11月22日 「きょうは疲れました(苦笑)」&「僕も本当にそれなりに悔しい思いを持っている」

どうもです

CS決勝第一戦を一週間後に控えたきょうは、明治大学との練習試合が45分×4本で行われました

1本目

GK 西川選手
DF 森脇選手 遠藤選手 槙野選手
MF 駒井選手 青木選手 阿部選手 宇賀神選手 柏木選手 武藤選手
FW 興梠選手

9分、遠藤選手の縦パスをセンターサークル付近で受けた駒井選手が、ディフェンスラインの裏へ効果的なパスを送り出します。これに反応した興梠選手が相手ディフェンダーを振り切ると、飛び出してきたキーパーをよく見て、右足ですくい上げるようにしたループシュートをゴールマウスへ沈め、レッズが先制

12分、自陣右サイド深くから駒井選手が逆サイドへダイアゴナルに矢のようなロングフィード。その軌道の先で待ち受けていた武藤選手が、ペナルティエリア内左寄りまで持ち上がり、右足を鋭く振り抜いた弾道がニアサイドを射抜きます

19分、右サイドにポッカリと空いたスペースを見つけた森脇選手が猛然と駆け上がり、「慎三!慎三!」。声は大きく響き渡りましたが、興梠選手は見向きもせず左サイドの宇賀神選手へ展開。良い”おとり”の動きでした

27分、青木選手の縦パスを左サイドで受けた柏木選手が前線へ、”ふんわりやわらか”ななめロブパス。中央の興梠選手に合わずも、右から走り込んだ武藤選手がノートラップでの右足グラウンダーシュートを放ち、ゴール左へ突き刺します20161122_120209-13対0とリードを広げて2本目へ

後半36分、良くない失い方から西川選手と相手選手とでの1対3、大ピンチを迎えるも、守護神は威風堂々と仁王立ち!先に動くことなく相手のシュートにきちっと反応し、上半身で防ぎました

45分、セカンドボールを相手選手に拾われるとそのまま中央突破を許し、ゴール右隅へ右足でのシュートを決められます

2本トータル3対1でした

3本目

GK 岩舘選手
DF 加賀選手 イリッチ選手 永田選手
MF 平川選手 那須選手 伊藤選手 関根選手 石原選手 高木選手
FW 李選手

7分、那須選手のフィードを李選手が左の高木選手へ頭で落とすポストプレー。ペナルティエリア内左寄り、高木選手が左足で放ったシュートは惜しくも右のポストに直撃。しかし、こぼれ球を李選手が左足で確実に押し込みました

24分、中盤でルックアップした李選手のスルーパスが右から斜めに走り込んだ石原選手にピタリ。トラップ後、キーパーが左へ重心をかけたことを確認すると、左足で冷静に右隅へ20161122_132424-14本目

GK 岩舘選手
DF 加賀選手 イリッチ選手 平川選手
MF 関根選手 那須選手 伊藤選手 高木選手 李選手 石原選手
FW ズラタン選手

15分、PKで失点

40分、自陣センターサークル付近からの狙われたロングシュートが岩舘選手の頭上を越え、ゴールマウスに吸い込まれました

4本トータル5対3で終了20161122_125217-1

◇◆◇那須選手◇◆◇

――90分戦って、手応えはいかがですか?

「手応えは…、まぁ、ボランチやったので、久しぶりのボランチだったので、体力的にきつい部分がありましたが、90分やれたのは良かったと思います」

――収穫と課題はどのあたり?

「久しぶりのボランチだし、収穫も課題も何も、課題ばかりだから、どちらかというと、リベロに良いイメージに持っていければ良いかという感じでやっていたので、ボランチだったらもっと運動量必要だし、慣れだと思うので、最近、練習ではやっていましたが、90分というのはなかなかやっていなかったので、そういう意味では収穫だったのかな思います」

――持ち上がりは良い感じだったのではないですか?

「全体的にウチが剥がすという感じではなかったので、だから横、横のパス回しだったし、あれでは剥がしきれないし、楔も入らないし…というので、まだまだ全然やるべきことがたくさんあるなと思いますが」

――初戦まであと1週間ですが

「そうですね。こうやって90分やったことは収穫だったと思いますし、あとは良い練習をして、良い調整したいと思います」

――セットプレーから決めてほしいかなと…

「そうですね。ちょっとその余力が残っていなかったです。きょうは疲れました(苦笑)」

◇◆◇伊藤選手◇◆◇

――4本目の中盤にはかなり疲れた表情を見せていましたが、今ひとまず終えてみていかがですか?

「本当に久しぶりの90分だったし、ケガ明け初めての90分だったし、全体通して久しぶりの90分だったので、正直、すごく最後の方本当にバテてしまって、本当に自分のダメなところが出たって感じですが、本当にきょうはどちらかといえば攻撃より守備のところを意識して頑張ろうと思っていましたが、意識しすぎて攻撃に行くところの質が本当に全然きょうはダメだったので、改めて自分のダメな部分が出た試合だったと思います」

――走ることの大切さというのを…

「そうですね。結構意識して走って、守備のところで戻るところは戻れていけたと思いますが、それを90分続けないと意味がないし、やっぱりA代表の試合を見ても原口選手が本当にそういうところが出来ているので、改めて本当に凄いなと思うし、本当にサッカーで一番大事なところはスタミナだなって思いました」

――後半の半ばくらい、1回沈みかけましたが、そこからまた持ち直したところが…

「そうですね。どこかで1回スイッチを入れないと、と思いましたが、やっぱりそれは90分できないとサッカー選手はダメだと思うし、プロとして90分走れない選手というのはプロじゃないと思っているので、もっと、これから90分走れるような身体を作っていきたいと思います」

――流れの中で、先にコースを見ておいてダイレクトでパスを出したりという、視野の保ち方ができていた部分があったのではないですか?

「そうですね。自分の良いところを多少出せましたが、まだまだその回数と質というのがまだまだ低いと思うので、そこをもっと高めないと、本当に今のこの浦和レッズというチームでは出られないと思うので、やっぱり途中からでも出たいですが、やっぱりスタメンで、プロサッカー選手ですからスタメンで出たいので、スタメンで出るには本当にきょうみたいな相手では100%ほぼパスミスなしでプレーしないといけないですし、ボランチというのは一つのミスで失点につながってしまうので、やっぱりもっともっとその精度を上げていかないとなという風には思いました」

――スコア的には印象はあまり…

「そうですね。まぁ、正直、点も絡んでいかないとという風には思っていましたし、3本目と4本目のスコアは2-2でしたが、こういうチームには本当に勝たないといけないという風に思うので。でも、僕的にはこういう試合は結果より僕的には内容にこだわりたいので、やっぱり公式戦になると本当に結果の方をこだわりますが、こういう試合も結果勝たないといけないですが、今の自分はそこの質というところをどんどん追求していかないといけないので、もっとそこを高めていければなと思います」

――作陽の先輩もいました

「そうですね。いましたね。アルディージャ内定の河面さんもいました。ちょうど入れ替わりだったのであまりどんな人かあまり知らないですが、作陽の時から凄い良い選手だと知っていたので、やっぱり改めてこういう作陽の選手がプロになれたのは、改めて良い刺激になりましたし、僕も負けていられないので、大宮アルディージャという近場の選手なので、わりと良い刺激をもらいながら、どんどんお互い頑張れたらなと思います」

――約1年間、きょうの試合を通じても自分の成長を感じたりとかで、先ほどから課題も口をついていますが、感じた部分というのはどうでしょう?

「本当に90分走れる身体を作らないといけないと思いますので、プロサッカー選手として90分走れない選手は、本当に変な言い方ですが、本当に要らないと思うので、やっぱり本当に90分走らないとダメだなと改めて思いました。今の自分の体では全然プロサッカー選手ではないと思います」

――テクニック的なところであったり、いかに受けるかとか、トータル的なところではありますが、技術では負けてないという自信は?

「まぁ、でも…、最初の方はアレですが、スタミナがどんどんなくなってきて、最後の方は全然質は落ちてきて、本当に90分走れる身体を作れないと、本当に改めて痛感しましたね」

――高校サッカーの予選・・・1年前のご自身の心境というのは…

「1年前の方が走れたかもしれませんね、もしかしたら。毎週90分試合をしていましたし、プリンスリーグで。今、本当に全然練習しかしていないので、試合に出れないと全然意味がないと思いますので、やっぱり90分全然していないので、でもしない中でどんどん身体を作っていかないといけないと思いますが、多分、高校の時の方が走れていたと思います」

――決勝で悔しい思いをした1年前

「そうですね」

――伊藤選手がそこからまたプロの世界で頑張っているわけではないですか。悔し涙を県予選で呑んでしまっているような選手達に対して思うことは?

「やっぱり、県予選で負けたからといってその人のサッカー人生が終わるわけでもないですが、高校でサッカーを辞めてしまう人も多くいますが、別にサッカー人生と人生が終わったわけではないので、次のステージに向けて切り替えてほしいと思いますし、僕も本当に県予選負けて早くレッズの方に帯同させてもらえたというのはポジティブにとらえているので、一番は本当に悔しい思いがありますが、心の片隅に残っていますが、本当に切り替えないと、前向かないと、次のステージに切り替えられないと思うので、やっぱり県予選負けて大学に進む人たち、サッカー辞める人たち、本当に次のステージでまた、その悔し涙をうれし涙に変えられるような良い準備をしてもらえればなと思います」

――そういう人たちの”星”になるように、きょう足止まりそうになる時に、ここでもうひと踏ん張りというところが、また自信に繋がるでしょうから

「そうですね。本当にしんどかったですが、本当に、きょう守備で本当に自分なりに戻れてた分も何回かあったので、前はそこにいませんでしたが、きょうは何とか踏ん張ってちょっと頑張りました。守備は本当に頑張れたと思うので。やっぱり、自分のストロングポイントは攻撃なので、本当に守備も攻撃も両方できないとボランチではミシャは使ってくれないと思うので、攻守両方とも90分しっかり通して良いプレーができるようにしないとなと思います」

――気持ちは強くなった?

「そうですね。本当に、1年間全然試合に出ていないので、本当にプロサッカー選手として試合に出られることが大前提ですし、試合に出られないと本当に悔しい思いがあるので、僕も本当にそれなりに悔しい思いを持っているので、その悔しい思いをばねにして本当に試合に出ないとなと思います」

――期待しています

「ありがとうございます(ニコリ)」

那須選手と伊藤選手のインタビューは、このあと23時からの「You’re The REDS」再放送でもお聴きいただけます

では

11月21日 「自分もビックリしていますし、誰に聞いたとしても『入るだろ』って言われるぐらいになってから入りたかった」

どうもです

きのうに比べれば肌寒い、曇り空の大原

明治大学との練習試合を翌日に控えたきょうのトレーニングは午前10時頃に始まりました

午前10時30分頃からは11対11でのハーフコートゲームを実施

監督からは、「判断を速くしないとボールは動かないよ!」といった、集中を促す声がかかっていました

 

練習は午前11時15分頃に終了しています

20161121_111011-1

◇◆◇関根選手◇◆◇

――左足のケガから復帰

「そおっすね、まぁあしたは練習試合もあるので、そこでしっかり良い準備をしたいですし、チャンピオンシップを獲らないと意味がないので、集中していきたいです」

――痛みはもう?

「はい(ニコリ)大丈夫です」

――試合間隔の少し長めに空くこの期間、どんなことを心掛けていますか?

「そ~ですね、本当に、2週間ちょい空いてしまっているので、試合勘のところだったりっていうのは難しいところがありますけど、そんな言い訳をしていたも仕方ないので、やっぱり笛が鳴ってから全力でいける準備をしたいと思っています」

――チームの雰囲気

「は、凄い良いと思いますし、今シーズンさらに良くなっているとは思うので、サッカー以外のところでも本当に仲の良いチームだと思います」

――サッカー以外・・・

「はい(ニヤリ)そうっすね、サッカー以外のところでも。食事もそうですし、年齢に関係なく面倒を見てくれるので、そういうところでは凄いありがたいと思います(ニコリ)」

――あすの練習試合で大事にしたい部分

「本当に内容がより大事になると思いますし、ただ、90分間しっかりプレーすることも試合勘としては大事になってくると思いますし、今までやってきたことを確認しながら、やりきりたいと思います」

――先週の3連休明け、監督の言葉によってチームが締まった面もあるのでは?

「ま~そうですねー、まあこの週でしっかりやらないといけないですし、来週に向けてこの練習試合を良いものにしたいと思います」

――きょう一番聞きたかったのが、リーグの優秀選手に選ばれたことについて

「あーはい!入りましたね(ニヤリ)まーあ、自分もビックリしていますし、誰に聞いたとしても『入るだろ』って言われるぐらいになってから入りたかったっすけどね…なんか、“入っちゃったの!?”みたいな感じな、おまけな部分もあるので、本当にすべての人に認められるようなプレーをしたとは思ってないですし、そういう意味ではもっと数字だったり結果にこだわってやりたいなとは思います」

――シーズン前には「3年目のジンクスにならないように」と話していましたが、結果的に今シーズンが最も評価された1年になりましたが、成長を感じた部分は?

「うー・・ん、まあ今年、より試合の最後の最後まで自分が立っている試合が多かったですし、そこの数字のところは本当に満足はしていないですけど、体を張るところだったり、守備のところ、走るところっていうのは成長できているかと思います」

関根選手のインタビュー全容は、このあと19時からの「You’re The REDS」(再放送は23時)でお届けします

では

11月20日 「自分の活躍次第でミシャの戦術というのが成立するかしないかになってくる」

どうもです

公式戦のない週末、日曜日

きのうの雨のおかげもあってか、澄んだ空気が心地良い大原で、練習は午前10時に始まりました

久々に代表組も合流した中、11対11でのゲーム形式に集中した様子で励む選手達

「パススピードを上げる!あとは裏をつくよ!」

「状況を見ての速い判断を!」

「タイミングを意識しよう!周りが見えていないと、ダイレクトで出せないよ!」

「サポートのスピードを早く!」

監督もわかりやすいハッキリとした指導を入れます

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ハイライトと言えるシーンは、午前11時27分に訪れました

最終ラインで駒井選手が相手のプレスを受けると、西川選手がすかさずサポートに入り、バックパスを左サイドへ展開します

これを受けた宇賀神選手が縦へ入れると、パスアンドゴー

柏木選手、武藤選手を経由したボールは、左サイドのアタックゾーンへ抜け出していた宇賀神選手に通り、ファーサイドへセンタリングを送り出します

そこに飛び込んでいたのは、西川選手へパスを出した後、同じように右を駆け上がっていた駒井選手

頭で中央へ落とし、最後は興梠選手が右足でのダイレクトボレーをゴール右上に蹴りこみました

3人目、4人目、5人目と次々に絡み合い、流れるようなパスワークからのゴール

これぞミハイロスタイル!でした

練習は午前11時40分頃に終了しています20161120_123801-1約400名のファン・サポーターとの交流後、もうひとつの楽しい時が流れました

◇◆◇西川選手◇◆◇

――いつも、いつも、文化シャッターさんにはお世話になり、また新たな贈り物(※上記写真の通り)をいただけたかと思いますが

「そうですね(ニッコリ)いつもお世話になっているスポンサーさんですし、シャッターということで、いつも僕が活躍すればシャッターを下ろしてくれたりパフォーマンスをしてくれたりしますので、個人的にモチベーションがすごい高まるところですし、最少失点で今年を終われたというのは本当に共にモチベーションをあげながら頑張れた1年でもあったので、あとは残すところ29と3日、そこでまた勝てれば、シャットアウトできれば、また新しい物を考えてくれていると言っているので、そこをモチベーションにしながらまた頑張りたいなと思います」

――入団初年度に確か、28失点に抑えるという目標を掲げていたと思いますが、3度目の正直というか、1試合1点以下というのを成し遂げたというのはいかがですか?

「レッズに来て3年目ですが、やっぱり1年目、2年目の経験がこの3年目で活かされたシーズンだったなというのは、チームとしても本当に強くなっていると思いますし、僕自身も色々な経験をして、楽しんでやり続けられたシーズンになったので、一番、この3年間で手応えを感じながらやれた充実したシーズンになっているかなと思います」

――ディフェンス陣の活躍、それも、あとは前の選手も一生懸命守備をして、で、「僕、活躍しなくても大丈夫だ」くらいのことを序盤で言っていたりで、全体の…

「そうですね(スマイル)本当にデータでも出ているように、ボールの奪取力のパーセンテージが相手より常に勝ってきましたし、前線の、きょう表彰されたのは後ろの選手ですが、前線からの守備が効いていて、全員でボールを奪う確率が本当に高くなって、僕のところにボールが来ることは去年より間違いなく少なくなっているので、非常にみんなをこう、改めて凄いなと思いながら後ろから見ていました」

――でも、やっぱり西川選手のファインセーブ、あのオーロラビジョンにも「Nice Save!」と出てというところで、そこはもう譲れないというか…

「そうですね(スマイル)たまに来るピンチが大ピンチというのもあるので、そこをやっぱり、自分で止めるか止めないか試されているのではないかなと思っていましたし、自分の活躍次第でミシャの戦術というのが成立するかしないかになってくるので、責任をもって今年は色々な経験を踏まえてやれたのではないかなと思います」

――ちょっと遅れましたが、代表からお帰りなさい

「あぁ、ただいまです(スマイル)お疲れ様です」

――本当にかなり張り詰めた緊張感というのがあったと思いますが、そういう中で手に入れたサウジアラビア相手の勝ち点3、そこでご自身も得た物とかいかがですか?

「まず、自分達は引き分けでもダメだし勝たないといけない状況で、まず勝てたことはスタートラインに立てたと思いますし、初戦負けてから這い上がる姿を見せたいというのはずっと言っていたので、何とか勝って折り返せたというのはチームとしても終わり方が今シーズン良かったと思いますし、また所属チームに帰って色々個人の状況もありますが、また一つレベルアップもして代表に返りたいなとは思うので、本当にサウジアラビア戦は緊張感のある試合で、なかなか経験できないことを経験できたかなと。痺れる試合をしてチームに帰ってきてまたCSがあるというのは、またこう違う緊張感というか、1試合ではないので、決勝戦が2戦あるということを考えれば、最初のアウェイで出来るだけのびのびと得点を獲って、2戦目を優位にしていきたいなと思います」

――得点というところで、きょう駒井選手が最終ラインで持った時に西川選手がすぐ呼んで、左の宇賀神選手に展開して、柏木選手、武藤選手、また宇賀神選手、そこから逆サイドへって素晴らしいゴール。ああいうのを観てて、後ろからいかがでしたか? 西川選手も後ろから絡んだではないですか?

「やっぱり、素晴らしいサッカーが、ミシャが掲げるサッカーが本当に出来ていると思いますし、練習からでも質の高い練習が本当に出来ていると思うので、良い緊張感で練習試合を22日にやれば残り1週間になるので、良い緊張感でまた試合に挑みたい、準備をしたいなと思います。レッズだからこそ出来るゴールだと思います。ただ単に蹴るとかではなくて、リスクを負って後ろから繋いでいくというのが本当に自分達のスタイルなので、ミシャからはチャンピオンシップを獲ってクラブワールドカップでレアルとやるというのはずっと言われていることなので、そう、やっぱりヨーロッパのチームとガチンコ勝負できる舞台ってなかなかないので、まずはCSしっかり勝ちたいなと思います」

――原口選手から激励はありましたか?

「そうですね、常に観ているっていうのは言っていたので、彼も所属チームで頑張っていますし、天皇杯勝てば観に行くって言っていましたが、負けてしまったので、冬に一緒にご飯に行ければなと思っています」

――お互いに笑顔で会えるように…

「そうですね。良いシーズンで、良いシーズンだったと言えるように、本当に、シャーレを掲げるまでは本当に良い準備をしていきたいと思います」

――期待しています

「ありがとうございます(ビッグスマイル)」

西川選手のインタビューは、あすの「You’re The REDS」でお届けします

では

11月18日 「あれをチャンピオンシップで出せたら」

どうもです

CS決勝第1戦まで、あと11日

小春日和のきょうは午前11時から大原サッカー場にて、流通経済大学との練習試合が行われました

20161118_111811-130分×4本で行われたこの一戦

1本目

4分、ディフェンスラインの裏にボールを送り出されると、抜け出した相手選手が左足でのループシュート。先制を許します

14分、ペナルティエリア内で柏木選手が倒されPKをゲット。興梠選手がボールをセット。ゴール左隅を狙った低い弾道は左ポストに「カチンッ!」ただし跳ね返りはゴールマウスにおさまりました

30分、「モリ、もっと声出せ!」(別メニューの槙野選手)、「ウォイ!」(森脇選手)20161118_113210-12本目

7分、左サイドからのフリーキック。柏木選手がファーサイドへ送り出したボールを那須選手が頭で落とすと、左横にいた興梠選手がワントラップからの右足ボレーをゴール左へ

14分、右サイドの駒井選手がグラウンダーの高速クロス。ニアサイドに飛び込んだ武藤選手が右足で押し込みました

19分、宇賀神選手が左サイドを駆け上り、ディフェンスラインの背後を取ると、そのタイミングで柏木選手がやわらかい浮き球パス。左足で折り返したダイレクトパスを中央、武藤選手が右足で流経ホットライン弾

24分、ペナルティエリア手前右よりの位置でボールをキープした駒井選手が右足一閃。地を這う弾道がゴール左隅へ突き刺さります。「ほんまに入ったん!?パスなんちゃう?駒井のゴール、初めて生で見たわ」と柏木選手は目を丸めました20161118_123846-1

3本目

23分、バイタルエリアで左から李選手、その右隣の石原選手、さらに右の高木選手へとスムーズにボールがスライド。ペナルティエリア内右45度の位置から高木選手が冷静に右足インサイドでのシュートをニアへと流し込みました

4本目

得点はありませんでしたが、失点もせず。岩舘選手が1対1のピンチで好セーブを見せる場面がありました20161118_134256-1

◇◆◇武藤選手◇◆◇

――母校への貫録2ゴールと言いましょうか…

「そうですね!(笑)先輩としてやっぱり、ちょっとは良いところを見せないとなと思ったので、2点決められて良かったですし、ウガさんからのクロスだったので、先輩らしいところをちょっとは見せられたかなと思います」

――これまで母校戦ってどうでしたか? 相性は

「覚えていないですね(苦笑)どうですかね!?決めているような気もしますがね!でも、決めて良かったですし、きょうはとにかくしっかり走って良いプレーしようと思ったので、良い練習試合になったという風に個人的には思っています!」

――武藤選手のゴールではありますが、イメージとしては佐藤寿人さんが乗り移ったかのような、そういうワンタッチゴールというか、両方とも、右と左からのクロスに合わせるという、凄く良い形だったと思いますが

「そうですね。そういう相手の嫌なポイントに入ってゴールを狙うというのは、ずっとイメージしていることですし、2点とも駒井とウガさんから良いボールが来たので、最後は合わせるだけですが、そこにポジションがとれたというのが良かったなと…(ニッコリ)」

――まさしく監督の求める、先を読んだ動きというか

「そうですね。本当にみんなで日々イメージを合わせながら練習していますし、自分の良さを味方がわかってくれるからこそのああいうボールを出してくれると思うので、自分はそこをしっかり決めるという部分で貢献できたらいいと思います」

――きのう、おとといと、監督もチームの雰囲気を締めるようなお話もあったかと思いますが、その辺踏まえて、きょう、また気持ちを入れて臨んだ試合だったと思いますが

「まぁ、少しチャンピオンシップまで期間がある中で、まぁずっと紅白戦をするよりかはやっぱり相手が変わった方がみんなの気持ちも引き締まりますし、良い効果があると思いますので、みんなきょうしっかりプレーしたので良かったと思いますし、良い準備をしてきたと思うためにも、また練習試合が3日後くらいに入っているので、ケガのないようにコンディションを整えていければなと思います」

――武藤選手の良いゴールでしたが、駒井選手の得点についていかがですか?

「いや、今年初めて見たのではないかというようなゴールだったので(笑)あれで乗ってくれれば良いですが、『なぜ僕はこんな時に出してしまうんだ』という目で見ていました。チャンピオンシップで見せてくれって思っていましたが、それを言ったら『チャンピオンシップで決めるから大丈夫だ!』って言っていたので、期待したいと思います」

――自身へのアシストもほしいところ

「いやぁ、でも、あんなに素晴らしいシュートを決めてくれるなら、あれをチャンピオンシップで出せたら、歴史に残るゴールになると期待したいなと思います」 20161118_111820-1――大学の恩師とは何度も会っている思いますが、何かかけられた言葉、ありますか?

「僕も、ウガさんもそうですが、こうやって優勝争いというか、そういうチームでしっかり出ていることがうれしいという答えをいつも言ってくれるので、これからも活躍している姿というか、結果を届けられたらいいなと思うので、流経のOBとしても頑張りたいなとは思います」

――これからへ

「ケガのないようににやるのと緩くやるのとではまた難しいところがあるので、しっかり集中して日々取り組んでいければいいなと思います。ゴールを決めることで、練習試合でも良いイメージを持っているので、しっかり決めて、チャンピオンシップの方に向かっていけたら良いなと思います」」

――きょうはお寿司ではないですよね!?

「きょうはさすがに違いますね(苦笑)これから大事な試合が待っているので(ニコリ)」

You’re The REDS、23時からは再放送もあります

では

11月17日 「監督もそこに危機感を抱いている」&「ピリッとしなければいけない」

どうもです

練習再開2日目のきょう、大原はきのうと打って変ってのポカポカ陽気でした

練習は午前10時に始まり、ウォームアップ後は11対11でのゲーム形式(4分の3コート)を行い、午前11時35分頃に終了しています20161117_112757-1「行こう行こう行こう!」(監督)

「下げるな下げるな下げるな!」(平川選手)

「前に前に前に!前向きサポート!」(監督)

「もっとさあ・・・」(柏木選手)

ゲーム中は、ポジティブなものというより、改善点を指摘する意味合いの声が多く聞こえてきました

ラストゴールとなった森脇選手のロングシュートは鮮やかそのものでしたが、それと天気とは裏腹に、ムードはスッキリでない様子

ゲームが終わると監督は付け加えるように、

「動きを止めては、走るのを忘れてはダメだよ!」

練習後は約10分間の秋空ミーティングが行われました

その後柏木選手は一目散に坂道ダッシュを実施

みんな、わかっているのでしょう

これまで痛いほど味わってきた、クライマックスでの経験を活かす時です20161117_114144-1

◇◆◇平川選手◇◆◇

――あすは練習試合

「久々のゲームというのは大切にしたいし、集中して怪我しないようにプレーしたいのと、あとは“チームとしてやる”ということを改めて実戦で確認できればと思います」

――きょうのゲームではいつも以上に平川選手の声が聞こえてきた印象です

「まあ、徐々にスイッチというかそういった部分を入れていかなければいけない中で、まずひとつ目としてあした、試合の中でね、どれぐらいチームとしてやるべきことが確認できるかが重要だと思うし、川崎との負けた試合があるので、そこの反省点だったり…まあ、リードしても失点してしまうという部分でね、ディフェンスの面も含めて、あすのような試合を大事にしなければいけないと思います」

――監督がゲームの途中、時間をかけて全体に指導を入れていましたが?

「いつも通りですよね。ひとつ奥を見て、奥に当てて動く。パスを出したら止まってないで、動く。次に3人目、4人目、5人目という形で…改めてですけどね、いつも通りのことですけど、ここに来てね、やっぱり動きが少なかったりした部分の指摘もあったし、常に全員が攻撃参加して、相手が掴みづらいような形を作り出さないとね…川崎戦の前半でもなかなか、やっぱ良い形で奪っても動き出しが少なかったり、後ろから上がってくるというのが少し足りなかったのかなとも思うので、そういった部分をきっちり修正していきたいと思います」

――ここ最近、平川選手の3人目の動きが、より得点を意識した、ゴールに近い位置での“相手にとっての危険な走り”を出来ているように見えます

「得点もそうですけど、やっぱりワイドとしてね、前の3人にボールが入った後、ボランチだったりシャドーに落とされた次に、3人目として裏に抜けてサイドに飛び出していくというのは、常にやらないといけないので。そこへボールが来るか来ないかはパサー次第ですけど、選択肢を作っておくというのはサイドの役目ですし、そこで動きがあることによって、中も空くし…誰か1人でもそれをやめてしまえば、やっぱりパスコースが一気に減ってしまうので、パサーに選択肢を増やす意味でも、きっちりワイドとしてはね、準備して裏に抜けていくという動きをね、狙っていきたいと思います」

――自然とできるように

「そうですね、動きながら、常に動きながら、考えながら、次どこに動いて、誰が触って、3人目は誰がどこに動いて、空いたスペースを4人目が狙ってというのを、ずーっと考えながらやらないといけないので、本当に、観ているだけで難しいと思いますけど、やっている方はもっと難しいですね(苦笑)」

――きょうの練習後、監督からはどのようなお話が?

「まあ、この少し空く期間をダラダラ過ごしてはいけないというのはね、自分達もわかっているし、監督もそこに危機感を抱いていると思いますけど、本当に一回一回の練習を集中して、チャンピオンシップに向けて良い形で入っていけるかというのはね、普段の練習次第だと思うので、一個一個を大事にしていきたいと思います」

――あしたは右サイドか、左サイドか・・・

「どっちでも準備はしておきたいです(苦笑)」

――プレーに関するお話がとてもわかりやすかったので、その辺りも頭に入れつつ、あしたのゲームを観たいと思います

「はい!観てもらうと、面白いと思います(ニコリ)」20161117_113351-1

◇◆◇李選手◇◆◇

――天皇杯は結果こそ残念でしたが、ご自身のプレーとしては手応えがあったのでは?

「まあ、2得点に絡めているし、延長にね、青木にも良いアシスト出来たので、自分が出てからね、3点入っているし、やっぱ毎試合ね、得点に絡めているので、CSに向けて…という感じですね」

――青木選手へのアシストですが、カウンターの際、途中でスピードを緩め、そこからまた一気にスプリントした動きが秀逸でした

「はい・・・ありがとうございます(ニコリ)俺も青木も途中から入った選手がね、得点を生み出せたというのは期待に応えられたんじゃないかと思います。凄くポジティブに捉えています!」

――そういった存在が活性化させていくことも、CSに向けては

「いやもうチーム一丸となってね、闘って勝つことだけなんでね、誰が出ようとほぼ変わんないし、誰が途中から出ても結果を出せると思っているので。途中から出るからには得点に絡みたいし、先発で出るからには前半で試合を決めたいし、まあ選手は準備するだけなので、あとはミシャが決めること。最終的な目標は勝つことなので!」

――監督がきょう伝えてきたことは?

「まあ・・・ダラけても・・2週間空いちゃうんで、ちょっと3連休をあって弛んじゃうところもあったので…引き締めたかったんじゃないですかね、ミシャは」

――きのうもそういったお話が練習前に

「そうですね」

――監督の熱くなる性格も、李選手は充分にこれまでの経験から理解している

「もちろんもちろんもちろん!(ギラッ)わかっているし、チームもね、ピリッとしなければいけないので、ここからしっかり選手各々が意識しながらCSに向かわなければいけないと思います」

――あすの練習試合で李選手が4点ぐらい獲ると、ムードが良くなるかと

「点、点は関係ないすねあんましね!(笑)練習試合だし、CSのための練習試合をしたいです!練習試合のための練習試合じゃなくて」

――ただ、後ろから前につないで、きちっと李選手がネットを揺らしてくれれば、守ってからパスまでに関わった選手の後味も良いでしょうから

「フッフフー(笑)まあ、まあそうだと思いますね、あしたはあしたで頑張ります(ギラリ)」

平川選手と李選手のインタビューは、このあと23時からの「You’re The REDS」再放送でもお聴きいただけます

では

11月15日 「このままでは終わりたくない」

どうもです

3連休明けのきょう、冷たい北風が吹き付ける大原

少し長めのミーティングを終えた選手達は午前10時40分頃、ピッチに姿を現します

一番乗りで人工芝ピッチを踏みしめた平川選手は、1人黙々とボールを蹴っての壁打ち

そこへ自然と歩み寄る二番乗りの柏木選手は、特別な会話をすることなく、そばにあった半円形フィットネスボールで、一足先に腹筋トレーニングがてら準備体操を始めます

つづく興梠選手も吸い寄せられるように近づき、一言二言交わすと、トライアングルは笑顔でつながることに

背番号14の醸し出す存在感、頼れる兄貴分としてのチームメイトに与える安心感を垣間見た瞬間でした20161116_104454-1その後始まった全体練習は、恒例のフィジカル系メニューを中心に進行し、お昼の12時頃に終了20161116_110519-1 20161116_115712-1jpg 20161116_115715-1明るいムードに変わりはありませんが、ふとした時に締まった表情を浮かべるなど、選手達はクライマックスへの決意とも受け取れる一面をのぞかせます

例えば、ジョギングの際いつもは後方にいながら全体の様子を見守ることの多いキャプテンの阿部選手が、後続を10メートル近く離して先頭を走っていたように20161116_111738-1◇◆◇駒井選手◇◆◇

――120分、走って走って…。で、その後の3連休でしたが、どのように過ごしましたか?

「いやぁ、凄く、自分的には家族サービスしましたが、やっぱり少しモヤッとするような3連休やったなとは思いましたね(苦笑)」

――本当に、「それはそうですよね」としか言い様がないというか…

「まぁ、そうですね、本当に。あれだけ勝つチャンスがありながらもう追い付かれたし、個人としてもパッとするような出来でもなかった中での負けだったので、凄く悔しかったですね、やっぱり」

――延長の時、足がつっていたように見えましたが、あの時というのはどんな状態でしたか?

「いや、まぁ、もう立つだけでつるような。動くとかだけでなく、立っているだけでつるような形でしたが、今までつっていなかったので、コンディションが良くなってからは。また1回つってしまったのは、どこかで自分の調整のミスがあったというか、いつも通り過ごしていたつもりですが、過ごし方が良くなかったのかなという風になるので、次やる時は完璧なコンディションでもう1回保てるようにしたいなと思います」

――何か、身に覚えはありますか?

「まぁ、ちょっと、いつもより身体がけだるいなっていうのは、週の練習の時からありましたが…でも、まぁ普通に、ケアしながらいつものようにやっていました。そればかりは身体なので、変わるのが身体なので、アレですが、やっぱりもっと、それやったらもっとトレーナーにしっかり診てもらったりとかした方が良かったかなって思います」

――知らず知らずのうちに、そのように足にきてたりというのも、11月ですから

「そうですね。やっぱり気温も、ちょっと、久々のナイターだったというのも、もしかしたらあったかもしれなかったですし、それでちょっと筋肉がいつもより冷えてというか、そういうのがあったのかもしれませんが、自分がそれに対応できなかったのが甘かったのかなと思うので、次はしっかりと動けるように、しっかり身体を作って自分のパフォーマンスを出したいなという風に思います。本当にやるしかなかったし、本当に僕も何とか勝って、決勝、元日に試合をやりたいというのがあったので。まぁ、あとはもう気合でしたが。まぁ、チームは負けてしまったので凄く残念です」

――今仰る通り、まだ挽回するチャンスがあるというのは凄くポジティブなのかなと思いますから、チームとしても

「本当に僕がまたフロンターレに負けてしまったので、絶対次はフロンターレにやり返したいと思っていますし、チーム的にも久々に重かった内容だったので、何とか良い内容で結果もしっかりついてこれるようにチャンピオンシップではやりたいと思っているし、本当にこのままでは終わりたくないので、出来ればフロンターレと当たればいいなと思っています」20161116_112106-1――きょう、ミーティングが長い様子でしたが、どんなお話がありましたか?

「ミシャはやっぱり、試合のことをやっぱり不満に思っていたし、それを僕達に“もう1回喝を入れる”というか、気を引き締めなおすという意味でのミーティングだったので、本当にあれだけ情熱をもって仕事をしてくれている監督なので、僕達もしっかりとそれに応えられるような働きをして、ミシャはなんとか優勝監督に、チャンピオンの監督にさせてあげたいなって思いました」

――改めて…

「そうですね、改めて思いました」

――そのような監督との出会いって、本当に今の駒井選手にとって大きなものがもたらされて…

「そうですね(ニコリ)本当にミシャがずっと見てくれて、こちらに呼んでくれたし、ミシャの下で凄く成長できるという実感もあるので、何とか、本当に年間というか、勝ち点1位は獲りましたが、今年のルールではそれは真のチャンピオンではないみたいなので、真のチャンピオンになって胴上げしたいなと思います」

――また、このチームの凄いところは、また宇賀神選手が戻ってきて、代表組が戻ってきたら、挽回しようにもピッチに立たないと…というところでまた…

「そうですね、ハハハッ本当に(笑)そこは熾烈な争いがあると思いますが、でも、本当に自分が出て活躍するのがベストですが、やっぱりサッカーはチームスポーツだし、誰が出ても、僕が出なくても、僕はしっかり準備するだけだし、本当にチームが何とか1位を獲ってくれれば良いなという風に、僕が出ていなくても思えるチームなので、本当にみんなで一致団結して臨めればなと思います」

――少しでもそこに貢献したいという思いが強まるのがこのファミリーの良さというのか…

「そうですね、本当に試合に出ていなかったら、気分的にも落ち込んだりというか、上がらない時はもちろんあるかも知れませんが、でも、やっぱり、みんなリスペクトできる選手達なので、だから自分が出ていなくても本当にその人が活躍すれば嬉しいし、逆にこちらがその活躍を見て自分もまた刺激を受けてまた上手くなろうと思える、そいういう良い関係なので、でも、負けないようにしたいなと思います(ニコリ)」

――きのう、代表戦は観ましたか?

「見ましたよ」

――久保選手、右で…

「そうですね。まぁ、本職ではないし、ちょっと難しそうだったというか、僕はセンターで使ってあげた方が裕也の良さというのがより生きると思っていたので、でもあの舞台でこう、あいつもスイスイ行って活躍して代表に呼ばれてという、本当に刺激をもらえる後輩だなと思っています(ニコリ)」

――ご自身も視ながら、もし自分が右に入ったら…こちらはそんな思いを馳せながら、きのう駒井選手があそこに入ったら、どういう仕掛けを見せてくれるかなと考えていましたが…

「まぁ、漠然と“いちファン”ではないですが、サッカー選手としての目線と、普通にぼんやりとした視点で見ていましたが、まだまだ自分はあのピッチには早いなと思いますけどね。やっぱりもっと判断の部分とかも、色々なプレー精度とか、あげればこうチャンスがあるかもしれませんが、今のままではドリブルは多少通用しても、そのほかの部分でもっとやらないとと思ったので、まだまだ甘いのではないかと思います」

――それが成長の糧になるだろうと期待しているので

「はい、ちょっと頑張りますね!(笑)」

――ありがとうございます

「ありがとうございます(ニコリ)」

駒井選手のインタビュー全容は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお聴きいただけます

では

11月10日 「熊本出身の選手が頑張っているというのが耳に入れば」&「このチームは本当にそこがカギになります」

どうもです

風が弱まれば、幾分か過ごしやすいものの、気温は完全に初冬

川崎戦2日前の練習は、室内でのミーティングを経て午前11時頃に始まりました

20161110_120334-1

ウォームアップ後の11時45分からは、11対11でのゲーム形式へ※メンバーについては、番組をお聴きいただければ

「動き出したタイミングでパスを出すように」(監督)

足を止めず、集中を切らさない選手達

ビブス組、ビブスなし組共に、バリーション豊富な攻撃を見せます

守備についても、最後まで諦めない姿勢がポジティブに感じられました

お昼12時10分、監督のラストゴール宣告から間もなく、ビブス組の駒井選手を起点とした右サイド攻撃から最後は中央、ズラタン選手が左足シュート

2日前より約20倍の早さで締まりました20161110_120509-1

◇◆◇大谷選手◇◆◇

――天皇杯の初戦を控えての心境

「いやもうしっかり勝つだけだとは思っています」

――勝つために必要なこと

「まず、チームとしては続けることだと思っていますし、僕としても良い準備をして無失点で行くという、本当に強い気持ちを持ってやろうとは思っています」

――ルヴァン杯で4試合に出場し、その経験を踏まえて今意識していること

「それは日々自分の想定外が起こらないような準備はしていますし、後ろでパスを回しているときはどの辺にサポートに行くかとかをもらう前にしっかり周りを見ておくとかは意識して練習しています」

――監督がよく言う、次の展開を予測したプレー

「はい。やっぱ、攻められている時も、自分がボールをキャッチしたあと、次にどこが空いているかを事前に見ておいて、取った瞬間にそこへ突けるようにとかは、普段からは意識していないと全然出来ないし難しいので、なるだけ意識してやろうとはしているんですけど、難しいんで…でもやってます、頑張って」

――ビルドアップの貢献はもちろんのこと、守備でも川崎は縦に早い分、ディフェンスライン裏のスペースを埋める意識が必要に

「それはチームとしてラインを高く取るので、その後ろのカバーは自分がしっかりしなければ行けないので、前に出るなら出る、出ないなら出ないで判断をハッキリしたいです」

――今年はさらに良く声が出るようになった印象。威圧感という意味では顎髭も随分とたくわえたように・・・

「伸びてるだけです(苦笑)切ります(汗)」

――似合っている

「いやぁちょっと長すぎるので切ります」

――こんなに長いのも初めて

「放っておきすぎました。ちょっと・・・(笑)」

――チームがルヴァン杯を優勝できたのも、そこに至るまで大谷選手がきちっとゴールを守ってくれた貢献が大きい。自身もその辺は自信に

「まあ…そう・・っすね、本当に僕はまあ…周りからもそう言ってもらえますけど、そんなに何か、やったというよりも助けてもらったことの方が出ていて多かったと思うので、もうちょい、もっと自分が出た時はしっかりとプレーでみんなのカバーだとか、僕が助けてもらってばっかりでなくしっかりとやれれば良いかと思います」

――そういう謙虚さ、そして自分が今度は救うという思いがあるからこそ、周りも大谷選手を高く評価している

「いやまあでも、みんな本当にハードワークしてくれるし、巧い選手もやっぱり多いですけど、みんな凄く闘って頑張るので、そこで自分だけ置いてかれちゃダメだから、頑張りたいと思います」

――天皇杯への思い

「本当に、年明け1発目の試合で優勝ってなったら、1年の始まりが良い感じになる気がするので、今年の元日は負けてしまったけど、リベンジといかそこまで行って優勝できればと思います」

――2種登録から11年目。このチームへの恩返しの気持ちも含め、よりタイトルへの貢献度を高めて胸を張れるような物を残す

「そうですね、本当にまあ、何かしらでは力になれてれば良いかと思います(ニヤリ)応援してくれている人のためにもしっかりと勝って次に進めるように頑張りたいです」

――今年は故郷が

「そうですね、やっぱり出ていればなおさら良いと思いますけど、そういう部分で熊本出身の選手が頑張っているというのが耳に入れば、良いかと思います。《やっぱ自分も頑張らないと》と思います」

――では、恒例ですが、モモクロのリクエストを

「なんにしよう・・・(ニコニコ)」

「コウキー!(ニッコリ)」(監督)

「はい(キリッ)・・・・、なんにしよっかな~・・・(ニンマリ)」20161110_124637-1

◇◆◇関根選手◇◆◇

――真夏の川崎戦に出られなかった分、楽しみであり、《やってやろう》と期するもの、両方の気持ちが強いのでは?

「そうっすね!(ニヤニヤ)はい、クフフッまあ、リーグ年間一位と二位というのもありますし、チャンピオンシップで対戦する可能性もあるので…ただ、あっちも怪我人が多かったり、こっちも代表でいなかったり、っていうのはあるので、チーム力が試されると思います。レッズは出ていない選手のコンディションも良いですし、自分もしっかり結果を残さないといけないと思っています」

――最近意識していることはありますか?

「意識していることっすか?う~ん・・・まあ~試合の間隔っていうのが空いたりっていうのはあるので、そこのコンディション面だったり今まで通りやれるような準備をしていかないといけないと思います」

――もう同じ失敗はしない

「そうっすね、天皇杯はいつも・・・昨年は良い形でいけましたけど、その前とかは嫌な思いをしているので(13年は邦本選手に先を越され14年は草津に敗れる)…次勝てばけっこう行けるんじゃないかなと思いますし、まあ本当に、しっかり自分達がやってきたことをやりたいです」

――今その、含みを持たした表情をお伝えできないのが・・・

「ンフフフフッ(ニヤリ)」

――きょうの練習では真後ろの3バック左に頼れる先輩である宇賀神選手が入っていました。そのコンビネーションで意識したいことは?

「まあ基本的に、ウガ君が気を遣ってくれるタイプなので、自分がやりやすいようにしてくれるし、攻撃のところは何も心配していないですけど、守備のところでやっぱりウガ君もやってきたポジションではないので、自分もしっかり助けられるような関係性でいられればと思います」

――前にも話しましたが、もし関根選手が3バック左を任されたと想像すると・・・宇賀神選手がしていることは凄い

「凄いですよね!自分は絶対に出来ないと思います(笑)自分は前目のワイドだなと改めて思います!(ニヤリ)」

――難しい理由として、最終ラインでボールロストしたら、失点に直結する

「はい、そうっすねー。このチームは本当にそこがカギになりますし、そこで取られたら失点だし、攻撃もうまくいかないしっていう…そこは本当に、自分は味わいたくないと思います、はい(ニヤリ)」

――では、森脇選手のこともかなり尊敬していると

「いやーうまいっすねー本当!あのところでそんなこと出来るの!?っていう。やっぱり技術があるからこそだと思うので、そこら辺本当に最終ラインのみんなはうまいと思います」

――それと、左サイドに入った時に、ラインから遠い右足でのトラップについて。最近はダイレで左足クロスを上げるなど、上手く使い分けているような印象です

「あーあーはい!そうっすね(ニヤリ)まあ展開にもよると思いますけど、そこは意識しながらやっています」

――そのように幅を広げた関根選手が、これから世界の舞台CWCでもと思うと楽しみで

「そうっすねそこが本当に(ニコリ)」

――得点をそろそろ

「そうっすねー・・・(しみじみ)もうレギュラーリーグが終わったので、天皇杯で獲るしかないです。何よりリーグで獲りたかったので、それを晴らせればと思いますフフフッ」

――原口選手も日本にいるので、見てくれると思います

「あーはい!ダメ出しされないように、ダメ出しされないようにしっかりやりたいと思います」

――原口選手のように、左からのカットインで

「そうすね!あれを自分も狙っているので、結果として残したいと思います!どの試合でもゴール、アシストを目指して頑張りたいです!ンフフッ」

大谷選手と関根選手のインタビュー全容は、このあと23時からの「You’re The REDS」再放送でお聴きいただけます

では

11月9日 「期待が失望に変わらないうちに」

どうもです

強く激しく冷たい風が吹き荒れる大原

天皇杯初戦3日前の練習は、午前10時頃に始まりました

選手達はまず、いつものようにボール回しを中心としたウォームアップを行います

その後は、各自がジョギングやパス&コントロールなど、コンディションに見合ったメニューを選択

きのう行われた約1時間に及ぶゲーム形式のリカバリー的な調整をし、約1時間で練習は終了しました20161109_105621-1◇◆◇高木選手◇◆◇

――きのうはハードに。きょうは軽めの調整でしたが、リズム的にコンディションはどうですか?

「まぁ、いつもよりは多く試合まで日程があるので、その分、コンディションというのは整えやすくなってはくると思いますが、年間でやってきている蓄積もあるので、このくらいでちょうど良いのかなって風には感じはします」

――今は早く1点獲ってスッキリしたい、すぐ試合したいという気持ちもあるのではないかなと…

「まぁ、そういう部分もありますが(苦笑)落ち着いて、そこは順番に、いきなり点が入るものではないと思うので、また、積み重ねてやっていけば、結果的についてくるのかなと思うので、その辺も辛抱強く、これだけ時間があるので、しっかり、そういう部分も追求をしてやっていきたいなと思います」

――そういう意味でも、監督が磐田戦の前に掛けてくれた声、大きかったですね、やっぱり…。

「そうですね、それにやっぱり選手として救われる部分は大きいかなと思いますね(ニコリ)」

――ただ、それに甘えるのではないところというのは高木選手良くわかっている上で、一生懸命プレーしているところもまた、見ていて気持ち良いです

「はい(ニコリ)そうですね。そういう献身的な部分もしっかり忘れないでやることが大切だと思いますし、期待してくれている監督のためにもまた、ピッチでしっかりとハードワークして、その上でまた結果が出せたら一番良いかなというふうに思っています」

――期待しているのは監督だけではなくて、ここにも、ここにも、色々なところにたくさんいますから…

「そうですね。期待が失望に変わらないうちにまた良いところを見せたいなと思います(ニコリ)」

――天皇杯仕様のボールはいかがですか?蹴っていて…

「何か、いつものボールよりやっぱり丸く感じますね」

――丸く感じる?

「はい。まぁ、蹴った感じとかも、そんなに自分は違和感がないというか、何か、割と好きな方かなという風には蹴っていて思うので、扱いにくさとかは全然ないので良いかなと思っています」

――丸く感じるというのは、要は、縫い目とかあまり溝が少ない感じというか…

「そうですね、何か、ツルツルな感じですね(ニコリ)」

――無回転系とか、フリーキックにはどうですか、相性は?

「どうなんですかね? まだセットプレーの練習とかって、あまり自分、個人的にしていないので、どういう感触かちょっとまだ掴んでいませんが、そこら辺も概ねあまり変わりないのかなという風には思うので、どちらかというと無回転は蹴りやすいのかなという風には思いますが」

――良い振りのシュートなら、どんなボールでもズサッとネットに突き刺さるでしょうし

「そうですね、蹴り方に間違いがなければ、ある程度良い球は飛ばせると思うので、あまりボールは関係ないのかなと思いますが」

――最近の練習を見てみると、クロスにヒュッと飛び出して、“合わせる形”のゴールが決まりそうな感触がありますが…

「そうですね、これだけまたしっかり日にちが空くので、その辺のコンディション的な部分と合わせて、オフも貰えましたし、体のキレといういのはまた、今は前よりはもう少し上がってくるので、そういうところでの反応だったりとかというのを、一瞬のキレというのを出しやすくなるので、またそういうところも狙っていけたらなという風に思っています」

――きょう、マイク向けさせていただいている大きな理由が、昨日宇賀神選手に話を聞いたところ“カップ戦男”と…

「そうですね(笑)何て言いますか、リーグ戦とは違う緊張感はありますが、ある意味思い切ってやれる部分がカップ戦にはあるので、そういった部分でまたリーグ戦と違った雰囲気で、何となく良いものが出せそうな気はしているので。本当はカップ戦だけというイメージはつけたくないですが、また一つタイトルとして獲るにあたって良い仕事ができたらいいなという風に思っています(ニコリ)」

――チャンピオンシップもホーム&アウェイというところで、それに近いのもあって、その先もあって、楽しみな日々が続いていきますが

「そうですね、もう選手としてはこれ以上にない良い舞台が揃った試合ばかりだと思うので、1試合1試合、そういう部分を緊張というのもあると思いますが、楽しめるようになれたら良いなという風に思います」

――その1歩目、実家の近所、等々力、思い入れは?

「そこまでは近くないですが(苦笑)アウェイにはなりますが、しっかりアウェイだからこその雰囲気もあると思うので、そういうものも逆に楽しめたら良いかなという風には思っています」

――天皇杯、元日の悔しさはまだ残っているでしょうし、ご自身はその試合で凄く良いプレーをして監督からもその時に褒めてくれてというのもありましたが…

「そうですね。逃したタイトルの一つでもあると思うし、今年は全てのカップ戦、リーグで去年以上の成績をという風にチームとしての目標もあると思うので、そうなるやっぱりと天皇杯は優勝ということだけだと思うので、また、それに向かって1試合1試合しっかり戦っていきたいなと思います」

――ありがとうございます

「ありがとうございます!(ニコリ)」

高木選手のインタビュー全容はこのあと23時からの「You’re The REDS」再放送でお聴きいただけます

では

11月8日 「レアルを見据えて」

どうもです

川崎フロンターレとの天皇杯初戦を4日後に控えたきょう、練習は午前10時に始まりました

きのうから使われている天皇杯公式球でのウォームアップ後、午前10時55分からは、11対11でのゲーム形式へと移ります20161108_105637-1プレーエリアは、フルコートよりやや狭めで4分の3ほど

ペナルティエリアからペナルティエリアまでの通称“ペナペナ”です

メンバー編成はここ最近定期的に行われている、選手によるドラフト指名制度で今回は、ズラタン選手と、李選手が順にチームメイトを選んでいきました

白ビブスのズラタン組

→岩舘選手、加賀選手、イリッチ選手、森脇選手、関根選手、なぜか最初はボランチでその後シャドーへ移った興梠選手、阿部選手、宇賀神選手、伊藤選手、武藤選手、ズラタン選手

黄色ビブスの李組

→大谷選手、永田選手、那須選手、遠藤選手、駒井選手、柏木選手、青木選手、平川選手、石原選手、高木選手、李選手

開始早々、ズラタン選手がペナルティエリア内左よりの位置から左足でのシュートを決め、ズラタン組が先制します

負けじと「り ただなり組」は、平川選手が左のスペースへ飛び出し、岩舘選手の股間を抜く華麗な右足シュート

その後は右から石原選手が折り返したボールをファーサイド、高木選手が左足で押し込めば、再び石原選手が右からふわりと上げたセンタリングを、李選手がヘディングで追加点

さらには中盤から柏木選手が自ら持ち上がり、左足でネットを揺らし、李組がリードを広げることに

このままでは終われないズラタン組は左から武藤選手がまたいでまたいで、またいでまたいでのシュート性クロスを中央でズラタン選手が右足でつめて、追い上げにかかります

ゲームの終盤、監督は点が決まればそこでゲーム終了を意味する、「ラストゴール」を伝達

互いにチャンスこそ量産するものの、ギリギリのところで守備陣が踏ん張り、なかなか得点は決まりません20161108_113426-1宣告から約20分後、李組の遠藤選手が放ったループシュートがゴールバーを叩き、こぼれた球を石原選手が右足でズドン!

5対2で李組が勝利

長丁場のトレーニングは午前11時55分頃に終了しました

充実した表情を浮かべる選手達

中でも、きょうから全体練習に合流したケガ明けの宇賀神選手は、清々しい様子でした

◇◆◇宇賀神選手◇◆◇

――久々に目一杯ピッチを走ったと思いますが、感触などいかがでしたか?

「しんどいです、やっぱり(苦笑)3週間も離れてしまうとやっぱり体力的にちょっと落ちたなというのを感じますが(ニコリ)」

――あれだけ長いと、途中から別メニューというのもあるかなと思っていましたが、その辺、どんなことを考えていましたか?

「いやぁ、でも、良いトレーニングしたなと(笑)フィジカル的にも、ここでああやって長い距離を走ることで、リハビリの一環ではありませんが、最後の仕上げとして凄く良い練習だったと思いますし、善成がマッチアップしてお互いに走り合ったので、お互いに良いフィジカルが出来たかなと思います」

――結構、対面した駒井選手の左足のシュート精度に救われる場面もありましたが…

「まぁ、作戦通りです、打たせるのは。『打てっ』ってわざとスペースを空けて打たせました(笑)」

――やっぱり、今日はサッカーの楽しさというか、ずっと走ったりとか…というのが続いたので…

「まぁ、そうですね。本当にリハビリで少し離れると、自分が仲間はずれにされているような感覚になるので、こうやってみんなと一緒に出来るだけでも凄く嬉しかったですし、ボールを蹴らないでずっと我慢してやっていた分、ボールを蹴るのは楽しいし、ああやって終わってリフティングするのも楽しいです(ニコリ)」

――その混じった雰囲気というか、チームは今良い状態ですが、改めて、一緒にやって感じることなどいかがですか?

「やっぱり、リーグ戦で年間1位を獲るということを目標にやってきた中でリーグが終わって、次は天皇杯という違う大会なので、少し連休もありましたし、みんな若干スイッチ1回切ったなというような感じは一緒にプレーしてあったので、またここから自分も含めて本当に獲れるタイトルを全て獲りにいくという気持ちを練習の中から見せていかないといけないかなというのを、練習をして感じました」

――チームですが、宇賀神選手がケガをしてしまい…という後で、その宇賀神選手の分もチームは負けずに突き進んでくれていたというのを、見ていてどう感じましたか?

「僕の中ではルヴァンカップ決勝で優勝した後のリーグ残り3試合というのは、やっぱり選手として一番成長できる場だなと思っていた中で自分がケガをしてしまって、そこで試合をしている人達より成長できる機会を失ってしまったなって思いますし、その中でしっかりと結果を出し続けた選手達との成長度合いというのは、大分自分は遅れをとってしまったなという風に凄く感じていて、どうしてもあそこの、優勝した後の試合に出たかったなというのが一番の思いというか、成長して強さというのを見せた3試合だったと思うし、そこに自分が立てない悔しさというのは凄く感じました」

――ただ、その間も野崎さんのもとで色々見つめ直して鍛えられた部分とかあると思いますが…

「そうですね。外から見てそうだし、野崎さんと話をしながらリハビリしている中で、自分が自分のことを言うこととか分析することとかがないタイプですが、今の浦和に自分が必要だなと改めて確認できたというか、ちゃんと自分も力になれるなというのを外から観ても改めて感じたので、そういう意味でもケガをしてしまったというネガティブな部分ではなくて、きっとそういうのを気付かせて、もう一度成長するためのケガだったと思ってポジティブなリハビリが出来たと思います」

――1個、細かいところですが、宇賀神選手がいなくて思うのが、この間、関根選手と話をしたのですが…関根選手は左サイドのライン際で受けるとき、ボールに近い右足でトラップすることが多くて、本人曰く「左足でミスして、そのままボールがラインを割ると気まずいから、会場のため息が嫌だから(ニヤリ)」加えて、「宇賀神さんのその辺の技術が凄く高い」と言っていました

「あまり意識したことはありませんが(笑)ワイドというのはラインを背負っているので、その分気が楽というか、ボランチよりかは気が楽かと思うので、そういうところは無意識にできているかなと思います」

――その他、槙野選手の攻撃参加のタイミングとか、色々なところで何か、「やっぱり宇賀神ここにあり」というところを魅せたいと思うのですが

「そういうのも上から見ていて感じましたし、関根が出たり駒井が出たりして、もちろんあいつらの良さもあるし、自分の良さもあると思うので、お互いがそのいいとこ取り出来るような戦いをしていきたいですし、していかないとまた残りのCSを獲るのを難しいと思うので、本来、切磋琢磨し合ってというのが一番かなと思います」

――本当に凄いチーム

「まぁ、今は非常に強いチーム状況、良いと思いますが、また次の天皇杯で…というところが自分達の進化が問われる試合だと思っているので、ここでしっかりとしたサッカーをして、CSに繋げなければいけないなと思います」20161108_105644-11 ――週末の天皇杯には“川崎男”がやっぱり必要だと思いますが、次は視野に…どうですか?

「もう…、もうそろそろ(その呼び方)辞めて欲しいですね(苦笑)全然獲れていないので。でも、どちらかというと高木が“カップ男”というか、カップ戦男と。リーグ戦ダメなので…」

――次、どうですか?今週はまだですか?

「いやぁ、もう、全然。やるからには監督に選んでいただけるように準備しますし、自分も出るつもりで調整しています」

――まだ1ヶ月以上、クラブワールドカップもありますし、天皇杯も、楽しみが尽きない

「色々な人と話をすると『強いチームは大変だね』という風に言われますが(ニコリ)強いチームだからこそ、こうやって最後まで試合できるという有り難みを感じながら、有り難み、楽しみを感じながらプレーしたいなと思いますし、やっぱりこの今のチームではクラブワールドカップに出て世界と戦いたいという思いは、凄く、自分達にもあるしサポーターの人達にもそうだし、監督にももちろんそうだと思いますし、もう、レアルを見据えてサッカー、練習、普段やっていると、自分達もそれくらいの気持ちでやりたいなと思います」

――幸せ。本当にレアルを見据えられるのは

「そうですね(ニコリ)『何言っているんだ!』って思う人もいるかもしれませんが、本当にそれくらい自分達は強いと思うし、次の試合とCSでそれをしっかりと証明して、次の舞台にまたいきたいなと思います」

――ひとまず、復帰おめでとうございます。

「ありがとうございます!」

宇賀神選手のインタビュー全容は、このあと23時からの「You’re The REDS」再放送でもお聴きいただけます

では

REDS WAVE 87.3 FM