4月5日 「プラスの発言プラスの雰囲気で」&「少し良い方に持ってきてる」

どうもです

仙台戦2日前のきょう、チームは非公開での練習を実施

きのうとは打って変わっての肌寒い気温の中、選手たちの額には汗

充実した様子でした20180405_153534-

◇◆◇槙野選手◇◆◇

――みっちりトレーニングしたような感じで…

「そうですね、監督が変わった中で昨日のルヴァンも非常にチームとして良い内容で、結果は引き分けでしたけど、非常にポジティブな試合が見られた感じだったと思いますので、居残り組も良い刺激になっていると思うので、週末のリーグに向けてしっかりやれればいいかなと思います。良い練習ができてますし、クラブが、今回下した決断っていうのを前向きにポジティブに捉えなきゃいけないですし、ファンサポーターの皆さんに向けてプレーと結果で返していかないといけないと思ってますんで…」

――プレーと結果で返すために必要なこととして、どんなところがあげられますか?

「大槻監督になって、今自分たちが出来てることと、以前出来てたのに出来ていないことっていうのを普段練習の中で、具体的にハッキリと言ってくれるので、選手の中で自信を持たせてくれるのは、この2日3日の中で非常に練習の中でもそうですし、今とかでも練習が終わった後でもしっかり個人の選手を呼んで『こういうプレーをして欲しい』、『こういうのを以前はしてたからもっとこういうのを積極的にやってほしい』って事細かにコミュニケーションを取ってくれてますので、非常に選手としてチームの中で失ってた自信っていうのは芽生えてきてる、そんな感じだと思います」

――そこで気付かされた事っていかがですか?その足りなかったことなどで…

「皆さんの前でも良く選手が言っていると思うのですが、サッカーを楽しむ姿勢とか自信とか全てにおいてメンタル的な部分だと思うんですけど、そのメンタルの部分って言うのを非常にグッと引き上げてくれるっていうのは大槻さんが、この2、3日で見せてくれてるものだと思いますので、うちにとってそこが一番欠けてる部分だと思いますので、それを週末のゲームで出せればなと思っています」

――堀さんも思っていても選手に遠慮いるのかなと思えてたことがあって、そこはなぁなぁにせず…

「そうですね、堀さんは堀さんで進め方があると思いますし、大槻さんは暫定という形ですけども、その中でしっかりとチームを変えたいとか選手を生き返らせてあげたいとかっていうのを見てとれますので、あとは僕たちがしっかりと仕事するだけだと思います」

――仙台はどんな印象ですか?

「ルヴァンとリーグと非常にメンバーを上手く変えた中でも良い結果で安定した戦いも見せているという印象を受けていますので、外国籍選手は出てない中でも日本人選手達は若い選手達が躍動感があるっていうのを見せてるなっていう印象を受けています」

――無失点の後味っていうのは久々だったので…

「そうですね、はい。後ろをやっている一人として、ゼロに抑えることの強い気持ちを持たないと行けないですし、ルヴァンの良い流れっていうのでは継続してこの連戦を乗り越えて行ければ良いかなと思いますので、チームがまた一つにまとまってますので、良い結果が得られると思ってます」

――色んな思い抱えながらも応援に来る、ホームでの試合ですから、仲間達に…

「そのモヤモヤした気持ちをリーグ戦も昨年の夏から勝てていないので、悪い流れ、ネガティブなその雰囲気っていうのを吹き飛ばすぐらいの内容と結果を出せればいいかなと思ってます」

――前に槙野選手は、小学校での交流で子供たちに【吐く】っていう漢字をバーンと黒板に書いて、口からはポジティブな+のことも、ネガティブな-のことも発せられて、そのマイナス(-)を取ると【叶う】っていう字に変わるんだよって言っていました

「そうですね、開幕してこうやってなかなか上手くいってない中でも良いきっかけだと思いますので、プラスの発言プラスの雰囲気で頑張ります!」

――期待してます。

「ありがとうございます!(シャキッ)」

 

◇◆◇武藤選手◇◆◇

――お疲れ様です。今回、非公開でしたが、手応えは?

「きのう出てないメンバーっていうのはしっかりトレーニング積めたと思いますし、大槻さんになって試合がたくさんありますけど、練習する時間っていうのはなかなか作れないので、少ない練習の中でも大槻さんの意図っていうのをしっかり汲み取りながらいいトレーニングが出来てるんじゃないかとは思います」

――二度目のこういうお仕事というか、仙台時代にはコーチとして・・・どんな指導者ですか?

「前回は監督じゃなかったんでそんなに今のような形ではなかったですけど、分析とかも担当していて凄く分かりやすかったですし、サッカーに対して情熱を持って言ってるっていうのは前から凄く分かってたので、今も練習から凄く指示っていうのを明確にしてくれて分かりやすさっていうのは凄くある監督だとは思うので、そういうところをチームが一丸となって監督の狙いっていうのを試合の中で表現できたら良いんじゃないかなと思います」

――その中で気付いた部分っていうのはいかがですか?

「大槻さんの練習ってことですか?そうですね、やっぱり堀さんももちろんそうだったんですけど、大槻さんもコンパクトに戦うってことだったり球際だったりとか、そういうところを強く言ってるので、ただ一つ一つポジショニングであったりそういうところに細かい人なので、選手も分かりやすいですし、試合でも上手くやれるんじゃないかなと思います」

――個人的にも、こここうすればとかってありましたか?

「そうですね、やっぱり大槻さんの方から『クロスに入るところだったり、ゴール前での良さっていうのが出ると思っているから』っていう風には言われたので、そういうところ、自分の良さっていうのを試合でチャンスもらえたときに出したいと思いますし、出さなきゃいけないかと思います」

――きのう、試合見て受けた刺激とかいかがですか?

「そうですね、すごくみんな運動量多く戦っていたと思いますし、カウンターであったりセカンドボールといったところっていうところから前に前にっていう攻撃というかシュートまでもっていけるやつだと思うのですごくいいゲームしてたと思いますし、ただやはりチームとしては無失点は素晴らしかったと思いますけど、僕も攻撃陣としてやっぱりゼロでしたしそういうところはまだ足りない部分っていうのがあると思うので、そういうきのうのような前の積極性っていうのを出しながらやはり最後の精度って部分を個人であげていかなきゃゴールっていうのは生まれないのかなとは思います」

――がむしゃらさもそうですし、あとはゴール前でいかに集中できるかっていう…

「まぁ本当にみんなできのうの試合、ゴールに向かうっていうとこトライできたと思いますし、あと一歩っていうところだったと思いますけどそういうところで次の試合やはりゴールっていうの決めないと勝てないのでそういうところが、最後の部分はやっぱり大事なんだなと思います」

――古巣と

「そうですね、まぁやはり仙台っていうところは僕個人としては気合いが入りますし今仙台も調子が良いので自信をもってくると思いますけど僕たちはもう負けられないですし、ホームなんで監督変わってまたこの流れっていうのを、きのうの試合でも少し良い方に持ってきてると思うんでホームで勝利してもっともっといい流れにしたいっていうふうに思います」

――ホームでの仙台戦を思い返すと、武藤選手が点とって喜んでるところがパッと浮かんでくることが多いです…

「ホームの仙台では多分浦和の人から毎年決めてると思うのでもちろんいつも気合い入ってるんですけど仙台戦っていうところで気合いがいつも結果に表れてるとは思うので次の試合もやはりゴールっていう部分でゴールという結果を出したいと思いますしチームの助けになれればなと思います」

――期待してます。

「頑張ります!」

槙野選手&武藤選手のインタビューは、このあと23時からの<You’re The REDS>でもお聴きいただけます

では

 

4月3日 非公開

どうもです

広島戦を翌日に控えたきょうは、午前中に非公開練習が行われました

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◇◆◇荻原選手◇◆◇

――今の気持ちを

「あした試合が控えてる中で、本当に新体制になって初めての試合なんで、自分もそうですけど、チームが勝つ事っていうのを一番に意識して全力でやりたいなっていう、モチベーションは高まっています」

――チームの一員としての当事者意識というのは当然強く持ち合わせてそうなあたり…

「そうですね、まず勝つために自分が何かできるか。やっぱ点に絡む仕事だと思うので、そこはもう追求っていうか…そういう部分を出して行ければなと思います」

――以前、池田コーチさんが「ピッチで踊れ!」って言ってたじゃないですか

「そうですね、リラックスしながらっていうか自分のテンポでやれっていう…僕はそういうニュアンスだと思っていて…」

――そこから鋭いクロスをいれて…

「そうですね」

――あと、名古屋戦のゴールのようなアングル、“オギ45度”

「(笑)…まぁ、ああいう形をどんどん増やしたいですけど相手も、相手ありきのサッカーなんで本当に分からないんですけど自分の場合は、どん欲に泥臭くても絶対一点決めると…アシストして点に絡めて…明日本当に勝つために自分は点に絡む仕事をしたいっていうふうに一番に思ってます」

――広島と一回試合しているじゃないですか、そこでイメージ出来てる部分とかって…メンバーとかわかんないんですけど

「多分、メンバーとかは変えてくるだろうと僕は思ってるんですけど、同世代もいますし絶対負けたくないなっていう風に思います」

――同世代で意識してる選手って誰ですか?

「相手だったら川村選手とかカワイ選手がいるんですけど、多分出てくると思うんで負けないようにというかそんな意識はしないですけど、自分が活躍したいなって思います」

――ルヴァンってその探り合いっていうか、入りでどういうメンバーか分からない中で、つかまなきゃいけない難しさっていうのがあると思うんですけど、どうですか?

「相手に応じて自分のやること変えるっていうのもそうですけどまずは自分の良さを一番に活かしたいなって…それが通用するか通用しないかだと思うので、そこら辺で変える必要はあんまりないかなっていう風に思います」

――やっぱり大槻さんとの運命じゃないですけど、こういった巡り合わせで…

「大槻さんも急遽プロの舞台で一緒に仕事することが決まったので、最初に挨拶したときには『力を貸してくれ』って言ってたので。自分も力になれるっていうか力を求めてくれるって思ったんでほんとその期待に応えたいですし、結果出したいです」

――昨日も、「たくや!」ってしょっちゅう声かかってたので

「久しぶりの響きだなぁと思って、いつも『おい萩原!』だったんで…なんか久しぶりだなぁって思いました」

――では、サポーターからたくさん名前呼ばれるように。あす以降は期待してますよ

「ありがとうございます、頑張ります」20180403_115109-

◇◆◇柴戸選手◇◆◇

――まつ毛が長い

「あぁ、よく言われます(笑)」

――今、思うように進んでいない現状で、選手としてどう感じてますか?

「そうですね、チームも苦しい状況の中でなかなか勝てない状況の中ですけど、でも本当にこの状況変えるのは自分たちしかいないと思うので、まぁ自分たちでどうこの壁を乗り越えてより良い方向に持って行くかっていうのを突き詰めていかないと、時間が解決してくれるわけではないので、自分もチームの一員ですし、そういうのには積極的にどうやってチームを変えていくかっていうのはやっていきたいなと思います」

――何が起こるかわかんない、このプロの世界で1年目でこのような監督交代っていうのを味わって今いかがですか?

「正直、本当に厳しい世界だなというのを素直に思いましたし、自分としては一年目の中で何も出来ずに監督が変わってしまったっていうのは少しショックな部分もありますし、明治大学の先輩だったんで、残念な気持ちはありますけどそれがプロの世界だと思うので、自分自身も選手としてどこまでやれるか分からないので、いつそういう状況になるかっていうのも分からないので、本当に自分の出来る最大限を日々やっていくしかないのかなという風に思います。僕から見てて本当に考えて行動しているというか色んな部分で本当に凄く考えてるんだなっていうのは見受けられたので、そういう部分はもっともっと自分も見習っていかなければいかないっていう風に思いました」

――きのうからは大槻さんとのトレーニングで、かなり明確にいろいろと伝えてきていているという中でどうですか?

「そうですね、また堀さんとは違った指導というか…感じだったんですけど、自分としても明確に言ってもらえるということは本当に有り難いですし…なかなかプロの世界にはいると言われることは少なくなってくると思うので。言われているうちが華と言いますか…そういう部分はあると思うので、自分としても言われて成長するタイプだと思うので、そこはしっかり受け止めてどういうことを求められてるのかであったり要求されてることっていうのを自分の中で整理しながら、どれぐらい一緒に出来るか分からないですけど一緒に出来てる間はコミュニケーション取りながら、監督の思ってることだったり自分の思う部分を共有できるかなとは思ってます」

――全てがタメになりますから

「そうですね、はい。」

――この連戦の中で、総合力っていう中で、早速あした試合がありますけど…

「そうですね、本当に自分の中ではプロの世界なので試合には絶対出て活躍しなくちゃいけないと思うんですけど、自分の行動であったり言動っていうのは自分が成長するっていう意味で充分だと思うので、出られなかったからって自分の行動が変わる事はないですし、そういう行動してしまった自分の成長が止まってしまうと思うので、本当に自分がどうなりたいっていうイメージはしながら日々自分が成長するためだけに行動できればいいかなと思いますし、またその行動によって自分が少しでもチームに貢献できるかなというふうに思います」

――さっき大槻監督と少し話してるようでしたけど…

「そうですね、いろいろな戦術の部分であったりどういうイメージを持ってるのかっていうのは少し教えていただいたので練習中も色々なイメージを共有できたと思うので、より深い部分で共有するっていうことを少しお話ししました。」

――どんどん日々熱を加えていってもらえたらと思います

「そうですね。痛みも全くないですし、練習試合も70分でしたけど、しっかり出来たのでトレーニングでもゲーム形式っていうのは上手くやってるので試合勘っていうのはだいぶ戻ってきてるかなと思います。」

――近いうち楽しみにしてます

「はい、ありがとうございます!」20180403_113939-

◇◆◇李選手◇◆◇

――この現状というか、今どう感じながら過ごしていますか?

「自分にはチャンスなので、しっかりチャンスをもらった試合では結果を出して、やっぱり自分の結果でチームが勝つ足がかりを作りたいと思いますけど」

――堀さんとの歩みで、これからに活かしたいことっていかがですか?

「とにかく優しい監督だったんで、多く学ばせてもらいました。まぁもう過去を悲しんでもしょうがないんで未来を変えるしかないんで、それを変えるべき一歩目をまずルヴァンカップ勝ってJリーグホームで仙台戦に勝って、本来浦和のサッカーっていうのを見せたいと思いますね」

――きのうも練習見ててハッキリ色々伝えてる感じがして、

「大槻さんがね、すごくハッキリしてますね。具体的だし、こう、指導が板についてるなっていう感じはしますけども」

――李選手のような頭が良い選手ってすぐ理解できるので頼りになるかと

「いや(苦笑)…ピッチで体現しないと意味ないんでね、やっぱり僕は結果なんでね、結果残したいです」

――その辺が熱さというか、こう広島との試合でのスタートですけど…

「まぁビッグアーチで僕のホームでもあるんでね、エディオンスタジアムが僕のホームスタジアムでもあるんで、あそこで凄く、2年半も過ごさしてもらって良い思い出しかないんで、仕切り直すという意味ではすごくいいきっかけになる試合なんじゃないかなと思います」

――スイッチ入れてくれるのが李選手だと信じてますから

「はい、ありがとうございます!(ギラリ)」

李選手、柴戸選手、荻原選手のインタビューは、このあと23時からの<You’re The REDS>再放送でもお聴きいただけます

では

4月2日 「みんなで乗り越えていかなければいけない」

どうもです

磐田戦から一夜明け、大槻監督が暫定的に指揮を執ることが発表されたきょう、練習は予定より少し遅れて午前10時20分頃に始まりました20180402_104105-きのうの試合にスタメン出場した選手たちは、とりかごやジョグなど、池田コーチの指示を受けながらクールダウンで調整

それ以外の選手たちはウォームアップ後、大槻監督のもとで基礎練習やパス&コントロール、ステップワークなど様々なメニューに取り掛かります20180402_103940-午前10時50分、変則的4対2を実施

フットサルコートほどのグリッドで、ハーフラインを隔てて2(オフェンス)対1(ディフェンス)と2対1(同様)、二つの状況ができます

「強い強度で!」(大槻監督)

2人で横パスをつなぐところからスタートし、それに対する1人の寄せをいなし、ハーフラインより前の選手へ縦パス

そこでまた2対1が生まれ、ミニゴールへ流し込み、フィニッシュ20180402_104850-「行くか行かないか、ギリギリのところまで我慢して」(大槻監督)

数的不利な状況でディフェンスがいかに効率的なプレッシャーをかけられるか

そのためにも、ライン後ろで待ち構えるもう一人のディフェンダーが効果的な「アナウンスをして!」(大槻監督)

ハッキリとした声が響き渡っていました20180402_105122-午前11時5分、縦はハーフコート、横はペナ幅、ラインズマン有での7対7へと移ります

「ボックスの縦関係」、「ユニットのチャンネル」(大槻監督)

全体の距離感、フィールドプレーヤー全体としてのアップダウン、あらゆるシチュエーションにおける細かなポジショニングなどについて、きちっとしたアンテナを張った局面把握が促されていました

時には「こういう時には何が必要?」と監督から選手に問いかける一幕も

ゲーム中には、「ポジション修正がルーズ!」、「ディフェンスで寄せる時は後ろから声でハッキリとGO!を」20180402_110358-

堀さんが指揮を執っていた時の公開練習では、監督にもかかわらず選手への指摘や指導に、どこか遠慮のある印象を受けていました

きょう、そういった雰囲気は感じられず

「裏へのアクションがないな!」

「おい拓也!寄せろよもっと」

もちろん、ダメ出しだけでなく、具体的な方法も示します

「(守備の)まず行こう!行けない時は後ろからの声でオーガナイズ!」

良かったところも見逃しません

「モリ、今のは切り替えは良かった!大事だよ!」、「モリ、良い声だね!」20180402_112523-午前11時25分からは、センタリングシュートを反復

「一回一回のスプリントに強度を出して!」、「プルバック!」

アンドリュー ナバウト選手のパワフルボレー、マルティノス選手の好クロス、それを褒め合う選手達

前向きなムードでした

午前11時35分、「最後の一本」(大槻監督)

マルティノス選手が右からインスイングのクロスを上げると、中央で菊池選手が体勢を崩しながらのヘディングシュートを突き刺し、練習は終了しています20180402_112525-

◇◆◇青木選手◇◆◇

――現状をどう感じていますか?

「・・・・・・・・不甲斐ないです」

――戦いは続きますが、どうしていくことが大切だと思いますか?

「続いていくので、サッカーをすることは変わらないので、しっかり気持ちを出して、しっかりやっていかないとなと思います」

――堀監督は青木選手をレギュラーとしてアンカーに据えていました

「・・・・・今年は勝てていないので、ダメだったのかと思います」

――良いところを見出だしてくれた存在

「まあそれはもちろん、非常に感謝しています」

――大槻監督の印象

「声出して、やってくれるなという印象です」

――今後に向けて

「頑張ります」

◇◆◇柏木選手◇◆◇

――きのうの試合にスタメン出場した選手たちがクールダウンを終えたとき、一度集合してお話をしていましたが、どのようなコミュニケーションを?

「特に。今のところは『やっていこう』とのことだったので、それ以上の話は特に今のところは」

――練習を見ていてどのような印象を受けましたか?

「大槻さんっぽいというか、ハキハキしているし、あとはこのように監督が変わるタイミングで試合に出られなかった選手たちも、出られるチャンスが巡ってくるというのもありますし、凄くそういう意味では気合の入った練習にはなっていたのかなと思います」

――堀体制での経験を踏まえ、「まとまりきれていなかった」と感想を口にしていました

「チーム内の個々では色々と話はできていたました。けど、チームとしてどうあるべきか、この試合のこういう時にはどうすべきかとか、というところで…。あとはみんながみんな、人のせいにとか、なんかフォーメーションのせいとかにしていることが多かったんじゃないかなと思うから、そういうのじゃなくて、一人ひとりが考えて試合の中でプレーしていくということが一番大事だと思うので、そういうところでの意思疎通というか、みんなと意思疎通をしていかないといけないかなと」

――柏木選手のプレーにおける代名詞である“遊び心”は失わないでほしい

「まあ、僕を知っている人たちからもそういうことは言われていて、やっぱり『お前自体が楽しんでいないんじゃないか』っていうことを色々言われて、実際に勝てないと気持ち的にも乗っていけないというのはもちろんあるんやけど、どうにか…まずは一勝することで気持ちがどこかで解き放たれる部分があると思うので、そこから自分らしくやっていけたらなと。やっぱ、今までキャプテンをしていた人たちのようなことは自分にはできないなと思うので、自分らしくやりながら、プレーでチームを引っ張っていくということが自分にとっては一番必要なことなのかと思うので、それを意識してやっていきたいです」

◇◆◇森脇選手◇◆◇

――この現状

「簡単ではないですよね。簡単ではないけど、みんなで乗り越えていかなければいけないなという部分は強く感じます。誰かのせいにするのは簡単ですけど、みんなが自分自身に問いたださなければいけないんじゃないかなと。僕自身もきのうは試合に絡まなかったですけど、じゃあ自分が今どうなのか、そういうものを考えていましたけど、みんなでしっかり乗り切ることが重要だなと思っています」

――これまでケガもあり、ピッチに立てなかったもどかしさも。他の選手とはまた違った感覚が森脇選手には

「もちろんピッチの上で貢献するのがサッカー選手ですし、僕自身キャンプから出遅れて、難しい時期を過ごしましたけど、その中でチームに貢献できなかった、競争に加われなかったのが非常に残念だなという思いでいますけど、何か思い通りに行かなくなった時には、みんなが言うかもしれないですが、過去を振り返ってもどうしようもないので、やっぱりあしたの練習というのをまずは見据えてやっていきたいなというところはあります」

――きょうの練習を見ていても森脇選手が雰囲気作りでも鍵を握っていると。あの「グッボォォ(Good Ball)」というようなポジティブな声ですよ

「やっぱり、どういう状況であろうと、そういう前向きな言葉というのは僕自身、絶対にマイナスにはならないなと。もちろんそれが、大きなプラスになるかと言われれば、それはわからないですけど、少なからずマイナスには絶対になんないなという僕の信念があるので、どんな状況でもそういう前向きなところは求めていきたいなというのが自分のモットーですね。それはこれからも出していきたいなというのは感じています」

――別のカテゴリー時代にこれまで何度も大槻監督にお話を聞いたことがありますが、豊富な知識と情報で凄く細かいところまでこだわる方という印象です。それを技術で体現できるのは森脇選手だと思っています

「やはりどんな監督であろうと自分の色というのは出したいし、やっぱりどんな監督でも認められて、ピッチの上に立ちたいなと。それは僕がレッズに来てミシャのもとでやった時もそうですし、堀さんのもとでやった時もそういう思いでやっていましたけど、次は大槻監督が就任して、僕自身がアピールしていけなけれいけないなという思いが強いので、しっかり自分の色プラス監督が何を求めているか、そういう部分はしっかり自分に問いただしてやっていきたいなという思いはあります」

――繰り返しになりますが、森脇選手の高い技術が絶対に必要になるので、キーマンです

「そう言ってもらえて嬉しいなと。僕自身、きのうの試合も行ける準備はしていましたけど、残念ながら絡めなかった。その悔しさというのはどんな選手よりも持っていると思うので、そういう思いをどこの場面で出せるかわからないですけど、チャンスをもらえるために日々の練習からしっかり出していきたいなと。それプラス、試合に出たときに“やっぱり森脇だ、森脇がいれば違うな”と思ってもらえるためにやっていきたいなと。その気持ちはもちろん大きいですけど、それプラス僕自身で何かすべてを変えられるとは思いませんけど、少しでもプラスの方に働ければ嬉しいなというふうに思っているので、僕自身しっかり自分に厳しくやっていかなければと思っています」

――伝えたかったので

「ありがとうございます。嬉しいです」

青木選手、柏木選手、森脇選手のインタビュー、淵田代表と山道強化本部長、大槻監督のコメントは、このあと23時からの<You’re The REDS>再放送でもお聴きいただけます

では