カテゴリー別アーカイブ: トレーニング風景

10月15日 「気の緩みをなくさなきゃいけない」

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どうもです

冷たい雨が降りしきる大原

山形との対戦を翌日に控えた今日、練習午後3時から始まりました

川崎戦スタメン組とコンディションが万全でないメンバー、ステップワークや坂道ダッシュを中心としたメニューで調整

一方、明日の試合にスタメン出場が確実視される選手達、7対7のゲーム形式を行いました

関口選手の左足シュートによるラストゴールが決まった午後3時55分、練習終了

「勝ちます!」

と坪井選手が力強く話せば、阪野選手

「マンチェスターシティ対バイエルンのDVDを観てイメージを膨らませる」

久々の出場機会を前に、それぞれ良い表情をしていました

前回の栃木ウーヴァFC戦の反省を踏まえて、

「気の緩みをまずはなくさなきゃいけない。最後の泥臭いプレー、球際の部分で走りきるというのは、自分たちの気持ちでどうにかなる。そこら辺の意識をもっともっと強く持たないといけない」

との頼もしいコメント、小島選手

プロ1年目にお世話になったお手本との対戦についても、心待ちにしているようです

「ホリさんのような偉大な先輩とピッチで闘えるのは素晴らしいこと。でも、ピッチに立つ以上勝たないといけない。勝ちに行かないといけない」

2011年、いつもすぐ傍で、出場機会に恵まれない堀之内選手見ていました

「ホリさん何も文句を言わずにいた。プロとしての姿勢を習ったというか、見てて本当に勉強になった」

今年、小島選手の置かれている現状において、あの時学んだことが活きているのでしょう

「今は、1年目と同じような状況なので、本当に感じる。今のツボさんもそうだけど、見てて勉強になる。偉大な選手がひたむきに励む姿身近でしか感じられないと思う」

ピッチ上であまり表情を変えずにクールな印象ですが、熱い思いを秘めています

「僕たち若手、それを越えるために、もっともっとひたむきにやらないといけない。そして、いち早く先輩たちを越えていきたい」

迎える大事な一戦

「まずはチームのために」という大前提のもと、期待の司令塔がさらなる飛躍を期します

小島選手のコメント詳細、試合前日監督の様子について、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

そして火曜日ということで、レッズレディースの特集も

・新潟戦終了後、吉田監督、堂園選手、加藤選手インタビュー

さらに、昨シーズンまでレッズレディースに在籍し、現在新潟で活躍する、小金丸選手にもマイクを向けさせていただきました

お楽しみに

 

10月14日 「ホリさんがいるというだけでJ2な気がしない」

どうもです

秋らしく、カラッとした晴天の大原

天皇杯を2日後に控えた今日の練習、午前10時頃からスタート

メインで行われたのは、「アイデア出して!集中して!」(監督)の攻撃におけるパターン練習でした

中盤からのフィードをサイドの選手が受けて、前線2人との連携からフィニッシュに至る形を反復

ワンツーからクロスを送り出す時もあれば、くさびのパス&ゴーからシュートの時もあり

「全部が見えた上での判断をするように」

「最後自分の判断」

「私がアイデアを提供するのもありだけど、みんなのアイデアも大事」

との監督の指導のもと、選手達3人1組で、様々な発想を、プレーで表現していました

加えて、

「どこに出すか出し手でなく、受け手が示して決める!コンマ何秒の動きだよ!」

と監督、目指すサッカーにピッタリな指示も

また、「必ず顔を上げて周りを見るように」(監督)と言われていたにも関わらず、

「やべ、高いなぁ・・・」

と永田充選手、フィードの”ボール”を高く上げすぎてしまいます

フィニッシャーの順番の時、曖昧なラストパスで梅崎選手のゴールをアシスト

すると監督

「今のは狙って出したならOK!」

それに対して、

「ウメしか見えてなかった!」

と狙い通りであったと、にやけながら主張(※本来「全部見えた上での判断」が求められています)

すかさず周囲からは、

「嘘つきがいる!!」(関口選手)

とのツッコミが入ります

その後もパスの度に、

「ミツル、いま違うとこ狙ったんじゃねのか!?」(坪井選手)

それでもマイペースに好フィードを送り出し、

「ブラボー!フランツ!!」(大喜びの監督)

さらに練習の終盤、坪井選手、山田暢久選手とのグループを組み、鮮やかなダイレクトパスをつなぐと、最後巧みなループを決めて、

「ヨッシャーーー!!」

珍しく、声を張り上げた”浦和のゆるキャラ”

「経験のある3人、素晴らしいゴール」

監督もニコニコ顔で絶賛していました

練習、午前11時40分頃に終了

なぜ今日、日頃控えにまわる選手が目立ったかというと、最たる理由、川崎戦スタメン組にお休みが与えられていたから

すなわち2日後リザーブ組の、出番です

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山形戦に向けて、

「公式戦だし、これから獲れるタイトル3つとも獲りたいと思っているので、そのためにも絶対に負けられない試合」

そして、

「僕らにとって大事なアピールの場でもある」

と意気込むのは、山田直輝選手

「復帰して2週間ぐらい経って、状態少しずつ良くなってきている」

順調に調整を重ねてきているようです

今日は、レッズジュニアユースの中学3年生メンバーが見学に来ていました

後輩の前でのプレーに、

「僕らはやることをやるだけなんで(苦笑)。でも僕があのぐらいの年代の時に、ここに入れてもらって練習を見せてもらうことなかったので、『良い経験をしているなあ』と思いながら練習していた」

なかなかゴールを決められず、監督から腕立て20回のアディショナルメニューを課されるなど、ハッスル

コンディションもちろん、モチベーションについてもさらに上がっています

1つ、ナビスコカップ

涙の決勝戦から2年、仲間達がリベンジの機会をつくってくれました

「またひとつ大きな目標というか、そういう舞台をみんなが用意してくれたけど、そこに立てるか立てないかまた戦いだと思うので、ひとつの大きなモチベーションとしてまたそこを目指してやりたい」

もう1つ、堀之内選手との再会を控えていること

「J2との対戦だけど、ホリさんがいるというだけでJ2な気がしない。ホリさん相手の中でも嫌な選手になるというか、危険の芽を潰してくる選手なので、うまくかわしてゴールに絡みたいと思う。レッズサポーターもそうだと思うけど、僕もホリさんとの対戦楽しみにしている」

どれだけ偉大な存在か、充分に理解しています

「レッズの黄金時代も経験しているし、苦しい時期も知っている選手だと思うし、そういうことを経験して今のホリさんがあると思う。なんでも知っている人だと思うので、レッズ相手の戦い方ももちろん知っていると思う(笑)。どうやって崩して行こうというか、『ホリさんを倒せるかな』と楽しみにしている」

–若さを活かして、動き回る!?

「そこで僕勝負したいと思ってる(笑)いくらホリさんでも運動量落ちてくるんじゃないかと思うので、そこで勝負したい」

”浦和人”同士が相まみえる舞台が、これまた良いです

「駒場で試合ができる機会少なくなっているけど、僕の中でも特別な場所だし、そこで公式戦に出られるなら、自分が持てる100%の力を出して、駒場でプレーするに恥ずかしくないものを見せられればと思う」

タイトル獲得への切り札、聖地駒場で復活への”一歩”を刻むのでしょう

山田直輝選手のインタビュー詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

10月10日 「幸せー!」

どうもです

曇り空さておき、蒸し暑さの感じられる大原

川崎戦2日前の練習、ミーティングを経て午前11時頃からスタート

ウォームアップを終えると、11(レギュラー組)対12(リザーブ組)でのハーフコートゲームを実施

監督からは主に、「奪ったら前へ!」、「判断を早く!」、「シンプルに行こう!」といった声がかかっていました

縦への効果的なボール運びの意識付けがされていた印象です

お昼の12時10分頃、左足を鋭く振り抜いた原口選手のラストゴールが決まり、練習終了

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今日、10月10日といえば、那須選手の誕生日です

であればと、マイクを向けさせていただきました

何かの気配を感じながら・・・

–おめでとうございます!32歳になっての心境いかがでしょうか!?

「あんまり年齢を意識していないのもあるし、まだまだ成長しないといけないところもたくさんあるので。歳のこと30歳を越えてから特に意識しなくなった。体も動いているし、心身ともに若い時より動けているんじゃないかというぐらい」

少し間をおいて、

「今が成長期なので(笑)」

–かつての体育の日に生まれたというのは、熱い男・那須選手らしいとも感じられますが!?

「たまたまだけど(笑)。ゾロ目で覚えやすいし、覚えられやすいし、それぐらい(笑)」

–こうして今、レッズの一員としてプレーできている喜びというのは!?

「そうっすね!」

しみじみとうなずく那須選手

しかし、その時でした!

「そりゃあ、本当にもぉうぅぉぉおおおおーーーー!!!」

那須選手ビックリ仰天!

背後に原口選手が忍び寄ります!!

「ベシャッ!!」、「バサバサバサッ!」

チームメイトに囲まれた那須選手の顔に、次から次へと、パーティー用の粉と白いクリームが塗ったくられることに!

山田暢久選手、平川選手、永田充選手、興梠選手、槙野選手らも参加して、お祝いの儀式へ

チャントを歌う宇賀神選手、「ナスダイスケー♪ナスダイスケ~♪」のリズムに合わせて「ベシャッ!」

「オーー♪ナスダイスケ~♪」(合唱)

さらに、テンションの高い鈴木選手が、

「むこうも、むこうも!むこうもむこうも!」

と号令をかけると、

「ワァァァァァァーーー!」

すぐそばからは、凄まじいリアクションの声!!

「うわぁ!ちょっと待ってぇ!ちょっと待ってぇえ!!・・・・・ブッフォオ!!」

一瞬にして真っ白く、クリームまみれになったのは森脇選手

–誕生日でないですよね!?

「誕生日じゃないっすよおお!!」

一同爆笑

「森脇なんで白くなってんの(笑)!?」(そころじゅうからツッコミの声)

森脇選手今日、一般女性との入籍を発表しました

「ハイ!ピースして!」(記念撮影を促す加藤選手)

那須選手と森脇選手仲良く並びます

「スイマセン!こっちに(目線を)お願いします!」(会見時のカメラマン風に、加藤選手)

2人満面の笑み

「ちょっとぉ!みんなで撮ろうよ!ゲンキ!(原口選手)、コウジ!(野田選手)!、写真撮ろう!写真、写真!・・・しゃしん・・・みんなぁぁ!!・・・・・」

森脇選手の呼び掛けに、

「反応しないよ(笑)・・・モリ、あとかたづけせえよ!なっ?」(那須選手)

そして、

「大ちゃんおめでとう!」

「モリー、おめでとう!」

大原、大きな拍手とクリームと、喜びに包まれました

「ようこそようこそ、ホント」(森脇選手)

「アザーッス!みなさんアザーッス!」(那須選手)

そのあと、那須選手に改めてマイクを向けると、

「幸せーー!」

と高らかな雄叫び

「(みんなに祝ってもらえて)嬉しいっす!前にも(他のチームで)1回だけこういうことをしてもらったことあるけど、移籍してきて1年目でこうしてもらえて嬉しい」

頬をゆるめるばかりでなく、しっかりとこれからの闘いを見据えています

「こういうのを含めてレッズにいられて幸せだけど、結果を残さないといけないので、きっちりとみんなで一丸になって頑張りたい」

ます、2日後の埼スタ

「ナビスコ杯決勝の切符つかめると思う。はい」

なぜなら、

「みんな調子も良いし、チームとしても上向きになってきているので。しっかり勝ってみんなで決勝に行って、みんなで優勝カップを掲げたい」

32歳の誕生日を迎えた”赤き血のファイター”、タイトル奪取の誓いを立てました

那須選手のインタビュー、お祝いの儀式の模様、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

お楽しみに

 

10月9日 「決勝に行くことが僕たちの目標じゃないし、しっかりタイトルを取るまでサポーターの皆さんに後押ししていただければ」

どうもです

少し強めの風が気になりましたが、爽やかな晴天の大原

川崎との準決勝第2戦を3日後に控えた今日、練習午前10時頃からスタート

ウォームアップを終えた午前10時45分頃からは、ゲーム形式へ

ピッチ上の光景、いつもと若干異なりました

両チーム共に、ビブスを着用(白と黄色)

キーパーのうち1人もローテーションでフィールドプレーヤーに入る、12対12のハーフコートゲームでした

ゲーム中、監督特に厳しい声を掛けず、ニコニコしながら見守っていた印象

その分、選手達からはお互いを鼓舞するような声が飛び交っていました

だれることなく、ゲーム進行

午前11時20分、柏木選手が難しい体勢から右足ボレーを決めて、”ラストゴール”

最後負けたチームが腕立て伏せをしていました

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ゲーム形式で、レギュラーとサブの括りがないような編成で、メンバーが組まれることに

ポジション基本的に”本職”への配置でしたが、槙野選手について

「ブンデスリーガで6試合、ボランチで出ているので、その力を出せたかなと思う(笑)」

”レッズ加入後”見慣れない位置でのプレーでした

コンディション調整と気分転換の側面もあったのでしょう

そしてもう1つ、槙野選手大事なことを挙げました

「チャンスをもらえている選手、もらえてない選手がいる中で、ここまで来るとタイトルを獲るためにはみんながブレずに同じ方向を向くことが大事だと思うし、時々メンバーをシャッフルして、時には違うポジションでやるというのもひとつの策かなと思うので、非常に良い練習だったと思う」

練習後のファンサービスから戻ってくると、

「サインとか写真を一緒に撮ることもそうですが、試合に勝つことが一番のサービスだと思っている(笑)」

頭の回転が速い、持ち前の絶好調トーク続きます

「ボランチ起用の可能性も示せたのかなと思う(笑)。どっちが楽しいか? ボランチの方が楽しい(笑)でも、このコートでこの時間だったから何とも言えないけど(笑)」

ダービーの勝利が良薬となったか、先週よりも表情が明るいです

–自分たちの最も得意とする攻め方で勝てたのも大きいですか!?

「大宮戦でPKを奪ったシーン、自分たちがやろうとしているサッカーで勝ち得たシーンだったと思うので、ああいうシーンをどんどん増やしていくのもそうだし、攻撃のところで4点取れたこと良かったけど、守備のところでもゼロに抑えたこと非常に良かったと思う。後ろゼロ、前複数得点取れれば。得失点差もこれから大事になってくると思うし、取れる時しっかり取っておきたい」

–得失点差を伸ばすべく、槙野選手が攻撃に絡んだシーンも多くありましたが!?

「惜しかったねぇ!?取れるチャンスあったからね(苦笑)」

”クニくん”こと関口選手のリーグ初ゴールも嬉しいニュース

「多分、誰もが安心したと思う(笑)。なかなかチャンスをもらえないなかでも途中から出てゴールを決めること彼にとってもチームにとっても非常に勢いづくゴールだったと思うので良かったかなと。11人だけじゃなくてチーム全員で、という意味でも非常に効いていると思う」

槙野選手がそう話すことで、より前向きになります

勢いそのまま、川崎を倒したいところ

–大事なポイントとしては!?

「失点ゼロに抑えること。失点さえしなければ自分たちの攻撃の力時間が経つにつれて相手の穴も緩くなってくると思うので、僕たち後ろの守備陣が我慢する、ゼロに抑えるということでチャンス来るかなと思っている」

–「早めに追いつこう!」と、焦らないということですか!?

「そうですね、はい。早めに取るとズルズル行っちゃう癖があるから(笑)。『しばらく0−0でも良いんじゃないか』という気持ちも持って行ければ。(最近、大久保の調子が良いが)さらに磨きが掛かってゴール数もそうだけど、非常に怖い選手であること間違いない。彼を抑える、もちろん僕たちがしっかり攻撃することで彼を守備に回すこともひとつの手だと思うし、怖がっていて仕方ない」

と力強いコメント

「次もホームだけど、決勝に行くことが僕たちの目標じゃないし、しっかりタイトルを獲るまでサポーターのみなさんに後押ししていただければ」

あくまでも、今週の埼スタナビスコカップ王者=頂点への”通過点”ということです

だからこそ、絶対に勝たなければ

インタビューの詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

※ダービーに勝利したあとの「We Are Diamonds」において、メッセージ付きのTシャツを着なかった理由についても聞いています

 

10月8日 「チャンスはあると思う」

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どうもです

10月と思えないような気温の大原で、練習午前11時からスタート

まずは、フットサルコートでの体幹トレーニングで筋肉に程良い負荷をかけます

その後、フィールドでのステップワーク、ピッチ脇での坂道ダッシュ

締めとして最後にシャトルランニングを行い、練習お昼の12時15分頃に終了しました

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”オフ明け”恒例のフィジカル系メニューが中心でしたが、今日について”オフ明け”というと、少し意味合いが変わってくるのかもしれません

きのう、選手やスタッフ、[東日本大震災等復興支援 子供たちとのサッカー交流会]を行いました

岩手県の山田町にある山田北小学校へ足を運んだ阪野選手、このように振り返ります

「テレビで観るよりも、実際に足を運んでみると違う。子供たちもそれぞれ色々あったと思うけど、元気にしていたのでそれに負けないように頑張っていきたい」

トップチームの一員になって1年目、初めての経験でした

「聞きづらいこともあったりして、探り探りで話しかけても、うまく打ち解けてくれない子もいた。けど、サッカーを一緒にしたり、時間をかけて話しているうちに、向こうから話してきてくれるようになって、嬉しかった」

プロサッカー選手であることを改めて自覚する機会にも

「サッカーを通じて何かを与えられるのは特別なことだと思うので、良い経験になった」

そして、

「僕が活躍することで、少しでも興味を持ってくれたら嬉しい」

と抱負を語りました

誓いを現実にすべく、努力の日々続きます

「得点を意識して、練習のゲーム形式でも何度か良い形をつくれているので、もっとその回数を増やせるように頑張っていきたい。タイミング、入り方をちょっと工夫して、良くなってると思う」

先週金曜日のゲームで、野田選手が左サイドから送り出したピンポイントクロスをゴール前、ストライカーらしいハイジャンプヘッドで力強く叩き込みました(場内からは、どよめきと共に大きな拍手)

課題の決定力が、また少しずつ上がっているのでしょう

「やっぱ、サブ組が良いサッカーを出来れば、スタメン組にとって良い刺激になると思うので、競争していきたい」

ここから迎える正念場に向けて、

「出場するチャンスあると思うので、しっかり結果を残せるように頑張っていきたい」

先週のダービーを通じて感じた思いを胸に、期待のセンターフォワード、着実に歩を進めます

「レッズサポーター特別なものだと改めて感じた。Jリーグでも唯一だと思う。そこでプレーできることホント、幸せ」

きょうの練習後、グラウンドに1人黙々とジョギングに励む阪野選手の姿がありました

ちなみに、一部で噂になっている”疑惑”について

「いやぁ、あれ、全くの嘘。そんなことない。ヘヘッ(笑)」

インタビューの詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

 

10月3日 「負けられない」

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どうもです

さいたまダービーまであと2日

今日の練習、ミーティングを経て午前11時20分頃からスタート

ウォームアップを終えると、午前11時55分頃からは11対11でのハーフコートゲームへ

「奪ったら縦を意識して!」(監督)

レギュラー組、相手のハイプレスをいなしつつ、いかにしてディフェンスラインの裏を取るか、工夫を凝らし、ゴールを目指します

前線への縦パス、あるいはサイドを深く抉る

ここ数日に比べれば、バリエーションに富んだ攻撃パターンが出せている印象です

お昼の12時25分、ビルドアップからズバッと1本、鮮やかな縦パスが通ります

これを受けた興梠選手が落ち着いたコントロールから左足での”ラストゴール”を決めました

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ダービーへの熱気か、今日は陽射しが強く、夏に戻ったかのようでした

「いやぁぁ、暑かったですね」

と頭をポリポリ、森脇選手
(まるで、チームメイトからの”後頭部ど突き”を警戒するかのように)

–森脇選手の闘志と、どっちが熱いですか!?

「こっちの天気ですかね(笑)」

・・・

「って言ったらまた怒られるので、僕の気持ちもまた強く燃えなくちゃいけないなと、今から炭を置いて熱さを出し過ぎると、試合には火が灯っていない状態になったらマズイので(苦笑)」

お話しの最中も、周囲を気にしているのか、落ち着きがありません

するとやはり、

い、つぼちゃん、つぼちゃん!」(森脇選手)

正面から接近してきた坪井選手に、ピクリと反応

坪井選手こちらの目を見ながら2度3度うなずき、ニヤリ

森脇選手を指差し、脅すような仕草を見せて、クラブハウスへと引き上げていきました

?????

森脇選手、理由をこう説明します

「つぼさんがねえ、最近、練習の時にミミズやらコウロギやら持ってきて、僕にちょっかいかけてきますけど、僕自身虫があんまり好きじゃない(苦笑)」

先輩として、後輩の苦手なものを克服させようとしたのでしょう、きっと
(そういえば、北海道合宿から帰ってきた坪井選手が大原の木を見て、「虫がいない」と首をかしげていたことを思い出しました。・・・何にせよ、生き物なので、ほどほどに)

それはさておき、森脇選手ダービーへのテンションについて、

「試合の時にね、爆発するように持っていきたい」

2週間前の甲府戦後に、「なぜ自分がレギュラーで使われているのか、もう一度しっかり考えたい」と話していました

守備におけるガツガツとした激しいプレーもちろん、効果的な攻撃参加が期待されていることの1つであるはず

しかし、最近攻撃面でやや消極的になっている印象です

「それも葛藤があって、チームのバランスを考えながらやらないといけないけど、チャンスだと思ったら思い切ったアクションで攻撃に参加するというのは自分たちのストロングポイントだと思うし、相手が一番混乱するところだと思っているので、そこしっかり出していかないと。そこで迷いがあるなら行く、そここだわってやっていかないと。ただ、攻めにいったら戻るスピードにもこだわらないと。より速く帰ること意識しないと」

目指すサッカーへの強い信念が垣間見えます

「ここまできたら、自分たちがどこを目指すのか、どういうサッカーを目指すのかしっかりと追求していかないといけない。自分たちのストロングポイントをなくしてまで優勝したくないと思っているので、自分たちのサッカーを1年間通した中でしっかり結果を収めたい。やるべきことを見つめて、ブレずにやりたい」

と吹っ切れた様子

「自分たちのやるべきことをやって負けたら、また次に向かって進めばいいし、自分たちのサッカーをやらずに負けた挙げ句、最後に結果が出ないのが一番後悔すると思うので、こだわってやりたい」

まずは、さいたまダービーを制しましょう

「負けられない。僕自身、1年目で日も浅いし、ダービーについて大きな口を叩ける立場でないけど、浦和に加入してここまでプレーさせてもらっているので、その気持ちを汲んでやらないといけない。サポーターも同じさいたまの大宮に負けたくないと思っているだろうし、その気持ちを背負って倒したい」

心が赤く染まっていることを、ピッチで示せるか

「土曜日の埼玉スタジアムで僕らが勝って、しっかり[We Are Diamonds]を歌いたいという思いが強い。監督も『自分たちがやるからにはしっかりとした責任を表せ』と言っていた。ほんとその通りだなと。自分たちにプレッシャーをかけている分、ピッチの上でで証明しないといけない。なにがあっても、ピッチでぶっ倒れようが、なにしようが勝たないといけない」

背番号46、迷わず突っ走る構えです

インタビュー詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

さらに、サッカー専門新聞エル・ゴラッソの大宮アルディージャ担当 上野直彦さんに電話をつなぎ、さいたまダービー直前トークをします

お楽しみに

 

10月2日 「死にもの狂いで闘わなきゃ勝てない」

どうもです

さいたまダービー3日前の今日、練習午前10時からスタート

ハーフコートより少し広めのエリアを用いた、11対11でのゲーム形式を中心に約90分間、連携を高めました

平川選手

「ダービー普段以上に厳しい試合になるだろうし、最近のダービーで勝ててなくてサポーターにも辛い思いをさせてしまっている。チームが優勝を目指すためにも勝ち点3が必要になる試合に向けて、厳しい中でも楽しみながら非常に良いトレーニングが出来ている」

と手応えを口にします

今日のゲーム形式で、右サイドで良い動き出しをしても、タイミングがずれてボールが来ない場面もありました

けれども、

「自分に来るだけが攻撃でない」

なぜなら、

とりになる動きもしていきたいし、自分が動いたことで空いたスペースを使ってくれれば良いし、全員が動くことで、相手にとって『何処にて出てくるかわからない』と思うような攻撃が出来ればいい」

それが、目指しているサッカーにおける1つの形で、今一度、見つめ直すべきところなのかもしれません

「メンバーを見ても、攻撃的布陣を置いているので、そう言った部分で精度を高める。2点、3点決められるようになればディフェンス面の課題も浮き彫りにならないと思うし、ネガティブにディフェンスのことばかり考えず、ポジティブに自分たちの良い部分を伸ばすことを考えたい」

力強く言い切ります

そして、

「大宮監督が代わろうが、順位が下にいようが、うちとの試合で非常に気持ちの入った良い試合をしてくる。僕らも大宮とのダービーだけ、順位とか勝ち点とか関係なく、本当に激しく、死にもの狂いで闘わなきゃ勝てないと思ってるし、そういう試合が待っている」

チームの精神的支柱からは、メラメラとした闘争心が感じ取れました

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3日後の試合、優勝へ向けた大事なホーム戦であり、山田暢久選手と那須選手の記録を中心に、記念すべき試合でもあります

長い間右サイドでレギュラー争いをしてきた平川選手に、山田暢久選手の偉業についても聞いてみました

「J1だけで500試合。J2、ナビスコ、天皇杯、といった公式戦でいえばもっとはるかに多い試合を20年で出ているのは、選手として”尊敬”しかないし、ああいった選手に一歩でも近づけるようにしたいと思う。とにかく、次山さんが出られれば、500試合を勝利できれば最高だと思うし、そういった状況をチームでも作ってお祝いできればと思う」

良きライバル関係の中、06年のリーグ優勝を果たしたシーズンを筆頭に、スタメンの座をつかむことも

「そういった関係があって、今の自分があると思うし、偉大な先輩とライバル関係でやってこれたこというのも、僕の財産。だからこそ、今でも僕プレーできると思うので、感謝しながら、まだまだ一緒に、そういった関係で一緒に出来ればと思う」

これからも続いてほしいです

それと、平川選手だって充分凄い!

また、同じ山田選手つながりでありませんが、今日はもう1人マイクを向けさせていただきました

「携帯の機種変更をしたので、それをきっかけに自分が好き勝手にやっている。1人の山田直輝として、いち社会人としてのコミュニケーションの場」(※twitterについて)

yaaaman34こと山田直輝選手です

月22日の練習で左太ももを痛めて以来、今日は久々にゲーム形式を含めた練習に完全合流しました

「昨日の夜から今日サッカーをすることを楽しみにしていたので、あいにくの雨だったけど、みんなとサッカーができて楽しかった」

早速の”ナオキスマイル”

「僕がケガをする前かなり暑かったので、だいぶサッカーがしやすい環境になった」

と少し前に短く切った髪をかきます

「ここまでみんなが頑張ってくれているので、これまで休んでいた分、最後優勝のために少しでも力になれるようにやっていきたい」

ただしダービーについて直近過ぎるので、「無理するつもりない」と冷静

焦る気持ちをうまい具合にコントロール出来ているところに、成長を感じます

「今日ウガ君とも話したけど、このケガを経験して・・・。一週間ぐらい前からメディカルスタッフに『もうプレーして良いよ』と言われていたけど、自分の中で違和感があるから『もう一週間だけ待ってほしい』と言えたので、成長したのかと思う」

あとはピッチの上で思う存分に!

湘南戦後、監督山田直輝選手の名前を出していました

王座奪還への切り札となるか

浦和のハート、ハッキリとした口調で語ります

「これからリーグが終わるまで、ケガなくプレーして、最後にレッズがトップに立っている。というのが僕の目標。それだけ、どうしても達成したい」

今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」で、平川選手と山田直輝選手、さらに

・「続けてきて、良かった」
→レッズレディース・猶本選手インタビュー

を中心にお届けします

10月1日 「こんちくしょう根性で」

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どうもです

今日から10月、シーズンも佳境へ

秋が近づくに連れて、大原も随分と過ごしやすい気温になってきました

オフ明けの今日は、午前10時頃からトレーニングがスタート

室内調整を経て、その後天然芝ピッチでのステップワークなど、フィジカル系メニューが中心でした

午前11時15分頃からは、ピッチ上で約40分間のミーティングを実施

選手達によれば、監督

「試合の後に[We Are Diamonds]を歌うときにTシャツでメッセージを掲げている分、自分たちに掛かってくる責任も多い。それに値するようなプレーをしよう」

「あとはピッチで表現するのが自分たちの仕事なので、そこを一番大事にしよう」

「外で何を言おうが言われようが、ピッチで何ができるかが仕事。それを一番言っていた」

といったニュアンスのお話しをしていたようです

どれも肯ける内容でないでしょうか

クラブハウスへ引き上げる選手達、ダービーに向けて引き締まった表情をしていました

予定されていた午後練習について、お休みです

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オフ明けのフィジカルトレーニングで、締めとしてシャトルランニングが行われるのが、ほぼ恒例

普段ですと、鈴木啓太選手が首位を走り、後続に小島選手、野崎選手、関口選手らが食らいつく光景を目にする機会が多いです

もちろん、各選手のコンディションに配慮して、走る距離やスピードの設定が違うため、競走をしているわけでなく、それがそのまま走力を示しているわけでもありません

ただし、今日は珍しく那須選手がトップ争いをしていたので気になりました

「全然意識してない。体が調子良かったので(苦笑)」

鼻が折れても試合に出る熱い男も、さすがに累積警告となって湘南戦に出場できず

その期間を振り返って、

「心身ともに良いトレーニングができたし、良い休養ができた。普段の週間以上の鋭気を養ったというか、今は凄く良い状態。良い準備をしたかったし、先週追い込むだけ追い込もうと思っていた」

と目を輝かせます

2日前の練習試合には出場し、

「ボランチだったけど、うまく走れることと、キックのフィーリングを自分の課題に挙げていたので、そういう部分で良いフィーリングでできていたので、『あ、良い練習ができていたんだな』と思った」

と手応え

先週サブ組でのプレーが続いていましたが、その間に悩んでる様子が垣間見えた原口選手に優しい声をかけるなど、周りを気遣っているようにも見えました

「意識というか経験で、あいつ良いものを持っているだけに、良い選択、良い判断をさせてあげたいし、それがチームのためにもなるので、できること伝えたいと思っている」

出場停止が明ける、次節ダービー

「どこが相手でも変わらないなと。自分たち次第だなということ湘南戦を外から見ても思った。ダービー雰囲気が違うだろうけど、その雰囲気もぶち破るぐらい気持ちで勝らないと勝てないと思っている」

そして、

「こんちくしょう根性でやらないといけない」

そのハートが、リーグ通算299の原動力になっているのかもしれません

さらに

「リーグ前半の大宮戦鼻骨を折って外に出ている時に失点したけど、今後鼻骨を折ってゴールします!(笑)」

力強い意気込みでした

ケガ禁物ですが、優勝へ何が必要か

大前提として・・・

ガムシャラに行きましょう、ガムシャラに!

ところで、今日のシャトルランニングで誰が位だったのかといえば、野崎選手です

「いろんな選手のコンディションがあって、今日はたまたま位だったけど、啓太さんの最高記録には勝てていないので、そこと戦いたい。タイムがあって、僕のタイムもだんだん短くなっているけど、それに近づけて行くことを目標にしている」

具体的に数字(タイム)が出るというのも、良いモチベーションとなるのでしょう

つの目安としてタイムや順位目に見えてわかることなので、そういうこと大事だと思う。中盤はやることも多いし、運動量がないとやっていけないので、そこ自分にとって必要だと思っている」

先週、ゲーム形式で那須選手のそばでプレーする機会もありました

「那須さん練習後の自分の練習をどう組み立てたら良いかとか、自分に何が足りないかが凄くわかっていて、それを実行する力も持っている。そして、それを続けられるところが30歳になっても残れていることを証明していると思う。でも那須さんの一番のところ気持ちの部分で、凄く熱いところがある人なので、そういうところを一番見習わないといけないと思う」

–優勝のために、若手として出来ること!?

「僕たち底上げじゃないけど、下からどんどんレギュラー組を脅かすようなプレーをすることがつの大事な役割だと思うので、それをやるために練習でどうやったらレギュラー組を食えるのかとか、レギュラー組に絶対負けないという気持ちを見せないといけない。それをすることでレギュラー組ももっとやらないといけない状況になるし、良いスパイラルが作れたりすると思う」

と志しの高い野崎選手

タイトルを目指すと同時に、次世代の若手を如何にして育てるか、というのもクラブとしての大切な仕事

出場経験が乏しいのは、選手として悩ましいことかもしれませんが、プロの世界における宿命ともいえます

とはいえ少なくとも、身近なところに偉大な”お手本”が数多くいるのは、レッズの強みでしょう

今季のタイトル争いもそうですが、野崎選手を取材していると、これからのレッズも楽しみな部分でもあります

決して楽観しているわけでなく、です

那須選手、野崎選手のインタビュー詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

9月26日 「試合に出ている責任を感じながら」

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どうもです

湘南戦を2日前の今日は、恒例のミーティングを行い、午前11時頃、練習がスタート

雨がふったりやんだりとハッキリしない空模様の中、ウォームアップを経て午前11時50分頃からは、11対11でのハーフコートゲームへ

「奪ったら縦かドリブル。前を見るのがマスト」(監督)

前線3人+WBとボランチ+CB、基本的にハーフラインを隔ててプレーエリアが分割されます

今日は数的同数であったため、5対5でマッチアップした局面が生まれやすくなり、激しい球際の攻防が見られました

そういった中、「出来るだけ早くゴール前に運ぶ」(監督)という意識付けも

さらに2日連続で、ゲームの合間にセットプレー時の連携確認が入りました

今日について、守備のみならず攻撃時の練習も実施

終盤になるとタッチ数もより細かく設定され、選手達頭を使いつつ、ハードワークで汗を流していました

お昼の12時20分頃、リザーブ組のマルシオ選手がアクロバティックな右足ボレーでネットを揺らし、”ラストゴール”

先週に比べれば、選手達のゲーム中における判断スピードが早まり、迷いがなくなっている印象を受けます

「甲府戦でチーム全体で悪い取られ方をしないということを意識しすぎて、少し消極的になってしまったので、今週もう一度、自分たちの形を出して行こうという意図で練習をやっていると思う」

と宇賀神選手

「特に前の選手としては引いた相手に対してどこかで打開しないといけないので、自分だったり(原口)元気だったり、”ドリブルで仕掛けて行ける選手が打開していかないといけない”と甲府戦で改めて考えさせられた。今週ピリっとした雰囲気で練習ができていると思うし、全員が『今やらないといけない!』という強い気持ちを持ってやれている」

そのように手応えを口にします

攻撃時のシステムチェンジなどもありましたが、

「ビルドアップ後ろの選手だけじゃなくて、1人ひとりが1m、2m、ポジションを取り直すことでパスもうまく回り出すと思うので、全員が意識していければビルドアップもうまく行くと思う」

イメージ出来ているようです

今日のゲームで、レギュラー組がボールを奪われたあとに宇賀神選手が見せる、素早いチェイシングが秀逸でした

「ここ最近練習の中でも攻守の切り替えを速くして、取られた場所から一番近い位置の選手がプレスを掛けるということがミーティングの中でもよく出ている。前の選手に求めるだけじゃなく、自分もやることで言えると思うし、特に意識してやっている。一番、僕の場合だと前に元気がいるので、元気にやってほしいので、まずは自分からという意識でやっている」

言葉だけでなく、行動で示すところが頼もしいです

それ、当たり前といえば当たり前のことですが、宇賀神選手が話すと、より一層の説得力を感じます

なぜなら、控えに甘んじていた経験もあるからこその、ピッチに立つ責任感と自覚が心にあるからでしょう

「せっかく優勝できるチャンスがある位置にいると思うので、1試合1試合、試合に出ている責任を感じながらプレーしたいし、ただプレーするだけじゃなくて、サブにいる選手にも良い選手がたくさんいるので、そういう選手にポジションを譲らないという気持ちで、チーム内の競争も意識しながらやれていること良いことだと思う」

優勝のためにも、甲府戦のような苦い出来事を繰り返すわけにはいきません

「残り8戦。1戦も取りこぼせない試合が続くと思うし、そういう中で甲府戦のように最後にやられてしまうことが一番、選手としてもサポーターとしてもガクっと来ると思うので、残り8試合観ていて楽しいサッカーを目指したいし、残り2か月、常に100%の力を出して戦いたい」

ラストスパートへ、躍動感溢れる”夏男”の勢い、秋を迎えても益々加速していきそうです

まずは、湘南に赤い風を

宇賀神選手のインタビュー今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

さらにちょんまげ隊長ツンさんがご登場

サッカーを愛する”海賊(木曜担当・清水英斗さん)×侍(ツンさん)”のナイスなトークセッションにご期待ください

9月25日 「自分の人生の中で重要な一瞬にしていきたい」

どうもです

湘南戦を3日後に控えた今日の練習、ミーティングを経て午前10時30分頃からスタート

まとわりつくような雨が降りしきる中、ウォームアップを終えた午前11時15分頃、11対12でのハーフコートゲームへ

「タイミングが大事だぞ!」

冒頭、監督からは3人目の動きを活かした、ディフェンスラインの裏を攻略する動きに関する指示が出ていました

「簡単にプレーすることと、判断を早く!」

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昨日の午後練でも監督が言っていましたが、「タッチ数が増えると、出せるとこに出せなくなる」ことを意識しつつ、「その中で必ず縦を入れる!」よう、積極的にチャレンジをしていく選手達

レギュラー組、数的不利な状況でのプレーであることから、連動した攻撃もちろん、ボールを失った後の素早い”攻”から”守”への切り替えも求められていました

また、ゲーム終盤に、セットプレーの守備練習が組み込まれ、ハイボールへの対応のみならず、跳ね返したあとの流れについても確認

「クリアするだけじゃなくて、しっかりラインを押し上げることも大事になってくるし、前節の甲府戦もそこでやられてしまったので、最後の最後のところまで僕ら後ろの人間が押し上げることもそう」

と槙野選手

「後ろが重たくなっているとスムーズにゲーム運べないので、前線の選手を動かすのもそうだし、後ろから押し上げる重要性を持ってプレーしないといけない」

意欲的でした

練習、午前11時50分頃に終了

きのうの午後練、11対11+フリーマンでのゲーム形式(エリアハーフコートよりやや広め)が中心でした

そして今日の練習を含め、いつにも増して活気に満ちた印象です

「良かった。ミーティングの効果!?あったと思う」(きのうの練習後、阪野選手)

きのう午前練習後、秋空の下、約15分間のミーティングが行われました

槙野選手このように振り返ります

「いかに自分たちが残りの時間をサッカー中心の生活にするか。優勝するために私生活もそうだし、グラウンド上もそうだけど、みんなが同じ方向を向いてやるという意味で、意思の疎通が図れた非常に良いミーティングになったと思う。1人が優勝したいと思ってもダメだし、優勝するためには全員が”何をしないといけないのか”という確認。それ試合だけなのか、それとも日々のトレーニングからかもしれないし、もしかしたら練習が終わった後の時間の方が大切かもしれない。そういうところの重要性をもう一度、確認できた話し合いだった」

ミーティングをすれば全てが好転するのか

そんなことでなく、槙野選手が話す通り、みんなが”良い方向に進むため”何が出来るかを考え、チームとして意志を持った行動を取っていることに、意義を感じます

あとは結果を出すのみです

そしてもう1つ、今日の話題としては、マルシオ リシャルデス選手の完全合流が挙げられます

「けが(新潟戦で痛めた左ハムストリング)の治療をしてきたけど、久々にみんなと練習できたことを嬉しく思う。コンディションまだ100%でないけど、少しずつ自分のコンディションを上げながらチームに貢献したいと改めて思った」

ちょうど2週間前、天皇杯でのこと

「けがが完全に治っていない状況の中、45分ぐらいやってみてどうなのかということでテストさせてもらった。痛みが続いてなかなか治らなかった中だったけど、自分ができることチームのためにやったと思うし、けがと付き合いながらやっていかないといけない仕事なので、良い状態で1日でも早く復帰して、チームの力になりたい」

きょうの練習後に少しの間、監督と話し合っていました

「コミュニケーション。基本的にお互いが何を考えているかとしっかり把握することだった。天皇杯で起きたこと過去の失敗という考え方をして良いかもしれないけど、それを繰り返さないためにも、お互いのコミュニケーション凄く重要になる。監督も僕のことを尊重してくれるので感謝しているし、お互いの関係性をこれからも保っていきたい」

”失敗”と認め、向き合えることも大事ですし、それを”成功”の糧とすればいいのです

「残り8試合ということで、1試合終わる度に次の試合が難しくなっていく状況の中で、90分間集中を切らすことなく最後までやる必要がある。それそれぞれの選手が理解していると思うし、チームがこれから一番改善しないといけないこと。集中力を最後まで切らさないことが、これからのカギになっていくと思う」

実りの季節を前に、強い思いを口にしました

「自分のキャリアの中でも優勝夢のようなもの。チャンス充分残っているし、自分の人生の中で重要な一瞬にしていきたい。チーム一丸となって全てを懸けていきたい」

ここから迎える正念場、背番号10が燃えています

マルシオ リシャルデス選手のインタビュー詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします