どうもです
1か月前にでもタイムスリップしたように冷え込んだ大原
ただ、曇り時々小雨だった分、暖かかったきのう、くしゃみを連発していた平川コーチも、きょうは少し楽そうでした午前10時頃に始まったトレーニングは、ウォームアップを経て、午前11時頃からはフルコートでの11対11、紅白戦へ互いに4バックシステムを敷いた一戦(45分×1本)は、本番さながらの様相
局面での激しい奪い合いの、オンパレードでした
午前11時50分頃、練習終了前には集まってできた輪から「ハッピーバースデイ♪」が聞こえてきます
「みんなでタイトルを獲得できるように、31歳よろしく!」(宇賀神選手)
◇◆◇宇賀神選手◇◆◇
――おめでとうございます!
「ありがとうございます!」
――サポーターからのプレゼントが
「もうおじさんですけどね、31歳なので」
――31歳になってみて
「いや~、おじさんですね」
――どのあたりに
「いや~、30歳越えたらおじさん感が出てくるなっていうのは感じますけど、プレーはまだまだ新人の頃のように、走って、戦ってっていうところは引退するまで続けたいと思いますけど」
――気持ちが
「そうですね、そこは本当に気持ちだと思いますし、口では『おじさん』とか言ってますけど、まあまだまだ元気にやりたいなと思っています」
――誕生日の瞬間はどのように迎えましたか?
「誕生日の瞬間ですか?・・・車の中で1人で・・はい。きのう僕は、戸田で僕のことを応援してくれている、ユニホームを買ってくれた方々の“集い”のようなものがあって、みんなと色々と一緒にご飯を食べていて、帰っていました。車で帰っている時に12時になりました」
――携帯が鳴りまくって
「いやぁ全然、鳴っていません(ニコリ)」
――そしてきょうもきっちりと練習をしていましたが、紅白戦が行われて・・・
「いやまぁ、紅白戦をこうやってやるっていうのはなかなか今までなかったので、凄く刺激的な練習だったなと思いますし、4バックをテストするという部分でもやってて凄い面白かったです」
――4バックの感触は
「今までここ数年ね、4バックでやるっていうことがあまりなかったので、色んなことを考えながら、いつもより周りのバランスを見ながら、全体を見ながらっていうのを意識してやっていました。そういうふうに頭を使うというのは凄い面白かった」
――新鮮
「そうですね!」
――4バックのメリットをどう感じていますか
「守備の時のバランスというのは、うまく保てるとは思いますし、よりスライドしなければいけないというところで、1人ひとりの責任感というのはより増すのではないかなっていうのは、きょうもやってて思いました。5バックだとどうしてもポジションについた中で誰が行くのかというのが明確になり辛い時もあるし、ただそれがうまくいっている時は非常に強みだと思うんですけど、4バックだとより周りとの助け合いが僕は大切だなと思うので・・・」
「おめでとうございます」(低く渋い声で鈴木大輔選手)
「いんやもう10回ぐらい、きょう!(何度も言う)気持ちが凄い!・・・・なのでそこは4バックの利点だと思うし、僕はサイドとしてね、オーバーラップする回数が増えると、攻撃に厚みが出来ると思うので、そこは利点でもあるかなと思います。あとはやっぱ、4-4-2だと2トップ気味になってフォワードの選手も近くに人がいるのでやりやすそうだなっていうのはありました」
――大胆な攻撃参加が宇賀神選手の代名詞
「そうですね、まあオーバーラップするというと距離が非常に長くて大変ですけど、そこにやりがいを感じて、走りのトレーニングをしている意味をそこで活かしたいと思います」
――偉大なお手本がコーチとして戻ってきて
「平さんがこのようにピッチにいてくれるっていうのは、いてくれるだけでもね、場が締まるというか、何かあった時にはね、今までと変わらずボソッとアドバイスしてくれるっていうような、そして《良く見ていてくれているな》っていうような声掛けをしてくれるので、非常に頼もしいですし、平さん経験というのは、間違いなくチームにプラスをもたらしてくれると思うので、頼もしいです」
――平川コーチになってからかけられた声ってありますか?
「なんだろうな?まだ特にはないです」
――ちゃんとできてるから
「個人的にかけられた声はないです」
――先ほど戸田の方々とのお話がありましたが、2日前には『翔んで埼玉』(映画版)を観て地元への思いが
「そうですね!やっぱ埼玉県人として、凄い面白い映画だったと思いますし、正直なところ“埼玉愛”のようなものはこれまであまりなかったので・・・“浦和愛”はありますよ、もちろん!ただ“埼玉愛”という部分では特になかったので、その分『ダ埼玉』とか『何もない』とか言われても特に何も感じていませんでした。けどあの映画を観て、《やはりプライドを持たないといけないのだな》と思いました」
――つぎは、FC東京と
「そうですね、やっぱりちょうどね、馬鹿にされていた東京と勝負なので!・・映画の世界ですけどねっ!映画の世界で馬鹿にされていた、東京をホームタウンにするチームとの試合なので、監督の武内英樹さんも観に来てくれると言っていたので、勝つしかないなと思います。埼玉スタジアムの“通行手形”はまだまだ余っているので、沢山観に来くれればと思います」
――改めて、31歳の誓い、抱負を
「まあ毎年毎年、常に現状に満足することなく、今までの自分より良いものを魅せて行けるようにしたいと思いますし、色んな面で大人になってきているので、サッカー選手としての活躍はもちろん、1人の人間としてもしっかりとした成長ができる1年にしたいと思います」
――先日のインタビューで「35歳までレッズで」と目標を明かしてくれましたが、35歳、36歳・・・とこのような誕生日インタビューが続きますように
「はい!してもらえるように、頑張ります!」
――いつもありがとうございます!おめでとうございます!
「はい、ありがとうございます!(ニコリ)」
宇賀神選手のインタビューは、あさって月曜日の〈You’re The REDS〉でお届けします
では