2月17日 Work On Together

どうもです

済んだ空は目線を上向かせ、ヒンヤリとした空気は背筋をピシッとさせてくれます20210217_103050-レッズにとっての2021明治安田生命J1リーグ開幕戦を10日後に控えたきょう、練習は午前10時20分頃にはじまりました

ストレッチなどでのウォームアップのあとは、複数人が絡み合ってのパス&ゴー&コントロールを反復

「タイミングと体の向き!」(監督)

最終ラインからのパス交換で持ち上がるようなイメージで、受け手は相手の立ち位置を想定したポールの間(ポケット)にポジションを取り、寄せてきたら、はがす20210217_103929-「パススピードを上げて、テンポも要求」(石栗フィジカルコーチ)

時にポケットはおとりとなり、3人目を活かせば、ワンツーパスを織り交ぜリズムを変えるなど、様々な小気味良い連動性が見受けられました20210217_105254-午前11時からピッチを広く使い、ビルドアップからフィニッシュまでの意思疎通を図るシャドートレーニングを実施

コーチ陣やチームスタッフが敵役となり、ただ立っているだけでなく、奪いに行く素振りをすることで守備網にギャップが生じます

そこを逃さず引き出し、寄ってきたらいなす

コーチ陣も狙いをしっかりと共有できているようで、進行がスムーズです

相手にとって危険な空間を生み出す駆け引きのアイデアが、多岐に渡って提供されます

かといって、誰もが関わろうとしすぎて密集したり離れたりと距離感が散漫にならないよう、レーン毎のポジショニングなども色々と指示が飛んでいました

「つなぐ目的は、裏を取ること。ポケットに引っ張られて間違えて食いついてくるのであれば背後を取る」(監督)

バリエーション豊富な攻撃が創られている気がします

それも、単なる味方同士の連携だけでなく、相手の出方に応じたものです

「遠くもしっかり見るように」(監督)

というように、パスも長短、バランスが取れた具合に

午前11時30分頃からは、ペナペナ(約5分の3コート)での11対11へ

「勝負にこだわる!球際激しいところ!ひとつひとつ!」(監督)

方法論のみならず、忘れてはいけない本質的な部分にも言及されているように、きめが細かい!

何をすべきかハッキリした中で、理解はできていても時には体現できないジレンマとも向き合いながら、ひたむきに汗を流す選手達

ピッチ脇でそれらの光景を見守っていた興梠選手も加わりたくてうずうずしている!?かのように感じられるほどでした20210217_113439-ゲームはお昼の12時頃に終了し、仕上げにフィジカルアップのインターバル走が行われます

その合間にも色々な場所で選手間がコミュニケーションを取っていました

どう表現するかもそうですし、奪われた際のリスクマネージメントにも留意したような内容が聞こえてくるのは、頼もしいです20210217_120300-全てがトントン拍子に進むわけではないからこそ、確認し合って着実に、一丸となって取り組む姿勢が上向きに充満する大原

ひとつのパスが、ひとつの走りが、ひとつのシュートが楽しみを増やす

心のポケットには、かなりのワクワク感が収納されました

では

1月21日 明るく、楽しく・・・威勢良く!

どうもです20210121_094757-始動4日目のきょう、練習は午前9時30分頃にスタート20210121_094956-フィールドプレーヤーはステップワークなどのフィジカル系、GK陣はキャッチングなどの専用メニューでカラダを温めます

午前9時55分頃からはスプリントと持久力の要素が組み込まれた、鳥かごが行われました20210121_095902-輪っか(グリッド)は3ヶ所あり、実際に鬼が中に入るのは2ヶ所

ボールロストに関わった2選手は隣へ移動し、そこでのパス回しを奪いに行くというものでした20210121_102715-

きのうまでの名残でヒンヤリとした空気は穏やかな陽差しによって暖まっていく、晴天の大原

息が荒くても笑顔は絶えず

選手達のやわらかい表情も比例していました20210121_100315-10時10分頃になると、縦横約15メートルでの5対5+1フリーマン+GKでのミニゲームへと移ります

両チームとも中央ではなく両隅2つのミニゴールを守る形で、10回つないだら1、ゴールインは2という加点方式でした

「広がったスペースをうまく使う。スピード感を持ってつなぐ」(ロドリゲス監督)20210121_101320-スモールフィールドであっても、幅を活かした揺さぶりが養えている様子で、選手達もキビキビとした動きを披露します20210121_101347-約10分後は、正規ゴールを用いた4分の3コートでの9対9へ

攻め側がアタックゾーンに侵入した際は、5秒以内にシュートを打つことが課され、守備については1人しか介入できないルール設定でした

「どうやって突破するか、どう変化できるか考えながらプレー」

「守備は構えるのでなく、どうやって奪うか工夫して。最初は剥がされるかもしれないけど」

と監督

そのための具体的な方法は、きょうより前に伝えられているようで把握はできませんが、チャレンジを促されているのは間違いなく、その中でボールを失わないことも意識付けされている印象です20210121_102715-かといって監督があまり声を発しないのかといえば真逆

練習全体を通して、ハスキーヴォイスはほぼ途切れませんでした

正直、日本語のような言葉が聞こえてきてもそれがスペイン語なのかどうかも今のところはあまり判別できないので、触れないでおきます20210121_102809-「ゾーン毎にパスのスピードとリズムを考えながら」(監督)

選手達も、ボランチ、センターバック、キーパーの距離感にかなり神経を注いでいるように感じられました

それもあいまってか杉本選手のプレーゾーンが整理されていて、よりゴール前での活躍が増えていた気がします

午前11時、締めに行われたのは、3分の1コートでの9対9

先ほどまでの変化としては、相手陣内にボールを運ぶことが出来れば、両サイドと両ゴールポスト脇に待ちかまえるフリーマン計4人の助けを借りられること

「勝つこと!そこにこだわりながらやっていく!」(監督)20210121_110752--西選手は中央でプレーし、早くも攻守に渡って司令塔のような存在感を発揮

明本選手はローテーションの都合上、出番が多く、スタミナ抜群のようです

関根選手は監督から一番「ナイス」と声をかけられていたかも

伊藤涼太郎選手、動きがシャープなので、今年こそは本当に本当に!

田中選手の馬力はかなりのもの

攻撃有利なルールであり、汰木選手の左足鮮やかミドルや武藤選手のアクロバティック右足ボレーなどいくつかのファインゴールも見られました

負けじと守備は、橋岡選手が至近距離シュートを魂の”ほぼ”顔面ブロック!

「橋岡!痛くない!」(槙野選手)

新戦力も多い中、この2人の好関係は相変わらずです

それぞれが気合いを漲らせていて、シャッキリしていて、意欲的

真剣かつ新鮮な心境でトレーニングに打ち込んでいるムードでした

午前11時20分頃、「オワリー!」(監督)20210121_112331-明るく、楽しく、威勢良く

どうにでもなるさっ!行くぞっ202120210121_113334-

ひとつでも多くの喜びを

今シーズンもREDS WAVEをよろしくお願いします

では

12月13日 一蹴懸命

どうもです20201213_112015-晴れ渡る青空がまぶしい!

様々な難しい状況に向き合いながら、リーグ戦も残り2試合というところまで来たことへの感謝が強まります20201213_112025-

2020明治安田生命J1リーグ 第32節 vs 湘南ベルマーレから一夜明けたきょう、全体練習は午前11時頃に始まりました

きのうの試合にスタメン出場した選手達はリカバリー

それ以外のメンバーはアップ後、パス&ゴー&コントロールを実施

「相手を外すイメージで!」

と上野ヘッドコーチ

さらには、

「パス方向を見ることも付け加えて」

「クイックサポート」

「テンポテンポテンポ!テンポ上げて」

と促していました

20201213_112316-午前11時30分頃からは4対4+縦方向にサポート役フリーマンGKでのパスゲームへ

20201213_113117-

20201213_112930-

「トランジション丁寧に!」(大槻監督)20201213_113500-

阿部選手、遠くから見ても良いふくらはぎ!20201213_114651-2人一組でのロングパス交換を数回行うと、GKとフィールドプレーヤーは専用メニューへと移ります

青木選手と関根選手に設けられていたのは、1対1でした20201213_115148-20201213_115151-

20201213_115153-

フェイントをかけそうでかけないようなフェイントを繰り返すことがフェイントっぽい前進をする青木選手が関根選手をかわす一幕も20201213_115221- 20201213_115222- 20201213_115224- 20201213_115226- 20201213_115230-「キセキのドリブルだ!」(青木選手)

「それ抜けますよ」(関根選手)

負けじと”ゴリゴリ系”(※本人が以前そう表現)のドリブルで関根選手も青木選手を置き去りにする局面もありました

「うわぁーーー」(青木選手)

「今のは良い抜け出し」(石栗フィジカルコーチ)

その後はミニゴールを用いての1対1でのミニサッカーでも汗を流す両選手

青木選手の強度は確かなものですし、関根選手が笑顔を浮かべながらプレーしている姿を間近に見られたのは、清々しい気持ちになりました

《なにかやってくれそう》と思わせてくれるタイプの選手なので、期待が高まります

20201213_115750-他のフィールドプレーヤーは、主にステップワーク&ジャンプヘッドを反復

「(川崎の主力選手)からのクロスあるよ!」

と大槻監督からハッパをかけられた宇賀神選手は、

「うりゃぁー」と力強いヘッド

「若い力!パワーついたな!アドレナリン出まくってるからな」と煽られていた武田選手もエネルギッシュに躍動していました

練習はお昼の12時30分頃に終了しています

2020年のリーグ最終週1発目は王者川崎の本拠地へと乗り込んでの一戦

練習終盤、監督は「水曜水曜水曜水曜水曜水曜水曜水曜水曜水曜!」と10回連呼することも

今シーズン、まだ燃え尽きていないはず

せめて、なぜみんながずっとこのチームを好きか、それをもう一度気付くためにも、《これぞ浦和レッズ!》な瞬間を味わいたい

一蹴懸命の先に

では

 

12月8日 最終章とは括らない

どうもです

雲ひとつない青空の大原20201208_103333-それだけ空気が澄みきっているのか、午前中でも月が見えるほどでした20201208_103229-明治安田生命J1リーグ 第32節 vs 湘南ベルマーレ4日前のきょう、練習は午前10時頃にスタート

ランニングや鳥かごでのウォームアップ後の午前10時30分頃からは、、4対4+ビルドアップのサポート役GKでのパスゲームへと移ります20201208_110352-ここでは、小気味よいパス交換に加えて、行けるとき、行かないとき、行けないときがキチッと一体化したメリハリあるプレスが随所に見受けられました

午前10時55分、「2トップ、距離感良く!」(大槻監督)

ハーフコートでの11対11へ20201208_110450-2タッチ以下でリスタートはキーパーからというルール設定が入っていました 20201208_110438-「休んじゃダメよ!」(大槻監督)20201208_110352-1本目の終盤には右から練習生が折り返したふわりとしたマイナスのボールを逆サイドからダイナミックに駆け込んだ宇賀神選手が右足インサイドでゴール  20201208_105416-2本目に入る際、監督はそのシーンを例にして、斜めの奥行きや真ん中を使い切った上でのサイド攻略、その際のスイッチなどのアクションをハッキリとするよう促していました

開始後は武藤選手が鈴木彩艶選手の頭上を越す左足でのチップキックループを決めれば、杉本選手はゴール前でのキープから右足でズドン

失点こそあったものの守備陣も粘り強く、引き締まったムードでした

以前に比べて武田選手は狭い局面でも自信を持ってボールを受けられているような気もします20201208_105418-3本目の前には作戦板で約束事が確認され、選手達の声量が上がり気合いも充満20201208_111626- 「良い攻防だ!」(大槻監督)

武藤選手はこの日2度目のループ弾を今度は右足でゲットします20201208_110940-午前11時20分頃にゲームは終了

そのあとは2手に分かれて、一方のグループアは主にサイド攻撃の連携確認、もう一方のグループはボランチの選手などが逆サイドへのフィードを反復していました

大槻監督はサイドの攻撃について、中の選手は「待つのではなく、入り込む」、クロッサーは「しっかりと届ける」という言葉を発し、まとめとしては「イメージ合わせて!」

きょうの追加メニューで快活な口調でのアドバイスを送る監督、それを意欲的に聞き入れて、汗をキラキラとさせる選手達の姿勢は、良き光景でした20201208_112450-午前11時50分頃、「オッケー!オツカレー!」(大槻監督)

となってもロスタイムのごとく、余韻に浸るようにセンタリングシュートを繰り返す選手がチラホラ

過ごしやすい陽気だったのもそうですが、みんな、サッカーが好きなのです

昨年、現在はカターレ富山でプレーする松澤選手が「もう一回大槻さんの指導を受けたい。高校の時に言われていたことが大学になって理解できたことも少なくなかったので」と話していました

今年、筑波大学の渡邊選手にそのことを伝えると、ニコリ

カテゴリーは違えど、これから先にも活きる”大槻監督の教え”はいくつもあるはずです

残すところあと3試合

最近のドラマ風に表現すれば、【2020年最終章】でしょうか

同時に、【2021年序章】でもあります

そして、どんな時、どんな状況であれホームで勝利のために全力を尽くすことは浦和レッズとしての使命そのもので、これからもずっと変わることはありません

2018年に大槻監督が埼スタでの戦いについて名言を残したことを、今改めて思い出したのでした

では

12月2日 輝く時をつかめ

どうもです

ヒンヤリ空気でしたが、風がない分そこまで寒さは感じられませんでした20201202_103906-

オフ明けのきょう、練習は午前10時頃にスタート

ランニング、2人一組での基礎練習といったウォームアップの後は、パスゲームと体幹トレーニングを交互にこなすメニューが行われました 20201202_104416-

「オーガナイズ、切り替え」(大槻監督)

当たり前に出来るようになることの量と質の向上は続きます

午前10時55分にはゲーム形式へ

ハーフコートよりやや広めのエリアでの11対11でした20201202_110714-「強度の連続」

と大槻監督

そして、

「周!”入り”な!」

「春!後ろからオーガナイズ!速いリスタートを意識してな!」

「トミー、ボールちょうだい!」20201202_105710-宇賀神選手は静かになりかけると程良くムードを盛り立てるし、プレーを含めて本当に空気が読める!

阿部選手の落ち着きと正確なキックは攻撃に緩急を与えていて、何かのヒントを与えているようでした  20201202_110915-また、きょうは沢山のゴールが生まれます

右からレオナルド選手が折り返したボールをファーに詰めた関根選手がヘッド

ゴール前で左よりの位置でキープした興梠選手が相手DFとGKを引きつけて右へパスすると、フリーの武藤選手が右足インサイドで無人のゴールへ20201202_112114-左サイドの山中選手がタイミング良きオーバーラップで武藤選手のパスを呼び込み、やわらかいセンタリングを出し、中央のエヴェルトン選手が頭で押し込む

レオナルド選手による左からのマイナスの折り返しを武富選手が右足で

アシストのあとは、レオナルド選手が自ら右足を振り抜き、ディフェンスに当たってコースの変わった弾道がゴール左に吸い込まれる20201202_112647-午前11時30分、中央でボールを受けた武田選手が鮮やかな左足コントロールシュートをゴール左へ決めて、練習は終了

得失点差2桁・・・

ひとつでも上の順位で少しでも多くの賞金を

それが、ここから先へのアドバンテージになるはず

難しい今における善進を、栄光への大いなる一歩に

20201202_113132-まだあるぞ、とにもかくにも、Do Our Best!

では

 

11月25日 思い出になる前に

どうもです

どんよりとした空からは落ち葉しめらす冷たい雨

また冬が近づいてきました20201125_103732-明治安田生命J1リーグ 第30節 vs鹿島アントラーズ4日前のきょう、練習は午前10時頃にスタート

ウォームアップではサッカーバレーが行われるなど、にぎやかでした

午前10時35分頃に2人一組でのロングキック、5分後にステップワーク、さらに5分後、パスゲームへと移ります20201125_104302-約20メートル四方での5対5+フリーマン+方向付けされた縦のエンドに1人ずつのキーパー(手は使わない)という配置でした

「メリハリ!判断速く!テンポ良く!」(大槻監督)

途中、「もっと速く」と掻き立てられた選手達は機敏な動きを披露します

この時期になり、スムーズなパス回しに見慣れてきました

午前10時55分頃からはハーフコートより少し広めのエリアでの11対11を実施

「強度出せ!切り替え!緩いのはダメ!」(大槻監督)

関根選手、杉本選手が連動した揺さぶりからのゴールでネットを揺らします

「グップレイ!素晴らしい」(大槻監督)20201125_105629-伊藤選手はゴール前でのオシャレな左足トーキックでゲット

吐く息が白くても、帯びる意欲はヒートアップし、冷気を吹き飛ばすかのようなムードでした

午前11時5分頃になるとエリアが3分の2ほどに伸ばされます

「大胆に!ハッキリやれ!」(大槻監督)

約10分後にゲームは終了

追加でサイドの攻守連携確認が行われていました

今年はもう、よくある”あの”パターンでの失点は避けたいところなので、効果を期待します20201125_111033-今のメンバーとコーチングスタッフで戦えるのは、あと4試合の可能性が高くなりました

目標達成のために必死な姿勢を示し合うのは当たり前で、少なくとも試合後の残念な感覚は味わいたくないし、どれだけ満足感を得られるかにこだわるべき

そのあとには、絶対にきちっとした検証をして、これからに活かす

何にせよ、新しいシーズンを迎えた際に、また”振り出しに戻る”では・・・寂しいし、悔しいです

今シーズンも残り約1ヶ月

思い出したら笑顔になるような出来事をひとつでも多く創る期間に、みんなで

では

11月10日 さらなる実りを

どうもです

うん、ポカポカ陽気!いつもありがとうございます20201110_103305-

明治安田生命J1リーグ 第27節 vs 横浜F・マリノスを4日後に控えたきょう、練習は午前10時頃に始まりました

キーパーはキャッチングなどの専用メニュー、フィールドプレーヤーはサッカーバレーを行うなどしてのウォームアップ後は、ステップワークを実施20201110_103549-「細かい動きしか入れてないので加速のところで強度を。シャープに、シャープに」(石栗フィジカルコーチ)

ポールのジグザグ走りと横向きや後ろ向きでミニハードルを踏み越えるものでした

20201110_103552-終盤にさしかかり疲れも蓄積しているでしょうからなおさら、こういったメニューがケガの予防になるはずです20201110_103802-午前10時40分からは、約18メートル四方での、6対6+ボールホルダー側のフリーマン1人+縦方向にキーパー1人ずつでのポゼッションゲームへと移ります20201110_104323-

「幅を取ること。ノッキングするな。ボールを止めるな」(大槻監督)

効果的な関わり合いに磨きをかけるべく、

「サポートは寄るだけじゃない。外したあとに幅を取る。キーパーとビハインドマンが重要よ」(大槻監督)20201110_104325-

午前10時55分頃からは11対11でのハーフコートゲームへ

「オーガナイズ!」(大槻監督)

スピード感たっぷりなのは、チームとしての約束事が頭のみならずカラダも理解しているからなのでしょう

「前向け橋岡!大丈夫大丈夫!ナイス、ハッシー!(スマイル)」(西川選手)20201110_105414-きょうは約5分のゲームが3本行われました

背後を取る、幅を取る

そういった意識と精度が高められていた印象を受けます

また、メンバー編成もかなりシャッフルされていて、次の試合は誰がピッチに立ってどういったサッカーが見られるか、心理的に土曜日までが・・・長い!

阿部選手、ナイス完全合流でした20201110_105735-午前11時17分頃、「オッケーイ!」(大槻監督)

ゲーム後は数分間のミーティングが行われ、指名された選手達は攻守におけるサイドからの対応を確認し、練習は午前11時30分頃に終了

大原での取り組みの発表会が本番の舞台で、非日常の中でつかむ結果と成果が多ければ多いほど、日常も気持ちよく過ごせます

季節は秋から冬へ

実りある終盤戦を

では

 

 

 

11月7日 赤いダイヤの原石たちと

どうもです

陽がさせば暑く、曇ってくると肌寒い

その繰り返しの空模様が、何とも”11月の秋”らしい季節感を醸し出す、昼前の大原20201107_110934-きょうの練習では主に、レッズユースとのゲーム形式メニューが30分×2本で行われました

バイタルエリアから武田選手が送り出した縦パスをペナルティエリア内ゴール前右45度の位置で受けたレオナルド選手が、余裕の軽やかキープでキーパーを良く見て左足でのシュートをゴール左隅へ

さらには伊藤選手のキープ&スルーパスが起点となり、左サイドを駆け上がった山中選手の左足での低くて速いセンタリングをファーに走り込んだレオナルド選手が右足ワンタッチシュート20201107_111124-すでにリーグ戦2ケタゴールを達成しているストライカーの決定力が際立った1本目でした20201107_113229-2本目は、左から杉本選手がふわりと折り返したボールに、思い切りよく岩武選手がゴール前右寄りの位置に飛び込み、ゴール右上にヘッドでゲット

といった感じに3つの得点シーンが見られました20201107_115949-にしても、伊藤涼太郎選手はボールを持つ度にワクワクさせてくれます

きょうは左と右のオフェンシブハーフに入り、発想豊かなプレーとテンポの良いタッチに加え、長い距離を自らドリブルで持ち上がってのシュートが冴えていました

守備ではイメージを体現できないのか、ちょっとしんどそうな表情を浮かべる場面があったものの、それは向上心あるがゆえの一幕と捉えます

力を出し切ろうという姿勢が清々しく、終盤には、得点にこそならなかったもののゴールまであと一歩と迫る迫力満点の突破を披露しました20201107_115954-きょうピッチに立ったダイヤの原石たちの多くはいずれ、別の色のユニホームを着ることになるのが現実でしょう

これまでも幾多のセレクションを通ってきた優秀な選手達でも、レッズトップチームへの昇格を果たすのは、簡単なことではありません

だからこそ、学生時代はクラブアカデミーと部活、プロになってからも武者修行を経験した伊藤涼太郎選手にはぜひとも、赤い輝きを放ちまくって欲しい

そのチャンスがあるのですから

他にも好調な選手が多いだけに激しい競争は必至ですが、本番で長い時間起用されるのが楽しみで仕方ないです

次戦まであと一週間

有意義に!

では

10月28日 本番へのお楽しみ

どうもです20201028_103443-

連勝の爽快感を助長する心地良い秋晴れの大原

明治安田生命J1リーグ 第25節 vs 大分トリニータ3日前のきょう、ミーティングを経て午前10時30分頃に全体練習が始まりました20201028_103634-

キーパー陣はキャッチングなどの専用メニュー、フィールドプレーヤーはジョギングやストレッチ、鳥かごでカラダを起こします20201028_103641-午前10時50分に再合流し、2人1組でのゴムチューブを用いたフィジカルトレーニングを実施20201028_105100-「しっかり地面を蹴る。軸をぶれないように、負荷の調節」(石栗フィジカルコーチ)20201028_105159-つづいて、「ジャンプの設置時間を短くして!パワーしっかり出して」(石栗フィジカルコーチ)のハードル越え&スプリントで全身をコーディネートしました20201028_105443-午前11時になると、

「このあとゲームあるからね!意識持って、サイドチェンジ」(上野ヘッドコーチ)

ロングパス交換&ジャンプヘッドで、より実戦に状態を近づけます20201028_105916- 20201028_110141-そして、午前11時5分頃からは11対11でのハーフコートゲームへ

「後ろからね!周ちゃん」(槙野選手)

「切り替え!」(西川選手)

「ハーフコートで時間が短い中でレーン代えたり、幅持ったり、展開速く。2タッチ制限で接触が少ないから頭の回転を速く」(大槻監督)

20201028_110757-

キックオフ後、

「少し遠いところの準備が弱い」(大槻監督)

という指摘通り、

「ナイスボール!マキ」(大槻監督)

ゲーム前に反復した良質なレーザーフィードを槙野選手が送り出せば、別の局面ではレオナルド選手は密集地帯の狭いゴール前でもしっかりと居場所を見つけて右足でのボレーシュートでネットを揺らします

キビキビした動きがごくごく当たり前のグッドコンディションを示す選手達

午前11時10分、「水入れてゲームやろう」(大槻監督)

いよいよフルコートに広がりました

「チャレンジ!」(西川選手)

「背後ないぞ背後!」(上野ヘッドコーチ)

「中見ろ橋岡!」(槙野選手)20201028_110850-連携が向上し、パスが通りやすくなった分、ワンプレー多いようにも見えますが、微調整で済むでしょう

同じイメージのもと飛び交う、様々な声

「我慢強く攻めよう!」(西川選手)

「アクション!精度」(大槻監督)

「橋岡!行くな!」(岩波選手)

それらを聴いているだけでも興味深い、エモーショナルムードがピッチ上に帯びます20201028_111334- 互いに球際厳しく、素早い二次攻撃を成し遂げるべくすぐさま有効なプレスを繰り出すので、目が離せません

勝ててない時期、”失い合い”の印象もありましたが、今は”奪い合い”です

見応え充分!

約10分、紅白戦の1本目を終えると作戦ボードで要点が共有されていました

「はい以降!10分、ラスト!」(大槻監督)

「さーー行ってみよーーー!」(西川選手)

ゲーム中、チャンスと判断したか前線に顔を出しそうな体勢を取っていたセンターバックを見た監督は、「夢中になるな」と一声

その選手が背後を確認すると、マークすべきフォワードが残っていました

「そう!」(大槻監督)

必要なことを理解してもらうためには、時に自ら考えさせる

な・る・ほ・ど

 

20201028_113511-午前11時38分頃、ゲームは終了

ネットが揺れることはありませんでした

全体練習後、「前めの選手」(大槻監督)は追加でシュート練習

ゴールについては、本番へのお楽しみ!ということで

さらに挙げるのであればやはり、結果

これだけ一体感を持ってエネルギッシュに芯を通してトレーニングを重ねているのであれば、勝利への欲が高まるのは自然なこと

次も、その次も20201028_105806-

では

 

 

 

10月21日 手応え良好

どうもです20201021_102547-20201021_102639-埼スタでの勝利もあり、気分良く過ごせるミッドウィーク

そうなると、大原を包む空気がいつも以上に清々しく感じられます20201021_102728- 明治安田生命J1リーグ 第24節 vs セレッソ大阪3日前のきょう、全体練習は午前10時20分過ぎに始まりました20201021_103344-20201021_103131-

ジョギングのあとはフィールドプレーヤーがとりかご、GK陣はハイボール処理&シュートストップといった専用メニューに取り組み、午前10時45分頃に再合流します20201021_104806-ゴムチューブでの足腰強化、「できるだけジャンプの設置時間を短く!」(石栗フィジカルコーチ)でのステップワーク&スプリント、さらにはロングパス交換を実施20201021_105016-給水を経て、午前11時からはハーフコートにおける11対11でのゲーム形式へ20201021_105516- 20201021_110423-

大槻監督が「コンディションゲーム」と言っていたとおり、いきなり大きな負荷がかからないよう、2タッチのあとは1タッチでフィールドプレーヤーはノーリターンの制限が設けられます

「オーガナイズ!幅を取る!真ん中をしっかり使う!」

と大槻監督20201021_110657-

「3人絡め!サポート速くしろ!」と”ダイヤモンド”の徹底が促されていました

午前11時5分、「強度上げましょう」(大槻監督)

ギアがもうひとつ上げられました

「ファーストディフェンスが決まってない状態はなくしましょう!」(大槻監督)

出られるようになった選手がいるのであれば、出られなくなった選手もいるのが自然の流れ

競争意識の高い、覇気に満ちたハイテンションゲームが展開されます

そういった中、レオナルド選手がPKを含む2ゴールを決めていました20201021_111245-午前11時15分、ピッチに水がまかれ、いよいよフルコートゲームがキックオフ20201021_111421-「全員で全員で!」(西川選手)

ボールも選手も素早く走る!

ここでもレオナルド選手が抜け目ない動きから右足でのループシュートを決めます20201021_111704- 20201021_112316- 20201021_112746-

途中、縦横無尽に駆け回ることで「夢中になるな」と大槻監督から状況に応じた的確な応対がも求められていた伊藤選手は、ゴール前の狭い局面でもアイデア豊富なプレーで躍動

いつ見ても楽しみな存在です

午前11時37分、「ピッピーピッ」という笛でゲームは終了

「OK!」(大槻監督)

その後は追加で守備陣がクロスの跳ね返し、アタッカーの一部選手がバイタルエリアからのシュートを反復

汰木選手は得意のドリブルカットインとは違う形でのフィニッシュを確認していました

埼スタ初ゴールが待ち遠しい!

キレキレギラギラシュートを連発の背番号9については、「武藤、大卒1年目みたいだな!どっかで見た記憶あるぞ!」(大槻監督)

大原は、”スポーツの秋”にピッタリなグットレーニングムードが漂っていました

うまくいくことが容易く続くほど甘くはない

けれども次はアウェイで2度負けたセレッソとの一戦

《ホームではそうさせないぞ!》

そんな、ソウルフルな一面を抱きつつ20201021_114939-では

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