どうもです
鹿島戦3日前のきょう、練習は午前10時から始まりました
夏特有のジメジメ感こそありませんが、日射しの強さはまるで真夏
そんな中でも選手達は熱心に汗を流していましたし、ファンサービスがなくてもスタンドはぎっしりと埋まり、立ち見のサポーターでごった返していました
これぞレッズ!な雰囲気で行われたゲーム形式は、4分の3コートの通称”ペナペナ”での11対11
「パススピード!」(監督)
テンポ、球際での強さ、そして正確さ
集中した様子で取り組む選手達
ビブス組の3バック中央には槙野選手が入り、持ち味のひとつである”声”で的確な押し上げを促し、それぞれが程良い距離感でプレーできていた印象です
午前11時30分頃、ラストゴールが宣告されるも、なかなか決まらず
約10分後にはズラタン選手がコースを突くやわらかいヘッド
・・・スローモーションのようにボールはゴールマウスへと吸い込まれていきます
ボールを見送らざるを得なかった西川選手が、
「入るな!」
と念を込めた声を上げると、ボールは右ポストを叩き、自身の胸元に跳ね返ってきて、ガッチリキャッチ!
午前11時45分、西川選手のビブス組は、森脇選手を起点とした崩しから、最後は左サイドを抉った橋本選手の折り返しを中央、梅崎選手が左足でねじ込みラストゴール
不思議なもので、気持ちの持つ”力”を改めて感じました
【気持ちには引力がある】
森脇選手が大切にしている言葉です
ということで?練習後は背番号46を呼び止めました
――今、POLUSさんの方々からも激励を受けていましたが?
「いやぁ、もう、ね、いつも応援してくれてる方々なんで、まぁ、こうやってね、間近で練習見てくれる、または僕らとこう触れ合ってもらって…。まぁ、いいシルバーウィークの最終日を過ごせてもらえたらなっていうーね、感じでしたね、はい」
――その辺、シルバーウィークとか流行もきっちりとおさえて…
「そうですね!つい最近知りましたね、この言葉。ひとつまた覚えました!」
――きのうも1時間くらいずっとサインしていました。そのあと待ってたんですけど、見失ってしまったのできょうマイクを向けさせてもらっています
「あっ、本当ですか!?いや、もうね、あーの…来てくれる…まぁ、なかなかね、休みじゃないと来れないっていう人もたくさんいるし、きのうはもう本当にたくさんの人が来てくれたので、まぁ、ひとりでも多くって、全員にね、サインしたいなって言う思いで、やってたけど。でも、最後の方には頭がクラクラクラクラしていましたね(汗)」
――“ダイジョーブ”ですか?
「ダイジョーブ、ダイジョーブ!しっかり動けてたんで、まぁ、ダイジョーブだなって思う」
――きょうも、別にファンサービスとか関係なくね、ぎっしりスタンド埋まっていました
「いや、もう、ホントね、やっぱレッズの魅力ってそういうところでないかなと。これだけね、練習から熱心に来てくれる方々っていうのは、えぇ…僕が経験した中で初めてなので、そういう中でも、練習でもしっかりこう気合いが入るなと、やっぱり良いとこ見せたいなっていうところは出てきますよ!」
――先日、久々に森脇選手のゴールが見られてホント嬉しかったです
「いやぁ、もうね、最後は訂正で、訂正になって、森脇のゴールになったけど、得点決めた直後はオウンゴールっていう表示だったんで、『マジかよ!嘘だろ!?』と、《ここまで嫌われてるか!》という感情はは抱いたけど、普通は、普通は大体、森脇良太のゴールになって、あとからオウンゴールって訂正が大体普通だと思うけど、あの時はすぐオウンゴールって出たんで、『マジか!』と5分間くらいずっと考えていましたね(苦笑)」
――”気持ちの引力”ですよ。あの喜びようを見たら記録員も、「あっ!森脇選手のゴールにしよう」って思ったのかと…
「いやっ!多分ね、あの喜びようを見たからこそ、記録員の方もね、『絶対森脇のゴールにはしねえぞ!』と『なんか、あの喜び方うぜぇな』と『意地でもオウンゴールだ!』と(笑)多分ね、記録員の方もそういう風になったんじゃないかなって。もしかしたら、どこかで記録員の方に僕が傷つけるようなことを言ったかもわからないですよね。やっぱり、あの…ね、『森脇ちょっとむかつくな。ふざけるな!』って…」
――そんな人いないですよ!誰も。
「いないですか?本当ですか?」
――みんな好きですよ!・・・・ね?(※周りの記者にも同意を求める)
「でもね、まぁね…って何かみなさん苦笑いですけどぉ!?でもね、ひとつのネタとしてね、あのままオウンゴールでもおいしかったかなってっていうのはありますよ!!」
――なるほどね。そういうところまでプロ選手だし…
「そうですね!」
――で、そのあとのアシストがね、素晴らしいと槙野選手からも絶賛されてますよ
「珍しかったですね!槙野がね、絶賛してくれるのなかなかないので。試合後、武藤からね、『槙野さんがつぶやいているよ』と。ツイッターでそれを見たときにはね、《本当に槙野が書いたのか!?》って疑うくらいね、僕は信じられなかったですね、はい!」
――本人に確認取りました?
「えーっと、本人に確認取ったんすけど、『え!?そんなの書いた?』っていう濁された(汗)」
――まさかのゴーストライター!?
「もしかしたらいたかもしんないっすね!(笑)」
――そういう中で次、鹿島戦迎えられというのは本当に楽しみ…
「やっぱり、選手冥利につきるなと。やっぱ、こういう痺れる試合で白熱したゲームをしたいなと。それはね、やっぱ、お互いがね、削り合うのではなくて、お互いクリーンな中でも本当のサッカーの楽しさという部分を…やっぱ次の試合出していきたいなと、やっぱお互いが勝ち点3を目指している中で激しいバトルになるかと思うけど、その中でも勝ち点3というものをもぎ取っていかなければ、年間王者やチャンピオンシップで結果を残すのは非常に難しいなという思いがある。アウェイだけど、本当にたくさんのレッズファミリーサポーターが足を運んでくれると思うので、是非!!勝ち点3を奪って帰ってきたいと思う」
――槙野選手がきょう真ん中は入っていましたけど、その辺、森脇選手が名乗ったりは…
「いや!どういう流れでなったかわからないけど、監督に『やれっ!』て言われたらしっかりやりたいなっていうところは思っているので、そういうところはしっかり出来るんだ!!ってところを、もし機会があれば見せていきたいなというふうには思っている」
――もうかなり熟成されていて、誰が出てもっていうところで…その辺は心配なく…
「それは間違いなっすね!ホントね、1人2人の良い選手が欠けようが、チームの軸が欠けようが、レッズのスタイルは常に出していけるので、まぁ、そこは誰が欠場したからっていうのは大きな言い訳には出来ない。もう、ホント、レッズらしいサッカーで闘っていきたいなっていうふうには思っている」
――とはいえ、残り6試合ですが、リーチがかかっているのでイエローなしでお願いしますよ!
「いやぁ、去年もね、そのリーチからかなりもったっていうところを覚えているので、まあそういうところを出していかなきゃいけないなと。もちろんね、イエローカードにビクビクしちゃいけないですけど、激しいところは激しくいきますけど、そういうところでカードをもらわないようにしたいなと。みんなからね、『もし異議とかでもらったら、お前本当に罰金だぞ!』ってハッパをかけられているので、異議ではイエローカードもらいたくなっすね。もったいないんで」
――ちなみにこのあと那須選手が背中を叩いてもらうイベントを行いますが、森脇選手は願掛けとかは?サポーターにも、森脇選手がやるなら!と、浸透するかもしれませんよ!
「願掛けがないんですよね~、昔まではけっこうルーティンとかそういうのがありましたけど、特にはないっすね!」
――以前は、パンツとかも…
「パンツとかも、一時期はね、できるだけ赤をはくようには心がけていましたけど、赤いパンツを履いても勝つ時もあれば負ける時もあるので、そういうのはもうなくしている」
――それだけ日頃の行いが良いから、最近もまた良い結果に…
「日頃の行いは良いんですかね!?体の調子も非常に良いんで、しっかりやっていきたいなと。まぁ強いてもし、挙げるとすれば、キャンドルを試合前日に焚いてその臭いをかぎながらリラックスすることくらいですかね!!(笑)」
――優雅な感じで・・・似合いそうです!
「ホントにぃぃ!?似合いますぅ~?よくね、いろんな人から『似合わない!』って言われるんですけどね。まぁ、でもそれは好きっすね」
――次も期待しています!ありがとうございます!
「ありがとうございます!!すいませ~ん(汗)」
3日後は、心に宿る浦和の赤い炎を燃やして、鹿狩りです!
森脇選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」を是非!
そして、練習後に行われた、那須選手とサポーターとの”熱い触れ合い”の模様もお届けします
「企画を告げられた時はビックリしたし、希望者なんているのか!?と思って(苦笑)斬新すぎる、初めて。しかもみんな『叩かれたい!』って(汗)最後には女性の方に代表して背中を叩いてもらって、心(しん)が籠もる叩きだったので、熱いものを感じた。良いものをもらった気がする(笑)」(那須選手)
やはり、気持ち大事!
では