4月22日 「久々のACLをただ経験するだけじゃなく、上を目指すために大事な一戦になる」

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どうもです

気温16度

北風も強く、この季節本来の温かさとはまた違いました

広州戦2日前のトレーニング、午前10時からスタート

11対12でのハーフコートゲームを中心に約1時間20分間、選手それぞれ集中した様子で連携を確認していました

次の試合、梅崎選手が累積警告により出場停止です

そういった事情も踏まえ、右のアウトサイドに平川選手が入りました

「連戦で出場機会も少ないとコンディションを維持するのは難しいけど、その中でも上げるところと落とすところを作りながら、コンディションを作っていきたい。精神的な部分も良い緊張感を保ちながらいきたい」

2次キャンプ終盤に背中を負傷した影響で、レギュラーの座を明け渡すことに

それでも、

「なかなか試合に出られないこと多々あることだし、気持ちを切らさずに続けていくことが大事」

そう話せるのは、経験豊富な平川選手だからこそ

ベンチ、ベンチ外を含め、非常に良い雰囲気でトレーニングが行われているのにも納得がいきます

ピッチを見つめ、”自分が出ていれば・・・”と思うことも少なくないはず

「ダービー向こうもハードワークして規律あるサッカーをしていて、非常に難しいゲームだったと思うけど、後半チャンスも作れていたし、最後の部分という課題あるけど、リーグ戦どこかで負けることもあるし、引きずらずにACLに切り替えて行ければいい」

冷静なのが、頼もしいです

09、10、11、そして昨シーズンとチーム苦労を重ね、ようやく手にしたアジアへの切符

今シーズン開幕前には、「出せるもの全てを出して、どこまで通用するか、恐れずに闘っていきたい。サポーターと一緒に、またこの一年を楽しんで闘えたらと思う」と語っていました

まだまだ、簡単に闘いを終えるわけにはいきません

「予選リーグを突破するためには勝利しかないし、久々のACLをただ経験するだけじゃなく、上を目指すために大事な一戦になる。全員で集中して勝利に向かっていきたい」

と決意表明

「常に、”自分が出たらこういうプレー”というイメージをしながら試合を見ている」

と話す、レッズの精神的支柱、自らの思い描く理想、その答えをピッチで示す構えです

再び、あのさらなる高みへ登り詰めるべく

 

4月18日 「来られなかったサポーターにも良い報告ができるように」

どうもです

気温23度

大原を囲む桜の木は、すっかり若葉が生い茂り、初夏のような暑さを感じました

ダービー2日前の今日は、恒例のミーティングからスタート

午前10時30分過ぎ、選手達はピッチに姿を現し約1時間40分間、11対11でのハーフコートゲームを中心としたメニューで連携を確認しました

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「くさび、足もと、ディフェンスラインの裏」(森脇選手)

状況に応じた的確な判断をもとに、いかにして相手にとって嫌なところへパスを出せるか※特に、DFラインの裏がポイントとなるでしょう。そのスペース創出を呼び込む動きだし含めて

ゲーム中、監督は時にプレーにストップをかけ、選手へ細かく指導していました

そして、良質なパスワーク、あるいは鋭い縦パス一本、それまでどんな崩しを見せようとも、ゴール前の精度を欠いては水の泡

「しっかり合わせろ!!」

クロスが上がれど、中の選手がきちっと反応出来ていなければ、”見逃してないぞ”と言わんばかりに、監督は雷を落としていました

1つひとつのちょっとしたプレーの良し悪しによって、流れが一気に変わる

それがダービーマッチ

選手も程よい刺激を受けつつ、徐々にボルテージを高めている最中と言えるでしょう

「今から燃えていてもダービーの時に燃え尽きてしまうので、普通の一週間というか、しっかりトレーニングをこなして良い準備をしたい。気持ちを持って一週間取り組むけど、本当に気持ちを入れるのは試合の直前にしたい」(森脇選手)

一方、戦闘モードに入っている選手もいます

「この方がパスも来やすくなると思う(笑)。もの凄く気に入った」

人生で初のカラーリングにより、黄金ヘアーに変身したマルシオ リシャルデス選手です

練習後は、居残りフリーキック練習を反復

監督から名前を呼ばれるその時に備え、見た目、プレー共に万全の態勢を整えていました

好調を保ちながらもスタメンでは使われず、それでも最高の準備は怠らない

マルシオ選手のような存在がベンチにいること、今のレッズにとって大きな強みです

また、森脇選手は、チケット争奪戦を配慮し、このようなコメントもしました

「来られなかったサポーターにも良い報告ができるように、勝ち点3が届けられるように頑張りたい」

一丸となってダービーを制す

相手の無敗記録に関心が寄せられていますが、ただ単純に勝利を求める

その結果、開幕ダッシュに成功するのは、私たち浦和レッズです

なお、今夜7時(23時)からの「You’re The REDS」では、

・「『ダービーは違うものになる、お互いがアグレッシブになる』といろんな選手から聞いているので、相当の覚悟を持ってやらないといけない」
→森脇選手インタビュー

さらには、サッカー専門新聞エル・ゴラッソの大宮アルディージャ担当 上野直彦さんに電話をつなぎ、さいたまダービー直前トークをします

お楽しみに

では

4月17日 「17戦無敗は凄い記録。でも、それを止められるのは浦和レッズしかない」

どうもです

夏日になるという予報もありましたが、曇り空の大原は風も強く、好天とまではいかず

ただし、チームのムードは明朗そのもの

今日はボールを使わないフィジカル系メニューが中心だったこともあり、山田直輝選手も部分合流

であれば、なおさら明るくなるのは必然です

練習後には、ファンサービスを実施

さらにはその後、選手、スタッフらが”屋外ランチ”で和やかな時間を共有

5連戦も一段落、つかの間のオフを経て、3日後のさいたまダービーへ結束を深めました

「連戦が続いたけど、しっかり疲れは取れたと思う。チームが成長しているのは感じるし、もっと良くなるとも思っている。少しずつ自分たちがやっていることを積み重ねていけていると思う」

と手応えを口にするのは、鈴木選手

さいたまダービーは、これまで以上に大きな注目を集めることでしょう

「周りが騒がしくなるだろうし、プレッシャーを受けるだろうけど、それをしっかりと跳ね返す力がこのチームには備わっている」

と自信を覗かせます

「ただ、それが勝てるという保証にはならない」

慢心などは、一切ありません

「今まで自分たちがやってきたことを引き続きチャレンジして戦うことが大事だと思う。ダービーの経験はあるけど、僕の経験が生きるのであれば、昨年も勝つことができただろうし、そういったことではなくて、それぞれができることをやっている結果が出ていると思うので、チームとして戦いたいと思う」

13年目を迎えた背番号13のボランチは、チームと共にまだまだこれからも成長していくはずです

また、湘南戦で移籍後初ゴールを決めた興梠選手はファンサービス後、柔らかい表情でミックスゾーンに現れました

「ファンサービスでは普通に『頑張ってください』ということと、次は大宮戦なので『ダービーでゴールお願いします』ということを言われた。改めてダービーは凄く大切な試合だし、負けたくないという気持ちがサポーターと話をしていて感じる。その期待を受けて、勝ちに行きたい」

とダービーの重要さを実感

「5連戦が終わって、昨日のオフでだいぶ疲労も回復したし、次も連戦が続くので、しっかりこなして勝ち点を多く取れるように今から準備していきたい」

気を引き締めつつ、ストライカーとしては、

「湘南戦でゴールはできたけど、まだ1点しか取れていないので、自分としては納得いく出来ではない。これからもどんどん得点していきたい」

と言い切ります

「なかなかゴールを決めらないことでプレッシャーはあったけど、慌ててはいなかった。チームが勝ち点3を取れていたので、気持ちは楽だった。点が取れないことで多少の焦りはあったかもしれないけど、チームが結果を出してくれているので、凄く助かっていた」

仲間のサポートといえば、槙野選手がこのようなことを言っていました

「慎三君が湘南戦で初ゴールを決めたけど、彼には難しいボールを送れば決めてくれると思う(笑)。簡単なシュートよりも難しいシュートを決めてくれるから(笑)」

ロッカールームでもそのようにいじられているのでしょう、きっと

興梠選手も、

「1試合1試合、全部決めていたら得点王争いができるんじゃないかというぐらい数多くの決定機があるし、それをきっちり決めて優勝争いしたい」

と話すほどです

今季の公式戦、興梠選手が先発出場した試合は無敗が続いていることが表すように、チームへの貢献度は素晴らしいもの

そこへ、ゴールという結果も加われば・・・・、考えただけでもワクワクしてきます

このチームにおける”替えの効かない”ストライカーは最後に、ダービーへ向けて闘志を燃やしました

「大宮のことはじっくり見たことがないのでわからないけど、17戦無敗は凄い記録だと思うし、勢いがあるチームだと思う。でも、それを止められるのは浦和レッズしかないと思うし、ウチも勢いが良いチームだと思うし、気持ちで戦いたい。気持ちで勝った方が試合にも勝つ」

鈴木選手、興梠選手のインタビューは、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

なお、4月からは、水曜日のパーソナリティをレッズレディースOG・ モアスマイルズの木原梢さんが担当しています

今日は、レッズレディースのエース・吉良選手のインタビューをお届けする予定です

かつて苦楽をともにした2人が、どのような”ならでは”トークを展開するか、是非お聴きいただければと思います

お楽しみに

では

4月11日 「負けていたらACLが終わっていた」

 

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どうもです

全北戦2日後の今日、大原での練習は午前10時からスタート

スタメン組は、ジョギングなどでコンディション調整に努めました

一方の控え組は7対7のハーフコートゲームが中心

平川選手や坪井選手といった経験豊富な選手が積極的に声を出し、全体を盛り立てていた印象です

そういった選手の存在がこのチームの大切な財産のひとつと言えるのでしょう

さて、過密日程は続きます

「5連戦の中の4連戦が終わって疲れもあると思うけど、今はサッカーができる喜びを感じながらやれているので問題ない」

と話すのは宇賀神選手

「この前の試合で一番悔しいのはピッチでプレーしていた僕らだと思うし、それは監督もわかってくれていると思うので、自分たちでうまく改善できればいい」

収穫もありました

「ここ2試合ぐらいは左サイドで連係してうまく崩すという形があまりなかったので、全北現代戦の2点目のような決定的な形を1回、2回と作れればもっと勝利に近づくんじゃないかという手応えもある」

すぐ3日後には、湘南戦を迎えます

「自分たちは昨シーズン、札幌にホームで負けてしまったことで優勝がなくなってしまったので、そういう相手に対して”自分たちのサッカー”をして結果を残したい」

と気を引き締めていました

また、加藤選手は2日前の試合について、

「全北戦は最後に失点してしまって引き分けということだったけど、良い形でゴールもできたと思うし、負けていたらACLが終わっていたので、最低限の勝ち点1を持って帰れたのは大きいと思う。連戦は続いているけど、良い形でこなせていると思うし、湘南戦が連戦の最後になるので、しっかり勝って次につなげない」

切り替えつつ、しっかりと前向きなコメント

「湘南には速い選手がいたりするし、スカウティングもされていると思うけど、その中で”自分たちのサッカー”をすることが大事だと思う」

2人から共通して聞かれたのが、”自分たちのサッカー”という言葉

今のチームには、そういった柱となる部分があるからこそ、成長を続けられるのでしょう

次で連戦も一段落

ダービーを前に、今のレッズが持つ力を埼スタで存分に発揮したいところです

宇賀神選手、加藤選手インタビューの詳細は、今夜7時からの「You’re The REDS」でお伝えします

また、今夜はスタジオにステキなゲストをお迎えします

サッカー界でも活躍しているタレント・ ジェントルさんです。

お楽しみに

では

4月4日 「僕が助けないといけない」

どうもです

もったいない逆転負けから一夜明けての今日、練習は午前11時頃からスタート

スタメン組は、監督と共に約15分間の青空ミーティングを行い、その後はウォーキングと軽いジョギングでクールダウンしました

「決して悲観する内容でない。良い部分はしっかり活かして、反省すべき部分もあったので、そこはしっかりと受け止めて、みんなでプラスに持っていって、勝利に結びつけるようにしたい」

と那須選手が話す通り、チームはしっかりと前を向いています

「ポジティブなことしか今はない。リーグもACLもまだチャンスはいっぱいある。もし昨日で終わっていたら引きずる部分もあるけど、全く終わりでもなくて、まだまだ続くので、ポジティブな面しかない。気持ちを切らすことなく進みたい」

那須岡修三のごとく、熱く語りました

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一方、昨日の試合で控えにまわったグループ

8対8のゲーム形式を中心に約1時間、精力的に汗を流しました

「行こうよ行こうよ行こうよー!!」

ピッチからは、いつもの試合翌日とは違う、聞き慣れない声が響きます

気合いのかけ声、発信源は、森脇選手でした

「それが自分の持ち味でもあるけど、開始5分でその声がなくなったので(苦笑)、しっかり続けていければと思う。いつも最初は元気なんだけど、段々声のトーンが落ちていくので、それは自分にとって残念(笑)。普段出ていない選手との練習だったけど、そういう選手たちも普段から頑張っているし、試合の翌日もこうしてみんなが『試合に出たいんだ』とアグレッシブにやっているのは非常にポジティブかと思う。非常に良い練習ができた」

全北戦をベンチから見守り、「本当にサッカーは難しいな」と改めて実感

そして、

「僕自身は試合に絡んでいないので、みんなより回復する時間も長かったので、その分、次は動かないといけない。連戦を戦っている選手がいる中で、僕が助けないといけない。昨日、試合を見ていて、早く試合がしたいとウズウズした。鼻息も荒くなるけど(笑)、それは試合の前にして、今は冷静に磐田戦に向けて準備していきたい」

と2日後への意気込みを口にしました

2日後・・・

「(磐田戦が行われる4月6日生まれの有名人?)えーと・・・、僕が思い浮かぶのは永田充さんしかいない(笑)。他に!?日本代表経験があって?・・・うーん、誰だろう。永田充さんしか思い浮かばない(笑)」

ちなみに森脇選手は!?

「あ、自分か!!僕はペーペーなので(笑)。まあ誕生日なので、勝利で飾れたら嬉しい。チームが勝つことが一番だけど、そこに自分の誕生日が重なってくるので、二重の喜びがある。是非勝ちたいので、みんなに『頼むから勝ちましょう』と試合前にお願いしたいと思う」

”4月6日は森脇記念日”になることを願います

「背番号も46だし、46点取れるように…それは無理だな、アハッ(笑)。しっかりタフに最後まで戦いたいと思う。その日は100点中46点もらえればいいかな(笑)」

予報によれば、誕生日を祝うべく、思わぬ勢力も訪れようとしているとのこと

「爆弾低気圧が向かってきているぅぅう!?やっぱりそお!? 昨日の天気は怪しいなと感じていた。あの突風と雨といったら僕は1つしか思い浮かばなかった!でも、あれが雪じゃなかっただけまだマシだなと。雪だったら大変なことになるのでね(※森脇選手は移籍直後、爆弾低気圧の影響による大雪で車が立ち往生。チームメイトやスタッフに助けられました)。4月6日は、もしかしたらあいにくの天候になるかもしれないけど、それだけは勘弁したい。良い天気の中でやりたいので、『頼むからまだ来ないでくれ』とお祈りしたい」

チームを再び上昇気流に乗せるべく、ムードメーカーはひたすらに明るかったです

インタビューの詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

サッカー選手はプレーで魅せるのが1番

とはいえやはり、”Non Matchday”も楽しみの1つ

ここまで丁寧かつサービス精神旺盛なコメントをする森脇選手に、感謝します

あまり煽りたくはなかったのですが、あのジンクスについても語ってもらいました

それは番組でお届けします

では

4月1日 「やっぱりサポーターが多い」

どうもです

4月最初の大原は、肌寒いながらも、春を感じさせる清々しい空気でした

練習は午前10時からスタート

いつものように、とりかごなどのウォームアップを行ったあとは、ジョギングと80%ダッシュを交互に行うインターバル走を実施

午前11時からは、桜に囲まれたピッチ上で、車座を組んでの青空ミーティングへ

監督は約40分間、ホワイトボードを用いて戦術指導

選手達によれば、「いつもやるミーティングを、温かかったのでグラウンドでやった感じだった」とのこと

その後は、春休みということもあり、集まった多くのサポーターへのファンサービスを実施

全北との大事な一戦を前に、ちょっと”ひと息”でしょうか

選手とサポーターが交流した大原には、ゆったりとした時間が流れました

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今季からレッズの一員となった選手にとって、大原でのファンサービスは今日が初体験でした

中でも那須選手は、

「大原でのファンサービスは初めてだったけど、やっぱりサポーターが多い(笑)。ありがたいです。『頑張って』と声をかけられた」

いや、他にもサポーターからは言われたはず

「たまに『那須岡』って言われた(笑)。(定着しました?) いやまだまだこれから(笑)」

やっぱり!

「何で”那須岡”なのかは自分でもわからない。他の選手に聞いた方が良いと思う(笑)」※現在調査中ですが、どうやら阿部選手が絡んでいるようです

それにしても、新潟戦で途中出場した那須選手のプレーは、「これぞ、経験豊富な選手!」と唸らせてもらえました

「準備はしていたし、真ん中は特に自分の中では居心地が良いポジションなので、不安もなく入れた。まだまだ反省する点もあったけど、入りとしては悪くなかったと思う。コミュニケーションを取らないといけないので、コミュニケーションは取りつつ、失点しないとか、1対1に負けないとか、気持ちの面で気後れしないとかがあの場面では大事だったので、そういう意味では良い入り方ができた」

と本人も振り返ります

さらには、

「3バックの距離感がスライドを含めてうまく行っていたし、攻撃はうまく形ができない部分があったけど、今大切なことは勝って反省を次に生かすこと。タイトルを獲りに行くという目標をチームとして掲げていて、その上でうまく行かない試合もあるとは思うけど、勝って進まないと意味がないので、そういう意味では勝てて良かった。失点もゼロだったし」

と冷静に語りました

「那須さんには、頼りっぱなし(笑)」と槙野選手が話すのも納得

明後日もチームを引っ張ってくれれば何よりです

「全北現代とは去年、柏で対戦したけど、トップにイ・ドングクとか能力が高い選手が多いので、気を抜いたらやられる。フィジカルコンタクトが強いのでそこでも負けないようにやっていきたい。ホームなので浦和らしいサッカーをしつつ、良い内容で良い結果が求められれば最高。浦和らしいサッカーを心掛けながらという部分もあるけど、ホームでは勝っていかないと予選リーグは突破できないので、とにかく勝つことを念頭を置いて自分たちらしいことができればいいと思う!」

最後は、”那須岡”らしい熱いコメントで結びました

インタビューの詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

3月31日 「人生、突然何が起きてもおかしくないことを学んだ」

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どうもです

新潟戦翌日の今日、曇り空の大原で練習午前10時からスタート

フィールドプレーヤースタメン組、サブ組ともにジョギングを中心とした軽めのメニュー

加藤選手以外のGK陣シュートストップを行うなどして、ACL公式球の感触を確かめていました

すぐ3日後に埼スタで、決勝トーナメント進出を賭けた大事な一戦が待っているので、コンディション調整を優先させたのでしょう

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さて、J1通算1000ゴール達成から一夜明け、歴史に名を刻んだマルシオ リシャルデス選手といいますと、クラブハウスに引き上げる際、サポーターからの「おめでとう」に日本語で「アリガトウ!」

練習後も居残り調整で汗を流しました

「体格に恵まれていて、力もあって非常に助かる」とマルシオ選手が全幅の信頼を寄せる通訳のサポートを受けつつ、ブラジルから取り寄せた愛用のゴムチューブ器具を腰に巻いた、「100%の力を使って、爆発的なスピードを活かした状態でどれだけの距離を走れるか」という負荷のかかるダッシュを反復

「昨日途中出場というのもあったし、試合でどれだけ自分が良い準備をしてきているか見せたいのもあるし、少しでも『チームの力になるために』と思って。自分を追い込むことが非常に重要だし、このまま自分のベストをチームのために尽くしていきたい」

”練習嘘をつかない”とはよく言いますが、マルシオ選手もちろんのこと、昨シーズンのポポ選手の姿勢(居残り練習に限らず)を見ても、大きくうなずけます

ゴールシーンについても、「練習での形が見せられているので素晴らしい」と手応え

また、自身が決めたメモリアルゴールが新潟相手に生まれたということに、運命的なものを感じるのでないでしょうか

「確かに、新潟に4年間プレーさせてもらった恩があるし、感謝している。でも、僕今、浦和の人間だし、このチームのために自分の力を見せられるかの”勝負の世界”にいる。ゴールを決められたこと、勝利最高だと思う。新潟のサポーターにも理解してもらいたいし、僕のベストを浦和のために尽くすのが仕事」

古巣へのリスペクトを忘れません

そして、「このまま連戦をうまく乗り越えていきたい」と背番号10既に気持ちを切り替え、前を向いていました

余談ですが・・・

2000ゴール目、マルシオ選手のお子さんに決めてもらいましょうか!?

「ハハハァ(笑)・・・。人生、突然何が起きてもおかしくないことを今回のゴールで学ばせてもらった。冗談に聞こえるかもしれないが、可能性”なきにしもあらず”だと思う。もし実現すれば、僕も誇りに思うし、このチームのためになるのであればみなさんにも喜んでもらえる」

何年後になるか、誰が決めるか、その頃の浦和レッズやそれぞれの身の上がどうなっているのかなどなど、想像もつきません

それこそ、人生なので

ひとまず節目として、今まで味わった1000の喜び(内1つ悲しみ)に、ありがとうございます

まだまだ先のことでありますが、次の1000ゴール、その次の1000ゴール、そのさらに次も目撃できるのであれば、ただただ幸せです

マルシオ リシャルデス選手のインタビューの詳細、明日の「You’re The REDS」でお届けします

3月28日 「そういうのは大好物」

どうもです

ポカポカ陽気の大原で、新潟戦2日前のトレーニング午前10時30分頃からスタート

ウォームアップのあとは、11対11でのハーフコートゲームが行われました

時間の経過と共に、両サイドがペナ幅になったり、ポジションに応じてプレーエリアが制限されるたりと、様々な形式で進行

中でも特に監督が強調していたのは、”守から攻”への切り替えでした

「感じろ!」

張り上げた声がピッチにこだまします

7対7の状況でボール奪取に成功すれば、すかさず1トップ2シャドーへ縦パス

その攻撃スイッチに呼応して、守備に関与していた7人、素早く一気にプッシュアップ

相手の守備陣形が整う前に、厚みのある攻撃でゴールを奪うべく、

「もっと早く!次の展開を予測して動き出そう!!」(監督)

理想の1つとして、ボールを奪うファーストタッチで縦パスを送り出す、かのような要求もしていました

出し手、受け手、3人目、、、、どの選手も同じイメージが出来ていなければ難しいプレーです

だからこそ、「感じろ!」なのでしょう

「出来ないことないでしょ!しっかり走れ!考えろ!!」(監督)

単なるカウンターアタックと、種類が違います

妥協せず、より次元の高いプレーを求めるこのチーム、まだまだ進化しそうです

練習、お昼の12時頃に終了

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最後に選手を集めた監督、いつもより少し長めに話をしていました

どんな声をかけたか・・・

「秘密です(笑)僕たちがピッチで表せばいい」

との頼もしいコメント、槙野選手

「僕たちがプレーする中で外から見る視線で気づいたことを言ってくれるので、それに伴ってプレーすればいいと思う」

監督練習後にもレギュラー組の1トップ+2シャドーを呼び、しばらく話し込んでいました

それだけ、連戦の1試合目を重要視し、神経を使っているのかもしれません

今日の練習中の指導を含めて槙野選手

「常日頃からやっているし、耳にタコができるぐらい言われていることだから、意識づけだと思う」

刷り込まれていますね、きっと

また、チーム先日、決起集会を実施

「若い選手から上の選手まで一緒に食事をした。グラウンドの中だけじゃないからね、コンビネーション。食事の席でも1つの皿、1つのドリンクに対してもしっかり自分で見て行動することがコンビネーションにつながるし、良い時間になったと思う」

ここからのタイトな日程に向けて、チーム団結力を高めています

「先輩の方とも話せたし、おいしいものを食べてパワーをつけた。いじられることなく、そこで健全に話せた(苦笑)」(野崎選手)

そしてここで、槙野選手に不定期で行っている、「○○(←チーム名)といえば!?」という質問へ(以前聞いたとき、名古屋といえば!?に対して、「リネカー!」)

ということで、新潟といえば!?

「うん・・・、黒崎久志さん」

今回報道陣も「なるほどね」といった反応でした

その空気を読んだ槙野選手、すぐに言い直しました

「いや、田中達也さんです(笑)。僕1年という短い時間しか一緒にできなかったけど、その中でも密度の濃い時間を過ごせたと思う。僕たちも楽しみだけど、サポーターのみなさんも楽しみだと思うし、温かいブーイングで達也さんを難しい状態にしてくれればと思っている。僕たちのサッカーを熟知している選手の1人だけど、去年やってきたサッカーに新しく入った選手が加わった質の高いサッカーを達也さんにも見せたい」

ビルドアップも狙われるはず

「達也さん後ろで回す時にプレッシャーも掛けてくると思うけど、時にロングボールやリスクを冒したドリブル突破も必要だと思うし、流れに応じてプレーできればと思っている」

互いが互いを知る同士、ピッチ上で面白い駆け引きが繰り広げられそうです

最後お決まり、1000ゴールについて

「そういうのは大好物です(笑)」

なんとも槙野選手らしいコメント

続いて、

「クラブの歴史に名前を刻めるよう、貪欲に獲りに行きたい。やっぱり綺麗なゴール。ゴールゴールだけど、みなさんの記憶に残る、そして記録に残るゴールが取れればと思っている」

歴史的ゴールを素直に喜ぶためにも、大事なのは、勝ち点3

「まずは連戦の一発目に良いゲームをして笑顔でこっちに戻ってこられるようにしたい」

そのコメントに、力がこもっていました

インタビューの詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

3月27日 「やっかいな相手だけど、守る自信はある」

どうもです

花散らしの雨が降りしきる中、練習いつもより少し早めの午前9時からスタート

ウォームアップの後、11(レギュラー組)対12(控え組)でのハーフコートゲームへ

ハーフウェイラインでプレーエリアを分割し、レギュラー組の守備陣、5対6の数的不利な状況となりました

守備面での負担もそうですが、ビルドアップ時のプレスも厳しくなります

そういった中、相手陣内で待ちかまえる前線の選手達、昨日の午後練で何度も確認した、「ダイアゴナル」(監督)の動きを駆使

我慢できずに引きすぎず、ゴール前で受けたようとスペースへ出すぎず

それぞれが4バック気味の相手を惑わすをすべく、味方との呼吸と距離感を探りつつ細心の注意を払い、ボールを呼び込んでいました

ゲーム形式終盤、プレーエリアの限定を解除

ピッチ随分と冷え込みましたが、選手達最後まで精力的な動きを見せていました

白い息を吐きながら

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「僕暑いのが苦手なので、寒い分に全然問題ない。花粉もだいぶさまった」

まるで山田暢久選手のような一言目ですが、違います

今回マイクを向けさせていただいたのは、永田充選手です

「今日の練習非常に良くできた。前の3人がケガ気味なので、その辺で代わりに入った選手が良い動きをしていたので、誰が入っていも同じサッカーが出来るようになっていると思うので、良いと思う」

と手応えを口にします

前の選手との呼吸を図る良い機会になったことでしょう

「そこ凄く重要。僕らが良いパスを送れば、前の選手が良い仕事をしてくれるので、意識している」

しかし、先日の練習試合でサイドチェンジの感触が良かったのか、ややワンパターンになっていた印象も

「それあったかもしれない。けど、中を固められても、引かれても、今シーズンそれをこじあける力があるので、それが出せると思う」

と、”浦和のゆるキャラ”とも呼ばれる選手らしからぬ、強気な返答

古巣との一戦を前にすると、より一層燃えるのでしょうか

そういえば、昨日こんなことも

午後練のパターン練習の際、パス回しの順番をミス

するとすかさず、「それじゃあレアル行けないよ!」(森脇選手&槙野選手)の野次が飛びました

「レアル!?監督がそう言ってたので。『まだあんなんじゃだめだ』という意味だと思う」(森脇選手)

永田選手どう思ったか・・・

「スーパーなプレーをすれば、(レアルからのオファーも)あると思う、ハハッ(笑)」

と大人な対応でした

さあ、次ワンダーボーイとのマッチアップです

「ディフェンス能力高いし、動き出しも良い。やっかいな相手だけど、守る自信ある」

昨シーズン末の練習で、ケガ明けなのもあり、翻弄されていましたが、

「あ、あの時死にそうになったけど(笑)今はコンディションも良いので大丈夫(キッパリ)」

やはり、今日は自信に満ちあふれています

ならばと、勢いに任せて・・・

1000ゴール目、決めちゃいましょうか!?

「はい!?なんすか!?僕が!?・・・たまたま入っちゃえば良いかな、フッ、ハッハッハー(笑)」

最後完全に、”ゆるキャラ”でした

その絶妙なバランスが、今のレッズDFラインをまとめるのにピッタリなのです

今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」で

・永田選手インタビュー

・「しばらくいただいた治療期間を乗り越えて、今こうして仲間とプレーできることを非常に嬉しく思う」
→今週から全体練習に合流、デスポトビッチ選手インタビュー

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さらに、きのう突然大原に現れた、

「メッシにも勝ってる。距離だけで(笑)」

日本全国をドリブルで縦断中(なんと現時点で4500㎞!!)という、石部竜太さんのインタビューも届けします

お楽しみに

3月22日 「自分の存在を知ってもらいたい」

どうもです

スッキリとした青空からは、やわらかい陽射し

徐々に咲き始めた桜がピッチを囲む大原、春めいてきました

それと共に、監督の歩行スピードもグングンと上がっています

「いやぁ~、僕もビックリしましたよ」(岡本選手)

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練習午前10時頃からスタート

ウォームアップ後、選手達9人×3グループに分けられます

一方2グループが入り、9対9のハーフコートゲーム

もう一方、1グループが天野コーチの丁寧な指導を受けながらのシュート練習を反復

これらを約20分でローテーションする流れでした

赤、白、黄

ハーフコートゲームで監督、各色グループの組み合わせが代わる毎に、様々な要求をしていました

例えば、赤(攻撃陣のレギュラー中心)VS黄(控組中心)の時

「奪ったらすぐにタテを狙う。右、左ないよ。1つの選手に周りもよく反応するように」

「ゴールに向かって判断を早くするように」

赤VS白(守備陣のレギュラー+日頃ベンチ入りしている選手が中心)の時になると、

「大事にしてほしいのはファーストタッチ。前が空いていたら運ぼう。パスを出す相手にマンマークがついていたら、持ち出すことで数的同数の状況が変わる」

「サッカーバタバタしていたらできない」

「タテに入った瞬間の切り替えを早く。味方がどこに出すか、どういう展開をするか予測しよう」

それらをより効率的に浸透させるべく、設けられたタッチ数制限と、パスを出した選手への「リターンなし」というルール設定

選手の組み合わせどうこうで、言うことが特段に変わっているわけでも、新しいことを言っているとも思えません

毎回ゲーム開始前に、監督がハッキリとしたメッセージを発することで、選手の頭と身体の集中力が保たれるはず

そのための一工夫と解釈します

効果てき面!?

ゲーム内容について、真剣ムードが漂っていました

最後に行われたレギュラーに近い組同士の対戦、「ラストゴール」宣告から約5分間、互いに譲らず

監督も積極的なプレーには迷いなく「ブラボー!」

関口選手の右足インサイドシュートがゴール右上に突き刺さった時には、そこら中から歓声が沸くほどでした

「(自分のゴールで終わった感覚!?)それよりも、・・・(息を切らしながら)楽しくできたので、良かった」(関口選手)

「おもしろかった!」(槙野選手)

「おっさん口ばっかで若いのを引っ張る!」(坪井選手)

と選手それぞれ充実した表情を浮かべていました

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桜の定点観測継続中

次の新潟戦、来週行われます

したがって、しばらく大原での日々です

そんな時、出場機会に乏しい選手への関心も高まります

最近で言えば、永田拓也選手

公式戦を控えた頃のゲーム形式で、メンバーに入れず、隣のピッチで他の若手選手やケガ明けの選手らと共に、別に用意されたメニューをこなすことも少なくありません

だからこそ、今がチャンスなのです

「こういう機会なかなかないし、試合がない時に、チームが良い競走をすること監督も期待していると思うので、集中していきたい」

レギュラー組との対戦で、より力が入っていました

「良い見本というか、目標にできる選手がたくさんいるので、前向きに取り組んで自分の良さをもっと出していかないと行けない」

今日は坪井選手も同じグループに入っていました

「(おっさん口ばっかで若いのを引っ張る!と言ってましたよ)いやいや、ツボさんが一番動いてた。ベテランの選手も手を抜かずにプレーしているので、本当に良い選手ばっかりで、見習いたい」

J2を経験した永田選手がそう話すと、説得力があります

自身のプレーについても、つまらないミスでボールを失う機会が減りました(2010年頃、ナイチェルコーチが残念そうな表情をする機会も散見され・・・)

確実に成長しているはず

でないと困るし、示さないといけません

あさっての練習試合、90分×2本(45分×4本)

関係者が「あまり記憶にない」という長丁場のゲームです

永田拓也選手の出番も長くなることでしょう

「監督に自分の良さをアピールするチャンスだし、自分の存在を知ってもらいたい」

言われてみれば、監督シーズン前も他の新加入選手に比べて永田拓也選手についてコメントが少なかったです(最も、そういった質問がほとんどなかったのも理由としてあります)

「精一杯頑張る」

監督のみならず、常に多くの方に見守られている、そういった恵まれた環境について自覚しているのも、レンタルを経験した永田拓也選手ならでは

「今日の練習でもたくさんの人が来てくれた。自分の存在というのを、帰ってきてからまだ見せられていないので、こういうところからアピールしたい」

控え選手にとって、こういうところ=日曜の練習試合、大切な意味を持ちます

ただの練習試合でありません

時間のある方、大原へ足を運んでみていかがでしょうか

良かった、悪かった、もしくは特に何とも思わず、という印象に終わるかもしれません

それでも、彼らのプレーをしっかりと見ることが、1つのサポートにつながるはずです

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