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11月23日 「最後までみんなで、みんなを信じて戦えるように」&「優勝してこそチームの価値がもっと上がる」

どうもです

AFCチャンピオンズリーグ2017 決勝第2戦 vsアルヒラルを2日後に控えたきょう、練習は非公開で行われました

◇◆◇平川選手◇◆◇

――連日非公開で練習が続いていますけれども、手応えはいかがですか?

「良い準備が出来ていると思います」

――あっちは暑かったじゃないですか、帰ってきてからのアジャストはできていますか?

「まあ、あの、時差もね、時差ボケも、大分もう良いですし、気温の変化もね、対応できていると思います」

――チームとして今共通している、掴めているものとかいかがでしょうか?

「そうですね、第1戦のアウェイをね通じていろいろ感じた部分、修正する部分、そういうのを含めて今週良い練習が出来ていると思います」

――特に修正点としてどのあたりがありますか?

「まあ、相手の攻撃をいかに抑えるか、あとは自分達の攻撃の部分、アウェイであまり出せていなかった部分、いろいろ出せる部分があると思うのでそこの確認だったり、という部分も含めて良い練習ができていると思います」

――第1戦を通じて相手の印象はいかがですか?

「非常にチームとして組織力があって、攻撃はいろいろなバリエーションの中で迫力もあったし、非常に良いものは見られたので、次はキッチリとレッズらしさ、レッズらしいサッカーをして勝利したいと思います」

――ホームで戦えるということの強みというのを今大会、特に感じているかと思いますが

「そうですね。もう第2戦、ホームでね、勝負を決めるって中で、自分達は埼スタでできるていうのは非常に大きなアドバンテージだと思うし、大勢のサポーターの前で、サポーターの力を借りて良い結果を残せてきているので、この大会最後までみんなで、みんなを信じて戦えるように頑張っていきたいと思います」

――10年前も1対1で帰ってきてという状況、この帰ってき方、持ってきかたというのは?

「アウェイゴールを奪っていますけれど、ゼロゼロという都合の良い結果には行かないと思うので、やっぱり勝利して完全にうちが試合、90分を通して勝って優勝を決められるように、そういった気持ちで臨まないといけないと思います」

――平川さんが出場したらどんなプレーを見せてくれますか?

「もう、いつもと変わることはないし、やってきたものを出すという部分でね、サイドバックとしてはクロスだったり、そういった部分ディフェンスの部分でハードワークして力になれるようにしていきたいと思います」

――“いつもと変わらず”を自然と出せる平川さんは頼もしい

「頑張ります(ニコリ)」

――OBなどから激励のメッセージとか来ていますか?

「特には来ていないですね」

――あ、そうですか

「特に来ていないです(笑)」

――やってくれると信じてその辺は?

「そうですね。むしろ勝ってね、自分から報告できるようにしたいと思います」

――期待しています

「ありがとうございます(ニコリ)」20171123_161838-1◇◆◇森脇選手◇◆◇

――きのう、1番最初に引き上げてたから

「ちょっと、その用事があったのでね」

――きょうは楽しそうに1番最後まで

「やってましたね!まあ今ね、試合に出られていないんでね、試合に出られていないんで、試合に出られていないときの調整というか試合に出ているとときは出ているときの調整で、出ていないときは出ていない調整があると思うんですけれどまあ、しっかりね、トレーニングを積んでいきたいなと思います。最後は遊びみたくリフティングをしていましたが(苦笑)」

――きのう、上がっていくときの表情がそんなに穏やかな感じでもなかった

「ホントですか?」

――きょうは良い表情を見られて良かったです

「まあ、確かにさっきはワイワイね、ワイワイだったので、きのうもワイワイしていればまたね、違ったかもしれないんですけれど、意識はしていなかったです(汗)」

――第1戦はいかがでしたか?あの雰囲気なども含めて

「いやぁ、凄かったですね。もう超満員というかね、たくさんのお客さんというか、相手のサポーターがね、日本ではあまり経験したことがないようなそういうブーイングであったり、経験することが出来たんじゃないかなと、ベンチの僕らに対しても凄いヤジを飛ばしてきている部分があったんでそういった部分では日本ではなかなか経験することのないようなそういうシーンだったかなと思いましたね」

――アウェイのスタジアムでも「今やったの森脇だぞ!」と言っている声とか聞こえませんか?

「えっ、どういうことですか?」

――あるスタジアムですと、「今ファウルしたの森脇だぞ!」、「森脇め!」とかメインスタンドの相手サポーターが・・・

「いやぁどうですかね?いやでもそれくらいねほんとこれくらいの距離で喋っても声が通らないようなそういう野太い声がね、なかなか話をするというのは難しかったですけど。まあほんと僕にとってチームにとってもそうですけど貴重な経験になったとは思いますね」

――チームのサッカーもまた今までとはまたワンランク上とも言えるような、どうですかその辺?

「相手チームですか?いやほんとビックリしたというかビデオで数試合見ましたけど非常に稲名で対戦してきたことがないようなACLで対戦してきたことがないような戦術のチームだったので、まあ中国はもの凄い外国人選手が2、3人また4人といた中でどちらかといえば個に頼るようなそういうサッカーを展開するチームが多かったですけどああやってチームでグループでまとまってボールを動かしていくというのはなかなか見られないというかほんと浦和レッズが目指すのに通じるサッカーだったんじゃないかなっていうふうには思いました。アウェイでやっていましたけど相手にも、もちろんリスペクトを持たなければいけないなとそういう素晴らしいチームだったんで、そういう素晴らしいチームを倒して頂点に立ちたいなという思いは強いですね」

――あの感じだと、森脇選手より基礎技術の高い選手はいない、と見ましたよ

「いんやっ、嬉しいっすね~。そんな持ち上げてもらってもね、何にも出てこない、このネックウォーマーを差し上げるくらいしか!まあ差し上げたら怒られちゃいますけど」

――いや、いや、いや、トロフィーを持ち上げてもらわないと

「いやそうっすね。もうそれで恒例のね‥恒例というか、どういう状況になるかわからないですけどしっかりね、トロフィーを持ち上げられるようにチームとして頑張っていきたいなと、アウェイで1対1というのは非常に悪くない結果だというふうに思っているんで、ホームでしっかり戦っていきたいなとそういう利を活かすのはピッチに立ってどうするかだと思っているんで、そういうアドバンテージを考えずにやりたいなと思います」

――戦い方としていかがですか?ホームでの試合というところでの?

「あれぐらい守備的にしちゃうと難しいんじゃないかなとアウェイだからああいうふうになったんじゃないかと思いますけど、僕自身ピッチに立っていないのでどういう状況か分からないですけど相手をリスペクトし過ぎるのも良くないんじゃないかと、ホームではああいうことがあっては勝利はね、勝利に対してより近づけるかといえば、言われればどうかなってね?クエスチョンがつく部分ですけど、まあしっかり自分達のスタイルっていうのは貫き通さなければいけないんじゃないかなと。しっかりボールをポゼッション、こっちが握るっていうのをやらなくては難しいなっていうふうに思います」

――チームとしてこの非公開練習で確認できていることは、いかがですか?

「まあ、いろいろね、言える範囲は限られていますけれど、集中した中でトレーニングはできているのかと。みなさんに見てもらうのも良いのかなと思いますけど、チームのいろいろ情報戦とかねあるんで、そういう部分ではいろいろチームで相手に気付かれないようにそういう確認はできているかなというふうに思いますね」

――フリーキックとか見せちゃうんですか?

「いや、わかりました!?(汗)あれは全体練習後の公開でね、見せてきましたけどぉ」

――…ひとつ、思い描いていることがあって・・・。右サイドを上がって、武藤選手のバックパスが来ると、ダイレクトでクロスを上げると見せかけて右足で中へ切れ込む。バイタルエリア、アンカー脇のところでコースを見つけ、左足で

「巻いて蹴る!いいっすねーーー!」

――ではなく、

「アハハハッ!」

――思いっきり振りぬく!インステップで思いっきりズドンといって

「ライナー系!?」

――ちょっとアウト気味ににかかった弾道が、いきなり外にブレるのです

「で、それがサイドネットかに~!?」

――・・・キーパーが弾いて、興梠選手が決める

「いんやああ(汗)俺じゃねえんだぁ!!そこにはオチが待っているんすね!(汗)ちゃっかりね(爆笑)その前にね、試合に出られるようにしっかり頑張らなくちゃいけないなっていうふうに思っているんで、良い競争ができているんで、もし試合に出たらそのイメージを持って行きたいなと、そうなれば嬉しいですね。やっぱ俺じゃなかったんだ!というね(汗)」

――いやいやいや、決勝トーナメントを勝ち進んでいるのだってあの決勝点とか森脇選手のあの功績が大きいですよ

「いやいや、それはたいしたことないですけど、やっぱり優勝してこそチームの価値がもっと上がるというふうに思っているんでとにかくしっかり僕自身も準備していきたいなというところは感じています」

――声援の話になりましたけれど、今度は味方になって素晴らしい雰囲気の中で、できる

「いやぁほんと次はね6万人、アウェイのサウジアラビアに行ったときは6万人のアウェイサポーターがどっと来ましたけれど今度は埼スタにね、6万人の僕たちのサポーターが詰めかけてくれるんで相手にとったら相当な脅威になるんじゃないかなと。相手にとったらビックリするような、そういうゲームのスタートになるんじゃないかなと思っているのでしっかり圧力をかけていきたいなというふうには思います。」

――サポーターに一言

「とにかくもう勝つためにチームとして戦う、戦っていきたいなというふうに思っているのでしっかり勝ってみんなでACLのトロフィーを掲げましょう!(良笑)お願いします!!」

――お約束を楽しみにしています

「いいっすね!頑張ります!!(キリッ)」

平川選手と森脇選手のインタビューは、このあと23時からの〈You’re The REDS〉再放送でもお聴きいただけます

では

 

11月22日 「浦和に来て良かったと思っています」&「あの中では負けられない」&「私のキャリアの中で一番大事なゲーム」

どうもです

ACL決勝第2戦まであと3日

きょうの練習は非公開でした

20171122_160200

◇◆◇田村選手◇◆◇

――お誕生日、おめでとうございます

「あ、ありがとうございます!(照)」

――いい汗かいてます!25歳になりましたが、今のお気持ちはいかがですか

「気持ちは、別に何も変わらんです」

――少年のころ、日が沈むまでボールを追いかけていたと思いますが、今このような形で続けてサッカーが出来ているというキャリアを、プロ選手としてどのように感じていますか

「まぁ、まだ大学を卒業して3年目で、キャリアとしては全然、まだまだなので、25歳をいい年にしたいと思います」

――ちょうどサッカー選手として半ばくらいという、ここまでの、これまで思い描いていたものというところで、今いかがですか

「1年目から活躍することは出来ていましたが、浦和に来て色々な刺激も受けたし、やはりそう簡単に上手くいくというチームではないので、レベルも高いし、思い描いていたようにはいかなかったですけど、こっちに来なければ経験できないこともいろいろあったので、浦和に来て良かったと思っています」

――得られたものとして感じる部分はいかがですか

「やっぱり周りの選手が上手いので、同じポジションだと槙野くんだったり、モリくんだったり、本当にお手本になるばかりなので、他のチームにはない技術などを経験できるので、本当に勉強になります」

――練習を見ていて、強さを伴う正確さのあるキックとボディコンタクトになかなか良いものを持っている印象を受けていますが、自信も付いた部分もあるのではないでしょうか

「フィジカルやボールを受けるところは、通用する部分でもあるので、そこは自信を持ってこっちでもやれ手いると思いますが、それでもなかなか試合で発揮できていない部分が多いので、そこは本番でいかに自分の力を出せるかという点も課題だし、練習試合でもロングパスなどはあまり出せていないので、そこは課題だと思います」

――チームのためにという点で、声を出す頻度も高まっているように感じます。チームプレーということについて、色んな面で意識しているのではないですか

「声については那須さんに言われたり、那須さんがわざと喋らなくて俺が全部喋るようにすることもあったので…。まぁ那須さんとそう言う話をしてというか、ゲーム中にそういう場面をわざと作って。もともと福岡にいたときもそうでしたし、試合中に喋る性格ではないので、その点はここに来てもやっぱりひとつ増えたかなと思います」

――福岡時代の井原さんもそうですし、ここでも那須選手や槙野選手など、いろんな良い先輩の良い部分を吸収してどんどん成長を重ねているんですね

「そうですね。井原さんもそうですけど、一緒にプレーして刺激をもらうのが一番良いと思うし、本当、オフのところでも槙野くんや那須さんはストイックにやっているので、そこも見習わないといけないと思います」

――そのオフについてですが、今日は練習を見られませんでしたが、拍手や皆さんからのお祝いのメールなどはありましたか

「ロッカールームでは何人かの人が祝ってくれました。それくらいですかね。メッセージはいろいろ来たんですが」

――他のチームから来た選手は、「このチームは本当にみんな仲が良い」と言いますが、そのあたりをどう感じますか

「あー、オフのときは仲良いですね!(笑)すごく仲が良いと思います!」

――そういうとき、田村選手はどんな役割なんですか

「俺はもう、ロッカールームで静かにしています(笑)」

――見た目通り過ぎます。歌が好きとか、意外な一面ないんですか

「いや、別に、ロッカールームでは普通です(照)」

――羽目を外すときなどはあるんですか

「気を許した人にしか見せられないです(ニヤニヤ)」

――…レッズにいます?

「いないです!(キッパリ&ニッコリ)」

――福岡には?

「福岡にはいましたよ(含笑)」

――また、徐々にね

「そうですね(照)」

――サポーターも温かい

「そうですね、厳しい面もありますが、温かいサポーターだと思います」

――みんなでこのあとACLという中で、今日も良いトレーニング、田村さんのいい汗を見るだけでもとお伝えしてきましたが、相手は強く、田村選手が身体をバチンと当てるのを期待しているので、意気込みや抱負をお願いします

「そうですね。チャンスがあれば、そう言った部分も出せればいいなと思いますし、本当に強い相手なので、粘り強く浦和らしいサッカーが出来ればいいと思います!」

――土曜日には、もう一度「おめでとう」を

「はい、がんばります」

※日頃、練習後に田村選手の居残り練習に付き合っていることの多いレッズのコーチングスタッフによれば、選手達にも「気を許している」そうです

◇◆◇青木選手◇◆◇

――サポーターは第1戦に《間に合うかな、間に合ってくれ!》という気持ちでいたと思いますが、間に合わせることが出来て、いま状態はいかがですか

「帰ってきて、時差があるのでしんどいですが、また合わせます(笑)」

――どうやって合わせるんですか?

「いや…(苦笑)とりあえず寝るって感じです」

――寝る時間を工夫するなど?

「いや、あんまり…(笑)寝たいときに寝るって感じで」

――もう今は、その辺はかなり?

「いや、まだ…(苦笑)」

――調整、間に合いそうですか

「まぁ、試合になれば、関係ないかなって思います。とりあえず睡眠を取ろうと思っています」

――足の状態はいかがですか

「悪くはないですね」

――第1戦では攻撃を受ける時間が長かったと思いますが、振り返って、印象はいかがですか

「攻撃は受けていましたし、ベンチの指示も多かったですけど、結果が1対1だったので、本当にポジティブな結果で帰ってこられたのではないかと、とりあえずは思っています」

――第2戦に向けて、掴んだ相手の特徴であったり、次はこうすべきといった対策など、どのように思い描いていますか

「次はホームなので、僕らが勢いを持ってやれればと思います。ただそれだけですかね・・・」

――奪ってから青木選手が持ち上がるという素早い切り替えを相手が嫌がっているように見えましたが、手応えはいかがでしたか

「…そこまで感じなかったです(笑)」

――どこか他に、こうすればいけるんじゃないかと感じる部分はいかがですか

「そうですね…。試合になってみないと分からないですけど、僕らの感覚もアウェーの時とは違うと思いますし、試合に入ってみて感じるかなと思います」

――いま、このチームで欠かせないアンカーとしてプレーしていて、そこで良い感じに手応えを感じる部分はいかがですか。最近このシステムで良くなってきているように感じますが

「まぁ、この間は、やられるシーンが多かったですけど(笑)、ある程度は守れて、失点が少なくなってきていると思いますし、中でやられることはほぼないかなと思ってやっています」

――長澤選手と柏木選手との棲み分けというか、距離感も良くなっている感じでしょうか

「そう思います」

――それはやはり、声をかけ合っているのですか?

「試合中も3人で話すことは多いので、まぁそれは相手次第で話す内容は違ってくるので、その試合その試合で違う声を掛け合いながら・・・とは思います」

――次はNo.1を決める戦いの、残り90分です。この戦いにのぞめるという点で、どんな感覚ですか

「やっぱり、ここまで来てるので、勝たないと意味がないと思います」

――ホームで、サポーターが素晴らしい雰囲気を作ってくれていると思いますが

「準決勝の時も、すごく良い雰囲気だったので、あの中では負けられない、勝たないといけないというのはありますね」

――やはり第2戦をホームで出来て、きのう柏木選手もすごくそのあたりについて話してくれていましたが、やはりサポーターの力を感じますか

「もちろん。これまでも奇跡に近い勝利をおさめることができているので、第2戦をホームで出来ることは有利だと思います」

――あまり緊張しないんですか?

「いや、そんなことはないです!」

――その辺は精神的に、どのように持っていくのでしょうか

「…そこまではしないですけど(笑)」

――次もその自然体で、良いプレーを期待しています

「頑張ります!」

――ロッカーが隣であろう田村選手が誕生日です

「…あ、そうなんですね。知らなかったです(笑)調べれば良かったですね(笑)」

◇◆◇マウリシオ選手◇◆◇

――こちらに帰ってきて、気温も下がっていると思いますが、コンディションはいかがですか

「練習をしてきたのでコンディションに関しては問題ありません。非常に気温が下がっている中ですが、良い形でみんなでやれていると思います」

――第1戦に帯同して得られたもの、次の試合に活かせそうな部分などは

「もちろん相手の特徴について知ることは出来ましたが、我々がやらなければいけないのは、自分たちのサッカー、自分たちの知っている今までやって来たことを継続することですので、良い状態で全員が自分たちのサッカーを見せるのみだと思います」

――相手の攻撃にはどんな特徴を感じましたか

「相手の特徴については掴むことが出来ています。我々も相手と同様、クオリティの高い選手がたくさんいますので、互角の戦いになる中でミスの少ない試合運びをしたいです」

――相手のストロングポイントは

「特に前線に身体が強く、個人技の優れた選手が揃っているのが一番のストロングポイントだと思います。ですが、我々も十分対応できる選手が揃っていますので、自分たちも同等であると思って戦えば何も問題はないと思います」

――自分たちのサッカーを、とのことですが、勝つためのポイントは

「気持ちです。非常にアグレッシブな守備とインテリジェンスのあるサッカーが求められると思いますが、自分たちが今までやってきたように継続するのみと先ほど言わせてもらいましたが、本当に、そのまま自分たちの持っているものを試合の中で活かしていきたいと思います」

――第1戦を観ながら、マウリシオ選手がいればきっと止めてくれるだろうという期待感も持ちました

「自分が出場するかしないかではなく、そこに関しては監督さんに任せていきたいと思います。自分が出たとしても出なかったとしてもチーム全員で一丸となってこの決勝をしっかりと良い形で、全員で結果を出していきたいと思います」

――素晴らしい雰囲気になると思います。サポーターに一言お願いします

「皆さん。私はこのファイナルが非常に楽しみです。待ちきれないですし、皆さんも同じ気持ちだと思います。皆さんに期待してもらいたいのは、自分たちの力を精一杯出すということですので、皆さんも私たちと一緒に戦ってください!私のキャリアの中で一番大事なゲームになります。そのゲームを皆さんと、しっかりと良い形で乗り越えていきたいと思いますので、サポートしてください。よろしくお願いします」

田村選手、青木選手、マウリシオ選手のインタビューは、このあと23時からの〈You’re The REDS〉再放送でもお聴きいただけます

では

10月27日 「こういう変革期の中で」

どうもです

広島戦2日前の練習は、非公開で行われました20171027_121155-1

◇◆◇那須選手◇◆◇

――全体練習後もかなり追い込んで、良い感じに汗をかけているようですが、手応えとしては

「まあまだまだまだまだ、まだまだ(メラメラ)じゃないすけど(苦笑)まあまあ良い感じには復帰できているんで、あとは本当にもう、上げていくだけという感じです」

――超回復のイメージで

「そうっすね、ちょっとやんないと!まあでもやっぱ動かないとメンタル的にも走ですし、コンディション的にも上げていかないといけないので、練習だけに身を任せて淡々とやるのは僕の今までやって来た中で、そういうのは合わないので(汗)しっかりやってなおかつプラスアルファでしっかりやるというところで、自信もつけてきましたし、コンディションも上げてきましたので、その分もきちっとやらなければなと・・・はい!」

――練習中、声を絶やしませんが、のどのケアは

「のど(笑)まあでもきょうは声が出ていない方だったと思うんですけど、まあでもね、まあ、無意識だったので別にあんまり気にならないので」

――簡単なことじゃないはず

「まあでも公式戦でもやっぱ声が通らなかったりするので、こういう練習の時からの積み重ねが試合にも出ると思うので、そういう距離感だったり、ラインの押し上げだったりとか、中央をしめることだったり、そういうのはやっぱり意識づけることが大事なので、練習中は特に声が通るので、それを意識させるという意味合いでも、やっぱ声は練習から必要だと思っているので、はい」

――誕生日の頃よりも、4バックのイメージはより具体的に

「そうですね、やって、本格合流してしばらく経っていますけど、堀さんのやり方も徐々にわかってくる中で、やり方とかも凄くつかんできています、はい、徐々にですけど、はい(ニコリ)」

――クラブハウス増築棟3階の食堂を見上げていましたが、こちらも試食させていただきまして、白いご飯が特に美味しくて・・那須さんも沢山食べているんじゃないかな!?と

「そうっすね!(ニコリ)食べてますけどね(笑)凄いありがたいですよね、回復の出来る環境で、はい。良い環境の中で出来るので」

――ご飯も何杯でも

「いやでももう、一杯にしています(苦笑)食べ過ぎると良くないので(汗)調整はしています(ニコリ)」

――次は広島戦、どんなところが次は大切に

「僕はケガする前から変わらないですし、残留だろうが、うちはリーグ優勝はできないけど、目の前の1試合1試合はACLであろうがJリーグであろうが関係ないと思っているので、そこにどれだけ気持ちを込めてプレーするということが非常に大事であって、相手云々ではないので、今はこういう変革期の中で、結果はもちろん求められますけど、結果を出さないといけない中でチームとして成熟していかなければいけないと思っているので、だからこそ、ひとり1人が目の前の1試合1試合しっかり勝つということに対して真摯に取り組まなければいけないと思っているので、もちろんね、残留争いとかACL出場権とかACL決勝前とか色々と、周りから見ればね、あるでしょうけど、そういう言葉はいらいないのでね、僕たちにとっては。目の前の1試合1試合を精一杯やって、しっかり結果を出して、成長し続けるということが、今凄く大事なので。その積み重ねが色々な結果に結びついてくると思うので、とにかく次の相手をしっかり研究した上で、自分達の戦いをしていかなければいけないと思っていますね(熱笑)」

那須選手のインタビューはこのあと19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS Friday〉でお聴きいただけます

では

 

10月20日 「もう5連勝しかない」

どうもです

ガンバ戦2日前のきょう、練習は非公開でした

◇◆◇宇賀神選手◇◆◇

――一ACL

「あの試合に関してはパーフェクトな試合ができていたのではないかとは思いますし、

途中から入った選手も非常に難しい展開の中入ってしっかりとチームとして戦えたんじゃないかなと思います」

――いつもだと思いますがみんなも一緒に戦っている

「やっぱり見ている中で選手もサブの選手もちょっと興奮気味でアップを『抑えろ』と言われていたのでそれぐらいやっている選手も見ている選手も興奮していたし、ただ、いつも以上にアップをしないとポンとは入れないだろうなと思っていたので」

――前日の紅白戦も凄く激しかったと聞きましたが?

「そうですね。球際の部分で大分バチバチやっている部分があったし、そういうのが試合に出たかなと思います」

――あの雰囲気、We are Diamonds とか歌ったときどうでしたか?

「スタジアム全体が勝つための雰囲気を作ってくれていたなと思いますし、こういう試合を一つでも多く見せなければいけないと思いました」

――尚更ベンチにも入れなかった選手も含めて、改めてきょうの練習など雰囲気としては

「全員がああいうね興奮冷めやらぬあの試合の後の興奮冷めやらぬ試合の後の練習だったと思いますし、ああいう試合を出来たってことは自分達もやれる、自信とそれを練習の中から監督に見せないといけないので、きょうはそういう非常にテンション高い練習出来ていたかなと思います」

――ACL出るにはもうあと5試合全て勝つ位じゃないと

「そうですね、もう5連勝しかないと思いますしこの後の5試合というのは本当に上位争いしているレベルの高いチームとの対戦が待っていると思うのでこの5試合勝つことが今後の自分達の成長にも繋がると思いますし決勝までの3試合というのは非常に重要になるかなと思います」

――ガンバ戦のポイントはどう捉えていますか?

「僕個人が考えているのは、やっぱりこの間の試合に出た選手というのはあの試合で大分体も心も消耗したんじゃないかと思うので、そういう選手、そういう後の試合っていうのは難しい試合になっているし特に難しいかなと思っているのでこの間出られなかった選手がどれだけその悔しさをぶつけられるか、出られなかった悔しさをぶつけて戦えるかがポイントになるかと思います。僕も含めて思っています」

――宇賀神選手を見てふと思い出しましたけれどこの頃のガンバ戦と言うと大学生の時の天皇杯のあの頃を

「あの頃は本当に失うものは何も無いという状況でただただ夢中になって戦っていたなというのは覚えています(ニコリ)」

――その気持ちで次も

「そうですね。ガンバっていうのは今まで自分達は悔しい思いをさせられているし、ガンバ相手に両チームとも優勝争いという状況で戦えないのは残念だし悔しいですけど、自分達はACLという目標が現実的にあるのでしっかりと5連勝目指してまずひとつ目勝ちたいなと思います」

宇賀神選手のインタビューは、このあと23時からの〈You’re The REDS Friday〉でもお聴きいただけます

では

10月12日 「今こういうトレーニングの期間があったので」

どうもです

神戸戦2日前のきょう、練習は非公開で行われました

20171012_121247-1◇◆◇高木選手◇◆◇

――中断期間、手応えはいかがですか

「連戦の疲労はありましたけど、空いた分コンディションも整ったし、自分の中の足りない部分をチャレンジすることが出来たかなという風に思います」

――どんなことにチャレンジしましたか

「割と攻撃面でのバリエーションが少なかったので、そういったものに少しトライしました」

――持ち上がってアタッキングサードに入って、そこでもう一度周りを確認するようになっているようにも見えますが

「そうですね。そこからまたサイドの深い位置をどのように取っていくかという・・・。今までは結構早めな、特に切り返して右足でのクロスというのが多かったので、それだけだと相手も読みやすいだろうし、そういうのはやっぱり試合でいきなりチャレンジするというのは、自分にはそういうクセがあるので難しいので、練習の中で出来るようにと思って、少しやってみました」

――先週土曜日、練習試合があるかなとも思いました、連戦が続いていたことを考えると、むしろあれぐらいでコンディション的にも、あのようにガチの紅白戦をするぐらいが・・。ある意味有意義に過ごせたのかなという感じでしょうか

「そうですね、僕は特に試合も連戦中は出してもらえていたので、出ていた選手からしたら、あのくらいでちょうど良かったと思います」

――ただ、ビブなし組の突き上げというのも感じつつ

「はい。まぁ、チームとしてはすごく良いことだと思うしだいじなことだけど、自分はその逆のチームにいたわけで、あまり気持ちの良いゲームではなかったですけど」

――終わった瞬間、かなり感情を露わにしていたシーンが凄く印象的だったのですが、サイドチェンジのボールが来るか来ないかでちょうど終わったんじゃないですか

「そうでしたっけ? 忘れちゃって・・・(笑)」

――かなりカーッとなって終わった印象が強かったです

「まぁ、ゲームはゲームだし、いつも常に練習で紅白戦というかゲーム形式があるので、どんなときでも負けちゃいけないと思うし、負けるのはやっていても気持ちよくないから・・・。勝つためにやってるので、そういった部分の感情は多少なりとも出るくらいが良いのかなって自分は思っています」

――次の神戸戦に向けて、相手に対してどんな印象がありますか

「直近5試合だと失点も1とか、少ないし、かなり堅守な感じでやってきていて、前で起点となるポドルスキ選手とかも結構頑張って守備したりとか、結構意外な部分もあるし、それに加えてこの力もあると思うから、恐いのはカウンターとか自分達の苦手とする部分で、守られて速攻でやられないようにしないといけないなという印象があります」

――ポドルスキ選手はある意味、テレビの中の人・・対戦にあたりどんな感覚、どんな楽しみがありますか

「まぁ、僕もいろいろJリーグやってくる中でそういう助っ人外国人で結構凄い選手っていうのは自分のチームに来たり相手のチームにいたり・・・。この間だとACLですけど、上海上港でフッキとか、そういう選手とやりますけど、何か最初はどうしてもちょっと少年っぽい気持ちで『わあぁ』となってしまうかもしれないけど、でも結局プロとして同じ土俵に立っている身なので、そこは負けちゃいけないと思うし、何も物怖じすることはないというか、チャレンジする気持ちでやっていきたいと思います」

――神戸戦というと昨シーズンのルヴァンカップで、ひとつ得意とする形からシュートを決めた印象も強いのではないですか

「そうですね。でも正直、去年は去年かなと思うし、また同じチーム、同じ形ではないとは思うので、あんなにうまくいくとは思っていませんが、イメージが良いことは確かなので、ああいう良いイメージを持ちながら、今こういうトレーニングの期間があったので、そこで少し出せた部分をプラスαとして出していけたら良いかなと思っています」

――ホームでの連戦、改めて意気込み、抱負をお願いします

「一個一個、一つずつ勝っていくというだけだと思うので、最後の最後に良い結果が出せるように、全力で戦いたいと思います」

高木選手のインタビューは、このあと23時からの〈You’re The REDS〉再放送でもお聴きいただけます

では

9月7日 「良いときはフレキシブルに」&「もう一回自分のプレーを」

どうもです

柏レイソル戦を2日後に控えたきょう、練習は非公開で行われました20170907_115450-1

◇◆◇梅崎選手◆◇◆

――今の笑顔、人に元気を与えてくれるようなものを持っているのかなと。良いものを見させてもらいました

「いやぁ、そんなたいそうなことじゃないですけど(笑)」

――先日は清水と大阪で90分を2試合戦い、間隔も短くてハードだったのではないかと思いますが、感触はいかがですか

「一度オフも挟めたので、逆に一気に疲労が出てきたかなという感じで、緊張感のある中で2試合続けてやったので、そこはかなりハードなモノが自分の負荷として入ったのかなという感覚はありました」

――それも日常が戻ってきた感覚ですか

「そうですね、マッサージしてもらってもやっぱり身体の反応というか、張り方が今までと違うというか、何か懐かしいというか・・・。今までと質も違ったし、身体にかかる負荷も動けるフィジカル的なものも全然変わってきたのかなという感覚はあります」

――日本平の後もお話しを聞かせてもらいましたけど、《今までは戻ってきてくれた》という喜び、今はチームのためにまた戦力としての《存在感を見せてくれている》という喜びも感じながらプレーを見させてもらっていますが

「まだもっともっとね、2試合しかプレーしてないわけですし、エスパルス戦は勝てましたけどセレッソ戦は敗退してしまったので・・・引き分けで、アウェーゴールの差で。やっぱりもっともっとチームを勝たせられるような存在にならなければいけないし、そこに貢献できるようなプレーを毎試合毎試合見せていけるように、日々、もっともっといい準備をしていくだけですね」

――今だからこそ見えている課題って何ですか

「チーム全体としての自分の役目というか、どう変化を加えるかというところは、昔よりも自分中心というよりは全体の中での自分という目を前よりは強く持っているかなと思います」

――練習後、堀監督ともしばらくお話ししていましたが、良いコミュニケーションを取れている感じがありますか

「そうですね、戦術的なところ、個人戦術的な部分でもっともっとチームにとってどう作用できるかというところですね。そこを話し合っていけるというのは有り難いですね」

――話すことで、どんなところが見えてきていますか

「考え方の、意思の疎通じゃないですけど、堀さんはチーム全体として考えてますし、個人も全体として考えているし、そこの部分で自分はこう考えているという部分を話し合って、どうこれから修正していくか、いいところをどうもっと良くしていくかというところですね」

――良いところとして、どんな点を挙げてもらいましたか

「そうですね、良いときはフレキシブルに出来ている、という話をしました」

――フレキシブルといったところは、経験が物語るというか・・・

「もう若い選手じゃないんでね。やっぱり色んな引き出しを持ちながらやっていきたいですし、それだけの経験はしてきていると思うので」

――次、柏戦ですけど、リーグ優勝のためには勝たなきゃいけないゲームです。そんなに気負いすぎてもいけないかもしれませんが、どんな気持ちをお持ちですか

「間違いなく強い相手ですし、やっぱり上位にずっといるというのはその実力通りだと思いますし、チーム全体でしっかり戦って自分たちの試合を見せていきたいですね」

――細貝選手もいますけれども

「ハジとは入団当時から本当にお世話になりましたし、同級生ということで仲も良いですし、いい戦いを見せられれば良いですね」

――梅崎選手も、ワールドカップは目標として当然・・・ひとつひとつではありますが、みんなそれは夢ですので、レッズのサポーターにとって

「そうですね。でもまずはひとつひとつ、自分はね。自分自身を高めて行かなきゃいけないし、色々チームとしてやっぱりどう見せられるかというところだと思うので、結果もこだわりながらやっていきたいですね」

――こうやってマイクを向けてお話しをきかせてもらう度に、良いこと良いことがひとつずつ出来ているというのでとても嬉しい気持ちにさせてもらっています。また次も楽しみにしています

「そうですね、みなさんと喜びを分かち合えるように頑張りたいと思います(ニコリ)」20170907_122421-1

◇◆◇伊藤選手◆◇◆

――お疲れ様です。第2戦のメンバー表を見たときに体調不良かとも・・・

「ではないですね。もう普通に、使われなかっただけですね」

――気持ちも強かっただろうにというところで

「そうですね、本当にコレにかける想いっていうのは強かったんですけど、まぁでも本当にまだまだ自分が甘かったし、もっと試合前に出来ることがあったんじゃないかと思いますね。本当に、落ち込んでいる場合じゃないし、まぁまだ若いって言われても、本当に自分にとってはあまり時間がないと思っているので、自分の目標はあくまでも海外に行って活躍することなので、落ち込んでいる場合じゃないし、まだまだここからだという気持ちはあるので、気持ちとしては全然下向きではなく前向きに立っています」

――またチャンスはきっと・・自分次第でありますが

「そうですね。本当に自分次第でチャンスは掴めると思いますし、チャンスが来たらその時は良い準備をして結果を残したいと思います」

――試合を観ていていかがでしたか

「色んな想いがありましたけど、僕は個人的には絶対に勝って欲しかったし、応援していましたけど、最初に2点やられて厳しい状況になりましたけど、よく2点追いついてくれて、選手の皆さんには良い試合を観せてもらいましたね」

――試合に出るために、これからどんなところを高めていきたいですか

「自分の持ち味であるところをもっと追求して、例えばドリブルならドリブルする回数とか、ボールを触る回数をもっと増やしていかなければいけないとセレッソ戦で思いましたし、本当にちょっとしかボールに触れていないので、味方からの信頼というものもまだないと思いますし、そういうのを練習でどんどん高めていけたらなと思います」

――サッカーの種類的に、たくさん試合に出ないとその辺の持ち味は出しづらい部分があります

「そうですね、やっぱりフルピッチでサポーターがいる中で試合をするという経験も大事だと思いますし、その経験をするには自分が普段の練習からアピールするしかないと思うので、どんどんアピールしていけたらなと思います」

――堀さんや天野コーチとはお話ししましたか

「そうですね、プレーのことで結構話しましたし、僕もまたその話をきいて下を向いている場合じゃないので、前向きに頑張っていきたいと思います」

――海外で活躍したいのであれば、まずレッズのサポーターを熱狂させられるプレーヤーでないと

「そうですね。本当にその通りだと思います。本当にサポーターからも好かれる存在でありたいですし、サポーターの方にもう一回自分のプレーを観たいなって思われるようなプレーをしたいです」

――僕も観たいですから

「そうですよね!ハイ。ありがとうございます!(ニコリ)」

梅崎選手と伊藤選手のインタビューはこのあと23時からの〈You’re The REDS〉でもお聴きいただけます

では

8月29日 「調子が良かっただけかと思われてしまうのではなく」

どうもです

あすはV2へ向けた第一歩

それに備え、きょうは午前中に非公開練習が行われました

あの歓喜を、何度でも20170829_105655-1

◇◆◇高木選手◇◆◇

「ケガの痛みはもうほとんどなくて、もう100%でプレーできているので、コンディションは問題ないかなと思います」

――ちょうど調子が上がってきたところでのケガで、悔しさもあったと思いますが、ここからはその分ケガ無く、という気持ちはもちろん

「そうですね。ケガは正直、誰のせいでもないというか、やった本人の責任だと思っているので、その分・・・プレーできない分、自分が自分で損したっていうだけなので。今年はちょっとケガが多くて、ケガの分もちろんチームにも迷惑を掛けていると思うし、自分でも出場機会で損をしているので、早くアピールしないとなっていう気持ちはあります」

――先日の試合会場、日本平は高木選手を育ててくれた場のひとつでもあると思いますが、以前お世話になった方に会うなど、パワーをもらえた部分もあったのではないですか

「そうですね。チームスタッフや、もともと一緒にやっていた選手、サポーターの方々など、そういった方々が声を掛けてくれて・・・。改めて自分からそういった方々のもとを離れた身としては、なんとか、今このチームで結果を出せるよう頑張りたいなという気持ちがより強くなりました」

――梅崎選手も同じようにケガを負っていましたが、立ち上がって素晴らしいプレーを見せてくれました。そのことも刺激になったのでは?

「やっぱり復帰明けの試合で90分、あそこまでやりきれるっていうのは凄いなと思ったし、普段からウメさんは相当自分の身体と向き合っているタイプの人なので、やっぱりそういう努力の成果かなと、見ていて思いました」

――高木選手もその辺をちゃんと

「出来ていたら、もしかしたらケガも少なかったかも知れないし、あったケガをなくせていたかも知れないと思うので、そういう部分は自分の甘さがまだまだあるのかなと思うので、やっぱりそういう選手を見習っていきたいなという気持ちはありますね」

――失敗から学ぶのも高木選手の良さですから

「まぁ、そうですね。自分は何というか、あまり柔軟性のあるタイプではないので、そういう環境に慣れるとか、やったことを吸収するのは遅いけど、吸収しきったら結構モノに出来るタイプだと思うので、今年もそうやって・・・。ケガも多かったですけど、そのケガの分、別のところで強くなれて自分がいると思うので、なんとか後は今シーズンしっかりフルでケガ無くやり切って、結果を出していくだけかなと思います」

――今の高木選手の価値の背景として、昨年のルヴァンカップでの大活躍が大きなものとなっていると思います。また同じ大会をあすから迎えますが

「昨年は昨年で、ちょっと調子が良すぎたのかなっていう部分もある気がすると思うんで、それをやっぱり調子が良かっただけかと思われてしまうのではなく、自分の実力だと示すには今年も同じ、それ以上の結果を出していく必要があると思っているので、そういう波の無いように、今年もしっかり、形に残る結果で示したいなと思っています」

――相手は好調のセレッソです。レッズも同じですが、代表で不在などメンバーが変わってきている中で、大事な部分はどんなところだと思いますか

「そうやって代わりに出るというか、空いたポジションで出る選手が、いかに普段通りやれるかという部分が大きいと思います。そういう選手がなかなか準備出来ていなかったり、試合勘がなかったりなど、そういう風になってきてしまうと差が出てきてしまうので、そういった隙が出ないよう、より出ていない選手のモチベーションが大事になってくると思います。自分もしっかり良い準備をして、そこにしっかり乗り切れるようにしたいなと思っています」

――ああいったトーナメントは勢いが大事で、爆発力という面で、高木選手を頼りにしていますから。そういうのを全部持っていると思うので。期待していますから

「ありがとうございます!(ニコリ)」

高木選手のインタビューは、このあと23時からの〈You’re The REDS〉再放送でもお聴きいただけます

では

8月17日 「本当に夢のような物語」

どうもです

FC東京戦(REDS WAVEで実況生中継)2日前のきょう、練習は非公開でした20170817_175308-1◇◆◇岩舘選手◇◆◇

――練習後のリフティングゲームでもテンションが上がっていたのでは?

「どうなんですかね(笑)普段とあまり変わらないつもりでいるんですけど(笑)まぁでもいろんなところでみんなが声をかけてくれるので、そういったところは単純に嬉しく思います。29歳です」

――おー、いいじゃないですか

「ハハ(笑) いいんですかね(笑) あっという間に29歳です。」

――30歳手前になって身体もさらに強くなって、最近はケガも…

「そうですね、自分のアキレス腱のケガの問題もありましたし、もともとあった古傷の部分もやっと良い状態をキープできるようなサイクルに入ってきたので、年齢は上がってきたけど、以前よりもずっと良い身体の状態でトレーニングできているなと思います」

――進化という意味で、最近は左で蹴る機会も多い

「そうですね(笑)それも結局はアキレス腱のケガが原因というか、左足をケガしてしまったことで軸足にできなくなったので。それがきっかけになって、軸足にするよりも振り足にした方がプレーしやすかったりしたっていうのが要因で、結構左足の練習をしてから、ケガする以前よりも左足が自分の中で蹴りやすくなったりとか、色んなバリエーションでキックできるようになって、ケガしたけどそれもまた良い材料になったなと思います」

――左足でうまく蹴れるようになると、力だけでないということに気がついて、右足での蹴り方にもいいフォームがもたらされるのではないですか

「そうですね、逆に今は右足のキックで左足の真似をして蹴りたいなというか、昔からのクセがない分、左足の方がシンプルなキックができたりするので、同じように右足も脱力して、リラックスした状態で蹴れるようなキックをもう少し蹴りこんでやっていきたいなと思いますね」

――そうすると全体的にひとつひとつのプレーへの集中という点でも、全部良い方向に見つめ直せているのでは

「そうですね、やっぱり力だけじゃなくフォームだったりバランスとか、そういったところでプレーの質を上げられると思うので、そういう意識づけにはすごく良い方向になっているなと思います」

――立ち止まったら終わりで、てきることは沢山あって、という姿勢にパワーをもらえます

「ホントですか!?(笑)そうですね、あれだけヘタクソだったので(笑)この年代になっても自分自身成長っていうものを感じられるので、そういうものはいつになってもやはり重ねていけば上積みできるんだなと思いますね」

――榎本選手も出場して結果を出して…、榎本選手はもともと経験豊富ですが、その辺も良い刺激になったのでは?普段一緒に練習していますし

「そうですね、やはりこの間の試合を見ても、要所要所ですごく安定したプレーをしていて決定的なピンチも防いで、そういう仕事が出来る選手というのはさすがだなぁと思いますね。勝負強さはやっぱりすごいなと思うので、普段の練習から西川さんや榎本さん、春樹(福島選手)もゴールキーパーとしてのレベルは高いので、そこに自分が必死に食らいついていこうとすることで、自然と自分のレベルも上げていけるんじゃないかなと思うので、そういう点はヘタクソなりに食らいついていこうかなと思いますね」

――その謙虚さが良いのですよ。ヘタクソだとは思いません

「いやいや(笑)もう全然(笑)」

――ただ二十歳くらいの頃は、20代後半をこのような形でレッズで過ごすとはなかなか想像もつかなかったんじゃないですか

「想像もしてないですよ!居酒屋でずっと料理してましたからね(笑)サッカーしてる時間よりも居酒屋のバイトで料理してる時間のほうが長かったですから(笑)まさかそんな自分が浦和レッズというクラブにいるというのは本当に夢のような物語というか、考えてもいないくらいだったので、ビックリですね」

――ここからストーリーはさらに続く

「そうですね、やっぱりここが自分の選手としてのピークにならないように、選手としてゲームに出るということを目標としてやっていきたいと思います!」

――ドイツ(関根選手)からはお祝いは来ましたか?

「来ました来ました!(笑)しっかり忘れてなかったみたいで、朝イチで…向こうの夜中の時間なのかな?分からないですけど、まだ向こうが起きてる時間に(メッセージが)入ってましたね」

――何と来たんですか?

「『誕生日おめでとう』と、まぁ単純に(笑)シンプルに。まぁ覚えていてくれただけでビックリです俺は(笑)向こうもバタバタしていて大変だと思うので、そんな中で…しっかりと覚えていたんだと思って(笑)ありがたいです(爽笑)」

――4月に彼(関根選手)が誕生日だったときに、『ここから巣立っちゃってさみしいなー』って…

「ハハハ(笑)言ってました?(笑)」

――逆に自分が行っちゃいましたから

「ホントっすよ!ホントにまだまだいろいろ教え込まなきゃ行けない部分はあったんですけどね(笑)早々と行ってしまいましたから。まぁ、向こうの経験がね、あいつがどういう人間になって帰ってくるかが楽しみですね!ハハハ(笑)」

――岩舘選手はしっかりしてますから。関根選手もしっかりしてますけど、彼も岩舘選手から、きっちりしたところの影響を受けているのでは

「いやいやいや(笑)どうなんですかね(苦笑)あいつは俺のそういうところを利用しようとしましたから(苦笑)」

――良い関係性

「そうですね。自分がレッズに来たときもあいつが一番最初に寮にいたことで楽しくやれてこれたので…。良い関係になれて良かったなと思いますね」

――ちょっと脱線して恐縮ですが、バイトで覚えた、夏にオススメのメニューはありますか?

「あははは(笑)どうだろう…。夏にオススメっすか? なんだろうなー・・・。バイト時代に夏限定で作っていたの…なんだろう…。やっぱり[納豆ばくだん]かな…。納豆、とろろ、オクラ、鮪とかを掛け合わせてドロドロのを海苔に巻いて…みたいな。あれはもう、夏になると結構食べたので。ははは(笑)」

――じゃあそれで力を付けてたと。岩舘選手が作ったのを食べたいという人もいるのでは

「ホントっすか(笑)たまに今でも自分で家で作ったりするので。あれは“テッパン”ですね」

――話を聞けば聞くほど、レッズでデビューする日が、聞く度に楽しみになって思いが膨らんでいくばかりです

「ありがとうございます!」

――20代最後の一年、というかこれからに向けて一言お願いします

「29にはなりましたけど、まだまだ自分の実力もそうですし、やっぱり試合に出るという経験など、そういった目標を果たせていないので、自分はそこに向かってとにかくひたすら努力して奪えるものを奪って、マネして盗んで、少しでも自分の能力を上積みして、次につなげられるように成長していきたいなと思います!」

――おめでとうございます。でも次の『おめでとう』はデビューの時に…。絶対見たいと思っているので、よろしくお願いします

「ありがとうございます(爽笑)」

岩舘選手のインタビューは、このあと23時からの〈You’re The REDS〉再放送でもお聴きいただけます

では

8月8日 「最後に関根と一緒に良いプレーをしたい」

どうもです

甲府戦前日練習はきょうの午前中、非公開で行われました

◇◆◇武藤選手◇◆◇

――ダービーから中3日、今の状態などはいかがですか?

「コンディション的には良いと思うので、次の試合もしっかり、甲府も暑いと思いますけど、走ってチームに貢献できたらいいなと思います」

――甲府、本当に暑い

「気温もだいぶ高くなると聞いてるので、その分厳しい試合になると思いますけど、チーム全体としてもそうですし僕個人としてもしっかり走って、戦って、そういう部分で何とか勝利をつかみ取っていくしかないのかなと思います」20170808_111700-1

――堀監督になってからの変化

「守備の部分で、チーム全体で整理していこうという風にやっていますし、大宮戦でもそういう面が出た部分もたくさんあったと思うので、そういう部分を継続しながらもっともっと…。この間も勝てませんでしたし、失点もしてしまったので、もちろん突き詰めていかないといけないんですけど、守備もそうですし、攻撃の部分でも堀さんは物足りなさを感じていたので、そういうところも次の試合で出していければ良いなと思います」

――かける人数が状況によってすこし少なくなるなど、攻撃にも若干の変化を感じますが、どのようなことが大事になりそうですか?

「前に5枚、いつものようにいるという部分では、攻撃の形というものは変えていないですし、人数としてはそこまで大きく変わっていないと思いますけど、やっぱり負けたくないという意識であったり、カウンターを受けたくないというメンタル的な部分で、少しその辺を怖がるというか、クサビもとられないように少し裏が多くなってしまったり、そういう部分がこの間の試合で出てしまったのではないかというのを反省として、チームとして持っているので、もちろん裏を獲っていくのは大事ですけど、しっかりクサビを入れて、真ん中で連動した動きで崩せるように、そういうのがあってこそのサイドだと思うので、あまりサイドだけだったり裏だけだったりになりすぎないように、やっぱりシャドーの選手はもう少し中でボールを引き出すということをやっていかないと今年の春先のような良かった時の浦和の攻撃というのが今はあまり出せてないと思うので、次もまた守備がすごく堅い相手ですけど、そういう部分にトライしていけたらいいなと思います」20170808_112141-1

――甲府戦のことを思い出すたびに武藤選手のゴールシーンが浮かびます

「今年最初もホームで決めてますし、昨年もアウェーで決めてると思うので、何とか僕もなかなか点が取れていない中で、チームに貢献できていないので、そういうイメージで…。良い相手に、何とかゴールを決めて、自分としての勢いも取り戻したいと思いますし、それでチームの勝利に貢献できるように頑張りたいとは思っています」20170808_112208-1

――映画部の部員であり「“武藤病”にかかっている」なんて言っていた可愛い後輩・・あす出るかわかりませんが、ひとまず一旦…というので、いかがですか?

「本当に関根は僕としても可愛い後輩だなあと思って、ピッチでもピッチ外でも一緒にやってきた仲間なので、そういう選手が、仲間が、海外にチャレンジしていくというのは僕としてはすごく素晴らしいことだと思うので、あしたの試合もアイツが結果を出して行ってほしいと思いますし、出来たらアイツのボールを僕が決められれば…。本当にここ何年かの二人でやってきた成果が最後に見せられたらいいなと思います。まぁ、映画部はもう廃部ですね(笑) ひとりだけだともう廃部です!(苦笑)」

――そうか、岡本さんも今は…

「はい、ワタルしかもう残っていないので(笑) 映画部はそろそろ廃部にしようかと思いますけど…。まぁそれは冗談として(笑)、最後に関根と一緒に良いプレーをしたいなと個人的にも思います!」

――暑いでしょうが、期待しています

「はい! 頑張ります!(シャキッ)」   20170808_112212-1

武藤選手のインタビュー、堀監督の試合前日会見の模様は、このあと19時からの〈You’re The REDS〉でお届けします

では

8月7日 「最後、結果を出して行けたらと思います」

どうもです

甲府戦2日前のきょう、練習は非公開でした

20170807_172340-1

◇◆◇関根選手◇◆◇

――経緯について

「経緯っすか?・・・うーん・・そうですね、自分もこのチームの状況であったりタイミングというのは、良いのかどうか本当に迷いましたけど、海外に挑戦するチャンスというのが今の自分にはあって、そこに向けて挑戦したいと思い、移籍する決断をしました」

――実際にオファーが来たときの心境

「率直に挑戦してみたいという気持ちが最初に思えましたし、どれだけ自分がやれるのか試したいと思いました」

――色々な方に相談したかと思いますが、印象に残っている助言はありますか?

「チームメイトのみなさんには『頑張ってこい』と言われましたし、チームからは『この状況を一緒に乗り越えて欲しい』とも言われましたけど、自分の気持ちは本当に、海外に挑戦したいという気持ちが一番強かったですし、みんなの後押しもあって決断しました」

――反対する人なんていなかったのでは!?

「う~ん、まあ、どうなんでしょうかね、本当は思っている方もいるかと思いますし、『まだまだ、Jリーグで結果を残してから行った方が良い』と思っている方もいっぱいいると思いますし、自分が海外に行って、しっかりと活躍することで、自分が選んだ道が正しかったと証明できると思いますし、この浦和レッズで成長してきたものを見せることで、チームに恩返しが出来ると思いますし、海外で活躍することが凄く大事だと思います」

――海外に惹かれる理由というのは?

「やっぱりレベルの高いリーグですし、日本人の選手が数多く行っている中で、自分もやれるんじゃないかなという自信だったり期待は持っていたので、やっぱりそういう目標というのは持ちながらやっているので、海外でやってみたいと思いました」

――今年の誕生日の時、「22歳までは若手」と言ってましたが、ここまでは順調にステップを?

「うーん・・まだまだだと思いますし、ここからがまた新たなスタートだと思いますし、自分の思い描いているようなサッカー人生を送れるように、頑張っていきたいと思います」

――どうなっていれば良いですか?

「それは、言えないです(ニヤリ)」

――サポーターへメッセージを

「本当に、このクラブでは埼玉スタジアムの素晴らしい雰囲気の中プレーさせてもらえましたし、ここでのサッカー人生、本当に毎日毎日楽しく過ごすことができました。本当に、サポーターの皆さんには感謝しかないですし、みなさんに恩返しするためにしっかり活躍して戻ってきたいと思います。ありがとうございました」

――甲府戦

「甲府戦は、まだ試合に出られるので、そこまでチームのために頑張りたいと思います。最後、結果を出して行けたらと思います」

――期待してます

「ありがとうございます」

関根選手のインタビューは、このあと23時からの〈You’re The REDS〉再放送でもお聴きいただけます

では