたいと思っているので、世界に通用するようなプレーになるには、来年のアンダー20のワールドカップで本当に自分を見せて、色々なチームに注目されたいので、やっぱり、本当にアンダー19の選手達には本当に感謝しています」

――ちなみに、優勝に向けて、ここで2日前、更に一丸になったと思いますが、どうでした、雰囲気は?

「2日前?」

――監督の誕生日パーティー…

「あぁ、行きました」

――どうでした、雰囲気は?

「普通にと言うか、凄い良かったですし、本当に色々な人な家族や奥さんが来て、パーティーしたの凄く楽しかったし、改めて浦和レッズのファミリーが集まったことで、やっぱり凄いチームだなと毎回思わされますし、航君だったり槙野さんだったり陽介さんだったり、本当に日本を背負って戦う人達が本当に改めてチームメイトなんだなと思うと幸せに感じますし、毎日の練習でそういう人達とやってきたことが非常に幸せに感じているので、ああいったパーティは僕的にはもっと早いペースでして良いのではないかって思いますが(苦笑)」

――赤と青、両方似合うフットボーラーに

「そうですね。がんばります(ニコリ)」

時間は共通、だからこそ、今

それが未来へつながる

可能性は自分次第

才能に関して、疑いの余地はなし20161025_173751-1

伊藤選手のインタビュー全容は、このあと23時からの「You’re The REDS」再放送でもお聴きいただけます

では

REDS WAVE 87.3 FM